年明けからオミクロン株の流行で、落ち着かない不安な日々が続いています。
そんな中でもやってくるのが確定申告。本年も個人の確定申告がいよいよスタートし、国税庁の令和3年分確定申告特集ページもアップされてました。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/index.htm
今回はアントレ Style Magazineで過去にお届けした「確定申告」に関する記事を総まとめします。
再度気になる所をチェックし、確定申告を乗り越えましょう!
令和4年4月15日(金)までの間、簡易な方法により申告・納付期限の延長を申請することができますので、こちらについても後半で解説していきます。
確定申告、誰に相談すればいい?
税務署か税理士か? 個人事業主が確定申告について相談できる相手を、税理士が解説!
◆内容
「誰に確定申告の相談をすればいいか分からない!」という初心者の方が知っておくべき、相談方法について解説しています。
主に相談できる所として、「税務署」「税理士」「青色申告会」の3つが挙げられます。
・有料か無料か
・相談可能な時間はいつか
・相談はどこまで可能か
によって、誰に相談するべきか選ぶポイントが異なります。
◆こんな方は必見!
・フリーランスの方
・初めての確定申告で相談相手を探している方
“信頼できる人”からの紹介でも要注意? 税理士が教える「税理士の選び方」
◆内容
確定申告を税理士に依頼する上で、重視する点として「費用」が挙げられます。
また「信頼できる人からの紹介だから……」と、安易に税理士を決める方も多いです。
しかし一口に税理士といっても、料金から得意分野まで千差万別です。そこで本記事では「税理士の選び方」をテーマに解説します。
◆こんな方は必見!
・独立・起業を経て、初めて確定申告する方
・税理士に確定申告を依頼しようか悩んでいる方
副業がある方向けの記事
【税理士監修】サラリーマンの副業、確定申告は20万円から?確定申告のやり方・経費にできる科目や申告の流れについて解説
◆内容
会社員としての給与収入の他に、副業で得た事業収入については原則、確定申告をしなければなりません。
・確定申告が必要なケース
・会社にバレない方法はあるか?
・確定申告をしなかった場合のペナルティ
・手続きに必要な書類や申告方法
などを解説しています。副業会社員だけでなく、フリーランスの人も初めて確定申告するという人は必見です。
◆こんな方は必見!
・副業で確定申告する必要がある方
・これから副業を考えている方
副業ランキングTOP10!月3万円稼げるサラリーマンにおすすめの副業【確定申告ありなしランキング】
◆内容
ここでは時間がない会社員の方でも挑戦しやすい副業を、確定申告あり・なしのパターンに分けてランキング形式で紹介しています。
◆こんな方は必見!
・副業で確定申告する必要がある方
・これから副業を考えている方
株・FX・仮想通貨の取引がある方向けの記事
株・FX・仮想通貨で得た所得は確定申告が必要?
◆内容
FXや株の取り引き、仮想通貨で得た所得がある方に向けた、確定申告の方法について解説しています。
・株の取引がある方で、確定申告が必要な場合と必要ない場合
・FXで損失が生じた場合の損失の繰り越し
・仮想通貨で申告しないといけない場合
などを解説しています。
特に多くの利益があった場合「確定申告について知らなかった」では、済まされない場合があります。
株やFXをされている方は、ぜひ一度読んで、きちんと知識を身につけておいてください。
◆こんな方は必見!
・FXや株の取引をした人
・FXで損失を出した人
暗号資産(仮想通貨)での取引は副業になる?種類やメリット・デメリットを解説
◆内容
・仮想通貨(暗号資産)のメリット・デメリット
・副業禁止の会社において仮想通貨(暗号資産)取引は副業になり得るのか
・得た利益についてはどうすればいいのか
といった内容が解説されています。
◆こんな方は必見!
・仮想通貨取引をしようと思っている方
・副業を考えている方
確定申告・納付等の期限の個別延長について
国税庁より「申告・納付等の期限の個別延長」のお知らせが発表されました。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/kansensho/faq/01.htm
確定申告期限は原則以下のとおりです。
令和4年3月15日(火)
※個人事業者の「消費税」の確定申告については同年3月31日(木)
今回は例外的に、申請により個別に申告・納税期限の延長申請が認められます。
<簡易な方法による個別延長>
簡易な方法による個別延長は4月15日までとなってます。
※簡易な方法による個別延長は、令和4年1月以降に申告等の法定期限を迎える手続きを対象としています。
申告期限及び納付期限は原則として申告書を提出した日となります。そのため、申告・納付が可能となった時点で提出してください。
◆申請方法
申告書を上で提出する場合:その余白に「新型コロナウイルスによる申告・納付期限延長申請」といった文言を付記します。
e-Taxを利用の場合:所定の欄にその旨を入力します。
<4月16日(土)以降に延長申請をする場合>
新型コロナウイルス感染症の影響が続き、申告等ができなかった場合は、申告等ができるようになった日から2カ月以内に「災害による申告、納付等の期限延長申請書」を所轄の税務署に提出していただくことになります。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/kansensho/pdf/0020004-044.pdf
税務署や専門家に聞いて、積極的に情報収集を!
確定申告が初めての方は特に、落ち着いて情報収集をしましょう。
ポイントとしては、まずは本日紹介した中で気になる記事をご覧頂き、特に掘り下げて知りたい情報は国税庁のホームページをチェックしてみてください。
また期限内に確定申告書を提出することが難しい方は、延長制度の活用も検討しましょう。
文=齋藤 雄史
編集=内藤 祐介
齋藤雄史さん
税理士/公認会計士
宮城県仙台市出身。
高校卒業後、進学資金を貯めるため、新聞販売店に勤務。その後、地元の簿記専門学校に進学、東日本大震災同年の2011年公認会計士試験合格。
合格後、新日本有限責任監査法人福島事務所勤務。
法律の世界に魅せられロースクールに進学し、同時期に板橋区にて会計事務所を開業。
ITやクラウド対応を武器に顧客開拓に成功し、20代〜30代をはじめとする多くの起業家から厚い信頼を得ている。
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