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婚活アドバイザーの副業とは?資格や始め方、メリットやデメリットまとめ

副業

昨今、婚活ビジネスの市場やニーズが拡大しています。その影響を受け、「婚活アドバイザー」の仕事が副業として注目されています。婚活アドバイザーとは具体的にどのような仕事なのでしょうか。また、興味はあるけど始めるのに必要な資格や始め方について詳しく知りたい方も多くいるでしょう。本記事では、副業で婚活アドバイザーの仕事を始めるために知っておきたいメリットやデメリットと始め方を合わせて紹介していきます。

https://entrenet.jp/magazine/45334/

婚活アドバイザーとは

婚活アドバイザーとは、真剣に結婚を希望している人の配偶者探しをする活動(婚活)をサポートする人のことです。婚活をしている人の相談に乗ったり、婚活する人をさまざまな角度からサポートしたりするのが、婚活アドバイザーの主な仕事内容です。具体的な婚活サポートには、以下のようなものがあります。

  • 結婚における希望条件などをヒアリングする
  • 希望条件をもとに、一人ひとりにぴったりな相手を紹介する
  • 結婚を希望している人の魅力や人格を見極め、適切なアドバイスをする
  • お見合いや配偶者候補の人と会う日時や場所を調整する
  • 問い合わせへの対応
  • 婚活サービスの会員管理 など

さまざまなサポートがありますが、中でも特に重要なのが自分の婚活サービスの会員となっている方の希望条件や魅力・人格を十分に理解することです。希望条件や婚活方針は会員によって異なります。慎重にヒアリングするようにしましょう。

婚活アドバイザーの副業を始めるメリット

副業で婚活アドバイザーの仕事を始めるのには、主に以下の3つのメリットがあげられます。

3つのメリットについて、それぞれ詳しく解説していきます。

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未経験からでも始められる

婚活アドバイザーを副業で始めるのに、専門的な知識やスキルは必要ありません。もちろん、学歴が求められることもありません。そのため婚活アドバイザーの副業を、未経験から始める方も少なくありません。婚活のノウハウを身に付ける必要はありますが、婚活アドバイザーに求められる知識やスキルは独学でも習得できます。

また、中には研修を行ってくれる婚活サービスのフランチャイズもあります。「副業を始めたいけれど能力面に不安を感じる」という方は、婚活サービスのフランチャイズ加盟を検討してみても良いかもしれません。

市場やニーズが拡大傾向にある

晩婚化の影響で、婚活の市場やニーズは拡大傾向にあるのも副業で婚活アドバイザーを始めるメリットです。

日本では女性の社会進出が増えたことにより、1970年代から晩婚化が始まったと言われています。晩婚化の波は今もなお続いており、未婚の30代・40代が男女ともに増えてきています。晩婚化に伴い、利用者の幅が広がっていることや、再婚率が増加傾向にあることも、婚活アドバイザーのニーズを後押ししていると言えます。

このように、婚活サービスを利用する未婚者や再婚者は増えてきているため、多くのニーズが見込めます。今後も婚活サービスの需要は増えると考えられており、婚活アドバイザーの副業は高収入を狙いやすいでしょう。

参照:結婚と家族をめぐる基礎データ|内閣府(P.6より)
※リンクの遷移先はPDFファイルです。ダウンロードに大量の通信費がかかる可能性があります

スキル次第では、本業を超える収入が期待できる

最初は副業で始めていた婚活アドバイザーでも、スキル次第では本業を超える収入が期待できます。

一般的に、婚活アドバイザーが受け取る成婚料は20万円前後です。そのため、1ヵ月あたり5人の会員が結婚すれば成婚料だけで月100万円の収入が得られるのです。

成婚料だけでなく、月会費やお見合い料などもサービス形態によっては収入源になります。そのため、中には副業で始めたはずの婚活アドバイザーの月収が本業を軽々と超えてしまうというケースもあります。

婚活アドバイザーの副業を始めるデメリット

婚活アドバイザーの副業とは?資格や始め方、メリットやデメリットまとめ

婚活アドバイザーには、他の副業と比べてどのようなデメリットがあるのかも見ていきましょう。婚活アドバイザーを副業にするには、主に以下のような2つのデメリットがあります。

経営のリスクを脅かす可能性もあるため、それぞれのデメリットについてよく理解しておきましょう。

個人で始める場合は、集客ができないリスクが高い

婚活アドバイザーの副業における1つ目のデメリットは、個人で始める場合は集客に苦戦するリスクが高い点です。副業ならまだしも、完全に独立している人でも集客につまずいてしまう方は少なくありません。

