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コインランドリーで開業するメリットは?競合に勝つために必要なこと

コインランドリーで開業するメリットは?競合に勝つために必要なこと

近年では「どこの家庭でもあるのが当たり前」の洗濯機ですが、洗濯機の機能もどんどん進化しています。そんな中「コインランドリーに需要はあるの?」と疑問に感じる方も少なくないでしょう。しかし、コインランドリーは今人気の土地の活用法とされているのです。コインランドリーで開業するのには、どのようなメリットがあるのでしょうか。また、競合に勝つためにはどのような工夫が必要なのでしょうか。まとめて解説していきます。

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コインランドリーを開業する3つのメリット

ファミリー層でも一人暮らしの家でも、洗濯機があるのが当たり前になりつつある昨今、コインランドリーに需要はあるのでしょうか。コインランドリーを開業するメリットを紹介していきます。

メリット1.人件費がほとんどかからない

コインランドリーを開業するメリットの1つは『人件費がほとんどかからない点』です。コインランドリーは設備を導入して開業をしてしまえば、運用するにあたり人件費がほとんどかかりません。運用には定期的な掃除やメンテナンスが必要なだけで、基本的にコインランドリーは無人運用が可能です。開業までは設備の設置に費用がかかるものの、その後の人件費は自らが掃除を手掛ければ支払いが必要なものはありません。

メリット2.拘束時間が短い

コインランドリーを開業するメリットの2つ目は『拘束時間が短い点』です。コインランドリーの開業で重要なのは設備の導入です。機械にお金を入れて使用するものなので、人が金銭の授受をする必要もなく、操作も単純なので教える必要はありません。そのため、防犯カメラを設置したり、定期的なメンテナンスをしたりするのが必要になるだけで、時間を自由に使えるのもメリットといえるでしょう。

メリット3.事業を継続しやすい

コインランドリーの開業に伴うメリットの3つ目は『事業を継続しやすい点』です。コインランドリーは開業して利用してもらえれば、その多くがリピーターになる可能性が高いです。定期的に利用してくれるリピーターを増やせれば収益も安定するため、事業が継続しやすいです。

また、設備のメンテナンスは必要なものの、不動産のような大掛かりな修繕が必要なわけではないので、運用費用も比較的安く抑えられます。

コインランドリーを開業する3つのデメリット

コインランドリーを開業するのには、もちろんメリットしかないわけではありません。では、コインランドリーを開業するからこそ被るデメリットにはどのようなことがあるのでしょうか。代表的なものを3つ紹介します。

デメリット1.大きな初期費用がかかる

コインランドリーで開業するメリットは?競合に勝つために必要なこと

コインランドリーの開業に伴う最大のデメリットが『大きな初期費用がかかる点』です。

コインランドリーを開業するにあたり、建物は比較的安く建てられます。一方、機材や設備の導入には大きな費用がかかります。

開業するにあたり「必要なのは洗濯機や乾燥機だけでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、実際には両替機や監視カメラなども必要になるので、初期費用には相当な費用がかかることを理解しておきましょう。初期費用を抑えるためにはリースもあるので、一括購入が難しい場合はリースも検討してみても良いでしょう。

デメリット2.固定客獲得が困難

コインランドリー開業の2つ目のデメリットは『競合との差別化が難しい点』です。

とにかく立地が重要なコインランドリー。しかし、どんなに立地が良くてもサービスが伴わなければリピーターはつきにくいでしょう。

競合との差別化を測ってリピーターを増やすために、どのような工夫やサービスを展開できるか日々思考を重ねましょう。例えば、待ち時間を楽しく過ごすための工夫も顧客獲得につながります。海外では、待ち時間にアーケードゲームやボードゲームが遊べるコインランドリーも展開されています。さらに、カフェバーなどを併設して、待ち時間を一息つくリラックスタイムにするのも、顧客の心をつかむのに良いかもしれません。

デメリット3.犯罪リスクが高い

コインランドリーを開業する際の3つ目のデメリットは『犯罪リスクが高い点』です。

コインランドリーは基本的に無人です。そのため、下着泥棒や両替機を狙った強盗などの犯罪のリスクがあります。対策をとらないとリピーター獲得にもつながりません。きちんと防犯を強化し、対処できるようにしましょう。

コインランドリーの開業にかかる費用

コインランドリーの開業には、莫大な費用がかかります。開業する前に、初期費用や運用資金にどれほどの費用が必要になるのか、理解を深めていきましょう。

開業費(初期費用)

コインランドリーには開業資金が必要です。「更地からコインランドリーを建設するのか」「すでに建物がある状態なのか」で必要な資金額も異なります。更地から開業した場合には3,000万円から4,000万円ほどの初期費用がかかるといわれています。その中でも自己資金で賄うのは30%から40%ほどで、残りは資金調達するケースが多いようです。

開業するにあたり必要になるものには、どのようなものがあるのか紹介します。

洗濯・乾燥機器代

コインランドリーを開業するにあたり、必要不可欠なのが洗濯機や乾燥機などの機器です。洗濯機といっても種類はさまざまです。どの洗濯機を導入するかによっても費用が大幅に異なるので、導入の際はよく検討しましょう。

