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長期密着取材! 独立開業への道365日

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「独立・開業」を目標に実際に起業活動を進めている方の年間密着取材、第2シーズン。開業までのプロセスや想いを中心に、苦労話や失敗談まで、リアルな姿を追いかけるドキュメンタリー。
菊地美由起さんプロフィール 岩手県の保育専門学校を卒業後、すぐに結婚。家事をこなしつつ、ファストフード店やコンピューター関連の仕事に従事。数年後、離婚を機に埼玉県へ移住した。1年ほどファストフード店と服飾店で経理として働いた後、総合病院に就職。9年後に退職し、乳幼児専門の保育園に正社員として就職。3年後、次女の結婚を機に、鎌倉に引っ越す。2017年3月末で保育園を退職し、翌月7日に鎌倉市内にフランチャイズの託児所をオープンした。

――先日取材でお伺いした時は、まだ備品が揃っていないとおっしゃっていましたが、オープンまでに室内の準備は整いましたか?

4月6日に食事用のハイテーブルや本棚、おもちゃ箱が届き、予定どおり窓際に配置しました。 それからウォーターサーバーも置くことにしたので、少しレイアウトを変更してカラーボックスを買い足し、排煙口の下にこどもたちのお昼寝用のサークルを置いてスペースを確保しました。 なんとか翌日7日のグランドオープンまでに間に合ったのでよかったです。 カラーボックスを遊び場と食事スペースの間仕切りにしようとしたのですが、”これくらいだろう”とサイズも図らず安易に買ってしまい、結果、ベビーゲートが入らないことが発覚したので、そちらは再度発注からやり直すんです。

――開業第1号の利用者はどんな方でしたか?また初めてご自身の託児所でお子さんを預かったわけですが、どんな気分でしたか?

前の日からドキドキワクワクして落ち着きませんでした。 フランチャイズ本部のホームページから予約をしてくださった遠方の方で、お子さんは5歳の女の子。 4月と5月の2回予約を入れてくださったのですが、初めて利用された時、お子さんが帰り際に「ママ、もっと遊びたい」とお母さんにお願いしているのを聞き、本当に嬉しかったですね。 2回目にいらした時も「楽しみにして来ました」とおっしゃってくださったんです。

――そうなんですね。ゴールデンウイーク中、鎌倉市内は観光客で混雑したと思いますが、託児所はいかがでしたか?

街はかなり混雑していました。 でも残念ながら観光客のお子さんの預かりはなく、まだまだ私の託児所が認知されていないと実感しました。 でもゴールデンウイーク前に、娘と話し合って“おむつ替えスペースの無料開放”をやろうということになり、SNSと店頭の看板で告知をしたら、何人かおむつ替えスペースを利用してくださったんですよ。 来てくれたママたちから「鶴岡八幡宮まで行ったけど、ベビーカーで上宮まで上がることができなかったので断念しました。この託児所を知っていたらこどもを預けて行ったのに…」とか「鎌倉の街はおむつ替えできる場所があまりないので助かりました」と声をかけてもらえたので、やはり皆さんに知ってもらうことから始めなくてはと思いました。

――知名度を上げる方法や対策など、何か考えていらっしゃいますか?

はい。地元の人に向けてスペースの開放日を設けようと思っています。 利用者の方には全員、会員登録をしていただき、初回登録保険料金をいただいているのですが、5月、6月は“母の日のプレゼント”をイメージして、お子さんのパパやおじいちゃん、おばあちゃんを対象に、登録料金を半額にします。 そしてその方々には、期間中の平日10時から16時まで、親子で遊べるスペースとして無料開放することにしました。 まずは家の近くにこういう場所があるということを知ってもらい、口コミで広げてもらうというのが目的です。

――ほかにはどういった販促活動をされていますか?

市役所や観光案内所などには既にあいさつに行き、フランチャイズ本部のチラシを置いてもらっています。 また場所柄、結婚式も多いのでブライダルサロンにも行く予定です。 「結婚式に参列する間、こどもを預けたい」というお問い合わせを何件かいただいたので、着付けや準備をしている時間に預かるサービスはどうかと思いました。 迷っているのは観光協会なんです。 おむつ替えのスペースがあるという告知はお願いできているのですが、チラシを置いてもらうとなると月にいくらかお支払いしなくてはいけないようなので検討中です。 ほかにも住所と電話、料金など最低限の情報がわかり、財布や手帳などにサッと入れられるようなコンパクトサイズのチラシも作りたいと考えているところです。

――まだ開店したばかりではありますが、いつ頃の黒字化を目指していますか?

5月の地点では、売上げ目標の3~4割というところなんです。 今のところ、想定内ではありますが、7月くらいには黒字になってほしいと思っています。

――最後に、開業してよかったと思う瞬間はどんな時でしょう。

まず、自分の大好きな鎌倉という場所に毎日通い、鶴岡八幡宮を見るだけで元気がでます。 そこに自分のお店を持てたというのは本当に嬉しい。 そしてこどもたちと密に関わり、楽しそうに遊んでいる様子を見るだけで幸せな気持ちになります。

「-Season2-長期密着取材! 独立開業への道365日」シリーズ 次回の更新は、2017年6月2日(金)。 Uターンした山梨県で開業準備中の橋爪ご夫妻編(第6回)予定。 条件に合うような購入物件に出合えたのか!?お楽しみに!

更新日:2017/5/26
文:堀家かよ 撮影:吉原朱美

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2015年11月、佐々木礼子さん(仮名)の年間密着取材を開始しました。「EU圏でキャビンアテンダントとして長く働き、永住権も取得したのですが、体調を崩したことをきっかけに日本に戻ってきました。でも、転職ができないので、独立しようと思ったんです」とお話しくださいました。 いつも前向きで、背筋をシュッと伸ばした佐々木さんが、独立すると心に決めてから、起業形態・業種選びを模索する中、その時その時の思いを伺ってきました。 >>バックナンバーはこちら

2015年夏に独立を決めたのは 転職がうまくいかなかったから

航空会社の専門学校を卒業してからは、秘書とか通訳、アジア圏の航空会社のキャビンアテンダント、飛行機の機内通訳を勤めた後、EU圏でキャビンアテンダントになったんです。英語圏でなかったので、最初の2年は日常会話もできなくて泣いて過ごしていましたが、こんなことではダメだと踏ん張りました。
言葉に不自由しなくなり、仕事も覚え、仕事がオフの期間はアメリカの大学にも通って勉強をして過ごしていたが、体調を崩して帰国を余儀なくされる。
日本で就職しようといろんな会社を受けるたんですが、使いにくいと思われたり生意気だと思われたりするのか、受け取るのは不合格の通知ばかりで…。150社はエントリーしたと思います。だからね、もう転職じゃなくて独立しようと思って。

説明会やセミナー、アントレカウンターで 見分を深めるなど、行動の2015年秋

独立開業はこの秋の某国家資格を取得してからだと決めています。この資格があればフリーとしても働けるので、自分がやりたいと思う仕事で独立するために、朝4時から寝るまでアルバイト以外の時間はずっと勉強しています。
資格を生かした独立を目指す佐々木さんが興味のある業種は、通訳・翻訳、中古車の輸出、航空会社の教官、旅行関連、不動産など、様々だが、事務も法務も営業も、もちろん経営の知識も経験もないのに起業するなんて無謀じゃないかと思うこともあるという。フランチャイズのようにパートナーがいる独立のほうが良いのではないかと悩みながら、自分に合った道を模索していた。
いろいろ悩んでいたら、「アントレ独立カウンター」が無料でセミナーと個別相談を行っていると知ったので、さっそく申し込みました。相談員の方に、気になるフランチャイズがあるなら、実際に目で見て確かめた方が良いと勧められたので、気になっていた輸出関係の某フランチャイズの説明会に行ったんです。 もともと、メールをしても返事もないような状態だったので、私には合わなそうだと迷っていて。実際の説明会でも対応が悪く、自分には合わないと感じました。 ほかのフランチャイズは違うかもしれませんが、たくさん資料請求した中から選んだ会社がこの結果だったので、フランチャイズは選択肢から外すことにしました。

