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会社設立代行とは?費用や利用する理由まとめ

独立ノウハウ・お役立ち

会社設立をしようと思っていても、自分でイチから手続きを進めるのは「ハードルが高い」「面倒臭い」と感じる方は少なくありません。そんなときは思い切って自分の代わりに会社設立をしてくれる代行サービスを利用してみてはいかがでしょうか。また、会社設立代行を利用する場合、どれほどの費用がかかるのでしょうか。おすすめの会社設立代行や利用する理由と合わせてお伝えしていきます。

会社設立代行とは

会社設立代行とは、そもそもどのようなサービスなのでしょうか。「なんとなく聞いたことはあるけど、具体的にどんなサービスなのかわからない」という方のために、会社設立代行のサービス内容をご紹介します。

会社を設立するために必要な作業や手続きなどを、一貫して代理で行ってくれる代行業者を総称して「会社設立代行」と呼びます。

会社設立の手続きは、個人でも行えます。しかし、手続きには普段の業務では生じることのない専門性の高い作業を行わなくてはいけなかったり、法令に則った方法で申請しないと受理されなかったりします。専門性が高い分、個人で行おうとすると「難しい」「面倒臭い」などと感じてしまう方は少なくないでしょう。このように、会社設立の手続きを自分で行う気になれない方、お金を払ってでも本業に注力したい方などにおすすめなのが、「会社設立代行」の利用です。

会社設立代行と一言で言っても、どのようなサービスやサポートを提供しているのかは、会社設立代行業者により異なります。中にはコストパフォーマンスが抜群に良い業者や、設立後のアフターケアを含めて徹底的にサポートしてくれる経営コンサルタントのような業者も少なくはありません。会社設立を検討している方は、会社設立代行の利用も念頭に置いて自分に合う代行会社を検討しておくと良いかもしれません。

会社設立を検討される方へ
コチラの記事では、会社設立のメリットと設立時に必要な準備をご紹介しています。

「会社設立に必要な4つのステップとは?ポイントを抑えれば誰でも簡単に起業はできる!」
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おすすめの会社設立代行9選

会社設立を代行業者に依頼したいと考えてはいるものの、どの業者に依頼したら良いのかわからない方も少なくないでしょう。会社設立代行といっても完全に手続きを任せられるタイプと、自力で手続きを進めるうえで、困ったときにサポートをしてもらえるタイプなど、サービスの幅はさまざまです。

おすすめの会社設立代行を9社ご紹介していきます。自分が利用するとしたら完全に任せられるものと、サポートをしてもらえるもの、どちらが良さそうなのかを考慮して参考にしてみてください。

1.マネーフォワード クラウド会社設立

1つ目におすすめの会社設立代行は、さまざまな事務のサポートサービスを展開するマネーフォワードが運営する「マネーフォワード クラウド会社設立」です。

マネーフォワード クラウド会社設立は、自力で会社設立をしたい方向けのシステムを提供しており、困ったときはメールやチャットでのサポートをしてくれるタイプのサービスです。会社設立に必要な書類を、会社名・代表・事業目的などの必要情報を画面のガイドを見ながら入力するだけで作成できます。法務局に提出する登記書類も自動作成されるほか、入力した情報を基に、必要な書類が自動作成され、それらの提出場所や期限なども明示されるので、「自力で会社設立をしたい!」という方でも安心して利用できるといえるでしょう。

書類の作成以外にも、印鑑の購入もマネーフォワード クラウド会社設立なら合わせて対応してもらえます。完全に代行をしてもらえるサービスではないものの、必要な手続きは一貫してサポートしてもらえます。

利用費用   :無料
電子定款の作成:5,000円(※マネーフォワード クラウド スモールビジネスプラン、ビジネスプランに登録すると無料)
印鑑代    :柘 7,920円(税込み)

