最近、「収入を増やしたい」と副業を考える人が増えていますが、収入源を一つだけに頼るのはリスクが高い時代でもあります。副業を始めることで、収入の柱を増やし、将来への安心感や自由を得られるかもしれません。ただし、「どの副業を選べばいいの?」「自分でもできる?」と迷うことも多いですよね。
この記事では、忙しい会社員でも取り組みやすい副業を23種類にまとめてご紹介します。それぞれの副業について、収益の仕組みやリスク、時間の使い方などを詳しく解説。自分に合った方法を見つけるヒントが満載です!初めての方でも安心して始められるアイデアがたくさん詰まっていますので、ぜひ参考にしてください。
https://entrenet.jp/magazine/45334/
会社員の副業の選び方
「時間はあるけれど軍資金がない」「お金はあるけれど時間がない」というように、会社員にもいろいろな人がいます。副業にどのくらいの時間や労力をかけられるのか、軍資金はどのくらいあるのかにより、おすすめの副業は変わります。
会社員の副業は、次のような観点から選ぶのがおすすめです。
働き方別に見る副業の種類と選び方
副業にはさまざまな種類がありますが、働き方に注目すると、大きく3つのタイプに分けることができます。それぞれの働き方には特徴があり、スキルや時間の使い方によって向き不向きがあります。
まず、「フリーランス系」の副業は、スキルを活かして収入を得る方法として人気があります。ライターやデザイナー、動画編集者などが代表例で、これらの職種はスキルアップやキャリアアップを目指したい人に特に向いています。
例えば、将来的に独立を目指している方にとっては、このタイプの副業がステップアップの基盤になるでしょう。一方で、成果を出すには一定の技術や経験が必要となるため、学びながら進めていく姿勢も求められます。
一方、「単純作業系」の副業は、特別なスキルがなくても始められるのが大きな魅力です。データ入力やアンケート回答、ポイ活など、時間が空いたときに少しずつ進められる手軽さが特徴です。本業の合間に副業を試してみたい方や、気軽にお小遣い稼ぎをしたい方にはピッタリです。ただし、これらの副業は収益性が低い場合もあるため、短期的な収入を期待しすぎないことが大切です。
さらに、「投資系」の副業はまとまった資金を活用して利益を生み出すスタイルです。株式投資やFX、不動産投資などが含まれ、成功すれば大きな収入を得られる可能性があります。特に、不労所得を目指す方にとっては魅力的な選択肢と言えます。ただし、このタイプの副業にはリスクも伴うため、十分な知識を身につけた上で取り組むことが必要です。
近年注目されているのが「ビヨンド副業」という新しい働き方です。これは、首都圏に住みながら地方の仕事をオンラインで請け負うという働き方です。
詳しくは動画で解説していますので合わせてご確認ください。
収益タイプ別に見る副業の種類
副業の収益は「労働集約型」「半不労所得」「不労所得」の3つに大別できます。働いた分だけ収入が得られる労働集約型は、会社員と同じ収益タイプです。
半不労所得は本記事の内容をわかりやすく伝えるための造語ですが、これはブログや動画クリエイターのような、「一見不労所得のように見えるが、投稿や更新などの労働をやめると収入も減るもの」を指します。
不労所得は投資や不動産運用のような、ほとんど労働せずに収入が得られるタイプです。印税のように手間も時間もかかるタイプと、投資のようにリスクを取るタイプがありますが、簡単につくれる収入源ではありません。
まずは本業と、労働集約型・半不労所得の副業で元手を増やし、少しずつ不労所得を増やしていきましょう。
将来のキャリアにつながる副業の選び方
副業を選ぶときには、目先の収入だけでなく、将来の展望を考えることが重要です。例えば、「今は副業として始めるけれど、将来的にはそれを本業にして独立したい」と考えている人もいれば、「あくまでも本業を優先し、副業はお小遣い稼ぎや趣味の延長で続けたい」という人もいるでしょう。どちらの目標に向かうかによって、選ぶべき副業の種類も変わってきます。
独立を目指している方には、「フリーランス系」や「ストック収益系」の副業が特におすすめです。これらの副業は、スキルや経験を積むことで継続的な収入を得られる可能性が高く、独立後の安定した収益基盤を作ることにもつながります。
ライターやデザイナー、動画クリエイターなどの職種は、専門性が求められる分だけ成果が収入に直結しやすく、自分の成長を実感できる点も魅力です。また、ブログや電子書籍の発行といった「ストック収益系」の副業は、時間をかけて積み上げることで不労所得に近い形で収益を得られる可能性があるため、長期的な視野での取り組みに向いています。