方向転換を重ねた 2016年冬~2016年春

某国家資格は残念ながら不合格だった佐々木さんだが、前向きな姿勢は変わらない。
健康でいれば、いろいろなチャンスに巡り合い、それをモノにできると思いますので、そう信じて次の試験も頑張りたいと思います。周囲の応援あってこそ自分があるので、感謝の気持ちを忘れず、明るく元気に過ごしていきたいです。
独立の選択肢から外したフランチャイズだったが、気持ちをリセットしたという佐々木さんは、年始に急きょ某フランチャイズの説明会に参加することに。
もともと気になっていたフランチャイズなんですけど、加盟金が高かったので説明会は行かなかったんです。たまたま自宅付近で説明会が開催されるっていうから、参加したら、本当にいろんな質問に気さくに答えてもらえて。加盟金さえ高くなかったら決めても良いかな?と思ったくらいだったんですが、車の運転が必須で…。私はペーパードライバーで運転に自信がないから諦めました。 でも、この説明会で、日本の伝統工芸品を製作・販売している代理店業があって!海外に販売したりしているらしいから、キャリアが生かせるかと思えたんです。
さっそく、翌月、その伝統工芸品を扱う代理店の説明会にも参加したという。
日本文化を海外や訪日外国人向けに発信する事業というのは、まさにやりたかった仕事!スタッフの皆さんが熱心で、どんな質問でも、すぐ答えてくださいます。 会社の風通しが良さそうですし、返信が早いので好感が持てますね。私も東南アジアを中心にヨーロッパや中東からもお客さまを呼び込みたいです。
この時期、アルバイトを辞めたものの、次のアルバイトがなかか決まらずもどかしい思いをしていたが、独立の方向性がまとまってくるとともに、アルバイトの方も随分前に履歴書を送った企業から急に声がかかり始めるなど、ものごとが一気に動き始める。

フランチャイズを選択肢から外し 再び方向転換した2016年夏

専門学校の非常勤講師や家庭教師と複数のアルバイトで忙しくなった佐々木さん。 日本の伝統工芸品を製作・販売している代理店の工房に、最終確認のため見学へ。
見学の後、やっぱり個人で独立しようと決めました。代理店として独立するには多額の費用がかかるという、マイナスイメージを払しょくすることができなくって。 元々フランチャイズには興味がなかったのですが、自分一人の力で独立する自信がなかったのでフランチャイズで……と考たんですが、独立できる国家資格もいくつか持っているので、思い切って1人で開業しようかな……と思い始めました。 英語教育関係から始めて、めどが立ったら、旅行業務取扱管理者の資格を生かして、訪日外国人に観光案内をしたりしたいですね。
この頃、アルバイト先の同僚から塾の講師アルバイトを紹介されるなど、仕事の依頼が次々と舞い込んでくるようになり、某国家試験も近づく中、講師業で超多忙となった。
いただいた仕事はすべてお引き受けするつもりで頑張っていかないと未来は開けないんじゃないかと思っています。 去年の転職活動は何百通と履歴書を書いて、落ち続けていたので、講師業で初めて自分が評価されたと嬉しく感じています。 今さらですが、転職がうまくいかなかったのは、会社選びを間違えていたからかもしれませんね…。実は経営者としてのオファーももらいましたけど、今は独立しか視野にないのでお断りさせていただきました。

独立準備は残すところあとひとつ。 目標の某国家試験に受かるだけの2016年秋

講師業が多忙を極め、「次の某国家試験、難しいかも」と取材中に一度だけ弱音を吐いた佐々木さんだったが、試験を間近に控え、ポジティブに。
試験に合格したら2017年春くらいには英語教育と訪日外国人向けの観光案内で独立したいです。仕事のオファーも本当にたくさんいただいていて、みなさん、私の開業を待ってくださっているんです! 転職活動をしていた時はWEB応募も含めると、おそらく300通は、履歴書を書きましたがうまくいきませんでした。 でも、その苦い経験のおかげで、就職指導やさまざまなジャンルの講師としてのお話がいただけるなんて、あの大変な時期があったからこそでしょうね。 世の中に無駄な経験はない…自分の身の周りに起こること全てに意味があり、そしていずれは必ず解決する…。というのは、まさにこういうことなのだと思います。

佐々木さんの笑顔とともに ~取材を終えた編集部

2015年、初めてお会いしたときは、転職活動がうまくいかなくて、とお話しくださった佐々木さん。 当時も笑顔とともに語ってくださっていましたが、2016年冬に、気に入った代理店と出合った頃から笑顔が変わったように感じました。ご自身の方向性が決まった安心感からなのか、心から独立に向けた活動を楽しんでいるようにお見受けしました。 ちょうどその時期に、アルバイトも決まり、どんどん仕事のオファーも増え、お会いするたびに笑顔が増えていったように感じています。 いつも周りに感謝の気持ちを持ち、自分に厳しく、目標をもって歩み続けていく前向きさが、新しい道を切り開く原動力なのかもしれません。

更新日:2016/10/28
文:樋口代史子 撮影:中村公泰
撮影協力:八重洲ブックセンター本店 喫茶ティファニー

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2016年10月28日

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2015年11月、中北一郎氏(当時47歳)の年間密着取材を開始しました。2015年夏、取材にご協力いただける方を募集したアントレ編集部は、多く独立開業希望者と面談をさせていただきましたが、中北さんの場合は「それは、だいたいいつ頃のエピソードですか?」と伺うと、「○月×日です」と、時にメモを見ながらも、はっきりと丁寧に答えてくださっていたのと、「何でも隠さずお答えします」とおっしゃっていたのが印象的でした。 その後、独立開業を決め、経営者となった中北さんに色々な話を伺ってきました。 >>バックナンバーはこちら

○転職先の内定を辞退して独立を決めたのは 「また会社員やるの?」という妻の一言

大学卒業後、ソニー株式会社に入社したのは、独立したいと思っていたからだという中北さん。
大学時代にね、脱サラして起業した友人のお父さんから、成功している会社に入って勉強することが独立への一番の近道だという助言をもらったんですよ。 会社員時代も、ずっといつかは独立するという想いはもっていましたね。具体的に動き出したきっかけは、2012年の早期退職制度の募集だったんです。 その時は、申し込むのが遅くなっちゃって応募できなかったんですが、仕事の区切りもついたし新しいことに挑戦してみたいと思うようになりましたね。 そうこうしていたら、2014年にもまた募集がかかったので、今度はすぐ妻に相談し、即、応募して転職活動を始めたんです。
退職が決まり、「新しいこと」を目指した中北さん。しかし、独立ではなくキャリアを生かしての転職活動をしていたという。
実は、ある企業から良い条件の内定ももらったので、半分くらいそちらに行く気でいたんですが、本当に良いのかな?と妻に相談したら、また会社員やるの?と言われて。ビックリしましたよー。
奥さまのこの一言が独立の転機になる。
さっそく、脱サラして開業した奥さまのお父さんに電話をしたんですよ。その時初めて会社を辞めること、既に内定をもらっていること、家族の生活もあるのでリスクのある独立は迷っていることを相談したんです。 そしたら、自分で何かやると思っていたよと言ってもらえたので、独立を決めました。

○IT関連での起業は考えていましたが フランチャイズで開業しようとは思っていませんでした

奥さまのお父様から「自分のスキルを生かせる仕事を始めた方が良いんじゃないか」と独立の助言をもらった中北さん。 IT関連での独立を考えていたが、たまたま、友人に教わった日米フランチャイズEXPOに参加し、初めてフランチャイズビジネスを考え始めたという。
興味を持ったのはパソコン教室ですね。私もパソコンに携わる仕事をしてきましたし、人に教えることはもともと好きですし。 初めはね、フランチャイズを信用していなかったんですよ。しかも、パソコンが普及した時代のパソコン教室なんて。でも、言われてみれば、うちの近所に10校も教室があったんです。 そこで、儲かるからくりを調べてフランチャイズのパソコン教室関連10社くらいコンタクトをとって話を聞きに行ったり、実際に体験入学してみたいりしたんです。そうするとね、ビックリすることに、思いのほか、人が来るんですよ! 平日の午前中でも賑わうので、いけるんじゃないかと実感しました。

○数あるフランチャイズから、今の本部を選んだのは データを重視する考え方が自分に合ったから

いくつかフランチャイザーに話を聞きに行きましたが、統計など数字を見るフランチャイズが自分に合うと思いました。フランチャイザーの持っている膨大なデータと研究結果は安心感があります。あと、開業していらっしゃる方にお会いして話を聞くことが出来たので。
フランチャイザーからは、店舗の立地をいくつか提案してもらったり、教室をオープンする前はオーナー研修やスタッフ面接時のロールプレイングなど、びっしりと研修をしてもらったという。 自宅にはオープン前までに見ておくべきDVDなどがビッシリだったが、新しいことに踏み出した中北さんは、開店準備の疲れをもろともせず終始にこやかにお話しくださいました。

○フランチャイザーによる細やかなロールプレイングを終え2016年2月5日に念願のパソコン教室をオープン!

