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それぞれの「雇われない生き方」

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塙 茂さん(76歳)
NPO法人グラウンドワーク笠間/茨城県笠間市
1942年生まれ。高校卒業後、日立工機(株)に就職。 57歳で早期退職するも、地元IT企業へ再就職。管理部長、役員、子会社の社長を歴任する。 やがて地域貢献活動に目覚め、12年にグラウンドワーク笠間を設立。 コミュニティーカフェや農業の6次産業化、社会貢献活動などに尽力する。 (さらに…)
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古田弘二さん(76歳)
愛犬のお散歩屋さん/東京都武蔵野市
1942年生まれ。小さいころから犬好き。大学卒業後、カネボウ(株)に入社。 53歳で早期退職。保険関係の仕事で起業するも、頓挫。途方にくれるなか、近所の人に犬の世話を頼まれる。 これをヒントに「愛犬のお散歩屋さん」をスタート。フランチャイズ(FC)展開もし、現在は50店ほどの加盟店がある。 (さらに…)
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鈴木富司さん(82歳)
川崎市麻生区
1935年生まれ。大学卒業後、三菱商事に入社。 自動車の海外事業や新規事業開発、大規模テーマパーク事業に従事。 リタイヤ後の2013年からスマホアプリ開発に没頭。 これまでにシニアのためのiPhoneアプリ「スマホの勉強シリーズ」をリリースしたほか、企業からの受託開発も行う。 (さらに…)
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平賀国雄さん(88歳)
どんぐり未来工房/神奈川県座間市
1929年生まれ。高校卒業後、金融機関などを経て、農業に転身。 「どんぐり」の栄養価に着目し、せんべい、ラーメンなどの食品を開発。 2012年にはどんぐり商品で障害者の自立支援を目指す(株)まちふくにも参画。 14年、開発にさらに力を入れるため「どんぐり未来工房」を設立した。 (さらに…)
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中野章三さん(81歳)
中野ブラザーズ/東京都世田谷区
1937年生まれ。兄の啓介さんと「中野ブラザーズ」として活動、日本タップ界の第一人者に。 啓介さんの急逝後も現役続行。17年にはデビュー70周年記念公演も。 近年は後進の指導や一般社団法人中野ブラザーズタップダンス連盟とともに「座タップダンス健康法」の普及に努める。 (さらに…)
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後藤稔行さん(49歳)
ジー・ブーン(株)/東京都千代田区
アパレルなどを経て、2006年に創業。 大手企業を顧客としたITアウトソーシング事業のほか、 アイデアが生まれるレンタルスペース「アイデアの城」、バンコクではフォトスタジオ「姫と侍」などを展開。 写真は「アイデアの城」の一室、「アリスのホワイトルーム」。 (さらに…)
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小津智一さん(45歳)
(株)OZ Company/福岡市中央区
アパレルなどを経て、2006年に創業。 高校卒業後、大手石油化学メーカーに就職。2006年に長女が誕生したのを機に脱サラ。 福岡県、長崎県に6カ所の企業内保育所を運営している。 保育士の働きやすさを向上させる施策を導入し、離職率はほぼゼロ。 (さらに…)
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河元智行さん(42歳)
まくら(株)/千葉県柏市
大学卒業後、家電量販店に入社。 買い換えたまくらで首を痛めたのを機に、まくらのポータルサイトを立ち上げる。 のちに法人化し、まくらのネットショップを展開。取り扱うまくらは約800点。 写真の河元氏が手にしているまくらはその名も「The Pillow」。 頭が水に浮かんでいるような心地よさ。 (さらに…)
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西尾周一郎さん(35歳)
(株)クレオフーガ/岡山市北区
大学在学中に、音楽投稿サイトを開設、2007年に法人化。 現在は音楽投稿コミュニティ「クレオフーガ」と音源販売サービス「オーディオストック」の運営を手がける。 オーディオストックでは8万5000点を超える音素材が販売されている。 (さらに…)