婚活サービスの会員同士を引き合わせる婚活アドバイザーの副業は、会員が少なければそもそもビジネスが成り立ちません。婚活サービスを利用しようとする人は、会員数が多い婚活サービスを選ぶ傾向にあります。そのため個人で始めたいとなると、さまざまな工夫をして集客をする必要があります。

サービス形態によっては初期費用が高い

婚活アドバイザーの副業における2つ目のデメリットは、サービス形態によっては初期費用が高い点です。結婚相談所や婚活サービス提供団体やフランチャイズに加盟するにしても、個人で相談所を構えるにしても、サービス形態によっては多くの初期費用がかかる点も注意しておきましょう。

団体やフランチャイズに加盟する場合、加盟料として40~150万円ほど初期費用がかかることもあります。加盟料は幅広いので、自分の働きやすい場所と初期費用、方針を見比べて自分に合っている団体やフランチャイズ本部を探しましょう。

その他にもパソコンや事務用品、ホームページの開設費など、婚活アドバイザーを始めるのには初期費用がかかります。運営資金もある程度、用意しておかなくてはいけないので、資金に限りがある方は、初期費用の抑えられるビジネスモデルを模索してみましょう。

婚活アドバイザーの副業に必要な資格

婚活アドバイザーの副業を始めるために、必ず取らなくてはいけない資格はありません。

ただ、集客活動や販促活動に役立つ可能性のある民間資格は取得しておくと良いでしょう。婚活アドバイザーの副業に役立つ資格の1つに「婚活アドバイザー」という日本能力開発推進協会 (JADP)が実施している資格があります。「婚活アドバイザー」は、女性の婚活を的確にサポートするために必要なアドバイス技術を証明するものです。

資格を取得しておくとキャリアアップにも有効なので、余裕があるときに勉強してみましょう。

参照:婚活アドバイザー|一般財団法人 日本能力開発推進協会

婚活アドバイザーを副業で始める方法

婚活アドバイザーの副業とは?資格や始め方、メリットやデメリットまとめ

副業で婚活アドバイザーを始める方法は、主に以下の2つのような方法があります。

それぞれの始め方の特徴を詳しく解説していきます。自分が婚活アドバイザーを始めるなら、どちらの働き方が良さそうか、考えながらチェックしてみてください。

結婚相談所の団体やフランチャイズに加盟して個人で始める

「副業にはあまり時間を割けない」という方は、結婚相談所の団体やフランチャイズに加盟して個人で始める方法がおすすめです。

個人で婚活アドバイザーの仕事を始められれば、稼働時間や規模を自分で決められます。副業で婚活アドバイザーになる方の多くは、この方法を採用しているようです。また結婚相談所の団体やフランチャイズに加盟していると、団体やフランチャイズ本部が実施する研修を受けられたり、料金設定の自由度が高かったりするメリットがあります。

ただし、結婚相談所の団体やフランチャイズに加盟するためにはたいていの場合、加盟料が発生します。中には加盟料がかからない団体やフランチャイズ本部もありますが、その分、研修などのサポートがないこともあります。加盟料は、その団体やフランチャイズ本部のサポートや看板利用料に値するので、自分が必要なサポートと内容を比較検討し、どこに加盟するべきか、よく情報収集をしてから決めるようにしましょう。

結婚相談所で婚活アドバイザーとして勤務する

未経験で婚活アドバイザーを目指している方は、結婚相談所で婚活アドバイザーとして勤務する方法をおすすめします。

結婚相談所での求人情報は、求人サイトや求人情報誌などをチェックすると見つかるでしょう。条件によりますが、資格や知識がない方や未経験者でも歓迎してくれるケースも多いでしょう。勤め先によっては研修制度や昇進制度が用意されています。そのため、キャリアアップを目指す場としても適切です。

ただし、フルタイムでの求人が多いので、副業は副業でも時間を割ける方でないと、継続的に働くのは難しいかもしれません。

婚活アドバイザーの副業の仕事を始めてみよう!

婚活アドバイザーは、晩婚化に伴う婚活市場やニーズの拡大により今注目の副業の1つです。始めるのに必要な資格はありませんが、キャリアアップや収入アップに役立つ可能性のある資格は、時間に余裕のある方は勉強してみても良いでしょう。

どのような始め方をするにしても、まずは情報収集をして自分に適切な副業かどうかの見極めはするようにしましょう。フランチャイズの結婚相談所もあるので、気になる方は、チェックしてみるところから始めてみてはいかがでしょうか。

https://entrenet.jp/dokuritsu/C02/M12/?cbn=mgzdlist0001

<文/ちはる>

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