スタッフを採用すると、今度は開店直前まで全員でフランチャイザーのロールプレイング研修を受講。
教室の工事が1日後倒しになってしまったので、実際の教室で行うスタッフ研修も遅れたりしてバタバタでした。チラシ配り、新聞折り込み、ポスティングなどの販促もしました。いよいよオープンだと毎日ワクワクしています
販促方法やユニホームなど、決めることは盛りだくさんなこの時期、「責任も決定権も自分にある」とことあるごとに嬉しそうに口にしていましたす。 教室にいつ伺ってもスタッフさんと旧知の仲かのように軽口を叩いていたのが印象的です。

○開業後に気づいた唯一の失敗点は 「お金を借りられるだけ借りなかったこと」

開業から2カ月。それまではお金のことを口にしなかった中北さんだったが、収支が気になりだした。
販促費がかかって仕方がないんです。ひと月に80万円以上かかったりするんですよ。人件費や求人募集の費用、販売促進用のチラシなど、これが想定以上にかかる。 契約前にフランチャイザーから提示されていましたが、あれは本当に最低限ですね。開業前は支出を抑えたいと思って日本政策金融公庫からの借り入れを少な目にしましたが、追加融資を受けることは難しいので、こんなことなら初めに満額借りていればよかったですよ。
生徒を呼び込むための販売促進費や、スタッフの追加募集、パソコンの不具合による総取り替えなど想定外な自体が中北さんを襲う。

○人とお金に悩まされる日々を送るも 「スタッフが全て。結果はついてくる」の信念

教室をオープンしてから1カ月目で1人のスタッフが退職。その後も「思っていた仕事内容と違った」などの理由から辞めるスタッフが。 開校から半年、3人目のスタッフが退職したときは、初めてポジティブではない言葉が飛び出す
退職理由を聞き、数カ月働いただけで仕事の何が分かるのかと少し憤ってしまいましたね。長く勤めたソニー株式会社では、雇用形態に関係なくみんな、髙い意識を持って責任ある仕事をしていたので、そんな理由ですぐに退職を決めてしまうなんて、考えられなかったんです。 経営側としては辞められてしまうと本当に痛いんです。3カ月で辞められてしまうと100万円がパーですからね。 人を1人育てるのには作業とお金がかかっていますが、当の本人はそんなことは関係ないですからね。本当に悔しいですよ
人を動かすことはマニュアル通りにはいかないと痛感した中北さんだったが、その後はITに強くなくても一生懸命やろうという姿勢を持った方を採用するなど、フランチャイザーの採用マニュアルに自身の経験をプラスして運用しているよう。 常に「スタッフが全てですから。きちんとやっていれば結果は後からついてきますから」と口にする中北さん。 なかなか黒字化しない中、スタッフの正社員化手続きも開始。さらに、フランチャイザーからは人件費が多いと指摘を受けるも、
赤字でも人件費だけは削りたくないんです。スタッフのモチベーションを保つためにも。アルバイトってすぐ辞めることができちゃうけれど、教室のことを真剣に考えて、意見してくれるような、本当に良いスタッフたちに恵まれていると思うので。

○結束の高まるスタッフと中北さん 今後の複数店舗経営の実現に向けて

アントレ編集部はスタッフ5名に「経営者としての中北さんはいかがですか」と個別に聞いてみたところ驚くべきことに全員から同じ返事が返ってきた。 それは、「いいことも悪いことも、思ったことは直接中北さんに話しています」という言葉。これには取材陣も驚きを隠せなかったが、確かに取材中も、家族のような距離感で話をする場面は何度もあった。 スタッフからは「皆さんの教室ですからって中北さんはいつも言っています」「一番大切なのは生徒さんだから、生徒さんのためになると思うことは相手が誰でも遠慮せずに話し合いをしています」という返事。中北さんの思いとスタッフの意識は共通のものでした。 そして、驚いたことに、スタッフは副業で教室勤務をしているという方がほとんどでした。中北さんは開業前から複数教室経営をしたいと語っていたので、これは矛盾しているのでは?と聞いてみたところ、
「経営を任せたいと思う人はもちろんですが、うちで学んで世界に羽ばたいてほしい人も採用しているんです。大学生も雇いました。うちで働いた経験が次のステップになればいいと思っています」
今の夢は、教室が黒字化して経営が安定したら2校目を出すこととだという。
成熟して既にパソコン教室があるような街ではなく、これから成長していく可能性のある街で開業したいですね。つくばエクスプレス沿線あたりとかいいですね」
1年間の取材を振り返り、この取材の間に黒字化しなかったことがとても残念だと言っていた中北さん。
1年前と変わったことはありません。全て想定内です。1年前の自分にアドバイスするとしたら、借金は満額するべきだというくらいですかね。会社員時代に比べて、自分で全ての判断ができるのは自分に合っていると感じますし、ストレスも減りました。
いつ取材してもイキイキと楽しそうに働いていた中北さんは時に苦しむことはあれど、常に裁量権を持つ経営者であることを楽しんでいるようでした。

更新日:2016/10/21
文:樋口代史子 撮影:吉原朱美

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2016年10月21日

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アジア圏・EU圏でキャビンアテンダントとして活躍した佐々木礼子さん(仮名)が選んだ『独立開業』という次のキャリア。彼女が何を考え、何に悩み、そして進んでいくのかに迫った長期密着取材。2015年11月からお送りしているシリーズの最終回。 某国家資格を取得してから独立開業したいと考えている彼女だが、試験日が差し迫ってくる中、アルバイトの講師業は多忙を極めている。 >>バックナンバーはこちら

人脈が増えた分だけ講師業のオファーが来るように

先月同様、講師業のアルバイトが順調な佐々木礼子さん。 講師仲間や昔の同僚、知人からの紹介によるオファーが後をたたず、現在では専門学校の7校8教科のオファーに加え、大学や企業からも英検やビジネスマナーの講師の仕事から声がかかっているという。
実は転職活動を始めた頃、国内でエアラインスクールや英会話スクールの仕事が決まっていたんです。 当初は“今までの経験や知識を生かした仕事をしてください”と言われていたのですが、蓋を開けてみたら全てにおいてもその会社のやり方で進めなくてはいけなかったんです。 それで、これはきっと人間関係がうまくいかなくなるだろう…社風が自分には合わないだろうと判断してやめました。 それからは、自分から積極的に行動することがなくなってしまって…。そんな時、ある知り合いの人から“今までのように自然体でいた方がいい”と言われて、そこからなんだか吹っ切れたんです。
1年前に比べたら、人脈が格段に増えたという佐々木さん。
アルバイトを再開してみたら、いろいろな出会いがありました。今までの知り合いやツテなどで、あれよあれよという間に仕事が増えていきました。 専門学校の講師や家庭教師の仕事をするようになって、今までと一番違うのは、人の話をすごく聞くようになったこと。年齢が上になればなるほど、注意や助言など周りの人は何も言わなくなりますよね…。 だから逆に周りの人に、何か間違っていないか、このままで問題ないかをことあるごとに聞くようになりました。 それによって、より人とうまく関われるようになったと思います。
この人脈を生かし、今秋の某国家試験に合格したら来春には都内で開業を予定している。 「私を待ってくれている人がいますから」とキッパリ言い放ち前を向く佐々木さん。 転職がうまくいかなかったこと、アルバイトが決まらないつらい時期を乗り越え、これからも前を向いて進み続ける。

更新日:2016/10/14 取材・文:堀家かよ 撮影:中村公泰

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2016年10月14日

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ソニーの品質保証で23年。学生時代から独立を夢見ていた48歳サラリーマンの中北一郎さんが、なぜフランチャイズのPC教室という形で独立開業の道を選んだのか?何から考え、どこで悩み、何を目指してどうなっていくのかに追った長期密着取材。2015年11月からお送りしているシリーズの最終回。 開業して7カ月。黒字化にならず、資金繰りが厳しい中でも人件費だけは削らないという理由を聞いてみました。 >>バックナンバーはこちら

赤字続きでも人件費だけは削りたくない!