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西浦明子さん(48歳)
軒先(株)/東京都千代田区
大学卒業後、ソニーに入社。1994年からソニーチリに駐在。 その後、All About、ソニーコンピュータエンタテインメントなどを経て、 出産を機に退職。2008年4月に軒先ビジネスをオープン。 駐車場をシェアする「軒先パーキング」も展開。 (さらに…)
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西村和弘さん(44歳)
(有)エニシング/東京都小金井市
大学卒業後、江崎グリコに入社。2000年11月に脱サラ。Tシャツの企画販売を手がける。 前掛けの産地である愛知県豊橋市の職人と出会ったのを機に、2005年、前掛け専門店に業態変更。 欧州でも前掛けは人気。ジブリや広島東洋カープなど企業とのコラボも多数。 (さらに…)
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近正宏光さん(46歳)
越後ファーム(株)/新潟県阿賀町
大学卒業後、不動産会社に就職。社長の指示を受け、2006年に越後ファームを創業。 途中、不動産会社の社長にも就任するが、14年に独立、越後ファーム1本に。 16年にはJALの国際線ファーストクラスの機内食に「雪蔵今摺り米」が採用された。 (さらに…)
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松井知敬さん(39歳)
(株)オヤノミカタ/滋賀県大津市
大学卒業後、広告代理店、フリーランサーを経て3人のこどもを育てる専業主夫に。 半年で育児のストレスに音をあげ、「親の味方」の必要性を痛感した。 現在はECサイト「オヤノミカタSTORE」や、「オヤノミカタ交流会」などのイベントを展開する。 (さらに…)
皆さんは、どんな時に「幸せ」を感じますか? 仕事のがんばりが認められた時、お給料が上がった時、おいしいものを食べている時、家に帰って、こどもと触れ合った時…。 人によって、幸せの定義は異なります。 今回お話を伺ったのは「ホームレス小谷」こと、小谷真理さん。 小谷さんはお笑い芸人として挫折後、キングコング・西野さんからアドバイスを受け、ホームレスになりました。 一見すると、かなり大変な目に遭っているように見えますが、小谷さんはホームレスになった後25kg太って、ご結婚もされ、とても幸せになったと言います。 ホームレスになって気づいた「幸せ」とは、なんでしょうか?
<プロフィール> 小谷真理(こたに・まこと) ホームレス。元芸人。 2002年にNSC(吉本総合芸能学院)に入学し、2013年まで大阪を拠点にお笑い芸人として活動する。 ピン芸人として上京し、キングコング・西野亮廣氏の家に居候するも、家賃を2ヶ月滞納し家を追い出され、ホームレスとなる。 TwitterやFacebook、ツイキャスなどのSNSを駆使し、路上や駅前で寝泊まりした時に起きた出来事を発信し始める。 その後「BASE」(https://thebase.in/)を用いて、「(株)住所不定」というネットショップを開設。 何でも屋さんを謳い、自分の1日を50円で売り、様々な依頼を受けている。 人との縁や恩の力で、お金を使わずに人生を謳歌している。 ホームレス生活を始めて25kg太り、遂には2013年10月末、Twitterのフォロワーだった「もんちゃん」(写真左)と結婚。 現在は「BASE」ではなく、「レターポット」(https://letterpot.otogimachi.jp/)を通して依頼を受けている。 また従来通り依頼を受ける傍ら、キングコング・西野亮廣氏、SHOWROOM株式会社代表・前田裕二氏が共同で立ち上げた、住所非公開の会員制スナック「キャンディ・五反田店」(https://camp-fire.jp/projects/view/37553)にて、妻のもんちゃんと共に、夫婦で「ママ」も務める。 Twitterはコチラから! https://twitter.com/kotanimakoto?lang=ja
<プロフィール> もんちゃん ホームレス小谷こと、小谷真理の妻。 小谷のフォロワーの1人であったが、50円で依頼したことがきっかけで、交際0日で結婚。 現在は夫・小谷真理と共に「キャンディ・五反田店」にて「ママ」を務める。 Twitterはコチラから! https://twitter.com/_thank_u___

