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Iターンして起業!メリット・デメリット、成功する考え方を解説

Iターンして起業!メリット・デメリット、成功する考え方を解説

Iターンとは、都市部で生まれ育った人が地方で働くことを指します。都市部の企業で身に付けたノウハウをもとに地方で起業し、独自のポジションを確立するスタートアップもたくさんあります。本記事ではIターンで起業するメリット・デメリットや、成功するためのコツを紹介します。地方でのビジネスを成功させるために何を考え、どんなことをすれば良いのか、イメージがわくよう具体的に解説します。

そもそもIターンとは?

Iターンとは、都市部で生まれ育った人が地方に行き、就学や就職や起業をすることです。都市部から地方に向かう動きが一直線(I字型)であることから、Iターンと呼ばれます。

Iターンのほかにも、地方で生まれ育ち、就学や就職で都市部に出てきた人が生まれ育った地域に戻って就職や転職、起業をすることをUターン。生まれ育った場所とは異なる地方で就職や転職、起業をすることをJターンと呼びます。

Iターンで起業する5つのメリット

Iターンで起業する人が多いのは、Iターン起業にたくさんのメリットがあるからです。

【Iターンで起業する5つのメリット】
・不動産が安い
・落ち着いた環境がある
・補助金や助成金がもらえることも
・地方ならではの仕事がある
・都市部と比べその地域のオンリーワンになりやすい

地方は、都市部にはない落ち着いた環境や、都市部と比較して安い不動産、地域によっては補助金・助成金制度などがあります。Iターン起業をするとどんな風にビジネスを進められるのか、具体的に紹介します。

メリット1.不動産が安い

Iターンで起業する1つ目のメリットは、「不動産が安い」ことです。起業する地域や立地にもよりますが、地方では都市部のおおむね半分以下の価格でオフィスを借りられます。

【6大都市のオフィス価格を比較】
東京:月額21,856円/坪
名古屋:月額13,243円/坪
大阪:月額12,751円/坪
福岡:月額15,898円/坪
札幌:月額13,067円/坪
仙台:月額11,061円/坪

2022年8月度市況データ・オフィス賃料相場情報 全国6大都市圏調査参照(ビルディンググループ):http://www.building.co.jp/backnumber/

6大都市圏だけで比較しても、東京の半分程度の価格でオフィスを借りられます。ほかの地域には、1坪あたり東京の3分の1未満の価格で借りられるところもあります。毎月かかる賃料を抑えられるのは、資金の悩みも多い起業当初には特にありがたいでしょう。

地方はオフィスだけでなく、住居とする不動産も安く済みます。最初は自宅をオフィス代わりにして小人数で仕事をしたり、フリーランスとして独立したりするのにも、地方は最適です。

メリット2.落ち着いた環境がある

Iターンで起業する2つ目のメリットは、「地方には落ち着いた環境がある」ことです。通勤やオフの時間を考えても、地方では都市部ほどの「人混みによるストレス」が少ないでしょう。

地方にも満員電車はありますが、駅員が乗客を電車に押し込むようなことはまずありません。電車から降りた後の移動もスムーズで、通勤だけでヘトヘトになることはないでしょう。

自然が豊かなのも地方の魅力です。例えば都市部の企業では、「自然に触れることでのストレス解消」を目指し、オフィスをわざわざ街路樹のある道に面した場所に作ったり、社員にグリーンエクササイズ(緑のある環境で散歩などの軽い運動をするストレス解消法)を推奨したりしています。

しかし、そもそも自然が豊かな地方なら、そんなことをしなくても「自然に触れることでのストレス解消」の恩恵を受けられるでしょう。

メリット3.補助金や助成金がもらえることも

Iターンで起業する3つ目のメリットは、「補助金や助成金がもらえるケースもある」ということです。地方では地域活性化や地方創生を目的に、補助金や助成金制度を設けているところもたくさんあります。IターンやUターン、Jターン起業の誘致を進めている自治体なら、手厚い支援のもと起業できるでしょう。

メリット4.地方ならではの仕事がある

Iターンで起業する4つ目のメリットは、「地方ならではの仕事がある」ことです。市場の成熟した都市部と異なり、地方にはまだまだ、たくさんの仕事があります。都市部ではレッドオーシャンの業界・業種でも、地方ならブルーオーシャンということもあります。

建設業が盛んな地方なら建設系のソフトウェアや人材派遣を、物作りが盛んな地域なら作ったものを全国に向けて販売するマーケティングを、というように、その地方に足りていないモノを提供すると良いでしょう。

メリット5.地域のオンリーワンになりやすい

Iターンで起業する5つ目のメリットは、「その地域のオンリーワンになりやすい」ことです。未開拓もしくは開拓途上の市場なら、入り込む余地は十分に残されています。強力な競合がいる場合でも、競合数が少なければ異なるポジションを獲得し、その地域のリーディングカンパニーになることもできるでしょう。

