カテゴリー

Line

それぞれの「雇われない生き方」

PLOFILE
河元智行さん(42歳)
まくら(株)/千葉県柏市
大学卒業後、家電量販店に入社。 買い換えたまくらで首を痛めたのを機に、まくらのポータルサイトを立ち上げる。 のちに法人化し、まくらのネットショップを展開。取り扱うまくらは約800点。 写真の河元氏が手にしているまくらはその名も「The Pillow」。 頭が水に浮かんでいるような心地よさ。 (さらに…)
PLOFILE
西尾周一郎さん(35歳)
(株)クレオフーガ/岡山市北区
大学在学中に、音楽投稿サイトを開設、2007年に法人化。 現在は音楽投稿コミュニティ「クレオフーガ」と音源販売サービス「オーディオストック」の運営を手がける。 オーディオストックでは8万5000点を超える音素材が販売されている。 (さらに…)
PLOFILE
西浦明子さん(48歳)
軒先(株)/東京都千代田区
大学卒業後、ソニーに入社。1994年からソニーチリに駐在。 その後、All About、ソニーコンピュータエンタテインメントなどを経て、 出産を機に退職。2008年4月に軒先ビジネスをオープン。 駐車場をシェアする「軒先パーキング」も展開。 (さらに…)
PLOFILE
西村和弘さん(44歳)
(有)エニシング/東京都小金井市
大学卒業後、江崎グリコに入社。2000年11月に脱サラ。Tシャツの企画販売を手がける。 前掛けの産地である愛知県豊橋市の職人と出会ったのを機に、2005年、前掛け専門店に業態変更。 欧州でも前掛けは人気。ジブリや広島東洋カープなど企業とのコラボも多数。 (さらに…)
PLOFILE
近正宏光さん(46歳)
越後ファーム(株)/新潟県阿賀町
大学卒業後、不動産会社に就職。社長の指示を受け、2006年に越後ファームを創業。 途中、不動産会社の社長にも就任するが、14年に独立、越後ファーム1本に。 16年にはJALの国際線ファーストクラスの機内食に「雪蔵今摺り米」が採用された。 (さらに…)
PLOFILE
松井知敬さん(39歳)
(株)オヤノミカタ/滋賀県大津市
大学卒業後、広告代理店、フリーランサーを経て3人のこどもを育てる専業主夫に。 半年で育児のストレスに音をあげ、「親の味方」の必要性を痛感した。 現在はECサイト「オヤノミカタSTORE」や、「オヤノミカタ交流会」などのイベントを展開する。 (さらに…)
皆さんは、どんな時に「幸せ」を感じますか? 仕事のがんばりが認められた時、お給料が上がった時、おいしいものを食べている時、家に帰って、こどもと触れ合った時…。 人によって、幸せの定義は異なります。 今回お話を伺ったのは「ホームレス小谷」こと、小谷真理さん。 小谷さんはお笑い芸人として挫折後、キングコング・西野さんからアドバイスを受け、ホームレスになりました。 一見すると、かなり大変な目に遭っているように見えますが、小谷さんはホームレスになった後25kg太って、ご結婚もされ、とても幸せになったと言います。 ホームレスになって気づいた「幸せ」とは、なんでしょうか?
<プロフィール> 小谷真理(こたに・まこと) ホームレス。元芸人。 2002年にNSC(吉本総合芸能学院)に入学し、2013年まで大阪を拠点にお笑い芸人として活動する。 ピン芸人として上京し、キングコング・西野亮廣氏の家に居候するも、家賃を2ヶ月滞納し家を追い出され、ホームレスとなる。 TwitterやFacebook、ツイキャスなどのSNSを駆使し、路上や駅前で寝泊まりした時に起きた出来事を発信し始める。 その後「BASE」(https://thebase.in/)を用いて、「(株)住所不定」というネットショップを開設。 何でも屋さんを謳い、自分の1日を50円で売り、様々な依頼を受けている。 人との縁や恩の力で、お金を使わずに人生を謳歌している。 ホームレス生活を始めて25kg太り、遂には2013年10月末、Twitterのフォロワーだった「もんちゃん」(写真左)と結婚。 現在は「BASE」ではなく、「レターポット」(https://letterpot.otogimachi.jp/)を通して依頼を受けている。 また従来通り依頼を受ける傍ら、キングコング・西野亮廣氏、SHOWROOM株式会社代表・前田裕二氏が共同で立ち上げた、住所非公開の会員制スナック「キャンディ・五反田店」(https://camp-fire.jp/projects/view/37553)にて、妻のもんちゃんと共に、夫婦で「ママ」も務める。 Twitterはコチラから! https://twitter.com/kotanimakoto?lang=ja
<プロフィール> もんちゃん ホームレス小谷こと、小谷真理の妻。 小谷のフォロワーの1人であったが、50円で依頼したことがきっかけで、交際0日で結婚。 現在は夫・小谷真理と共に「キャンディ・五反田店」にて「ママ」を務める。 Twitterはコチラから! https://twitter.com/_thank_u___