考えるより、とりあえずやってみよう。小谷真理さんがホームレスになった理由

―小谷さんがホームレスになった経緯を教えてください。
小谷さん 僕は10年くらい大阪でお笑い芸人をやってたんですけど、もうまったく芽が出んかったんですよ(笑)。 ほんでピン芸人として、上京しようと思ったんですが、お金もないしアテもない。 そんな時に大阪で、キングコング・西野さんと一緒に飲むことになったんです。 西野さんに「上京したい」って相談をしたら「じゃあウチくる?」って言ってもらえて(笑)。
―そして、西野さんの家に居候することになったんですね。
小谷さん はい。 西野さんちは広い上に、本人は仕事で外出しているか、もしくは家にいても書斎から出てこないので、ほとんど使いたい放題だったんです。 広いし綺麗だし、ほんま天国でしたわ(笑)。
もんちゃん だからさすがに家賃を毎月4万円お支払いする、ということになったんですけど、あろうことか、小谷はさっそく初月から滞納したんです!
―え…? 西野さんはなんと?
小谷さん 最初は笑っていましたが「次に滞納したら出ていってね」と、釘を刺されました(笑)。
もんちゃん が、その翌月、また滞納したんです。
―なぜ!?
小谷さん いやー、お金あったんですけどね(笑)。 支払う直前にお姉ちゃんのいる店で使ってしもうて(笑)。 「これはもう土下座しかない!」と思って、西野さんに謝ったら「家から出て、ホームレスやりなよ。それでその様子を毎日配信したらどうやろ?」って、言われたんです。
―西野さんのアドバイス通り、ホームレスになったということですね。なかなか「はい、分かりました」とは言えなさそうなお話ですが、なぜやってみようと思ったのでしょう?
小谷さん 他にやることもなかったし、なんかおもろそうだったんで(笑)。
もんちゃん 小谷は芸人時代から、西野さんの着眼点がとてもおもしろいことを知っていたそうです。 だから、とりあえず「考えるより、とりあえず西野さんを信じてやってみよう」と思ったらしいんです。
小谷さん せや、そんな感じ(笑)!

「25kg太って、嫁ももろた!」 世界一幸せ(?)な、ホームレスの生き方

―ホームレスになられた後の生活について、お聞かせください。
小谷さん 西野さんの言うとおり、ホームレスになった後の生活を、僕は「ツイキャス」(スマートフォンやPCから手軽にライブ配信ができるサービス)を通じて放送してました。 「ホームレスが自分の生活を実況して放送する」なんて、おそらく僕が初めてだったんじゃないですかね(笑)?
―どんなことを放送していたのですか?
もんちゃん 「今日僕が泊まっている公園はどこでしょう?」みたいなクイズを出したり、同じくホームレスをしている方と仲良くなって話しているところを放送したり。 当時、私も1視聴者として見ていましたが、本当に行き当たりばったりな、ありのままを放送をしていました(笑)。 すると、最初は10数人しかいなかった視聴者が、次第に増え始めたんです。 そんな生活を1ヵ月ほど送ったところで、おそらく皆さんが想像する「ホームレス」の生活は終わりを迎えました。
―どういうことでしょう?
小谷さん 誰でも簡単にネットショップが出店できる「BASE」(https://thebase.in/)というサービスを使って「僕の1日を50円で売る」という企画をスタートしたんです。 そうしたら、僕の1日が毎日飛ぶように売れてしまった(笑)!
―飛ぶように売れても、1日50円では1ヵ月毎日働いても、1500円にしかなりませんよね…?
もんちゃん そうです。 もちろんこの企画、お金を稼ぐためにやっているんじゃないんです(笑)。むしろお金を限りなく発生させずに生きる、彼なりのアプローチなんです。
―限りなく、お金を発生させない生き方とは?
もんちゃん 例えば小谷が、草むしりを依頼されたとして、時給1,000円で3時間働いたら、3,000円支払われますよね? 草むしりの対価として3,000円いただく。すると、小谷と依頼主の間で「契約」が成立し、それでやり取りが終わってしまう。 しかし、それがもし50円だったら。 お金が発生していることには発生していますが、明らかに「労働に対する対価」としては釣り合っていませんよね? すると、どうなるか。人はその足りない分を埋めようとして、お金以外で対価を支払おうとしてくれるんです。 「50円じゃ悪いから」と、飲みに連れて行ってくれたり、ご飯をごちそうしてくれたり、泊まる場所を提供してくれたり。 小谷は、そういった人の“好意”に甘えまくって、生きているんですよ(笑)。
小谷さん まぁこれ考えたん、僕じゃなくて、西野さんと西野さんの知り合いなんですけどね(笑)。 やっぱ西野さん天才やわ〜〜(笑)!
―さすが西野さん、目のつけどころが鋭いですね…。まるで田舎のネットワークのようです。「おすそ分けには、おすそ分けで返す」みたいな。
もんちゃん ああ、まさにそんな感じですね。 小谷は謝礼が50円だとしても、受けた依頼には、割と一生懸命取り組むんですよ。 それでお金ではない、いろいろなお礼をもらっていたら、いつの間にか体重が25kg増えてしまって(笑)。
小谷さん 芸人時代よりも美味しいもん食べてますし、気づいたら嫁ももろてましたね。勝ちですわ(笑)!!

