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雇用保険被保険証は転職に必要?受け取り・提出のタイミングと紛失した場合の対処法

雇用保険被保険証は転職に必要?受け取り・提出のタイミングと紛失した場合の対処法

転職する際に必要になる『雇用保険被保険者証』ですが「提出してください」といわれてはじめて、その存在を認識するという方もいるかもしれません。雇用保険被保険者証は、転職する際にはほとんどといっていいほど求められるものです。そこで今回は、転職やその他のタイミングで必要になる、雇用保険被保険者証についての基本的な情報をまとめてご紹介します。

そもそも雇用保険被保険者証とは

普段の生活ではあまり聞き馴染みのない『雇用保険被保険者証』。現在働いている企業を退職する際や、転職後に新しい会社で雇用保険に入る際に必要になるものです。

とはいえ、転職経験のない方であれば、その存在を知らないという方も多いですよね。

では、雇用保険被保険者証にはどのようなものなのでしょうか。解説していきます。

雇用保険に加入したときに発行されるもの

雇用保険被保険者証とは、雇用保険に入ったときに発行される書類です。しかし、どの企業でも、働き始めた人すべてが雇用保険に入れるわけではありません。

雇用保険制度は『労働者が失業したときなどに必要な給付を行い、労働者の生活や雇用の安定を図るとともに再就職の援助などを行うことを目的とした制度』のことです。条件に適用する労働者を雇用した際には、企業は事業者や労働者の意思に関係なく、ハローワークに届出を出さなくてはいけないと定められています。

雇用保険に入るには、以下の条件を満たしている必要があります。

(1)31日以上引き続き雇用されることが見込まれる者であること。具体的には、次のいずれかに該当する場合をいいます。
・期間の定めがなく雇用される場合
・雇用期間が31日以上である場合
・雇用契約に更新規定があり、31日未満での雇止めの明示がない場合
・雇用契約に更新規定はないが同様の雇用契約により雇用された労働者が31日以上雇用された実績がある場合 ( 注 )
[(注)当初の雇入時には31日以上雇用されることが見込まれない場合であってもその後、31日以上雇用されることが見込まれることとなった場合には、その時点から雇用保険が適用されます。]
(2)1週間の所定労働時間が20時間以上であること。

引用:厚生労働省『雇用保険の加入手続はきちんとなされていますか!

企業は、上記の条件に当てはまる労働者を採用した際、事業所の所在地を管轄するハローワークに翌月10日までに届出を出す必要があります。その手続きの際に雇用保険被保険者証に書かれている被保険者番号が必要になるため、転職したときに提出を求められるのです。

基本的には会社で保管されている

雇用保険は、最初に就職した企業が発行手続きをしてくれています。そのため、最初の企業を退職・転職するまではその姿を目にする機会はありません。

退職後、次の企業へと転職をせずに独立する場合を除き、基本的には会社で保管されているのが一般的だといえます。

雇用保険被保険者証が手元に届くタイミングとは?

では、雇用保険被保険者証が手元に届くタイミングとは、いつになるのでしょうか。

会社を退職したとき

雇用保険に入り、働いていた企業を退職したタイミングです。会社が預かり、管理していた雇用保険被保険者証は、転職や独立を決意して退職した段階で本人の手元に渡ります。

すぐに転職する場合はそのまま転職先に提出すればOKですが、転職するまでに期間が空く方や独立する方は、その保管方法には注意しましょう。

雇用保険被保険者証の提出を求められるタイミングとは?

雇用保険被保険証は転職に必要?受け取り・提出のタイミングと紛失した場合の対処法

続いて、雇用保険被保険者証の提出を求められるタイミングについて、具体的にご紹介します。

転職したとき

雇用保険被保険者証が必要になるのは『転職したとき』です。

なぜなら先ほどお伝えした通り、条件を満たしている労働者を雇用したときには、転職先がハローワークに届出を出す必要があるからです。

入社日に必要な書類の中に書かれていることがほとんどなので、退職後、なくさないよう持っておきましょう。

雇用保険被保険者証は離職票とは違うの?

