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独立できる資格、役立つ資格6選!勉強しながら稼げる職種も紹介

独立できる資格、役立つ資格6選!勉強しながら稼げる職種も紹介

独立するには、何か資格が必要なのでしょうか。どんな資格があれば、独立に役立つのでしょうか。

本記事では、独立するために必須の資格や「あると役立つ」資格を6つ紹介します。記事の後半では、フリーランスを目指す人に向けた「あると役立つ」資格も紹介します。

資格の勉強をしながらスキルアップし、独立に向けた準備を進めましょう。

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独立に資格は必要?

業種によって、取得が必須な資格があることもあれば、資格を1つも取らずに独立できることもあります。ただし、資格の取得や勉強は、独立するうえで必ず役に立ちます。資格を持っていることは、取引先やクライアントからの信頼を獲得するのに役立つでしょう。資格の有無を気にしない業界でも、資格の勉強をすることで、仕事に役立つ知識を体系的に身につけられます。

本記事では、「資格の取得が必須な士業」「できれば取っておきたい料理系の資格」「勉強しながらお金を稼げる、副業にも独立にも役立つ資格」をそれぞれ紹介します。独立したい業界・業種で役立つ資格がないか、探してみてください。

独立できる!士業系の資格3選

士業系の仕事で独立するなら、資格の取得は必須です。まずは、職種ごとに必要な士業系の資格を3つ紹介します。

資格1:税理士

税理士として独立するには、次のいずれかの条件を満たし、税理士になる資格を得なくてはなりません。

1. 税理士試験に合格した者であること
2. 税理士試験を免除された者であること
3. 弁護士(弁護士となる資格を有する者を含む。)
4. 公認会計士(公認会計士となる資格を有する者を含む。)

(1)又は(2)に該当する者については、租税又は会計に関する事務に従事した期間(いわゆる実務経験)が通算して2年以上あること

引用:
日本税理士会連合会HP『税理士の資格取得

つまり、弁護士や公認会計士は、税理士としての資格も持っていることになります。弁護士と公認会計士以外は、税理士試験に合格しても、通算2年以上の実務経験を積まなければ独立はできません。

資格2:公認会計士

公認会計士の資格を得るには、次の4つのステップを経なければなりません。

【公認会計士への4ステップ】
1.公認会計士試験に合格する
2.会計監査や財務で2年以上の実務経験を積む
3.会計教育研修機構による実務補修を修了する
4.同機関による修了考査に合格する

公認会計士試験の合格は、資格取得に向けた第一歩に過ぎません。複数の試験(考査)と経験を積んで、ようやく取得できるのが、公認会計士の資格です。

たしかに、公認会計士の資格取得は難しく、長い道のりかもしれません。しかし、公認会計士の資格と同時に、税理士になる資格も得られることや、難関資格だからこその信頼があることなど、メリットは大きいです。

参考:日本公認会計士協会HP『公認会計士試験について

資格3:中小企業診断士

中小企業診断士は、企業の経営状況の診断や、コンサルティングができることを示す資格です。「新たに取得したい資格ランキング」(日本経済新聞・2016年1月12日付)で1位に輝いた事もあり、社会人が取得したい資格として常に上位にランクインする資格です。会社員をしながら、資格勉強を進める人が多くいます。独立するかしないか、どんな業種で独立するかにかかわらず、ぜひ取得したい資格です。

資格取得の条件は、1次・2次試験に合格し、15日以上の実務補修を修了(もしくは診断実務に従事)することです 。資格取得とは「経済産業大臣により中小企業診断士に登録されること」を指します。登録の有効期間は5年であり、更新研修を受けるか、論文審査をクリアすることで登録更新ができます 。

参考:一般社団法人中小企業診断協会HP『中小企業診断士試験

独立にも、フランチャイズにも!料理系の資格3選

独立できる資格、役立つ資格6選!勉強しながら稼げる職種も紹介

自分で飲食店を開くときや飲食系のフランチャイズに加盟する際、料理に関係する資格を持っていると有利になります。飲食業に携わる以上、取得が必須な資格もあります。

資格1:食品衛生責任者

飲食業で独立するのであれば、食品衛生責任者の資格が必要です。食品を扱う事業の場合、営業許可を受ける施設ごとに食品衛生責任者を1名以上設置する義務があるからです。

資格取得の条件は、「食品衛生責任者養成講習会」を受講することです。試験はなく、1日で取得できる資格です。詳しくは各自治体の保健所HPを確認してください。

下記の資格を保有している場合は、食品衛生責任者養成講習会を受講しなくても食品衛生責任者の資格が取得できます。詳しくは各自治体の保健所まで問い合わせてください。

・栄養士
・調理師
・製菓衛生師
・と畜場法に規定する衛生管理責任者
・と畜場法に規定する作業衛生責任者
・食鳥処理衛生管理者
・船舶料理士
・食品衛生管理者、もしくは食品衛生監視員となることができる資格を有する者

また「食品衛生責任者」と似ているものに「食品衛生管理者」という資格があります。これは乳製品、食品添加物、食肉製品、食用油脂等、特定の食品を製造等する施設に1名置く必要のあるという資格で、食品衛生責任者とは全く違うものになります。

参考:東京都福祉保健局HP『食品衛生責任者

資格2:管理栄養士

管理栄養士は、栄養指導/管理、給食管理に必要な国家資格です。介護や児童福祉などの各種福祉施設、学校給食に関する仕事に役立ちます。企業の栄養アドバイザーとして働く管理栄養士もいます。

資格取得の条件は、「管理栄養士養成課程」「栄養士養成課程」のある、大学・短期大学・専門学校のいずれかに入学し、決められた専門課程を修了したうえで、卒業することです。2021年現在、夜間学校や通信教育はないので、日中の学校に通わなければなりません。