考えるより、とりあえずやってみよう。小谷真理さんがホームレスになった理由

―小谷さんがホームレスになった経緯を教えてください。
小谷さん 僕は10年くらい大阪でお笑い芸人をやってたんですけど、もうまったく芽が出んかったんですよ(笑)。 ほんでピン芸人として、上京しようと思ったんですが、お金もないしアテもない。 そんな時に大阪で、キングコング・西野さんと一緒に飲むことになったんです。 西野さんに「上京したい」って相談をしたら「じゃあウチくる?」って言ってもらえて(笑)。
―そして、西野さんの家に居候することになったんですね。
小谷さん はい。 西野さんちは広い上に、本人は仕事で外出しているか、もしくは家にいても書斎から出てこないので、ほとんど使いたい放題だったんです。 広いし綺麗だし、ほんま天国でしたわ(笑)。
もんちゃん だからさすがに家賃を毎月4万円お支払いする、ということになったんですけど、あろうことか、小谷はさっそく初月から滞納したんです!
―え…? 西野さんはなんと?
小谷さん 最初は笑っていましたが「次に滞納したら出ていってね」と、釘を刺されました(笑)。
もんちゃん が、その翌月、また滞納したんです。
―なぜ!?
小谷さん いやー、お金あったんですけどね(笑)。 支払う直前にお姉ちゃんのいる店で使ってしもうて(笑)。 「これはもう土下座しかない!」と思って、西野さんに謝ったら「家から出て、ホームレスやりなよ。それでその様子を毎日配信したらどうやろ?」って、言われたんです。
―西野さんのアドバイス通り、ホームレスになったということですね。なかなか「はい、分かりました」とは言えなさそうなお話ですが、なぜやってみようと思ったのでしょう?
小谷さん 他にやることもなかったし、なんかおもろそうだったんで(笑)。
もんちゃん 小谷は芸人時代から、西野さんの着眼点がとてもおもしろいことを知っていたそうです。 だから、とりあえず「考えるより、とりあえず西野さんを信じてやってみよう」と思ったらしいんです。
小谷さん せや、そんな感じ(笑)!