都心部にしかない上手くいっているビジネスを地方展開するのも考え方としては良いでしょう。

Iターンで起業する3つのデメリット

Iターンして起業!メリット・デメリット、成功する考え方を解説
Iターンで起業することには、資金面や環境面、戦略面でたくさんのメリットがあります。しかし、同時に次のようなデメリットもあることを覚えておきましょう。

【Iターンで起業する3つのデメリット】
・仕事が少ない
・優秀な人材の確保が難しい
・競合に勝つのが難しい

それぞれのデメリットについて、詳細や解決策を紹介します。

デメリット1.仕事が少ない

Iターンで起業する1つ目のデメリットは、「仕事が少ない」ことです。業界・業種にもよりますが、地方には都市部ほどの仕事はありません。競合が多い場合や、既に老舗企業の独占市場になっている場合、新規開拓をするのは苦しいでしょう。

インターネットやテレマーケティングの普及した現代では、都市部の有力企業が地方に進出してくることもあります。「都市部の企業が絶対に進出してこないエリア」はありません。短期的に見ると、進出してこなさそうなエリアがあるかもしれませんが、長期的に見ると進出エリアは読めなくなります。

これらの競争に巻き込まれないようにしたり、競合企業に勝ったりするためには、次のようなことを意識しましょう。

・競合の少ない分野、地域で起業する
・サポートの手厚さや技術の高さなど、まだ確立されていないポジションを狙う
・物理的な距離の近さを武器に、対面でのサポートの手厚さで都市部の企業と戦う

デメリット2.優秀な人材の確保が難しい

Iターンで起業する2つ目のデメリットは、「優秀な人材の確保が難しい」ことです。地域や業界・業種にもよりますが、優秀な人材は、企業の多い都市部に集まる傾向にあります。特にIT系やマーケティング系では、都市部への一極集中が目立ちます。

社員は雇ってみるまで分からない部分はあるものの、優秀な人材を確保するためには次のような対策が取れます。

・都市部でしばらく働き、優良企業の仕事の進め方を学んでから起業する
・都市部にいるうちに優秀な人と人脈を作り、自社に引き抜くか業務委託をする
・リモートワークやオンラインイベントを活用し、全国から優秀な人材を募る

デメリット3.競合に勝つのが難しい

Iターンで起業する3つ目のデメリットは、「競合に勝つのが難しい」ことです。地方は都市部に比べ、人と人、企業と企業の結びつきが強いです。すでに強力な競合やポジションを確立している競合がいる場合、同じ土俵で勝つのは難しいでしょう。

Iターンなら、なるべく競合のいない地域を選ぶのが定石です。ただ、地域特性と始めたいビジネスのマッチング度が高い場合や、良さそうな地域にはどこも競合が入り込んでいるという場合もあるでしょう。そんな時は、次のようなことを考えてみてください。

・まだ確立されていないポジションを探し、そこに特化した企業にする
・競合の入り込みが弱い地域を探す
・競合がカバーできていない分野で戦う

Iターン起業を成功させる3つのコツ

Iターン起業には都市部での起業と同じく、メリットもあればデメリットもあります。デメリットがなく、メリットのみを享受できる地域など、ほとんどないといっていいでしょう。

だからこそ、Iターン起業では次のことを意識し、少しでも成功する可能性を高める必要があります。

【Iターン起業を成功させる3つのコツ】
・補助金や助成金を活用する
・地域のニーズを把握する
・地域とビジネスの相性を考える

Iターン起業で最も重要なのは「リサーチ」です。その地域ではどんな補助金・助成金が使えるのか、どのような人々が住み、競合はどのくらいいるのかなど、調べることはいくらでもあります。

Iターン起業では、リサーチと分析を綿密に

Iターンして起業!メリット・デメリット、成功する考え方を解説

Iターン起業では、綿密なリサーチと分析が欠かせません。その地域の人口特性や競合の入り込み具合を調べ、自分が検討しているビジネスは地域にマッチするのか、どんなポイントで競合と戦うのかなどを明確にしましょう。

例えばマーケティング会社を起こすなら、「自社HPを持て余しているような、クライアントになり得る事業者はどのくらいいるのか」「ライティングやデザインなど、競合の一部業務を外注してもらえないか」など、さまざまな角度からビジネスの可能性を考えられます。

「自分でそこまで調べたり考えたりできない」と感じる方もいるでしょう。そんな方におすすめなのが、独立・開業情報が満載の「アントレ」です。

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アントレでは全国各地、さまざまな業界・業種の独立・開業情報を扱っています。フランチャイズや代理店ビジネスなどは、企業が出店エリアの情報を持っているので、自分で調べる必要がなくなりますし、成功するノウハウを伝授してくれるたり、サポートもあります。中には一人で開業できるようなものもあるので、「起業は不安だし、まずは小さく始めたい」という人にもピッタリです。

様々なスタイルのビジネス情報が載っているので、まずは気軽に覗いてみてください。

PROFILE

赤塚元基

フリーライターとして独立した契機は、実は転職失敗。自身の(苦くもあった)経験を活かし、皆さまの心に寄り添いながら、お役立ち情報をお届けします!

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