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会社都合で退職したら転職先にバレる?自己都合じゃなくても成功させるポイント3選

会社都合で退職したら転職先にバレる?自己都合じゃなくても成功させるポイント3選

転職する際、面接官の印象を左右しかねない『退職理由』。会社都合で退職したら心証が悪いといわれることがありますが、そもそも『会社都合での退職』とバレることはあるのでしょうか。『会社都合』と『自己都合』の退職には、どのような違いがあるのか、また転職活動時、退職理由がバレることはあるのかについて解説します。さらに、会社都合での退職でも転職を成功させる3つのポイントもまとめてお伝えしていきます。

退職における『会社都合』と『自己都合』の違いとは

転職時、面接で必ずといって良いほど聞かれる退職理由ですが、大きく『会社都合』と『自己都合』の2パターンに分けられます。

どのようなケースを『会社都合』『自己都合』というのでしょうか。自分の退職理由が会社都合なのか、自己都合なのかは『面接で説明する際に把握しておかなくてはいけないポイント』です。会社都合と自己都合の退職理由、それぞれどのようなものなのかポイントをまとめてお伝えします。

『会社都合』の退職とは

まず『会社都合』での退職とは、雇用主である企業から退職するよう申し出されるケースを指します。会社都合での退職と一言にいっても、『倒産等による離職』と『解雇などによる離職』の2種類があります。

『倒産等による離職』とは、以下の4種類になります。

① 倒産(破産、民事再生、会社更生等の各倒産手続の申立て又は手形取引の停止等)に伴い離職した者
② 事業所において大量雇用変動の場合(1 か月に 30 人以上の離職を予定)の届出がされたため離職した者及び当該事業主に雇用される被保険者の 3 分の 1 を超える者が離職したため離職した者
③ 事業所の廃止(事業活動停止後再開の見込みのない場合を含む。)に伴い離職した者
④ 事業所の移転により、通勤することが困難となったため離職した者

対して『解雇などによる離職』とは、以下のようなものを指します。

① 解雇(自己の責めに帰すべき重大な理由による解雇を除く。)により離職した者
② 労働契約の締結に際し明示された労働条件が事実と著しく相違したことにより離職した者
③ 賃金(退職手当を除く。)の額の 3 分の 1 を超える額が支払期日までに支払われなかった月が引き続き2 か月以上となったこと、又は離職の直前 6 か月の間に 3 月あったこと等により離職した者
④ 賃金が、当該労働者に支払われていた賃金に比べて 85%未満に低下した(又は低下することとなった)ため離職した者(当該労働者が低下の事実について予見し得なかった場合に限る。)
⑤ 離職の直前 6 か月間のうちに 3 月連続して 45 時間、1 月で 100 時間又は 2~6 月平均で月 80 時間を超える時間外労働が行われたため、又は事業主が危険若しくは健康障害の生ずるおそれがある旨を行政機関から指摘されたにもかかわらず、事業所において当該危険若しくは健康障害を防止するために必要な措置を講じなかったため離職した者
⑥ 事業主が労働者の職種転換等に際して、当該労働者の職業生活の継続のために必要な配慮を行っていないため離職した者
⑦ 期間の定めのある労働契約の更新により 3 年以上引き続き雇用されるに至った場合において当該労働契約が更新されないこととなったことにより離職した者
⑧ 期間の定めのある労働契約の締結に際し当該労働契約が更新されることが明示された場合において当該労働契約が更新されないこととなったことにより離職した者(上記⑦に該当する者を除く。)
⑨ 上司、同僚等からの故意の排斥又は著しい冷遇若しくは嫌がらせを受けたことによって離職した者
⑩ 事業主から直接若しくは間接に退職するよう勧奨を受けたことにより離職した者(従来から恒常的に設けられている「早期退職優遇制度」等に応募して離職した場合は、これに該当しない。)
⑪ 事業所において使用者の責めに帰すべき事由により行われた休業が引き続き 3 か月以上となったことにより離職した者
⑫ 事業所の業務が法令に違反したため離職した者