「25kg太って、嫁ももろた!」 世界一幸せ(?)な、ホームレスの生き方

―ホームレスになられた後の生活について、お聞かせください。
小谷さん 西野さんの言うとおり、ホームレスになった後の生活を、僕は「ツイキャス」(スマートフォンやPCから手軽にライブ配信ができるサービス)を通じて放送してました。 「ホームレスが自分の生活を実況して放送する」なんて、おそらく僕が初めてだったんじゃないですかね(笑)?
―どんなことを放送していたのですか?
もんちゃん 「今日僕が泊まっている公園はどこでしょう?」みたいなクイズを出したり、同じくホームレスをしている方と仲良くなって話しているところを放送したり。 当時、私も1視聴者として見ていましたが、本当に行き当たりばったりな、ありのままを放送をしていました(笑)。 すると、最初は10数人しかいなかった視聴者が、次第に増え始めたんです。 そんな生活を1ヵ月ほど送ったところで、おそらく皆さんが想像する「ホームレス」の生活は終わりを迎えました。
―どういうことでしょう?
小谷さん 誰でも簡単にネットショップが出店できる「BASE」(https://thebase.in/)というサービスを使って「僕の1日を50円で売る」という企画をスタートしたんです。 そうしたら、僕の1日が毎日飛ぶように売れてしまった(笑)!
―飛ぶように売れても、1日50円では1ヵ月毎日働いても、1500円にしかなりませんよね…?
もんちゃん そうです。 もちろんこの企画、お金を稼ぐためにやっているんじゃないんです(笑)。むしろお金を限りなく発生させずに生きる、彼なりのアプローチなんです。
―限りなく、お金を発生させない生き方とは?
もんちゃん 例えば小谷が、草むしりを依頼されたとして、時給1,000円で3時間働いたら、3,000円支払われますよね? 草むしりの対価として3,000円いただく。すると、小谷と依頼主の間で「契約」が成立し、それでやり取りが終わってしまう。 しかし、それがもし50円だったら。 お金が発生していることには発生していますが、明らかに「労働に対する対価」としては釣り合っていませんよね? すると、どうなるか。人はその足りない分を埋めようとして、お金以外で対価を支払おうとしてくれるんです。 「50円じゃ悪いから」と、飲みに連れて行ってくれたり、ご飯をごちそうしてくれたり、泊まる場所を提供してくれたり。 小谷は、そういった人の“好意”に甘えまくって、生きているんですよ(笑)。
小谷さん まぁこれ考えたん、僕じゃなくて、西野さんと西野さんの知り合いなんですけどね(笑)。 やっぱ西野さん天才やわ〜〜(笑)!
―さすが西野さん、目のつけどころが鋭いですね…。まるで田舎のネットワークのようです。「おすそ分けには、おすそ分けで返す」みたいな。
もんちゃん ああ、まさにそんな感じですね。 小谷は謝礼が50円だとしても、受けた依頼には、割と一生懸命取り組むんですよ。 それでお金ではない、いろいろなお礼をもらっていたら、いつの間にか体重が25kg増えてしまって(笑)。
小谷さん 芸人時代よりも美味しいもん食べてますし、気づいたら嫁ももろてましたね。勝ちですわ(笑)!!