マネーフォワード クラウド会社設立:https://biz.moneyforward.com/establish/

2. freee会社設立コンシェルジュ

2つ目におすすめの会社設立代行は、会社設立に詳しい専属のコンシェルジュに電話で何度でも無料で相談できる「freee会社設立コンシェルジュ」です。

会社設立の準備から登記、設立時の一般的な悩みまでをコンシェルジュがサポートしてくれます。会社設立について知識がなくても、電話で相談できると安心して自分で手続きができるでしょう。

freee会社設立コンシェルジュは、事前に相談時間の予約をしておくと予約時に登録した番号に、電話がかかってくるので、計画的に利用してみましょう。
費用:0円

freee会社設立コンシェルジュ:https://www.freee.co.jp/launch/concierge/

3.0円創業くん

3つ目におすすめの会社設立代行は、「0円創業くん」 という助成金や融資に強い株式会社Wizが展開する会社設立代行です。

0円創業くんは、会社設立が不安な方でも、設立に必要な準備から設立後の対応までをワンストップでサポートしてもらえるサービスです。
設立費用が0円で会社設立できる0円創業くんですが、会社設立にかかる費用や・手数料はかかりませんが、所定のサービス・商品につき一定期間の契約が必要となります。

サービスは開業時に必要なものが多くあります、160以上のサービスから選べるので、会社設立時に浮く費用とその後契約するサービスを見比べて検討するとよいでしょう。

費用:0円

0円創業くん:https://zeroyen-sogyo.com/

4.会社格安センター

4つ目におすすめの会社設立代行は、申し込むと約1週間後に会社設立ができる「会社格安センター」です。

会社格安センターでは、追加費用や税理士契約など他サービスの契約は不要で書類作成手数料の8,360円(税込み)です。
会社格安センターから届いたカルテメールに会社の基本情報を記入して返信し、自身の身分証と役員・出資者の印鑑証明をFAXで送るだけで、書類を作成してもらえます。電子定款を公証役場で受け取る際や法務局へ書類を持参する際も、代理人に依頼できるようマニュアルが添付されてくるので、忙しい方にもピッタリです。

書類作成手数料:8,360円

会社格安センター:https://www.kaisha-kakuyasu.com/

5.上田公認会計士事務所

医院・歯科・クリニック・介護・福祉法人などの医療や福祉業界で会社設立をしたいのであれば、「上田公認会計士事務所」がおすすめです。600件以上の開業実績を誇る事務所で、そのうち90%が医療・福祉業界なので安心して会社設立を任せられるでしょう。

【医療法人設立費用(概算)の例】
設立手数料
・無床(大阪府の場合):50万円
・無床(兵庫県・京都府・奈良県の場合):50万円
・有床(兵庫県・京都府・奈良県の場合):60万円
登記手数料(司法書士の費用):約80,000円
官庁手数料(開設許可手数料):約20,000円
印鑑代(法人実印・銀行印・ゴム印):約50,000〜100,000円

上田公認会計士事務所:https://n-creas.com/

6.新★会社設立.JP

6つ目におすすめの会社設立代行は、株式会社WOOROM.が運営する「新★会社設立.JP」です。

新★会社設立.JPは、所属のプロスタッフが会社設立に必要な作業をすべて一貫して代行してくれる、完全に会社設立を代行してもらえるサービスです。最短1日で会社設立ができるコースや時間はかかるもののコストが抑えられるコースなど、4つのコースの中から適切なものを選べます。

とにかくスピーディーに会社設立をしたい!という方はぜひ利用を検討してみてください。

費用:186,500円~

新★会社設立.JP: https://www.sin-kaisha.jp/

7.ひとりでできるもん

7つ目におすすめの会社設立代行は、株式会社ユーモアプラスが運営する「ひとりでできるもん」です。

ひとりでできるもんは、簡単に会社設立することをモットーにしている会社設立のサポートをしてくれるサービスです。画面のナビゲーションにそって入力していくと書類作成ができます。

【子定款スタンダードコースでの費用(概算)】
電子定款作成料: 5,000円
システム料:3,850円
定款認証料:52,000円
登録免許税:150,000円

ひとりでできるもん: https://www.hitodeki.com/

8.格安設立.COM

8つ目におすすめの会社設立代行は、株式会社オーナーズブレインが運営する「格安設立.COM 」です。

格安設立.COMでは、追加費用6,000円のオプションで、所轄税務署・都道府県税務署への届け出・市役所などの地方公共団体への届け出も依頼できます。

手数料:17,800円
交通費などの諸経費:3,700円

格安設立.COM:https://ownersbrain.com/

9.税理士法人TOTAL

9つ目におすすめの会社設立代行は、「税理士法人TOTAL」です。

税理士法人TOTALは関東を中心に全国12ヵ所に拠点を置いており、会社設立を助成金・節税・労務などの専門的な観点からサポートしてくれます。32,000社を超える設立実績があるのも安心です(2022年8月時点)。