10月1日、教室初の社員誕生に向けて、約3カ月前から会計事務所に相談していた中北さん。
これからも助成金制度を活用して、計画的に社員を増やしていきたいと考えています。オープン当初の予定では、1年後には黒字になって少しずつ教室を増やして経営をしたいと思っていたのですが、いろいろなトラブルやスタッフの退社などがあったので、まだ達成できていないのが現状。 本当ならこの年間取材が終わるまでに黒字になるはずだったんですけどね…。本部からも人件費を抑えるように…と助言をもらいましたが、スタッフのモチベーションと人の質だけは落としたくないんです。そこが経営の難しいところだなと思いますね。開業前から希望していた複数店舗経営については、実はすでに本部に1、2回相談していて、場所と資金が整えば…と思っています。 これから成長していく可能性のある街で開業したいと思っているので、今のところ、つくばエクスプレス沿線あたりを考えていますが、まずは今の教室を軌道に乗せることが一番ですね。
経営がなかなか順調に進まず悩みの多い中北さんだが、通学している生徒さんたちは着実に成果をあげているよう。
昨年4月にMOS(マイクロオフィススペシャリスト)に認定校されたのですが、うちの生徒さんで受験される方も増えてきました。 毎週土曜と日曜に試験を開催していますが、すでに3名の合格者が出ました。これはとってもうれしいことですよ。最近ではMOSを取るために入会する人も出てきましたから…。こうして少しずつ生徒さんが増えていくことが大切だと思います。

更新日:2016/10/7
取材・文:堀家かよ 撮影:中村公泰

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アジア圏・EU圏でキャビンアテンダントとして活躍した佐々木礼子さん(仮名)が選んだ『独立開業』という次のキャリア。 彼女が何を考え、何に悩み、そして進んでいくのか。2015年11月から365日長期密着でお送りしているシリーズ第23弾。 講師業のアルバイトが花を咲かせ、人づてに仕事のオファーが次々と舞い込みはじめた佐々木さんに密着! >>バックナンバーはこちら

自分の身の周りに起こることは全て意味がある!と実感

この秋に受験する国家試験に合格したら、2017年春頃をめどに、英語教育と海外からの観光客を対象に日本国内を案内する観光業で独立を考えている佐々木礼子さん。 現在は、資格取得のための勉強をする傍ら、専門学校・塾の非常勤講師、家庭教師など複数の講師アルバイトをこなしている。 数々のオファーはとどまるところを知らず、またもや、知人を通して大学、企業からマナーや検定関係指導の仕事を受けることになったという。
2~3年前、履歴書を200通くらい書いて、WEBアプライの応募も含めると、おそらく300通は、超えているだろうと思うほど、転職活動していました。 その苦い経験が積み重なり、今こうして就職指導やさまざまなジャンルの講師としてのお話がいただけるなんて、あの大変な時期があったからこそなんでしょうね。 あの辛い思い出は、私にとって必要不可欠だったんだな…と思うと、とても不思議な感じです。 人がよく言うように、世の中に無駄な経験は何ひとつない…自分の身の周りに起こること全てに意味があり、そしていずれは必ず解決する…。まさにこういうことなのだと思います。
国家試験も近づき、一時は合格するか心配だと少し弱気になっていた佐々木さん。 海外のエアラインで客室乗務員をしていた頃の激務や、数々の資格を取得するために勉強してきたことを思い出し、“今までいろいろなことがあったけれど、乗り越えてきた。忙しいからといって落ちるようではダメ”と自分を戒め、前を向いている。

次回の更新は、10/14(金)お楽しみに!

更新日:2016/9/30 取材・文:堀家かよ 撮影:中村公泰

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ソニーの品質保証で23年。学生時代から独立を夢見ていた48歳サラリーマンの中北一郎さんが、なぜフランチャイズのPC教室という形で独立開業の道を選んだのか?何から考え、どこで悩み、何を目指してどうなっていくのか?2015年11月から長期密着でお送りしているシリーズ第23弾。 開業して約半年。初の決算月を迎える中北さんに密着!>>バックナンバーはこちら >>バックナンバーはこちら

赤字続きでまだまだ余裕を持てない中、 初の決算期を迎える新米社長奮闘記

9月に初の決算月を迎える中北一郎さんのパソコン教室。
初めての決算で、分からないことだらけですが、本部の担当会計事務所に協力をしてもらいながら進めています。今、教室に出向くのは週2、3日程度。あとはほとんど自宅兼事務所で決算作業に追われてますね。 まだまだ赤字続きで、財政的には非常に厳しい状態です。10月にはスタッフの正社員登用を予定しているのですが、業績が思わしくないため、もしかしたら少し延期にする可能性もあります。 もともと意識の高いスタッフなので、正社員になってからも仕事に対する意識は維持してくれると思います。しっかり教室のことを考えて行動してくれる方なので心強い。 とにかくスタッフにいろいろな意味で負荷がかからないように気をつけたいと思っています。妻もいろいろな場面で応援してくれていますよ。でもなかなかプライベートな時間が作れないので一緒に過ごせないのが残念なんですよ。
一方教室では、MOS(マイクロオフィススぺシャリスト)を受験する生徒も増えてきたという。
将来的なことを考えて、開業時からMOS受験校の資格を取得して、試験校になろうって決めていました。そのかいあって、初めて受験する生徒さんが出てきたんですよ。 私は試験官もやっているので、合格できるか本人以上にドキドキです!今までの努力する姿をを見てきているので、合格してくれると本当にうれしい!きっとインストラクター冥利に尽きるでしょうね。

次回の更新は、10/7(金)お楽しみに!

更新日:2016/9/23
取材・文:堀家かよ 撮影:中村公泰

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撮影場所:八重洲ブックセンター本店 喫茶ティファニー

アジア圏・EU圏でキャビンアテンダントとして活躍した佐々木礼子さん(仮名)が選んだ『独立開業』という次のキャリア。 彼女が何を考え、何に悩み、そして進んでいくのか。2015年11月から365日長期密着でお送りしているシリーズ第22弾。 一時期はフランチャイズ加盟を真剣に検討するなど、今の決断に至るまで、いろんな道を辿ってきた佐々木さん。 今回は、大きな決断をする際に、どなたに相談するのかを伺ってみました。 >>バックナンバーはこちら

普段は無口であまり話さないという意外な一面がチラリ

2017年の独立開業を視野に入れ、専門学校の講師と家庭教師などのアルバイトをしながら連日忙しく過ごしている佐々木礼子さん。
この企画のインタビューではいつも快活でよく話す人という印象だが、“実は私、内向的な性格なんですよ…”という。
独立についても士業を営む友人夫婦以外には、周りの人たちに相談することはありません。 7月末に会った叔母も、お盆に帰省した時に会った家族にも、特に相談や報告はしなかったんです。
講師の仕事をしているのに意外…と思われるかもしれませんが、プライベートとなると本当に話しませんね。だから私が英会話をベースにした仕事で独立する!なんて言っても誰も信じてくれないと思います。
今は、講師をしている予備校から経営者としてのお誘いもあり、いろいろ悩むこともあるそう。 アルバイト先の同僚から紹介された他校の専門学校については、
8月末にスケジュールを提出し、先方の返事を待って訪問しようと思っています
と前向きに検討中だ。 開業までに取得したいと考えている秋の国家試験の受験日も刻々と近づいている。

次回の更新は、9/30(金)お楽しみに!

更新日:2016/9/16 取材・文:堀家かよ 撮影:中村公泰

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ソニーの品質保証で23年。学生時代から独立を夢見ていた48歳サラリーマンの中北一郎さんが、なぜフランチャイズのPC教室という形で独立開業の道を選んだのか?何から考え、どこで悩み、何を目指してどうなっていくのか?2015年11月から365日長期密着でお送りしているシリーズ第22弾。 前回に続き、開業6か月目を迎え、初の社員登用を進めることになった中北さんに密着! >>バックナンバーはこちら

個人個人の意識の向上、後にそれが利益につながるとスタッフを信じて

開校当初から働いていたアルバイトの1人を、初めて正社員にすることにした中北一郎さん。準備を進めるうちに今まで気づかなかったことが見えてきたという。
思いのほか、アルバイトやパート、正社員の違いはないことが分かりました。
一般的に正社員は安定性と言いますが、我々中小企業は決して安定しているわけではないので、正社員もアルバイトもほとんど差がありません。そのことにあらためて気づかされましたね。
逆に言うと、正社員はある程度時間に拘束されるので、社会保険や厚生年金などにメリットを感じなければ、アルバイトやパートの方がずっと自由度が大きいように感じるかもしれません。
企業側から見ても、正社員にすれば責任も重くなるので、双方にとってのメリットっていったい何なのか?あらためて考えました。私としては一緒に“責任を持って頑張ってほしい”という思いもあるので、正社員化を進めているんです。
最近女子大生のアルバイトが入り、さらにスタッフ同士の結束が固まったとか。
年齢も若いので、職務経験が浅い分、フレッシュ!先輩から見ると、何もできないように見えますよね。そこで再度、自分自身の行動に映してみて、間違いがないか、違う方向に向かっていないか、自分を見直すいいきっかけになっていると思います。
例えば、カルテの書き方や予約表の書き方など、教えているうちに、人によってバラツキが出てきちゃってますから…。教えるということは、自分自身が十分に業務を理解している必要があるし、自分たちの意識の向上にもつながっているんじゃないでしょうか。
よいメンバーたちがそろい、前向きに仕事を続けていけば、先日おきたPCデポの事件のように企業として倫理的に逸脱することなく、自然に利益が出るもの…と中北さんは考えている。

次回の更新は、9/23(金)お楽しみに!