「幸せ」だと感じるハードルって、もっと下げていいと思う。 ホームレスになって変わった「幸せの価値」

―経緯だけを聞いていると、正直「ホームレスになれって、西野さんは一体何を言い出すんだ…?」と思ってしまいましたが、おそらく西野さんは、小谷さんが今のようなスタイルになることを見越して、アドバイスをされたんですね。
小谷さん どうなんやろ? 後から聞くと、当の本人は「まさかホンマにやるとは思わんかったわ!」ってゲラゲラ笑ろてましたけど(笑)。
もんちゃん 本当のところは本人にしか分かりませんが、お金を介さずに「縁と恩だけで生きていけるのでは?」という青写真があったのは、間違いないんじゃないんですかね(笑)?
―そう聞くと「お金ってなんだろう?」と不思議な気持ちになります。小谷さんが生きている上で、お金が必要になる場面ってありますか?
小谷さん まぁいる時はありますよ。その度にお金集めてます! こないだも僕、病気になったんですよ。 でも病院に行くにしても、お金がないので行けないじゃないですか? ほんでSNSに「病気になってもうた! タスケテクダサイ!」と書き込んだら、今まで50円依頼でお世話になった人が助けてくれたんです! みんな、ほんまにありがとう(笑)!
もんちゃん まとまったお金が必要な時は、小谷はよく、クラウドファンディングを使っていますよ。 私と結婚式を挙げる、ということになった時は、クラウドファンディングを利用して「花やしき」を貸し切って盛大に行いました。 その時は私たちの式に出席できる権利をリターンとして、目標金額を集めてましたね。 他にも、有名無名問わずに小谷が「この人天才だ!」と思った人たちが出演するフェス『天才万博』(http://tensaibanpaku.com/)の開催にあたっても、クラウドファンディングを使って、目標額を達成していました。
―有名人でも失敗されている方が多いクラウドファンディングで、何度も成功されているのはなぜでしょうか?
小谷さん なんでやろ? 正直よく分からないです(笑)。
もんちゃん 近くで見ている私からすると、小谷は周りの人と比べて「お金に対する価値観」がズレてるからですかね(笑)。 以前、小谷はある知り合いに「小谷さんは、お金をおもちゃみたいに扱いますね」と言われたと、私に話していたことがありました。
小谷さん あったね、そんなん。
もんちゃん 私はその時「なるほど」と、腑に落ちました。小谷の中で、お金ってきっとおもちゃとかアメと変わらないんです。
―どういうことでしょう?
もんちゃん 例えば、アメを舐めたいなと思った時に、友達に「アメ、1つちょうだい!」ってお願いすることって、多分誰にでもあると思うんです。 小谷の場合、友達からアメをもらうのと同じテンションで「こういうことしたいから、お金ちょうだい!」って言ってしまう。
小谷さん 「おかん、お小遣いちょうだい!」みたいなノリやね。
もんちゃん こういうことを言うと「お金を人から集めるなんて、けしからん!」とお叱りを受けることもあるのですが、小谷からしたら、目的を達成するのに必要な分を、皆さんから少しずつ分けてもらっているだけなんですよ。 逆に言えば、必要以上はいらないんです。
小谷さん まぁ、おもちゃもアメも、そんなにたくさん持っててもしゃーないしな。 自分が楽しめる分だけ、食べ切れる分だけでいいし。
もんちゃん そうなんです。小谷1人だけじゃなく、何人かと一緒にいるなら、その人数分のおもちゃやアメだけでいい。 お金もそれと一緒なんですよ。
―つまり、お金は目的達成のためのツールに過ぎず、あくまでその先にあるもの(お金を集める目的)が重要なんだ、ということですね。
もんちゃん そうだと思います。 私たちはなんとなく「お金をたくさん持っていると幸せ」みたいな価値観に支配されがちですが、本質は違うんじゃないかと、小谷を見ていると思います。
小谷さん あー、本質なのかよう分からんけど(笑)。 まぁでもホームレス生活を始めて、昔の自分を含め、みんな「幸せ」だと感じるハードルが高いなって思ったんですよ。
―「幸せ」だと感じるハードルとは?
もんちゃん どこかで他人と比べると、どうしても自分が劣っているように見えてしまう。彼の方が頭がいいだとか、彼女の方がお金を持っているだとか。 そしてみんながみんな、誰かと比べていたら、必ず「自分なんてまだまだ…」と思ってしまう。 比べ過ぎること、求め過ぎることで、みんな幸せになるためのハードルがどんどん高くなってしまってる、ってことなんじゃないですかね?
小谷さん うん、そうそう。 だって僕、家ないんで、今日泊まる場所が出来ただけで嬉しいんですよ(笑)。 自分が誰かを笑顔に出来たら嬉しい。ご飯をごちそうになったら嬉しい。空が晴れているだけで嬉しい。 もう、今日も生きているだけで勝ちやん! ホームレスになって、ここまでいろんなことに幸せを感じられるようになるなんて、思ってもみなかったですわ(笑)。 そんな感じでみんな、「幸せ」だと感じるハードルを、もっと下げてもええんちゃうかなって思うんですよ。