『雇用者が会社の環境が原因で辞めざるを得ない、と判断したことの正当性が認められた場合』も会社都合の退職として認められるので、自己都合として判断しないように注意しましょう。会社の環境には『大幅な給与カットや未払い』『過度な残業や休日出勤』『セクハラ』や『パワハラ』などの事情が含まれます。

引用:厚生労働省『特定受給資格者及び特定理由離職者の範囲と判断基準

失業保険は?
会社都合の退職の場合、7日間の待機期間後、すぐに失業保険を受け取ることが可能です。失業保険の給付期間が延長される場合もあるので「会社都合での退職の方が、メリットがある」と思う方もいるかもしれません。しかし、会社都合での退職には『懲戒解雇』を連想される可能性があり、転職時に悪く誤解されることがあります。退職理由を伝える際には、きちんと詳細を伝えて印象アップを図りましょう。

『自己都合』の退職とは

会社都合で退職したら転職先にバレる?自己都合じゃなくても成功させるポイント3選

次に『自己都合』での退職理由とは、雇用者の都合で企業側に退職を申し出たケースを指します。自己都合での退職理由にはキャリアアップを目的としたものや、結婚、出産、介護などライフステージの変化、会社に不満があり就業環境改善を目的としたものが含まれます。

失業保険は?
自己都合での退職をした場合、失業保険の受け取りには3ヶ月間の給付制限があります。会社都合の退職の場合に比べると大幅に受け取れる期間が短くなってしまうため、デメリットと感じる方もいるかもしれません。しかし、会社都合のように『懲戒解雇』を連想させることがなく、「自分に過失がある」という誤解を与えることなく転職活動に臨めるでしょう。

転職で『会社都合の退職』の詳細がバレる可能性とは

転職活動時、ほとんどの企業から履歴書の提出を求められるでしょう。その際、自己都合であれば『一身上の都合により退職』と記入できるところを『会社都合により退職』とする必要があるため、会社都合による退職であることを100%隠し通すことは難しいでしょう。(※一身上の都合と書くことは、経歴詐称と見なされる可能性があり、せっかく内定がもらえたとしても取り消しになったり、最悪の場合転職先での懲戒解雇につながることがあります。)

理由の説明が難しい場合は、退職理由の記載欄がない履歴書を利用するようにしましょう。面接で聞かれる可能性もあるので、100%隠し通せるとは言い切れませんが、前職の企業に転職先から問い合わせがあったとしても、個人情報保護法で守られるため、解雇理由を伝えられることはありません。

しかし、無事に面接を乗り切ったとしても、その後に解雇理由がバレるケースも稀にあります。転職時、解雇理由がバレる可能性はどのようなケースでしょうか。2点お伝えします。

1. 離職票の提出でバレる可能性がある

解雇理由がバレる可能性のひとつが『離職票』からです。離職票とは失業手当を受け取る際に必要な書類であるため、転職先に提出する必要は原則ありません。

しかし、中には本当に退職していることを証明するために離職票を求められるケースもあります。この場合、離職票には退職理由が詳細に記載されているため、バレることになってしまいます。

2. 転職先企業の調査でバレる可能性がある

解雇理由がバレるもうひとつの可能性としては、転職先企業が行う『前職調査』や『素行調査』からです。企業の中には採用前に「その人がどのような仕事をしていたのか、どんな人なのか」を調査するケースがあります。

個人情報保護法により、前の会社やハローワークへの問い合わせはできないものの、入社時に違和感を感じ取られてしまうと調査を実施されることもあります。とはいえ、通常であれば調査されることもないのであまり心配しなくても良いでしょう。

会社都合の退職を隠すと経歴詐称となることも

面接で聞かれた際に「意図的に退職理由を隠す」ことは経歴詐称につながります。特に、履歴書や面接の際に会社都合で退職している旨を伝えた場合、具体的にどのような内容だったのかを掘り下げられることも少なくありません。このとき、退職理由をバレるのを恐れて偽ってしまったり、隠したりすると後にトラブルの原因になるので素直に伝えましょう。