更新日:2016/9/9
取材・文:堀家かよ 撮影:吉原朱美

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アジア圏・EU圏でキャビンアテンダントとして活躍した佐々木礼子さん(仮名)が選んだ『独立開業』という次のキャリア。彼女が何を考え、何に悩み、そして進んでいくのか。2015年11月から365日長期密着でお送りしているシリーズ第21弾。 今回は、佐々木さんの考える理想の先生像の話を通じて、自らの『なりたい自分』との向き合い方について語っていただきました。 >>バックナンバーはこちら

社員や常勤が考えられない。 あくまで独立開業が目標!

“今は講師業が楽しくて仕方ありません”と日々アルバイトに奔走する佐々木礼子さん。
実はEU圏に住んでいた時、“こんな先生になりたい”っていう先生に出会いました。 授業や講義が早く終わったり、休憩が異様に長い先生でした。もしかしたら自分が早く帰りたいからだったのかもしれません。面倒くさがりやかもしれません。
でも、私はそういう先生って、最高だな~っていつも思っていました。生徒も休憩の長い先生を好きだと思いますし、講義が早く終わる先生も好きでしょう。
採点するのが面倒だから、答えを教えてくれる先生も人気がありましたもん。私はそういうある意味、心の広い、器の大きな先生になりたいのです。
一風変わった理想の講師像を語ってくれた佐々木さん。
しかし、よくよく聞いてみると、家庭教師で英語検定の口述試験対策を教えていた時は「靴をパタパタさせて歩くのは面接官に失礼だからやめなさい」などのマナーや、「今週何をしたの?」という質問に「何もないです」とそっけない返事をした生徒に「コミュニケーションを取ろうという姿勢を持ちなさい」と、厳しく教え込んでいたという。
理想の講師像は、佐々木さんの真面目さを表しているのかもしれない。 最近、家庭教師の仕事が新たに2軒増えたそう。
今は予備校が日曜を除いて毎日。それから家庭教師が3人で、少しアルバイトを減らしました。
講師の仕事は楽しく、やりがいも感じますが、社員や常勤は考えられません。私の目標はあくまで独立開業。今は非常勤講師だから楽しくできるのだと思います。
ここ最近の佐々木さんは、連日放送されているリオオリンピックにも注目している様子。
スポーツ観戦が大好き。どの競技と限らず全競技に興味があります。大会1日目に水泳で金メダルを取れたことも本当に喜ばしい。
でも一番興味があるのは、バレーボールかな? 頑張ってほしいですよね。
2020年の東京オリンピックの時は、訪日外国人に英語で日本を案内する仕事に携われたらいいなと思います。

次回の更新は、9/16(金)お楽しみに!

更新日:2016/9/2 取材・文:堀家かよ 撮影:中村公泰

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ソニーの品質保証で23年。学生時代から独立を夢見ていた48歳サラリーマンの中北さんが、なぜフランチャイズのPC教室という形で独立開業の道を選んだのか?何から考え、どこで悩み、何を目指してどうなっていくのか?2015年11月から365日長期密着でお送りしているシリーズ第21弾。 今回はオープンして半年を迎え、初の社員登用を進めることになった中北一郎さんに密着! >>バックナンバーはこちら

いよいよ社員登用の準備。 スタッフと一緒に地道に頑張る!

いよいよスタッフの社員登用第1号が誕生する中北一郎さんのパソコン教室。 オープン以来スタッフが数名入れ替わる中、社員登用の決め手になったのは何だったんだろう。
ひとえに日々の業務の中で、生徒さんや教室のことを真剣に考えてもらえているかどうかです。一緒に仕事をしていると、言葉の端々にいろいろ出てきますから……。
ただ、社員登用は初めてのことなので、どんな手続きをふめばいいのか調べてみたんですが、よく分からなくて。もう社労士さんにお願いしちゃった方が間違いないかなと思って、8月10日に打ち合わせを予定しています。 いろいろ助成制度もあるので、ここはプロにお任せします。
8月2日に行われた中北さんの教室独自のイベント、生徒さんたちとの団扇作りも盛況だった様子。
パソコンに詳しい私たちからすると、生徒さんにはちょっと物足りなくないかなって不安もあったのですが、思いのほか好評で、とっても喜んでもらえました。
その様子を見て、スタッフもうれしそうでしたし、新スタッフにとってもいい経験になったと思います。次回は年賀状作りにする?ってみんなで話しているところなんです。
それから最近はみんなで『Pokémon GO』にハマってます。共通の話題ができたことで、意外と結束力の向上に役立ってるかもしれません(笑)。
利益がなかなか出ないのが悩みだというが、利益につながる新規加入が増えないものの、退会率が低い優良校とフランチャイズ本部から言われている中北さんの教室。 “スタッフと一緒に地道に頑張っていきたい”と語る中北さんの人柄が、教室に伝わっているのかもしれない。

次回の更新は、9/9(金)お楽しみに!

更新日:2016/8/26
取材・文:堀家かよ 撮影:吉原朱美

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独立開業が少し遠のくかも…… と不安も感じつつ充実した日々を送る

6月にスタートした予備校の講師、家庭教師、塾講師と“講師業”でさらに超多忙となった佐々木礼子さん。 責任感の強い彼女に向いているのか仕事は順調で、家庭教師の教え子2人は無事、英語検定に合格。その報告とともにさらなるステップアップを目指すつもりと合格発表日に連絡がきたそう。
専門学校の講師仲間の誘いで、また別の専門学校からも講師のオファーが来ました。その科目が、独立開業したら教えたいと思っている英語なんです。今講師をしている学校と、声を掛けていただいた学校の規定がうまく調整できるかどうかで、そちらの仕事をお受けするか決めたいと思っています。
キャビンアテンダントの仕事を辞め、去年は何百通と履歴書を書いて、試験を受けて、落ち続けて……。反対に今これだけお仕事のお誘いを受けて、講師業で初めて自分が評価されたと感じています。
今さらですが、転職がうまくいかなかったのは、会社選びを間違えていたからかもしれませんね……。
朝6時に起床し、家事をしたり、パソコン教室に通ったり……と日常のスタイルに変わりがないが、今一番心配なのは自分のための勉強の時間が取れないことだという。
今までは、朝4~5時に起きて自分の勉強が中心の生活でよかったのですが、講師業を始めてからは、授業の準備に追われています。とにかく自分のための時間が全然ないんです。
このままだと、独立前に取得しておきたい国家試験合格は今年は無理かも……。
と珍しく弱気な本音をポロリ。
今は講師業が楽しくて仕方ありません。人に教えることやアドバイスすることが大好きなんです。国家試験のための勉強時間はありませんが、独立開業のイメージだけはいつも頭の中にありますよ。
講師業はもちろん、いろいろな仕事で若い学生から年配の方までたくさんの人に出会い、刺激をもらいました。これは自分が独立開業した時に大きな財産になると思っています。

次回の更新は、9/2(金)お楽しみに!

