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ハバネロソースが、僕の名刺です:VOL.244

ハバネロソースが、僕の名刺です:VOL.244
PROFILE

近藤 卓さん(45歳)

(同)ターンムファーム/大阪市都島区
都内でバー経営などを経験。2004年から丹波篠山でハバネロ栽培とホットソース「メローハバネロ」の生産を開始、国内外で評判に。18年の関西豪雨により記録的な不作に見舞われたのを機に、拠点を大阪に移転。「メローハバネロ」の生産は8月から再開予定。

VOL.244
無農薬のハバネロを使ったホットソースの生産、販売

これまではハバネロの栽培から、ソースの開発、生産、瓶詰め、発送まで全部1人で。だから「メローハバネロ」は自分の集大成、名刺代わりなんです。ホットソースを作っているだけなのに、世界中に知り合いが増えていくのは不思議なこと。小さいホットソースメーカーがたくさんあるアメリカをはじめ、オーストラリア、ベルギー、スウェーデン。メローハバネロをオフィシャルグッズにしてるヘビメタバンドもあります。ボーカルの子がファンなんですって。

でも1人で続けるのも限界を感じていました。もっとたくさん作りたいけど無理。すると欲しいのに買えないお客さんが出てくる。これじゃあ自己満足です。それでもずっと現状維持でいいと思っていたんですが、去年7月の豪雨でハバネロの生産量が例年の10分の1に。転機です。ハバネロ栽培は信頼できる若い農家さんに任せる形で、次のステップに移ることにしました。今は大阪に、ソースの生産、販売のための新しい拠点を作っているところです。

中学に上がる前にはもう、自分の力で生きていくと決めていました。ハバネロと出合ったのは石垣島で自給自足の暮らしをしていた頃。移住仲間からもらったハバネロを食べた。辛いのはもともと好きですけど、ハバネロみたいに肉厚でフルーティーで、甘い唐辛子ははじめて。色も形もほかの野菜とは違う特別な感じがした。それから苗を増やして、兵庫に移住して、ハバネロを育て始めて。あの時はまだ畑仕事もソース作りも知らなかったんですよ。でも今は知っている。成功するまで続ければ成功すると、僕は思っています。大阪でゼロからまた始めるのは全然怖くない。ソースができた時のうれしさも、知っていますからね。

「メローハバネロ」、自分ならどう味わう?

これがなくては始まらないと思うのは、「生ガキ」です。レモンもポン酢もおいしいですけどね。辛味と酸味だけじゃない、甘みのあるメローハバネロが、もう最高。

 

構成・文/東 雄介
撮影/刑部友康、片桐 圭、阪巻正志、宮田昌彦
アントレ2019.夏号
「猫、縄跳び、ハバネロ…それぞれの稼ぎ方 『好き』はカネなり」より

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