一方、「とにかく今すぐお小遣いを稼ぎたい」「あまり時間や労力をかけたくない」と考えている方には、「始めやすい副業」の中から選ぶのがおすすめです。アンケート回答やデータ入力、短期アルバイトなど、即効性のある収益を得られる手軽な副業は、本業の負担にならず、隙間時間を活用して始められる点が魅力です。
ただし、これらの副業は長期的な収益やキャリアアップにつながりにくいことが多いため、あくまでも短期的な収入確保を目的とした選択肢として捉えるとよいでしょう。
副業で失敗しないために知っておくべきリスク
副業を始める際には、メリットだけでなくリスクやデメリットについてもきちんと理解しておくことが大切です。副業は「リスクが低い」と思われがちですが、時間や労力、お金といったコストが必ずかかります。それぞれの副業には特有のリスクがあるため、自分にとって許容できるものかどうかを見極めることが重要です。
例えば、ライターや文字起こしといった副業は、資金をほとんどかけずに始められるのが魅力ですが、一定の時間を確保しなければ成果を出すのは難しいでしょう。また、クライアントとのやり取りや納期のプレッシャーが、思いのほか負担に感じることもあります。
一方、投資系の副業は、まとまった資金が必要になるだけでなく、場合によっては損失を出すリスクも伴います。株式投資やFX、不動産投資などでは、専門的な知識や市場の動向を見極める力が求められます。これらの副業を始める場合は、基礎知識を学び、少額から試してみるなど、慎重なアプローチが必要です。
どの副業を選ぶにしても、時間・労力・お金のいずれか、もしくは複数のリソースを投入する必要があります。副業を始める前に、自分がそのリスクを受け入れられるかどうかをしっかり考えておきましょう。また、無理なく続けられるものを選ぶことが、リスクを軽減する大きなポイントです。
副業は、取り組み方次第でメリットを最大化することができます。リスクを理解した上で、自分にとって最適な副業を選ぶことで、安心してスタートを切ることができるでしょう。
会社員におすすめの副業一覧
会社員におすすめの副業はたくさんあり、どれを選べばいいのか分からなくなる人も多いでしょう。どの副業をしようか迷ったら、その副業の働き方や収入のタイプで考えるといいでしょう。
本記事ではこれら23種類の副業を、それぞれ「フリーランス系」「ストック収益系」「始めやすいもの」「投資系」の4タイプに分けて紹介します。
会社員におすすめのフリーランス副業6選|スキルを活かしてキャリアアップ!
フリーランス系の副業はスキルアップやキャリアアップがしやすく、将来、その職種で独立したい人におすすめです。
ライター
ライティングは、文章力とインターネット環境さえあればすぐに始められる手軽なフリーランス副業です。記事執筆を通じて幅広い知識を得られるため、自分自身のスキルアップにもつながります。ライター業はブログ記事やSEOコンテンツ、企業向けのマニュアル作成など、需要が幅広い点も魅力です。
ただし、最初のうちは単価が低い案件から始めることが多く、安定して稼げるようになるまでには時間がかかります。また、ライバルが多いため、差別化するスキルや専門知識を磨くことが重要です。すぐに始められる副業を探している方や、文章を書くことが得意な会社員におすすめです。
プログラマー
IT業界の成長に伴い、プログラミングスキルを活かした副業は需要が増え続けています。特にWeb開発やアプリ開発の分野では、個人でプロジェクトに参加しやすく、スキルがあれば独立や転職もしやすいのが魅力です。プログラミング言語の種類が多いため、自分に合った専門分野を選べる点も大きなメリットです。
一方で、プログラミング未経験者にとっては学習コストが高く、始めるまでに時間がかかることがあります。高性能なPCが必要になることもあるため、ある程度の初期投資を覚悟しましょう。ITスキルを伸ばしたい方や、将来的にIT業界への転職を考えている会社員に向いています。
デザイナー
デザイナーの副業は、趣味や特技を活かしやすい仕事です。フリーランス案件の中でも単価が比較的高い傾向にあり、スキル次第で収入アップを目指せる点が魅力です。また、デザインの成果は目に見える形で現れるため、達成感を得やすいのもメリットです。
一方で、デザインソフトやツールを購入する初期費用がかかること、優れたデザインテンプレートの普及により競争が激しくなっていることが課題です。イラストやデザインが得意で、本業にも活かしたい方におすすめです。
動画編集者