更新日:2016/8/19 取材・文:堀家かよ 撮影:中村公泰

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人を動かすことは マニュアルどおりにいかない……と実感

スタッフが相次いで辞め、テンションが少し下がりぎみだった中北一郎さん。 たった3~4カ月働いただけで、思っていた仕事と違う……と言われてしまうこと自体、理解に苦しんだという。その半面、たった30分の面接と履歴書だけで、人を判断しなくてはいけないという面接の難しさも感じている。  
今までの面接は人当たりのよさや素直さを重視していました。 面接の時にそう感じても、実際に仕事をしてみるとそうではなかったり……人間関係だけはマニュアルどおりにいかないんだって痛感しましたね。
今は、生徒さんたちに教える仕事以外に、生徒数を増やすための営業や、教室内のこまごまとした仕事があることを理解し、一生懸命やろうという姿勢のある人を選ぶようになりました。
さぞかし中で働くスタッフも混乱しているのでは?と思い、6名のスタッフのうち、都合のついた5名に個別に話を聞いてみたところ、全員が全員、「いいことも悪いことも、思ったことは中北さんに直接話すので混乱することはない」という答えだった。 普通の会社なら上司に遠慮して言わない、波風を立てたくないから言わないという人がいそうなものだが、これにはびっくり。
スタッフ同士はもちろん、中北さんにも何かあるたびにすぐ相談しています。 ぶつかることも多々ありますが、一番大切なのは生徒さんたちが楽しく続けられるか、学べるか……ということだと思うんです。
そのためには相手が誰でも遠慮することなく話し合います。でも中北さんって穏やかに見えて意外と短気なんですよ(笑)
とスタッフの那須さん(仮名)。 同じく開業時からのスタッフである千頭さんは
中北さんは“みなさんの教室です”という感じで、何かあればすぐ中北さんに言える環境ですね。
他のスタッフもそうですよ。提案するとその仕事をさせてくれるので、特に中北さんに要望はないです。
開業後に入社した斎田さんは
気付いたことや止めてほしいことなど、要望は直接中北さんに伝えているので、不満を貯めこんではいないですよ。 パソコン教室だけでなく別の仕事もしているため、スタッフが減り週5日勤務となった時は正直大変でしたが、シフトの融通をきかせてくれるので働きやすいです。
と語る。 今月加入したばかりという段木さんにもお話を伺ってみると、
僕は士業で開業する予定なんで、開業資金を貯めるのと接客を学ぶため、面接を受けました。パソコンのスキルがないから不採用だと思っていたので、採用された時はビックリでした。
実は仕事を初めてからも、そのことで少し悩んでいたのですが、中北さんに相談したら“パソコンの知識や資格よりも生徒さんに教える姿勢が大事”と言ってくれたので頑張ろうと思えたんです。
その後、教室の鍵をもらいました。普通なら、「えっ?働き始めて数日で鍵を渡すの?」と感じちゃうところだと思うんですが、相談した後だったので、信用してもらえて嬉しいと感じましたね。
スタッフはPokémon GOの話題で盛り上がったり、職場の環境はとても良いと思います。
複数店舗の経営を目指す中北さんだが、ほとんどのスタッフは本業がほかにあったり、開業予定者だったりさまざま。
経営を任せたい人はもちろん、学んで羽ばたいてほしい人も採用します。ここで働くことが次へのステップになればいいじゃないですか。
現在、スタッフの1人を社員に登用する手続きを進めているという。

次回の更新は、8/26(金)お楽しみに!

更新日:2016/8/12取材・文:堀家かよ 撮影:吉原朱美

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人を動かすことは マニュアルどおりにいかない……と実感

スタッフが相次いで辞め、テンションが少し下がりぎみだった中北一郎さん。 たった3~4カ月働いただけで、思っていた仕事と違う……と言われてしまうこと自体、理解に苦しんだという。その半面、たった30分の面接と履歴書だけで、人を判断しなくてはいけないという面接の難しさも感じている。
今までの面接は人当たりのよさや素直さを重視していました。 面接の時にそう感じても、実際に仕事をしてみるとそうではなかったり……人間関係だけはマニュアルどおりにいかないんだって痛感しましたね。 今は、生徒さんたちに教える仕事以外に、生徒数を増やすための営業や、教室内のこまごまとした仕事があることを理解し、一生懸命やろうという姿勢のある人を選ぶようになりました。
さぞかし中で働くスタッフも混乱しているのでは?と思い、6名のスタッフのうち、都合のついた5名に個別に話を聞いてみたところ、全員が全員、「いいことも悪いことも、思ったことは中北さんに直接話すので混乱することはない」という答えだった。 普通の会社なら上司に遠慮して言わない、波風を立てたくないから言わないという人がいそうなものだが、これにはびっくり。
スタッフ同士はもちろん、中北さんにも何かあるたびにすぐ相談しています。 ぶつかることも多々ありますが、一番大切なのは生徒さんたちが楽しく続けられるか、学べるか……ということだと思うんです。 そのためには相手が誰でも遠慮することなく話し合います。でも中北さんって穏やかに見えて意外と短気なんですよ(笑)
とスタッフの那須さん(仮名)。 複数店舗の経営を目指す中北さんだが、ほとんどのスタッフは本業がほかにあったり、開業予定者だったりさまざま。
経営を任せたい人はもちろん、学んで羽ばたいてほしい人も採用します。ここで働くことが次へのステップになればいいじゃないですか。

現在、スタッフの1人を社員に登用する手続きを進めているという。

次回の更新は、8/26(金)お楽しみに!

更新日:2016/8/12
取材・文:堀家かよ 撮影:吉原朱美

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生涯現役。アメリカの広い大地のように 大きな心を持って生きていくのが目標

アルバイト先の予備校から、講師同士のつながりで声をかけてもらった塾の講師業。 引き受けるかどうしようかと迷ったものの、結局6月から始めた佐々木礼子さん。
家庭教師の教え子2人が英語検定の1次試験に合格。2次試験の面接を終了して、今結果待ちです。受験後、連絡をもらったのですが、2人とも“手応えを感じた”と、報告があったので、大丈夫だと信じています。
今までさんざん特訓しましたから……。でもこういう風に、教え子が試験に合格して教えた成果が出ればやりがいを感じるし、うれしいです。
今は自分のことより、専門学校、家庭教師、予備校の生徒のことで頭がいっぱい。自分にかける時間は限られているんです。
そんな佐々木さんが憧れる人は、今も現役のプロスキーヤーで登山家の三浦雄一郎さんとその父親・故敬三さんだという。
彼らに憧れる人、生き方を尊敬している人はたくさんいると思います。自立して1人で何でもできる自己管理能力、健康管理、自立心、体力、気力、自信、好奇心、教養、経験、優しさ、強さ、そして己を信じる能力、私の欲しいものを全て持っているおふたり。
広大な大地を冒険し、自然と闘ってきた彼らの生きざまを見ていると、自分って小さいな……っていつも思います。私もアメリカの広大な大地のように、広くて大きな心を持って生きていきたい。
常に緊張感を持ち、彼らのように一生涯働きながら生きていくのが目標なんです。
現在、起業を考えている旅行案内と英語教育事業をする会社は、見ているだけで癒やされるという大好きなヤシの木をあしらったロゴを使って、ハワイ語で“ありがとう”の意味を持つ「マハロ」を組み合わせた社名を考えているという。

次回の更新は、8/19(金)お楽しみに!

更新日:2016/8/5 取材・文:堀家かよ 撮影:中村公泰

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人を雇い、育てることは難しい……
今は人材投資の継続を優先

独立後、“人”で悩むという経営者は多いけれど、中北一郎さんもその1人。開校から半年の間になんとスタッフが3人辞めてしまった。
人を選ぶのって本当に難しいと感じます。教室がうまくいくのもスタッフ次第だと思っているのですが、いかんせん、仕事に対する意識の低い方が多すぎます。 独立する前に勤めていたソニー株式会社にはそんな人は1人もいなかった……。そのギャップに悩みますね。私は同じ会社で20年以上も働きました。だから3~4カ月程度で辞めてしまうなんて、私には信じられません。 ソニー(株)では派遣だろうが正社員だろうが、高い意識を持って責任ある仕事をやってきました。独立して、あらためて違う世界を見た気がします。
“人”に悩む中北さんだが、今回はスタッフを育てる対策として、新たな試みを始めている。
今いるスタッフに新人教育をお願いしているのですが、責任感が芽生えてきていると感じます。 先輩として、後輩を育てていく気持ちを持つことで、自分自身の教育にもなっているのではないかなと思います。
目指していた6月の黒字も残念ながら実現できなかったという。
スタッフに辞められると本当に痛い。辞めた本人は、そんなこと1つも感じてないだろうっていうのがくやしくてくやしくて……。 人1人を育てるのに、どれだけの作業とお金がかかるかなんて理解してないですからね。 3カ月で辞められちゃうと100万円がパー!今は赤字ですが、とにかくスタッフ優先で、人材への投資をすることだと思っています。

最後に今、一番気になるニュースは何ですか?と尋ねてみた。
7月31日に行われる東京都知事選ですね。現場を知らずに勝手な机上のことばかり言う政治家は不要です。 組織や上役に担ぎ上げられる人もいりません。自らの意思で動く、意識の高い人に任せたいです。うちの仕事と同じです。

次回の更新は、8/12(金)お楽しみに!