会社都合で退職しても転職で成功する方法3選

「懲戒解雇による会社都合で退職したから」といって、転職できないわけではありません。会社都合であっても転職で成功する方法はもちろんあります。3つ必ず押さえておきたいポイントをお伝えするので、転職時に意識してみてください。

1. 会社都合の退職理由をきちんと説明できるようにする

1つ目のポイントが『会社都合での退職がバレるようなことがあった際、きちんと説明できるようにしておくこと』です。

会社都合であることがバレることがあれば、採用担当者がどんな理由なのか深く知りたいと思ってしまうものです。『問題のあるような解雇』だと採用するにあたっても不安なので、必ずといっていいほど深掘りされると思っておきましょう。このとき「なぜ会社理由で退職したのか」を必ず説明できるようにしておきましょう。特に、自分に非がなく業績悪化や業務環境が問題だったのであれば、きちんと説明できるように準備しておくことをおすすめします。

さらに意識したいのが「どんな理由であれ、会社のせいだけにしていると心証が良くならない」ということです。「自分にはどんなことができたのか」「前の会社での経験をどのように活かしたいのか」を話せるようにしておくと、採用担当者にも安心してもらえ、心証も良くなるでしょう。

2. 懲戒解雇の場合は『反省』と『更生』をアピールする

会社都合で退職したら転職先にバレる?自己都合じゃなくても成功させるポイント3選

2つ目のポイントは『懲戒解雇の場合は、きちんと解雇されたことを反省し、更正したことをアピールすること』です。

会社都合の退職が懲戒解雇である場合、バレることがあれば心証が悪くなるのは免れません。自分からわざわざ話す必要はありませんが、もしも聞かれるようなことがあればきちんと解雇に至るまでの経緯やその点についての反省や更正している旨を伝えましょう。

仮に人間関係のトラブルで解雇になってしまったのであれば、具体的にトラブルになってしまった原因や自分の改善点を整理して話せるようにしましょう。「なぜ解雇されてしまったのか」をきちんと言語化できているだけで、自分の過ちを理解し次につなげられる人という印象を与えられます。

『懲戒解雇で前職を辞していること』が発覚するのは、本人としては避けたいでしょう。しかし、一度知られたことはもう覆せません。正直に話すことも大事であると心得ておきましょう。

3. 転職エージェントを利用する

3つ目のポイントは『転職エージェントを活用すること』です。

特に懲戒解雇のような会社都合の退職は、バレると心証が悪くなるため、なるべくバレないように転職活動をしたいと思うでしょう。バレると困るような解雇理由があるのであれば、自分1人で転職するよりもエージェントを活用した方が『懲戒解雇のような会社都合による退職であっても、できるだけ心証を悪くしないようにする方法』を教えてくれたり、推薦してくれたりするため転職しやすいです。

『大幅な給与カットや未払い』『過度な残業や休日出勤』『セクハラ』や『パワハラ』といった『自身に何の否もないケース』であっても、効果的なアピール方法をエージェントに教えてもらうことで、より円滑に転職活動を進めることができるでしょう。

まずは転職エージェントに登録することから始めてみましょう。

転職エージェントと転職を進めたい人はこちら

会社都合で退職しても、解雇理由が転職先でバレる可能性は低いです。しかし、中には経営者間のネットワークや事前調査でバレることもあります。このような場合には、正直に「なぜ解雇されてしまったのか」を説明できるように事前に準備しておくことで、転職時の心証を必要以上に悪くすることを避けられるかもしれません。

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PROFILE


ちはる

大手IT商社でプロダクトプロモーション担当を経て、 WEBコンテンツ制作会社に転職し、ライターとして所属。その後、独立し、現在はビジネス・不動産関連の記事を主に執筆。

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