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同じ手芸好きの気持ち、わかります:VOL.245

同じ手芸好きの気持ち、わかります:VOL.245

PROFILE

蟹江幸子さん(57歳)

手作り工房MY mama/名古屋市南区
専業主婦だった約30年前、長女の誕生を機に手芸を始める。やがてネットオークションで売り始め、2008年には楽天市場に出店、今では従業員を30名抱える。ボタンなど約1万点の手芸材料を扱う。18年には「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」を受賞。

VOL.243
約1万点の手芸材料をネットショップで販売

会社を大きくしようと思ったことは一度もなくて。目先の「これやりたい、あれやりたい」を追いかけただけなんです。手芸は、生まれたばかりの長女の服を作ったのが最初です。「自分はいい服を着て、娘にはこんな服しか着せない」と母にしかられたこともありますが(笑)、1つ2つと作るうちにうまくなります。息子が生まれると今度はおそろいの服を。アニメ『美少女戦士セーラームーン』が流行ったらその衣装も。そしたら周りのお母さんたちが「私にも作ってください!」。そうやって頼まれるのは素直にうれしいものです。

「もしかしたら売れるかも?」と思って始めたネットオークションも売り上げが伸びていきました。次の材料が買えればいいな、ぐらいに思っていましたが、問題は手芸材料の仕入れ。高いんです。それこそ既製服からボタンやファスナーを外して使ったほうが安いぐらい。せめて既製服を買うよりも安く手作りできるようにしたい。そこで中国から安い手芸材料を仕入れる仕組みを作ると、ようやく利益が出るようになっていきました。

自分が手芸好きだからできることがあると思います。自分も好きだからお客さまが欲しいものが分かる。「あれがないとおかしい」「これがあったほうがいい」というものが私たちには分かるんです。それが売れた、利益が出た、人が増えた、自宅の4畳半で始めた事業が大きくなって、来年は自社ビルが立つ。そんな感じなんです。でも最近思うのは私1人の「好き」だけでここまできたのではないということ。売るのが好きな子、システムを作るのが好きな子、皆それぞれの「好き」を生かしてくれている。スタッフ皆の「好き」が会社を育てたのだと思います。

最近、仕事をしていてうれしかったことは?

お客さまに「ここに来れば手芸用品が何でもそろうんですね~」とレビューに書いてもらったことです。まさにそれが最近までの目標でしたから。

 

構成・文/東 雄介
撮影/刑部友康、片桐 圭、阪巻正志、宮田昌彦
アントレ2019.夏号
「猫、縄跳び、ハバネロ…それぞれの稼ぎ方 『好き』はカネなり」より

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