更新日:2016/7/29
取材・文:堀家かよ 撮影:吉原朱美

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次々と口コミで広がっていく仕事。 時間との闘いのような忙しさに

独立準備の山場の1つというべき、秋の某国家試験に向かって本格的な準備に入る予定だった佐々木礼子さん。 独立時には保有していたいと思っているため、この国家資格取得は外せないと考えている。しかし、思いもかけず次々とアルバイトの仕事が増え、うれしい悲鳴を上げている。
年間契約を結んでいる専門学校は、前期の全行程が終了しました。
無事に期末テストも終わり、後期の授業開始まで時間が空くので、いよいよ国家資格の勉強に時間を費やそう!と思っていた矢先、とある予備校から声を掛けていただき、そちらでも働くことになりました。
また、ひょんなことから、それとはまた別の専門学校からも講師のお誘いをいただいています。 後期からの授業なのですが、私が希望していた仕事内容だったので、これはラッキー!やってみようかな……と思ってみたり……。 でも毎日ではありませんが、家庭教師もやっているので、これ以上忙しくなると自分の状況がどうなってしまうか容易に想像できます。 3校目の専門学校のお誘いはよく考えて返答したいと思っています。
起床は毎日朝5時前後。その日のスケジュールによって準備も膨大になるという。
予備校は日曜日を除く毎日ですが、夕方に始まるので、午前中は、家事をしたりメールで連絡事項をチェック。
パソコン教室も続けています。今までパソコンの使い方をきちんと習ったことがなく、なんでも自分流にやっていました。
今は専門学校のテキスト作りに役立っていますよ。 日曜日は家庭教師の仕事があるので、お休みはありません。
独立したら英語教育関係の仕事を始めるという佐々木さん。 今は教えている専門学校での期末試験や家庭教師の生徒たちの英語検定試験の結果が一番気になるという。

次回の更新は、8/5(金)お楽しみに!

更新日:2016/7/22 取材・文:堀家かよ 撮影:中村公泰

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イギリスのEU離脱に期待!?
生徒を増やすきっかけになるのか?

パソコン教室の運営をスタッフに任せ、週3日出社するようになった中北一郎さん。
運営上の問題や課題もほとんどなく、スタッフも私に頼らず、自ら進んで仕事をするようになってきました。 ただ残念なことに、またスタッフの1人が突然辞めることになってしまったんです。見ていると仕事に対する意識が低く感じられる方だったので、仕方がないことだと思いますが……。 そんなわけで、今月また新たに2名のスタッフが加わりました。現スタッフのサポートとして、シフトの穴埋めとして、今頑張ってくれているスタッフの負荷を少しでも軽減できればと思っています。 面接ではとにかく素直な性格で、仕事に対する姿勢が腰掛け的ではない方を採用したつもりです。
そんな小さなトラブルも含め、今でも本部の担当スーパーバイザーにはことあるごとに相談をしているという。
本部からの特別な締めつけもありませんし、特にデメリットはありません。 経営についても本部の顧問会計事務所の方が、いろいろと相談にも乗ってくれますし、手伝ってもらえるので、フランチャイズで独立したメリットは大きかったと実感しています。
最近気になったニュースといえば、イギリスのEU離脱です。 経済的な影響は計り知れませんし、リーマンショックのような経済的なダメージが日本にもやってくると思っています。 リーマンショックの時には、雇用情勢悪化によりスキルや資格が必要な方が増え、パソコン教室がにぎわったと聞きました。 日本経済には大打撃ですが、今回も同様なことがあり得るかと、経営者としては複雑な気持ちです。

次回の更新は、7/29(金)お楽しみに!

更新日:2016/7/15
取材・文:堀家かよ 撮影:吉原朱美

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トラブルもなく営業も順調。いよいよ黒字化が見えてきた!

オープン4カ月目にして、パソコンの調子が悪くなり、すべて取り換えることになってしまった中北一郎さんのパソコン教室。 5月下旬、一気に全台の入れ替えを完了した。
新たな安定したパソコンと新たな大型モニターになり、生徒の皆さんにも喜んでもらえました。 残念ながらこのアクシデントがありましたので、黒字化はできませんでした。 ただ、その分を除けば、ほぼトントンになってきたので、同じペースでいければ近いうちに単月の黒字化は可能だと思っています。
生徒さんたちのモチベーションも時間がたつにつれて二分化してきたという。
レッスンになじめないのか、ほかに問題があるのか……原因はわかりませんが、途中で辞めてしまう人が出てきました。逆に楽しんで一生懸命続けられる人もいて、やはり向き不向きがあるように思います。 また、ビジネスで使うために入会した方々は、頑張っていらっしゃいます。生徒さんもそれぞれ違った目的を持って、教室に通われているように、スタッフもそれぞれ目的や目標を持って働いているのだということを感じます。 スタッフも弱みや強みがありますので、今後はそれぞれのスキルに合わせて、実力を伸ばしてあげたり、資格のサポートもできればと思っています。 また、利益を出せるようになれば、スタッフの待遇ももっともっとよくしてあげられると思います。
開校以降、ほとんど休みらしい休みがなかった中北さん。 6月はスタッフに教室運営を任せ、少しずつ出勤日を減らしている。
できる限り教室に行かないようにしています。 今は週3日ぐらいまで減らして、問題が出ないかどうか、様子を見ているところです。ただ、会計などいろいろと事務作業が多いので、本社(自宅)にいても、妻とゆっくり話をする時間が取れていません。 これから少しずつ……と思っています。 最近、知り合いの方から宿泊券をいただいたので、結婚記念日に1泊ですが旅行に行く予定です
今のところ、スタッフが体調を崩して長期の休暇を取るなどという想定外の出来事もなく、営業は順調だとはいう。
大きなトラブルがないのは救いです。 少ない人数にもかかわらず、教室運営をスタッフにお願いすることもあります。心細いこともあると思いますが、みんな頑張ってやってくれているので本当に感謝しています。 でも今後、スタッフが一人しか勤務していない時に、誰かが体調を崩すなど何かアクシデントがあったらどうすればいいか……、 リスク対応をしなければいけないので、そのためにも求人募集を始めました。 やはりバックアップもいないとリスクが高すぎますからね。
教室では、7月下旬~8月上旬に実施する予定のイベントの準備も始まった。
スタッフが団扇を作り、サンプルとして教室に飾り始めました。 たくさんの生徒さんに参加してもらいたいですね。 当日は、生徒さんを5名ぐらい集めて、お茶でも飲みながら、みんなでワイワイ団扇作りをしたいと思っています。

次回の更新は、7/15(金)お楽しみに!

更新日:2016/7/1 取材・文:堀家かよ 撮影:吉原朱美

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英語教育と訪日外国人向けの国内案内業を立ち上げたい

 個人で起業することに決めた佐々木礼子さん。まずは、英語関係で始めるという。
 英会話、英検や英語面接の指導、派遣家庭教師。自宅兼事務所で塾のようにしてもいいかな?と考えています。週に5、6人、多くても10人くらい。 目途がたったら英語教育に加え、徐々に旅行業務取扱管理者の資格を生かし、訪日外国人に日本を英語で案内する仕事をしたいと思っています。 今のところ、銀座や日本橋、秋葉原、渋谷、原宿など都内を中心に考えていますが、国内日帰り限定ということであれば、週に2、3組国内旅行も可能かと思います。 海外もご案内するとなると、日帰りは不可能になるので、こちらについてはあまり考えていません。
現在将来を見据えてパソコン教室にも通っている佐々木さん。 独立後の事務作業はもちろん販促のためにという。
 事業をPRしたい所は、台湾や東南アジア諸国です。 まずはホームページやFacebookを通じて宣伝していこうと思います。 ほかにはパンフレットや電話帳。本音をいえば、口コミで広がっていくのがベストですよね。 とにかくいただいた仕事は断らず、すべてお引き受けするつもりで頑張っていかないと未来は開けないんじゃないかと思います。 寝る暇もないほど働くつもりですよ!

次回の更新は、7/22(金)お楽しみに!