ここで混同してしまいがちなのが、同じく退職する際に受け取る『離職票』です。離職票の正式名称は『雇用保険被保険者離職票』です。名前も似ているので混乱してしまいますよね。

しかし、二つはまったく違うものなので「雇用保険被保険者証の提出を求められたのに、離職票を提出してしまった」ということがないよう注意が必要です。

離職票とは退職したことを証明する書類で、ハローワークにて失業保険の給付を申請する際に必要になるものです。

すぐに転職しないのであれば、必要になるのは『離職票』の方

退職後、転職せずにしばらく定職に就かないとなると、失業保険給付を受ける選択を取る場合があるでしょう。その際、ハローワークにて手続きをする必要があります。

失業保険給付の手続きには、前職から受け取った離職票が必要になります。

ただし、離職から1年経つと雇用保険の加入年数がリセットされて失業保険給付を受けられなくので、受給を考えている方は注意しましょう。

失業中に必要になるのが『雇用保険被保険者離職票』、転職したときに必要になるのが『雇用保険被保険者証』ということを覚えておくと迷わずに済むはずです。

雇用保険被保険者証を紛失してしまったら

雇用保険被保険者証はそれほど大きなサイズの書類ではないため、前の会社から受け取ったあとに紛失してしまう可能性があります。

転職先から提出を求められたときに困らないよう、働き始める前に書類の有無を確認しておくことをおすすめします。

とはいえ、前職の退職から転職先への就職の期間が空いてしまった場合、どうしても見つからないこともあるでしょう。

では、雇用保険被保険者証を紛失してしまったらどうすればいいのでしょうか。

ハローワークにて再発行が可能

雇用保険被保険者証は、ハローワークにて再発行が可能です。必要書類を揃えて管轄のハローワークへ足を運びましょう。

雇用保険被保険者証は、申請をすれば即日で発行してもらえるので、ギリギリになってしまった方でも大丈夫です。ただし、ハローワークは土日祝日や年末年始は休みであるため、平日に申請へ行く必要があることは覚えておきましょう。

どうしても平日の日中に動けないという方は、24時間365日受け付けている電子申請を利用するのがおすすめです。

しかし、雇用保険被保険者証の電子申請を行うには、パソコンの環境設定を行う必要があったり、電子証明書を発行したりと手間がかかるため、手っ取り早く申請を行いたい場合は、日中に時間を作ってハローワークへ行った方がいいでしょう。

雇用保険被保険者証再交付申請書の書き方

雇用保険被保険証は転職に必要?受け取り・提出のタイミングと紛失した場合の対処法

最後に、雇用保険被保険者証を再発行してもらう際に必要な書類の書き方をご紹介します。

再交付の手続きへ行く際には、ハローワークインターネットサービス上にある『雇用保険被保険者証再交付申請書』を印刷して持参しましょう。

参考:ハローワークインターネットサービス『雇用保険被保険者証再交付申請書

①申請者の基本情報

雇用保険被保険者証を再発行してもらうためには、まずは、あなた自身の基本情報を記載する必要があります。上部に名前と居住地、性別、生年月日を記入しましょう。

②事業所の基本情報

続いて、雇用保険に加入していた事業所の基本情報を記載します。

すでに退職している場合は「最後に被保険者として雇用されていた事業所」に記入するのが正しいです。名称と所在地、電話番号を記入すればOKです。

③取得年月日・被保険者番号

取得年月日や被保険者番号が不明の場合は、空欄のまま持って行っても問題ありません。ハローワーク側で調べて記入してもらえます。

④理由

理由欄には「紛失のため」と記載すればOKです。長々と書く必要はありません。

⑤年月日・署名

最後に、再交付を申請する年月日と管轄のハローワークの名称を記入し、署名・捺印します。※が書いてある欄には何も記入しないよう注意しましょう。

独立の際はなくさないように保管しておこう

退職し、転職する際に転職先から提出が求められる『雇用保険被保険者証』。独立する際はすぐに必要になることはありませんが、その先に再度就職をする際には必要になるため、なくさないように保管しておくことをおすすめします。

また、退職後に転職ではなく独立を検討している方におすすめなのが『アントレをチェックすること』です。アントレには、全国規模のフランチャイズや代理店、開業支援のデータベースなど、さまざまな業種や業界のビジネスの情報が掲載されているので、ぜひ一度見てみてくださいね。

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PROFILE

ameri

コスメメディアの編集部を経て独立し、美容からビジネスで幅広く執筆中。女性向けライフスタイル、エンタメ分野が得意。普段はインタビュー記事をメインに執筆。

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