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スポーツ選手のセカンドキャリアは転職?独立?おすすめの業界や職種、支援サービスを紹介

スポーツ選手のセカンドキャリアは転職?独立?おすすめの業界や職種、支援サービスを紹介

スポーツ選手や、スポーツ選手を目指してきた人の一般職への転職や独立は不利に思えます。一般企業での業務経験がないことから、スキル面での不安を抱えている人も多いでしょう。しかし、スポーツ選手やスポーツ選手を目指していた学生は、実は引く手あまたです。本記事では、スポーツ選手が転職市場で有利なのはなぜか、転職と独立ならどちらが活躍できるか、どんな業界や職種がおすすめなのかを紹介します。

スポーツ選手のセカンドキャリアを取り巻く環境

スポーツ選手のセカンドキャリアについては、スポーツ庁でも定期的に指南書が報告されています。2019年にはスポーツ選手のセカンドキャリアについて、支援策が提示され、引退後のキャリア形成にも意欲的な働きかけがなされています。また、選手として活躍しながら、会社員としての経験も積めるデュアルキャリアという働き方など、引退前から異なるキャリアの機会を持つことも推奨されています。
このようにスポーツ選手のセカンドキャリアは国の関心事のひとつとして認識されているのです。

2019年度スポーツ庁委託事業 スポーツキャリアサポート推進戦略報告書(スポーツ庁):
https://www.mext.go.jp/sports/content/20200508-spt_sposeisy-300001067_1.pdf

※リンクの遷移先はPDFが自動ダウンロードとなっています。ダウンロードに大量の通信費がかかる可能性があります

スポーツ選手は転職市場でどう見られる?

スポーツ選手や、スポーツ選手を目指して部活動などに取り組んできた人は、転職市場においてどう見られているのでしょうか。

彼らは幼い頃から専門的なトレーニングを積み、スポーツ環境を優先した学校選びをするなど、人生のほとんどすべての時間をスポーツに捧げています。勉強やアルバイトよりも、スポーツを優先してきた人たちが多いでしょう。そう考えると、一般の人たちよりも転職市場で不利になるイメージがあります。

しかし、今はむしろ、元スポーツ選手や「スポーツ選手を目指していたが、故障により夢を諦めざるを得なかった人」などが、転職市場で歓迎される時代になっています。

元スポーツ選手がいきなり独立できる?

元スポーツ選手が引退後に、すぐ独立を希望するケースはあまり多くはないでしょう。

下部リーグなどに降格して選手生活を続ける、所属チームの広報や営業などといった職種に転職するというケースが多いかもしれません。ただ、世界大会で優勝の経験があるスポーツ選手が、異業種である介護ビジネスを始めたり、スイーツ店を開業したりすることもあり、新しいキャリア形成の形として、独立が浸透しつつあります。

競技の監督やコーチ、フットサル場などの競技場経営といった選手経験を生かしたサービスを開始する元スポーツ選手も増えてきています。

元スポーツ選手が転職や独立で活かせる強みとは?

スポーツ選手は、ほかの人たちが勉強やアルバイト、一般企業での仕事に取り組んでいた時間を、ほとんどすべてスポーツに捧げてきました。そのため、業務上のスキルや実務経験で見れば、彼らはたしかに活躍がしにくそうに思えます。

しかし、決してそんなことはありません。スポーツ選手にはほかの人たちと比較しても引けを取らない強みがあります。それは、「高い人間性」と「地頭の良さ」です。

人間性

スポーツ選手が転職活動や独立後に活かせる1つ目の強みは、「高い人間性」です。

スポーツ選手は部活動やチームでの練習に、誰よりも真剣に取り組んできた人たちです。そして、部活動やチームは縦社会であることも多く、そこでは「挨拶」「言葉遣い」「人としての礼節」が重視されます。メンバー同士で互いを鼓舞し、協力し、目標を達成する「チーム力」も欠かせません。

これらの力はスポーツの世界だけでなく、ビジネスの世界でも大切なものです。元スポーツ選手は、実務的なスキルでは、転職市場でほかの人に劣るかもしれませんし、独立するには経営の知識が足りないかもしれません。しかし、それを補って余りある「人間性」があります。

地頭の良さ

スポーツ選手が転職活動や独立後に活かせる2つ目の強みは、「地頭の良さ」です。「勉強よりスポーツを優先してきたのに、地頭が良いの?」と、疑問を感じる人もいるでしょう。

しかし、スポーツ選手は環境に適応したり、新しいスキルを身に付けたりする能力に長けている人が多いのです。

まず、スポーツ選手はチームでの厳しい練習に耐え、成果を出してきた人たちです。この経験が、彼らの「環境に適応し、スピーディーに成長する力」を育んできました。

「今まで部活にばかり打ち込んでほとんど勉強していなかった人が、引退した途端、一気に偏差値を伸ばした」という話を聞いたことのある人も多いでしょう。もちろん体力的な要素も大きいでしょうが、環境に適応できる能力、瞬時に状況を把握して判断する能力といったスキルが、スポーツ選手に地頭の良い人が多いと言われる理由のひとつなのです。

スポーツ選手のセカンドキャリアとしておすすめなのは?