洗濯機 150万円~
乾燥機 100万円~
洗濯乾燥機 250万円~

どの機械を何台くらい導入するかは、業者に相談してみることをおすすめします。フランチャイズの場合は、フランチャイズ本部に確認をしたうえで設備をそろえましょう。

設備工事・内装工事

コインランドリーで開業するメリットは?競合に勝つために必要なこと

開業費用として必要になる費用には設備や内装の工事費も含まれます。

どれほどの費用が実際にかかるかは、開業しようとしているコインランドリーの広さや洗濯機など機械の台数、業者によって大きく異なります。準備費用としては700万〜1200万円ほどを想定しておきましょう。具体的な工事内容としては以下です。

・電気工事
・ガス工事
・給排水工事
・ダクト工事
・空調設備内装仕上げ
・外装工事
・内装工事
・駐車場の整地費用

内装(壁紙やインテリアなど)など、自身でできそうな設置などは、なるべく個人で行うことで、工事費用も少し抑えられるかもしれません。

必要な運転資金

コインランドリーを経営するためには、初期費用はもちろん、維持費用もかかります。収益はコインランドリーの利用分のみになるため、維持費用を支払うためにはなるべく多くのお客様に利用してもらう必要があります。機材をリースしている場合「機材代は何年で返済するのか」に応じて返済スケジュールが異なるので除外しますが、毎月のキャッシュフローとしては以下のようになります。

売り上げ(月)・・・・・・・40~150万円ほど
水道光熱費・・・・・・・売り上げの20~25%
家賃(固定資産税)・・・物件による
人件費・・・・・・・・・3~5万円ほど
雑費・・・・・・・・・・1〜3万円

人を常駐させなくても、定期的に清掃に入る必要があるため、清掃員への人件費がかかります。

必要なキャッシュフローに応じて「毎月どれほどの収益が必要なのか」を算出できるのが望ましいです。

コインランドリー開業を成功させる5つのコツ

せっかくコインランドリーを開業したのであれば、成功させたいですよね。コインランドリーを成功させるためには、どのようなポイントを抑えれば良いのでしょうか。コインランドリー開業を成功させるためのコツを5つ紹介します。

コツ1.立地選びは将来のことも考えて

コインランドリーを開業するのに最も重要といっても過言ではないのが、立地選びです。開業当初は資金がなく、どうしても妥協した立地選びをしてしまいがちです。しかし、立地は将来のことも考えて『妥協しないこと』をおすすめします。住宅地もしくはホテル街や観光地など、業者が利用しやすい場所がおすすめです。

コツ2.節税を徹底する

コインランドリーを経営するうえで、節税対策は重要です。優遇される節税として以下のようなものがあるので、条件が当てはまるかチェックしてみることをおすすめします。

・中小企業経営強化税制・・・即時償却または税額控除
・生産性向上特別措置法に基づく固定資産税の特例・・・固定資産税(通常、評価額の1.4%)を投資後3年間ゼロ~1/2に軽減
・小規模宅地等の特例・・・相続税に関して土地の評価が8割減

コツ3.事業(収支)計画は綿密に練る

キャッシュフローをきちんと把握することで、無駄な出費を減らせるようになります。コインランドリーを経営するために毎月どれほどの収支が必要なのかを綿密に計画し、毎月の目標売り上げを達成するため、日々試行錯誤を繰り返しましょう。

コツ4.小さな工夫で競合と差別化を図る

コインランドリーで開業するメリットは?競合に勝つために必要なこと

競合との差別化は事業存続のためには重要です。例えば、キャッシュレスへの対応、ポイント制度やアプリの導入など、小さいことでも良いのでチャレンジしてみましょう。

コツ5.複数のフランチャイズを検討する

コインランドリーの経営にはフランチャイズの活用もおすすめです。(加盟するフランチャイズ本部によってサポート内容は異なりますが)カスタマーサポートなどの支援が充実しているフランチャイズ本部もあり、そういったフランチャイズ本部に加盟すれば、オーナー業務に専念しやすくなります。

フランチャイズでコインランドリーの経営をする場合、いきなりひとつに絞ってしまうのではなく、いくつかのフランチャイズ本部を比較し検討してから決めるようにしましょう。きちんと比較検討することで、自分にとってベストな選択ができるようになります。

無人経営のコインランドリーこそ、小さな工夫が活きる!フランチャイズ選びは慎重に

コインランドリーの開業は、無人経営ができるため手放れが良く「経営したい!」と思う方も多いです。無人だからこそのデメリットはあるものの、さまざまな工夫が施しやすいので経営初心者の方でも挑戦しやすい事業であるといえます。フランチャイズでコインランドリーの開業をする場合には、複数のフランチャイズを検討し自分にぴったりなものを見つけられるようにしましょう。

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PROFILE

ちはる

大手IT商社でプロダクトプロモーション担当を経て、WEBコンテンツ制作会社に転職し、ライターとして所属。その後、独立し、現在はビジネス・不動産関連の記事を主に執筆。

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