「幸せ」だと感じるハードルって、もっと下げていいと思う。 ホームレスになって変わった「幸せの価値」

―経緯だけを聞いていると、正直「ホームレスになれって、西野さんは一体何を言い出すんだ…?」と思ってしまいましたが、おそらく西野さんは、小谷さんが今のようなスタイルになることを見越して、アドバイスをされたんですね。
小谷さん どうなんやろ? 後から聞くと、当の本人は「まさかホンマにやるとは思わんかったわ!」ってゲラゲラ笑ろてましたけど(笑)。
もんちゃん 本当のところは本人にしか分かりませんが、お金を介さずに「縁と恩だけで生きていけるのでは?」という青写真があったのは、間違いないんじゃないんですかね(笑)?
―そう聞くと「お金ってなんだろう?」と不思議な気持ちになります。小谷さんが生きている上で、お金が必要になる場面ってありますか?
小谷さん まぁいる時はありますよ。その度にお金集めてます! こないだも僕、病気になったんですよ。 でも病院に行くにしても、お金がないので行けないじゃないですか? ほんでSNSに「病気になってもうた! タスケテクダサイ!」と書き込んだら、今まで50円依頼でお世話になった人が助けてくれたんです! みんな、ほんまにありがとう(笑)!
もんちゃん まとまったお金が必要な時は、小谷はよく、クラウドファンディングを使っていますよ。 私と結婚式を挙げる、ということになった時は、クラウドファンディングを利用して「花やしき」を貸し切って盛大に行いました。 その時は私たちの式に出席できる権利をリターンとして、目標金額を集めてましたね。 他にも、有名無名問わずに小谷が「この人天才だ!」と思った人たちが出演するフェス『天才万博』(http://tensaibanpaku.com/)の開催にあたっても、クラウドファンディングを使って、目標額を達成していました。
―有名人でも失敗されている方が多いクラウドファンディングで、何度も成功されているのはなぜでしょうか?
小谷さん なんでやろ? 正直よく分からないです(笑)。
もんちゃん 近くで見ている私からすると、小谷は周りの人と比べて「お金に対する価値観」がズレてるからですかね(笑)。 以前、小谷はある知り合いに「小谷さんは、お金をおもちゃみたいに扱いますね」と言われたと、私に話していたことがありました。
小谷さん あったね、そんなん。
もんちゃん 私はその時「なるほど」と、腑に落ちました。小谷の中で、お金ってきっとおもちゃとかアメと変わらないんです。
―どういうことでしょう?
もんちゃん 例えば、アメを舐めたいなと思った時に、友達に「アメ、1つちょうだい!」ってお願いすることって、多分誰にでもあると思うんです。 小谷の場合、友達からアメをもらうのと同じテンションで「こういうことしたいから、お金ちょうだい!」って言ってしまう。
小谷さん 「おかん、お小遣いちょうだい!」みたいなノリやね。
もんちゃん こういうことを言うと「お金を人から集めるなんて、けしからん!」とお叱りを受けることもあるのですが、小谷からしたら、目的を達成するのに必要な分を、皆さんから少しずつ分けてもらっているだけなんですよ。 逆に言えば、必要以上はいらないんです。
小谷さん まぁ、おもちゃもアメも、そんなにたくさん持っててもしゃーないしな。 自分が楽しめる分だけ、食べ切れる分だけでいいし。
もんちゃん そうなんです。小谷1人だけじゃなく、何人かと一緒にいるなら、その人数分のおもちゃやアメだけでいい。 お金もそれと一緒なんですよ。
―つまり、お金は目的達成のためのツールに過ぎず、あくまでその先にあるもの(お金を集める目的)が重要なんだ、ということですね。
もんちゃん そうだと思います。 私たちはなんとなく「お金をたくさん持っていると幸せ」みたいな価値観に支配されがちですが、本質は違うんじゃないかと、小谷を見ていると思います。
小谷さん あー、本質なのかよう分からんけど(笑)。 まぁでもホームレス生活を始めて、昔の自分を含め、みんな「幸せ」だと感じるハードルが高いなって思ったんですよ。
―「幸せ」だと感じるハードルとは?
もんちゃん どこかで他人と比べると、どうしても自分が劣っているように見えてしまう。彼の方が頭がいいだとか、彼女の方がお金を持っているだとか。 そしてみんながみんな、誰かと比べていたら、必ず「自分なんてまだまだ…」と思ってしまう。 比べ過ぎること、求め過ぎることで、みんな幸せになるためのハードルがどんどん高くなってしまってる、ってことなんじゃないですかね?
小谷さん うん、そうそう。 だって僕、家ないんで、今日泊まる場所が出来ただけで嬉しいんですよ(笑)。 自分が誰かを笑顔に出来たら嬉しい。ご飯をごちそうになったら嬉しい。空が晴れているだけで嬉しい。 もう、今日も生きているだけで勝ちやん! ホームレスになって、ここまでいろんなことに幸せを感じられるようになるなんて、思ってもみなかったですわ(笑)。 そんな感じでみんな、「幸せ」だと感じるハードルを、もっと下げてもええんちゃうかなって思うんですよ。