働きながら取れる資格ではないため、学生のうちに管理栄養士の道を目指すか、休職・退職して学校に通い直す必要があります。

参考:
公益社団法人 日本栄養士会HP『管理栄養士・栄養士を目指す方へ

資格3:専門調理師・調理技能士

専門調理師・調理技能士は、「調理技術技能評価試験」に合格すると得られる称号です。調理師のための国家試験であり、和洋折衷さまざまな料理に関する調理技術を持つことを証明できます。

資格取得の条件は、実技試験と学科試験に合格することです。試験内容は、次の通りです。

【実技試験】
以下の料理を作る実技試験
・すし料理
・中国料理
・給食用特殊料理
・日本料理
・西洋料理
・麺料理

【学科試験】
・調理一般
・調理法
・材料
・食品衛生及び公衆衛生
・食品及び栄養
・関係法規
・安全衛生

試験内容を見てわかる通り、あらゆるジャンルの料理に対する技術と、飲食や調理に携わるうえで必要な知識を備えた「オールマイティな調理師」の資格です。

資格の勉強をしながら稼げる3つの職種

独立できる資格、役立つ資格6選!勉強しながら稼げる職種も紹介

フリーランスとしての独立を目指すのであれば、会社員として働きながら、副業からはじめることをおすすめします。スキルアップも兼ね、資格勉強も進められれば、なお良いです。資格の勉強と実務を並行して行うことで、体系的に知識を身につけられるからです。

会社員におすすめの月2万円稼げる副業18選!正社員の副業成功事例を紹介

https://entrenet.jp/magazine/25168/

次からは「ライター」「エンジニア」「デザイナー」としての独立に役立つ資格を紹介します。

資格1:ライター系の資格

ライターとして独立したいのであれば、日本語に関する資格や、マーケティングに関する資格を取得するのもいいでしょう。

文部科学省が後援する「日本語検定」なら、正しい日本語の使い方を学べます。副業・本業ともに、「日本語を正しく扱えないプロのライター」は、たくさんいます。漢字のひらき(漢字で書くか、ひらがなで書くか)や適切な使い分けができなかったり、「頭痛が痛い」のような重複表現をしてしまったりといったミスが多いライターはごまんといます。

正しい日本語を扱えることは、ライターにとっての身だしなみのようなものです。役に立つかどうか以上に、勉強のために取得したい資格といえます。

「Webライティング検定」は、Webマーケティングを行うライターにおすすめの資格です。コピー・SEOライティングはもちろん、倫理・法律の観点から適切な文章を書く力が身につけられます。

参考:日本語検定

資格2:プログラミング系の資格

エンジニアとして独立したいのであれば、自分の扱えるプログラミング言語や仕事に必要なプログラミング言語の資格を取るといいでしょう。

「Java SE」系や「C言語プログラミング能力認定試験」なら、汎用性も高いでしょう。特に「C言語プログラミング能力認定試験」の1級は取得の難易度が高い資格として名高く、持っているだけでクライアントからの信頼を獲得できるほどです。

2021年現在、資格はないものの、コードの書きやすさと処理速度の速さが特徴的なプログラミング言語である「Go言語」や統計解析に特化したプログラミング言語である「R言語」の勉強もしておくといいでしょう。Goを扱えるエンジニアへのニーズは高まっており、R言語はプログラミング以外の業務(マーケティングやデータ分析)にも役立ちます。

また、扱う言語にかかわらず「基本/応用情報技術者試験」を取得しておくことをおすすめします。ITやプログラミングに関わる唯一の国家資格だからです。

資格3:デザイン系の資格

デザイナーとして独立したいのであれば「デザインそのものに関わる資格」や「ツールに関する資格」を取るといいでしょう。

「色彩検定」は、紙媒体でもWeb媒体でも役に立つ資格です。デザイナーに必須である「色」に関する、確かな知識があると証明できます。

「Photoshop/Illustratorクリエイター能力検定試験」「アドビ認定アソシエイト(ACA)」などの資格は、仕事で使うツールに合ったものを取りましょう。

「Webクリエイター能力認定試験」は、デザインに直接関わる資格ではないものの、Webデザインに必要なコーディングの知識があることを示せます。業務範囲の広さを示したいなら、Webページ作成に使うプログラミング言語で、いくつか資格を取るといいでしょう。

資格は独立の手助けになる

独立できる資格、役立つ資格6選!勉強しながら稼げる職種も紹介

独立するために絶対に資格が必要というわけではありません。資格ゼロで独立し、成功している起業家・個人事業主もたくさんいます。しかし、資格の取得が独立の手助けになることは間違いありません。

資格は、自分のスキルを客観的に証明する、1種の武器です。資格の勉強をすることで、体系的に知識を身につけたり、自分の弱点に気付いたりできます。

また、独立の選択肢として「フランチャイズ」を考えているなら、資格の取得はより大きな意味を持ちます。フランチャイズは、業界での就業経験や経営の経験がなくても、低リスク・低資金で起業できるシステムです。ただでさえ起業のハードルが低いフランチャイズで、資格まで持っていれば、よりスムーズに起業できるでしょう。

独立に必要かどうかで考えるだけでなく、独立に向けた準備や勉強として、資格を捉えてみてください。取りたい資格の目星が付いたら、どんな業界・業種で独立するかもチェックしておきましょう。

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PROFILE

赤塚 元基

新潟県新潟市在住のフリーライター。
SaaSなどのIT系、投資やベンチャー企業の動向、オウンドメディアなどビジネス系を主に執筆。

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