スポーツ選手のセカンドキャリアは転職?独立?おすすめの業界や職種、支援サービスを紹介

スポーツ選手は、転職市場において有利とすらいえます。実際、転職時の業務上のスキルを度外視し、スポーツ選手を採用したがる企業も増えています。

ただ、一般企業で働いたことのないスポーツ選手は、専門的なスキルが求められる業界・業種には向いていません。転職活動や独立を成功させるためにも、どんな業界の、どの職種を目指せばいいのかを解説します。

スポーツ選手におすすめの業界

スポーツ選手におすすめの業界には、次のようなものがあります。

【スポーツ選手におすすめの業界】
・スポーツチームやスポーツ教室などの「スポーツ系」
・フィットネス関連
・不動産業界
・人材系 など

スポーツ系やフィットネス関連などの「スポーツ選手としての経験が活かせる世界」もいいでしょう。経験のあるスポーツで活躍した実績があれば、それだけで認知度が高く、新しいビジネスでも集客力に期待できます。

しかし、一般企業で新しいキャリアを歩みたい人もいるはずです。

そのようなスポーツ選手には、不動産業界や人材系などの「営業職がメインとなる業界」をおすすめします。人間性やチーム力、コミュニケーション力の高いスポーツ選手が、営業職で大活躍することは多いからです。

スポーツ選手におすすめの職種

スポーツ選手におすすめの職種は、主に次の3つです。それぞれ、スポーツ選手として、どんなスキルや経験を活かせるのか、確認していきましょう。

【スポーツ選手におすすめの職種】
・営業系
・教育系
・採用系

営業系の職種

スポーツ選手の転職や独立におすすめしたい1つ目の職種は、「営業系」です。営業職で最も重視されるのは「人間性」です。人間性が高い人材は、取引先からの信頼も得やすく、営業チームの士気を高めるためにも重宝されます。

何より、営業の世界は過酷です。結果はすべて数字に表れ、成果をあげても、翌月はそれ以上の数字が求められます。成果を達成するために努力し続けることが強く求められる会社もあるでしょう。

スポーツ選手は縦社会のチームで、苦しい練習に耐えてきた人たちです。そこで身に付けた「人間性」と「逆境に耐える力」は、営業の世界で必ず活かせるでしょう。

教育系の職種

スポーツ選手の転職や独立におすすめする2つ目の職種は、「教育系」です。教育系といっても、「先生」や「コーチ」ではなく、企業の教育係のことです。

何度もいうように、スポーツ選手には「高い人間性」があります。人材を教え、育てるためには、まずは教える側が「人がついてくるような人間」でなくてはなりません。

一つのことを極めてきたことで人から尊敬され、礼儀正しくもあるスポーツ選手は、人を育てたりチームを強くしたりするために重宝がられます。

採用系の職種

スポーツ選手の転職や独立におすすめの3つ目の職種は、「採用系」です。採用も教育と同じように、人を惹きつける力が求められるからです。

就職や転職活動のとき、「この人のいる会社で働きたい」と思った経験は誰しもあるでしょう。それは会社のホームページに載っていた先輩社員インタビューを見て思ったことかもしれませんし、採用担当者の人柄に惹かれてのことかもしれません。

採用担当者に1人、高い人間性を持ったスポーツ選手がいると、熱い想いを秘めた新入社員や一緒に働く仲間を獲得できることもあるでしょう。

スポーツ選手は転職市場でも独立業界でも不利じゃない!強みを活かしてセカンドキャリアを成功させよう

スポーツ選手の転職時や独立時の業務上のスキルが、その時に求められるレベルに満たなくても、入社後に、もちろん身に着けられるものです。

それよりも、スポーツ選手には「高い人間性」「逆境に耐える力」「地頭の良さ」など、たくさんの強みがあります。これらの強みは幼少期からの人格形成に伴い獲得できるもので、後から身に付けようと思っても、かなりの時間と労力がかかるものです。

本人は自覚していないかもしれませんが、スポーツ選手が今後のキャリアを実現するために、有利な立場にあるといえます。まずは自分の強みを知り、それを転職活動に活かしましょう。

「自分のことだからこそ、自分ではよくわからない」という方は、自分にどのような適性・スキルがあるのか、将来に向けて何が必要なのか洗い出すことから始めてみると良いでしょう。

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PROFILE

赤塚元基

フリーライターとして独立した契機は、実は転職失敗。自身の(苦くもあった)経験を活かし、皆さまの心に寄り添いながら、お役立ち情報をお届けします!

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