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東京都よろず支援拠点の創業支援 満足度90.7%の拠点ノウハウ公開

よろず支援拠点とは、東京に事業所(支店、工場含む)を持つ事業者(中小企業、小規模事業者、創業予定者など)のための、ワンストップの経営相談窓口です。平成26年に内閣法として施行された「小規模企業振興基本法」に基づき、国(中小企業庁)が47都道府県に1カ所ずつ設置した経営相談機関です。無料で何回でも相談に対応してくれます。本拠点事業は『日本再興戦略』2015年改定版でも中堅・中小企業・小規模事業者の「稼ぐ力」の徹底強化という政策課題に対する国からの解決施策に位置づけられる事業です。 東京都よろず支援拠点は、全国3,809千社(2014年中小企業庁調査)の中小企業のうち、11.7%に当たる447千社が事業を営む東京都を担当しています。そのため質量ともに経験、ノウハウ豊かなコーディネーターとともに、日々、事業者さんのご相談に応じています。売上向上、補助金採択、黒字化、販路開拓など具体的な成果を多数あげています。今回は以上のような経緯も踏まえて、創業者の皆さんへ、お金をかけずに創業を成功させる3つのポイントについてご紹介します。創業者の多くの方と接して、ココだけ磨けばもっと良くなるポイント!について解説したいと思います。3つとも誰もがチャレンジできて、早期に効果が出るものですので、ご一読お願いします。まずは、3つのポイントからご紹介します。 1:売るモノだけでなく、買ってもらうコトを決める・磨く 2:貴社独自の視点でターゲット顧客を固める 3:よろず支援拠点を絡めて仲間(ビジネスパートナー)をつくる それでは、次節以降、個々についてご説明します。

1:売るモノだけでなく、買ってもらうコトを決める・磨く 2:貴社独自の視点でターゲット顧客を固める

例えば、ラーメン屋さんであれば、売っているものは当然ラーメンになります。繁盛していくためには、ラーメンが美味しいことは重要な要素ですが、それだけで必ずしも繁盛するわけではありません。利用客の目線で見れば、店主との関係や、アクセスの良さ、接客の感じ良さ、ポイントがたまるなど、様々な良要因が考えられます。そうであるならば、麺とスープにだけに経営努力を注ぐだけでなく、「なぜ、自店にお客さまが来てくれるのか?」という目線から自店を選んでもらう核を磨き上げる必要があります。言い換えればお客さまに何を買ってもらうかを決めて、それをレベルアップすることが重要になります。 ビジネスは「誰に何を(価値)どのように(マーケティング展開)」を固めないと「形」ができません。中小企業にとって特に重要なのが「誰に」という点です。人的にも資金的にも成約の高い中小企業にとっては、事業者の体力、立ち位置に合わせて、誰のどのようなニーズ(欲求や願望)を対象にするかを固めないと、プロモーションを具体的に展開できないからです。例えば、中央区月島にある高層マンションの一階の居酒屋さんでは、マンション居住者の中でも高齢の世帯向けに、宅配を始めることを提案したところ、トライアル(試食)体験→(美味しさ実感)→店舗利用の好循環に結び付き、月の売り上げが倍増したという事例もあります。対象ターゲットの「ピザなどの油っこくない、体に優しい和食をできたてで食べたい」という潜在ニーズに見事にマッチさせたことが成功しました。創業からわずか1年で経済産業省のグッドデザイン賞を受賞されたリトルピアニストさんは、ピアノを習う女子学生の発表会ニーズにしぼり、ヤマハなど、音楽楽器大手への販路開拓に成功されました。

3:よろず支援拠点を絡めて仲間(ビジネスパートナー)を創る

従業員も資金もノウハウも少ない創業段階の方が成功するためには、ご自身が頑張ることが何よりも大切ですが、「無償で」「喜んで協力してくれる」他人の協力を得ることも非常に重要となります。東京都よろず支援拠点は、拠点の使命として「無償で」「何回でも」「必要に応じて」事業者の課題解決に向けて経験豊富なプロのコンサルタント(コーディネーター)が皆さんの応援団として多様な専門性(売上向上、事業承継、販路拡大、経営改善など)を発揮して皆さんの事業展開を支援します。3年目になる本事業ですが、すでに多くの相談事業者の売上向上、補助金活用、販路開拓などの具体的成果を多数あげてきました。 例えば、創業者や中小企業者のための認知度、理解度、信用力向上にために、都内各地の商工会議所、商工会等の方々とネットワークを築いています。具体的には地域の創業者に合ったPR支援や、区役所、市役所の商工業、産業振興関連部門の方々とも連携し、各事業者さんに適した人脈、ノウハウ構築に貢献しています。政府系金融機関、民間の金融機関の方々とは、資金繰りや資金調達のみならず、販路開拓のためのマッチング支援や商品開発のための専門家相談などの面でも多くの事業者さんを支援しています。例えば老朽化した設備更新を図るために、モノづくりのための補助金など、補助金活用や新事業展開に必要な、ホームページ開設費用を「小規模事業者持続化補助金」などを活用して課題をクリアした事業者もたくさんいます。新たな活路を築くために、よろず支援拠点を窓口に、連携先企業と出合い、有望なビジネスモデルを築いた事業者もいます。経営体制ができていない事業者は、よろず支援拠点が主催するセミナーに参加しながら、販売先や仕入れ先を獲得した事例も出てきました。  創業者の方々は大きな希望を持っている反面、その希望をどのように叶えるかという手段や経験がないのが一般的です。小規模、中小企業者の目線から「何が分からないか? が分からない」というところから、よろず支援拠点の相談はスタートします。私と一緒にこの使命を担ってくれているコーディネーターは、モノづくり、SNS、PR、プロモーション、商品開発のみならず、税務、法務に関しても専門的な見地から分かりやすくアドバイスがもらえるスタッフです。さらには、国家事業でもあるため各省庁、支援機関とも連携を取りながら必要に応じて貴社の「前へ」を具体的に応援しています。このコラムを読んでいただき、ありがとうございます。 「具体的に動けば具体的な成果は必ず出ます」みなさまの来所を心よりお待ちしています。
◆筆者プロフィール◆ 金綱 潤 株式会社ファイブスター代表取締役、
中小企業庁東京都よろず支援拠点チーフコーディネーター
独立開業後、ビジネスパーソン支援((学)産業能率大学総合研究所兼任講師)、起業家支援(初代小田原市インキュベーションマネージャー)、神奈川県担当地域活性化プロジェクトマネージャーなどで37社の地域資源活用、農商工連携の計画認定及び事業化、黒字化を支援してきました。2014年より東京都よろず支援拠点の初代のコーディネーターに就任し、年間2,000社を超える事業者支援をコーディネートしています。事業者の商品開発、需要開発、販路拡大、事業承継、海外展開等を支援し、経営革新、モノづくり補助金採択、小規模事業者持続化補助金採択等をサポートし売上向上や販路開拓等で具体的成果をあげています。好きな言葉は「MOVE ON!(やればできる!)」
左から、うめちゃん、奥田氏、鎌田氏、れいたん れいたん・うめちゃん: みなさん、こんにちは! れいたん: 今回は、起業する方にとっての大事な開業資金の調達についてのお話を、日本政策金融公庫の方に聞きに行ってきました。 (さらに…)
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