会社設立+税務顧問
定款認証印紙代:0円
定款手数料  :約32,000円~
登録免許税  :150,000円
手数料    :0円
初年度最大100,000円OFF(税務顧問コースにより割引金額は異なる)

会社設立
定款認証印紙代:0円
定款手数料  :約32,000円~
登録免許税  :150,000円
手数料    :18,000円(出資者および役員が、一人かつ同一人物の場合。合同会社の場合は出資者および社員)

税理士法人TOTAL:https://total-office.jp/

会社設立代行に依頼する3つの理由


自分でも手続きが可能な会社設立を、会社設立代行にわざわざ依頼するのにはどのような理由があるのでしょうか。

会社設立代行が便利そうだということは理解できていても、なかなか必要性やメリットを感じきれていない方もいるはずです。そんな方のために会社設立代行を利用する理由を3つ紹介します。

1.会社設立が簡単にできる

会社設立代行を利用する最大の理由は、会社設立が簡単に行えるからです。

会社を設立するためには、必要な手続きを法令に則って正確に進めなくてはいけません。さらには必要書類の作成や提出も複雑で、ついつい時間がかかってしまいがちです。場合によっては幾度となく修正が必要になり、思ったようにスムーズに書類の完成が見込めないこともあるでしょう。

そんなとき会社設立代行に依頼すると、費用はかかるものの面倒な事務手続きを一貫して代理で請け負ってもらうことが可能になります。労力だけでなく時間もかけずに会社設立ができるようになるため、本来の業務を止められない方に特におすすめです。

2.専門的なアドバイスが受けられる

会社設立代行を利用する2つ目の理由は、専門的なアドバイスが受けられるからです。

会社設立では大小限らずさまざまな悩みがつきものです。個人事業主として活動している場合、周りの人に相談もできず、1人で抱えこんでしまうケースも少なくありません。

この場合、専門的なアドバイスをくれる会社設立代行に依頼をしていれば会社設立についてだけでなく悩み相談も受けてもらえます。そもそも個人事業主のままの方が良いのか法人にすべきかや、法人口座を作る金融機関の選び方など悩みが尽きない会社設立だからこそ、初期の段階で会社設立代行兼経営コンサルタントのような専門的なアドバイスをくれる人に相談できるように体制を整えておくのも1つの策といえるでしょう。

3.会社設立後もサポートしてくれる

会社設立代行を利用する3つ目の理由は、会社設立後のサポートが受けられる点です。

会社設立代行のほとんどは、契約期間を会社設立の完了日としています。しかし、会社設立代行の中にはアフターケアをしてくれているものもあります。このような会社設立代行を利用すれば、経営コンサルタントのように企業の弱点や改善点についてアドバイスがもらえることもあるので、チェックしてみましょう。

会社設立代行をうまく活用して会社を設立しよう!

会社設立は手続きも複雑で、なかなか自力で作業を進めるのにはハードルが高いと感じている方は少なくないでしょう。労力も時間もかかる会社設立を手探りで進めてしまうと、本来の業務が滞ってしまったり、申請書類が何度も修正しなくてはいけなくなったりと非効率的です。そうなるくらいであれば、専門家の力を借りて円滑に会社設立を行う方が良いかもしれません。

会社設立代行は、自力で書類作成を行い、サポートをしてもらえるものなのか、完全に代行してもらえるものなのか、サービスによって異なります。どのようなサービスが自分に向いているのかよく吟味して依頼するものを決めるようにしましょう。費用はサービスによってさまざまです。費用は依頼先を決める際の重要なポイントになると思うので、合わせて確認しておくことをおすすめします。

<文/ちはる>

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アントレスタイルマガジン編集部

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