人からの「ありがとう」で、ご飯を食べていける人になりたい

―小谷さんのこれからの展望を教えてください。
小谷さん 「キャンディ」というスナックのママを、もんちゃんと一緒にやることになったんで、ゆるく楽しくやってきたいですね。
もんちゃん 「キャンディ」は住所非公開の会員制、ファンクラブ会員が1,000人に達したら、酒もつまみもタダ(2018年2月現在940人超)という、超特殊なスナックです。
小谷さん もちろん、ホームレス業(?)も継続していきます。 ただし2018年2月から、「1日を50円で売る」のではなく「レターポット」を通じて依頼を受けるという形に変えました。
※レターポットとは キングコング・西野さんが中心になり制作されたWEBアプリケーション。 1文字5円で文字を誰かに贈ることができ、文字を受け取った人は、受け取った文字をまた違う誰かに贈ることが可能。 詳しくはこちらから https://camp-fire.jp/projects/view/48069
小谷さん 「これ、おもろい!」って思うことには、これからも挑戦していきたいですね。 あと人から感謝されること。人からいただく「ありがとう」で、うまいもん食べていきたいですね、これからも。 それでたくさんの人とお会いして、ゆくゆくは世界中の人と家族になる。 僕のような生き方を見て「こんなやつがいるんだ、こんな生き方があるんだ」って、少しでも誰かが笑ってくれたら、それだけで嬉しいです!
PLOFILE
山本遼さん(27歳)
R65不動産/東京都杉並区
愛媛大学を卒業後、不動産会社に就職、のちに東京支店の立ち上げに関わる。高齢者が部屋探しに苦労する現実を目の当たりにし、2016年、65歳以上の高齢者向け物件を紹介するR65不動産を創業。取り扱い物件は1都3県を中心に60件ほど。 (さらに…)
大手の会社に勤めたあと、家業を継ぐという方も多いでしょう。 今回お話しを伺った経営者専門のスーツ仕立屋を経営する末廣徳司さんも大手アパレルブランドでの仕事を経て、家業の婦人服店を継いだキャリアをお持ちです。 ですが、その後、家業の社長業を引退し、独立の道を選びます。経営者が副業として見つけた新しい道です。その過程を伺いました。 (さらに…)
PLOFILE
宇佐美典也さん(36歳)
東京都港区
東京大学経済学部を卒業、経済産業省に入省。在職中に「三十路の官僚のブログ」が話題に。2012年に退職、現在は太陽光発電分野でのコンサルなどを行う。著書に『肩書き捨てたら地獄だった』(中公新書ラクレ)がある。 (さらに…)
PLOFILE
松田裕美さん(50歳)
(株)エムズファクトリー/千葉県茂原市
3人のこどもを育てる専業主婦だった頃、手芸教室で出合ったクラフトバンドに感動。2006年4月にクラフトバンドのネット販売を手がけるエムズファクトリーを創業。同時に、手芸を教えたり講師を養成したりするクラフトバンドエコロジー協会も設立。 (さらに…)
PLOFILE
渋屋隆一さん(41歳)
スモールスタートコンサルティング/横浜市戸塚区
大学卒業後、IT企業2社にてエンジニアとして勤務。中小企業診断士の資格を取得したことを機に、副業としてセミナーやコンサルティングを始める。2015年4月に独立。IT企業を中心に、経営やマーケティングに関するコンサルティング・研修を行う。 (さらに…)
PLOFILE
森川真嗣さん(36歳)
ゲストハウス木雲/大阪市東淀川区
高専卒業後、フィンランド留学を経て、大阪の設計事務所に就職。 町づくりの仕事に関わる。 「地元の町づくりの当事者になりたい」との思いで2015年4月に退職。 実家の並びにあった三軒長屋をゲストハウスに改装。「銭湯入り放題」のサービスが話題に。 (さらに…)
PLOFILE
丸田恵さん(42歳)  朝羽さん(39歳)
晴れるベーカリー/鹿児島県奄美市
左から朝羽さん、恵さん。夫の恵さんは飲食チェーンの店舗責任者として13年間勤務。妻の朝羽さんは同僚だった。仕事がマンネリ化するのを感じた頃、独立を決意。パンの学校に1年通ったのち、自分が生まれ育った奄美大島に移住、2015年3月に開業した。 (さらに…)
PLOFILE
山﨑實さん(45歳)  富さん(44歳)
FORCE LABO/横浜市中区
左から富さん、實さん。兄の實さんは広告制作会社出身。弟の富さんは料理人から転身した。2015年10月に開業。タミヤの公式大会と同じ5レーンのコースがあるレース場は希少で、「ミニ四駆の聖地」に。遠く沖縄、北海道からも練習客が訪れる。 (さらに…)
PLOFILE
保川弘美さん(49歳) 廣さん(73歳) 照子さん(73歳)
Family Cafeterrace 鵠沼/神奈川県藤沢市
左から、照子さん、弘美さん、廣さん。弘美さんは、コンピューター系の会社に勤めた後、飲食店で経験を積んだ。 義両親である廣さんと照子さんは、江ノ電鵠沼駅前でそれぞれ喫茶店と美容院を営んでいた。2015年、2つのお店を1つに建て替える形でカフェを開業。 (さらに…)

2017年12月20日

PLOFILE
浅井和浩さん(35歳)  有美さん(33歳)
魚屋あさい/東京都中央区
左から和浩さん、有美さん。和浩さんはエンジニアを経て沼津魚市場の仲買人に。 上京後は水産商社に勤務しつつ魚のケータリングや魚のさばき方教室を趣味にした。 現在はPR会社に勤務する有美さんが、産休中に和浩さんのホームページを開設し、事業化を進めた。