更新日:2016/7/8取材・文:堀家かよ 撮影:中村公泰

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一番やりたい仕事を本格的に始めるために日々準備を重ねる

専門学校の講師や家庭教師のアルバイトに加え、独立時には取得しておきたいという国家資格の試験勉強もしている佐々木礼子さん。   もともとは個人での独立を考えていた彼女だったが、ある企業と出合ってからは代理店としての独立を真剣に考えていたようだったので、 「やっぱり個人で独立しようと思う」と言い始めたことに、編集部もビックリ! 理由を聞いてみたところ、3年くらい前からずっと法律家の友人に相談していたが、最近になって既に持っている国家資格を活用し、思い切って独立しようかと思い始めたという。  
 独立に向けて、いろいろと相談に乗ってくれている友人は、秘書マナー接遇教育インストラクターの養成講座に通っていた時の仲間なんですよ。
彼女はいま、社会保険労務士をしているんですが、大学時代も法律を専攻していたので、法律のことは何でも相談できるんです。
ご主人も税理士や行政書士として仕事をしていらっしゃるので、公私共々ふたりにお世話になってて。いろいろ迷ったフランチャイズですが、やっぱり私には合わないと思ったので、フランチャイズに払う予定だった分のお金は、パソコン教室のレッスンや税理士の相談用にまわそうと思っています
加盟を検討していた企業の担当者とは、仕事の話だけでなく「出張で、どこどこに来ているんだけど寒いよー」など、まるで友達のように密に連絡を取り合っていたが、その後は特に連絡もないという。
あれから何の音沙汰もないですよ。私からもしていないし。
毎日忙しいので、自分の時間を無駄に費やさないよう、自分にプラスになることだけに時間を割いていきたいと思ってます。
肝心の2017年の独立に向けても聞いてみたところ、具体的なイメージを持ちつつあるという。
事務所は、自宅ですかね。開業資金は、融資を受けないで貯蓄の中で間に合わせようと思って。
いま相談に乗ってもらっている友人を税理士につけて、ホームページの作成や名刺などの準備から始めていきたいと考えています

次回の更新は、7/8(金)お楽しみに!

更新日:2016/6/24取材・文:堀家かよ 撮影:中村公泰

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トラブルもなく営業も順調。いよいよ黒字化が見えてきた!

オープン4カ月目にして、パソコンの調子が悪くなり、すべて取り換えることになってしまった中北一郎さんのパソコン教室。
新たな安定したパソコンと新たな大型モニターになり、生徒のみ皆さんにも喜んでもらえました。残念ながらこのアクシデントがありましたので、黒字化はできませんでした。 ただ、その分を除けば、ほぼトントンになってきたので、同じペースでいければ近いうちに単月の黒字化は可能だと思っています。
生徒さんたちのモチベーションも時間がたつにつれて二分化してきた、と中北さん。
レッスンになじめないのか、ほかに問題があるのか……原因はわかりませんが、途中で辞めてしまう人が出てきました。 逆に楽しんで一生懸命続けられる人もいて、やはり向き不向きがあるように思います。
また、ビジネスで使うために入会した方々は、頑張っていらっしゃいます。 生徒さんもそれぞれ違った目的を持って、教室に通われているように、スタッフもそれぞれ目的や目標を持って働いているのだということを感じています。
スタッフも弱みや強みがありますので、今後はそれぞれのスキルに合わせて、実力を伸ばしてあげたり、資格のサポートもできればと思っています。
今のところ、スタッフが体調を崩して長期の休暇を取るなどという想定外の出来事もなく、営業は順調だという。
大きなトラブルがないのは救いです。少ない人数にもかかわらず、教室運営をスタッフにお願いすることもあります。 今後、スタッフが一人しか勤務していない時に、何かあったらどうすればいいか……、リスク対応をしなければいけないので、そのためにも求人募集を始めました。

次回の更新は、7/15(金)お楽しみに!

更新日:2016/7/1
取材・文:堀家かよ 撮影:吉原朱美

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経営分析を相談できる人や勉強できる場が欲しい

オープン1カ月でスタッフが退社するなど、販促費用、人件費で想定外の支出があった中北一郎さんのパソコン教室。家族などから資金調達をし、何とかしのげたという。
今は、経費は抑えつつ、販促活動も費用対効果の上がるものを中心に続けている。


開業から3カ月を経過して、販促活動の効果測定の結果が、少し見えてきました。問い合わせが来た時になんで教室を知ったか? という数を単純にカウントしているのですが、効果が高いのは、ショッピングモール内に掲示している横断幕とモール内でのチラシ配りでした。
横断幕は追加でもう一枚制作し、モール内の目立つところに掲示させていただきました。チラシ配り(ハンディング)についても積極的にスタッフに行ってもらっています。

数字の分析は会社員時代にさんざんやってきた中北さんだが、人間相手のパソコン教室となると分析のやり方も少し勝手が違うようだ。

今の経営上で、どういったポイントや視点で分析をしたらいいのかわからないのです。自分自身、まだ勉強できていないので、コンサルタントか専門家に、実際にデータを見せながら、分析のやり方を教えてもらいたいと思っています。
本来なら本部の会計事務所の方がいいのですが、本部が京都にあるので、気軽に出向いて相談することができません。どなたかアドバイスしてくださる専門家が見つかれば、自分で行って教わりたいと思っています。

7月にはパソコンを使った“団扇作り”の特別レッスンを計画中。少しずつ中北さんならではの個性ある教室作りが進んでいる。

次回の更新は、7/1(金)お楽しみに!

更新日:2016/6/17
取材・文:堀家かよ撮影:吉原朱美

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最終確認を兼ねて訪問した工房見学後に方向転換を決意

秋に行われる国家試験に向けて、アルバイトと勉強に追われ、ほとんど休みのないハードな日が続いている佐々木礼子さん。 そんな多忙の中、独立後を見据えてパソコン教室にも通い続けている。


パソコン教室に通うのは、なかなか大変です。習得できるまでには当然時間もかかるかと思います。まだ先のことなので、今は何も考えず、毎日を必死に頑張るのみです

ここにきて、フランチャイズから再び個人の独立に方向転換を決意したという佐々木さん。


最終確認を兼ねて訪問した伝統工芸品の工房見学の後、やっぱり個人で独立しようと決めました。独立するには思った以上に多額の費用がかかるという、フランチャイズへのイメージを払しょくすることができなかったのです。
元々フランチャイズには興味がなかったのですが、自分一人の力で独立する自信がなかったので以前はフランチャイズで……と考えていたのです。でも税理士・社労士・行政書士をしている親友にも相談しているうちに、すでに独立できるいくつかの国家資格は持っているので、思い切ってしようかな……と思い始めました。

日本文化を海外に発信したいと方向性は変わらず、社員は雇わずにまずは自分一人で2017年に独立を考えているという。


次回の更新は、6/24(金)お楽しみに!

更新日:2016/6/10
取材・文:堀家かよ撮影:中村公泰

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ルポ_中北さん15回目

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経営者の視点で物事を捉えるように変わっていく

ゴールデンウイーク前まで他校と入会人数を競い合うキャンペーンを行うなど、精力的に販促活動をすすめていたパソコン教室。
最終結果は残念ながら全国130校のうち中盤くらいでした。結果はともかくとして、教室の位置づけが現状でどれくらいなのかを把握できてよかったと中北一郎さん。


スタッフがひとつの目標に向かって、モチベーションを上げて仕事に取り組めたことが何よりの収穫でした。 ゴールデンウイークは大型連休だから……と続けて通われる生徒さんがたくさんいらっしゃったので、休みは全くありませんでした。 でもスタッフがどんどん成長してくれているおかげで、今は週に1、2日休めるようになってきました

スタッフが2名加わって早2カ月あまり。 今はフランチャイズ本部からの指導を忠実に実践することに重きを置き、やるべきことを確実にすることを大切にしているという。
最近では、同じショッピングモール内の会議やほかの店のオーナーの方たちといろいろ相談することもある。

スタッフのモチベーションの上げ方、スタッフの人数と売り上げの関係や採用関連など、ある意味生々しい身近な話が具体的で一番参考になります。
また、従業員による会社訴訟(客室乗務員が出産や育休で配置転換されたなど
処遇面や業務面でのニュース)なども、以前は従業員側に共感していましたが、 今では経営者という視点で見るようになりました。
様々な出来事を見るたび、だんだん会社側の対応に共感することが多くなりました

次回の更新は、6/17(金)お楽しみに!

更新日:2016/6/3
取材・文:堀家かよ撮影:吉原朱美

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