人からの「ありがとう」で、ご飯を食べていける人になりたい

―小谷さんのこれからの展望を教えてください。
小谷さん 「キャンディ」というスナックのママを、もんちゃんと一緒にやることになったんで、ゆるく楽しくやってきたいですね。
もんちゃん 「キャンディ」は住所非公開の会員制、ファンクラブ会員が1,000人に達したら、酒もつまみもタダ(2018年2月現在940人超)という、超特殊なスナックです。
小谷さん もちろん、ホームレス業(?)も継続していきます。 ただし2018年2月から、「1日を50円で売る」のではなく「レターポット」を通じて依頼を受けるという形に変えました。
※レターポットとは キングコング・西野さんが中心になり制作されたWEBアプリケーション。 1文字5円で文字を誰かに贈ることができ、文字を受け取った人は、受け取った文字をまた違う誰かに贈ることが可能。 詳しくはこちらから https://camp-fire.jp/projects/view/48069
小谷さん 「これ、おもろい!」って思うことには、これからも挑戦していきたいですね。 あと人から感謝されること。人からいただく「ありがとう」で、うまいもん食べていきたいですね、これからも。 それでたくさんの人とお会いして、ゆくゆくは世界中の人と家族になる。 僕のような生き方を見て「こんなやつがいるんだ、こんな生き方があるんだ」って、少しでも誰かが笑ってくれたら、それだけで嬉しいです!
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山本遼さん(27歳)
R65不動産/東京都杉並区
愛媛大学を卒業後、不動産会社に就職、のちに東京支店の立ち上げに関わる。高齢者が部屋探しに苦労する現実を目の当たりにし、2016年、65歳以上の高齢者向け物件を紹介するR65不動産を創業。取り扱い物件は1都3県を中心に60件ほど。 (さらに…)
大手の会社に勤めたあと、家業を継ぐという方も多いでしょう。 今回お話しを伺った経営者専門のスーツ仕立屋を経営する末廣徳司さんも大手アパレルブランドでの仕事を経て、家業の婦人服店を継いだキャリアをお持ちです。 ですが、その後、家業の社長業を引退し、独立の道を選びます。経営者が副業として見つけた新しい道です。その過程を伺いました。 (さらに…)
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宇佐美典也さん(36歳)
東京都港区
東京大学経済学部を卒業、経済産業省に入省。在職中に「三十路の官僚のブログ」が話題に。2012年に退職、現在は太陽光発電分野でのコンサルなどを行う。著書に『肩書き捨てたら地獄だった』(中公新書ラクレ)がある。 (さらに…)
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松田裕美さん(50歳)
(株)エムズファクトリー/千葉県茂原市
3人のこどもを育てる専業主婦だった頃、手芸教室で出合ったクラフトバンドに感動。2006年4月にクラフトバンドのネット販売を手がけるエムズファクトリーを創業。同時に、手芸を教えたり講師を養成したりするクラフトバンドエコロジー協会も設立。 (さらに…)
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