VOL.186
魚さばき教室にケータリング。店を持たない「ノマド魚屋」

夫の趣味を妻がビジネス化。 「こんなにすごい妻だとは」

のケータリングはもともと僕の趣味です。目の前で魚をさばくと大人もこどもも喜んでくれて、あっという間に平らげてくれる。感動的でした。でもまさか仕事にできるとは。そこは完全に妻のおかげです。 ある日会社から帰ると妻が「H Pを作ってみたよ」。 頼みもしないのに格好いいのができてました。 妻はその頃産休中。もともとバリバリ仕事をする人でしたから「あなたは好きなことをしてるのに、私はなんでずっと家にいなきゃいけないの」ともんもんとしていたみたい。 「100%応援できない気持ちだった。そういうネガティブな気持ちを払拭するために手を動かしたかった」と妻は言います。 妻はそれからチラシを作り、民泊会社と組んで訪日観光客向けに築地を案内するツアーも企画してくれた。 仕事ができる人だとは知ってましたけど、ここまでとは。営業をかけるにしても毎回ちゃんと結果を出してくるんですよ。 「魚屋あさい」の事業は、だからものすごく順調。妻は自分のキャリアのことも大事にする人なので、今は元の職場に復帰していますが、企画やイベント、海外へのアプローチなどは引き続き妻が。おかげで僕は現場の仕事に集中できています。それに、お互いどんな仕事をしているか見えやすくなったせいか、仕事も育児も分担しやすくなった。 今は夫婦、平等感がありますね。



構成・文/東 雄介 撮影/刑部友康、阪巻正志
アントレ2017.夏号 「1人では決断できなかった 私と家族の独立物語」より
PLOFILE
小林未千さん(47歳)  弘和さん(51歳)
(株)和未コンサルティング/東京都中央区
左から代表の未千さん、取締役の弘和さん。2007年に和未(なごみ)コンサルティングを創業。 09年には働く女性・女性起業家支援コミュニティ「スタジオNagomi」をオープン。 技術や知識を持ちながら集客力や経営スキルに悩む女性をサポートする。

VOL.185
営業や人材育成をサポートするコンサルティング会社

妻が前、夫が後ろの夫婦起業。 夫の退職で妻も覚悟を決めた

社の顔として表に出るのが私で、スケジューリングやお金のこと、交渉ごとは夫が。家に帰れば料理以外は全部夫がしてくれます。そうしようと話しあったことはなくて、お互い得意なことをしているだけ。私はビビりなんですが「うまくいかなくてもその時はその時、何とかなる」と励ましてくれるのは夫のほうですね。  2人とも独立願望がありましたけど「一緒に辞める」とまでは思っていませんでした。そんなことリスキーすぎるでしょう? 私が先に独立して軌道に乗れば夫もというイメージだったのに。いよいよ独立すると夫に伝えるためにレストランで食事をしました。   私が切り出す前に「僕、さっき仕事辞めてきた」と夫。どういうことなの(笑)。 40歳という区切りに決断したみたいですが、タイミングがいいのか悪いのか。でも、じゃあ一緒にやろうかと言いました。 ビジネスで成功しようと思ったら絶対に必要な覚悟は、その時決まった気がする。  創業から10年、毎朝一緒に出勤して、一緒に食事をし、一緒に帰ります。ダメなことはダメと言い、いいことはいいと言う。 私たちにとっては普通のことで、気詰まりなことはないんですよ。何でも相談しながら同じゴールに向かうパートナーがそばにいるのは心強い。    ありきたりな感じで、すみません。でも本当に、よく話す夫婦なんです。



構成・文/東 雄介 撮影/刑部友康、阪巻正志
アントレ2017.夏号 「1人では決断できなかった 私と家族の独立物語」より

2017年11月28日

次の20件を表示 
1 2 4
Line
Line
Line

月間アクセスランキング

カテゴリー

注目のキーワード

アントレnet

独立、開業、起業をご検討のみなさまへ
アントレnetは、これから独立を目指している方に、フランチャイズや代理店の募集情報をはじめ、
さまざまな情報と機会を提供する日本最大級の独立・開業・起業・フランチャイズ・代理店募集情報サイトです。

会員登録はコチラ

アントレnet公式ページ