YouTubeやTikTokなど、動画プラットフォームの台頭により、動画編集スキルを活かした副業の需要は急増しています。映像編集ソフトの基本操作を覚えることで、比較的早い段階から案件に挑戦できる点が魅力です。趣味で動画を作ることが好きな方にとっては、楽しみながら収入を得られる副業となるでしょう。
ただし、編集スキルを身につけるまでに時間がかかる場合があり、最初のうちは収益化までのハードルが高いことがあります。さらに、クライアントとのやり取りや修正対応が多い場合は、納期のプレッシャーも考慮する必要があります。クリエイティブな作業が好きな人や、将来動画クリエイターとして活躍したい会社員に向いています。
文字起こし
音声データを文章に変換する文字起こしは、特別なスキルや機材がほとんど不要で始められる副業です。コツコツとした作業が得意な方に向いており、隙間時間を活用して取り組めるのが大きな利点です。
一方、仕事に慣れるまで時間がかかることや、聞き取りにくい音声に対応するストレスが課題です。また、ライバルが多い業界のため、最初の案件を見つけるまで苦労することがあります。タイピングが得意で集中力を要する作業が好きな会社員におすすめです。
特別なスキルがなくてもできる副業について、下記記事で詳しく紹介しています。
https://entrenet.jp/magazine/39188/
代行サービス
代行サービスは、家事代行やスキルシェアなど、自分の得意分野を活かして気軽に始められる副業の一つです。特に家事代行は、フランチャイズ形式で始められるものが多く、未経験者でも比較的取り組みやすいのが特徴です。また、スキルシェアサービスを利用すれば、趣味や特技をそのまま仕事に変えることができるため、「好きなことを副業にしたい」と考えている方にはぴったりです。たとえば、料理が得意な方が家庭料理を教えるサービスを提供したり、掃除が得意な方が家事代行を行ったりと、自分の得意分野を活かせる柔軟性があります。
一方で、代行サービスにはいくつかの課題もあります。特に、時給換算した際に単価が低くなりがちな点が挙げられます。収益を増やすには効率的な作業や独自のアイデアが求められる場合が多いため、単純な労働の提供だけでは収入を伸ばしにくいことがあります。また、仕事の量が安定しづらい場合もあるため、本業として継続するには工夫が必要です。
代行サービスは、これといったスキルがない方でも取り組みやすい家事代行系と、特定のスキルや知識を活かすスキルシェア型に分かれます。前者は「まず副業を試してみたい」という方に適しており、後者は「特技を収入につなげたい」という方に向いています。自分のライフスタイルや目標に合わせて選べば、楽しく続けられる副業になるでしょう。
会社員におすすめの、ストック収益系の副業6選
ストック収益系の副業は、一度仕組みを作り上げれば継続的に収益を生む可能性がある点が魅力です。完全な不労所得には至らないことが多いものの、労働集約型の副業に比べ、時間あたりの収益を伸ばしやすい特性があります。
また、投資系の副業に比べて初期コストが低い場合が多く、始めやすい点もメリットです。ここでは、特に会社員に向いているストック収益系副業を6つご紹介します。
ブログ
ブログは、文章力や専門知識を活かして収益を得る方法で、ストック収益系副業の代表格です。広告収入やアフィリエイトを通じて、記事を公開するだけで継続的な収益を生み出せる可能性があります。特に、SEOに強い記事やニッチな分野に特化したブログは、高収益を狙いやすい傾向があります。
一方で、ブログ運営にはある程度の知識が必要です。SEOやライティングのスキルだけでなく、収益化するまでには時間がかかることが多いです。しかし、特定分野の知識を持ち、文章を書くのが好きな人には最適な副業と言えるでしょう。
電子書籍の発行
電子書籍は、自分の知識や経験を形にして収益化する方法として注目されています。一度出版した書籍は、販売が続く限り継続的な収益を生む可能性があります。さらに、ブログやYouTubeなど、他のプラットフォームと連携させることで収益の相乗効果を期待できます。
ただし、執筆や編集には時間がかかり、マーケティングも重要なポイントです。書籍の売上を伸ばすには、自身の専門分野や経験を活かした内容が求められます。すでにライティング経験がある方や、特定の知識を深めている方におすすめです。
note
noteは、ブログよりも手軽に始められるコンテンツ販売プラットフォームです。執筆や編集の専門知識がなくても、誰でもすぐに記事やコンテンツを公開し、有料化することができます。投げ銭やサポート機能もあるため、小さな成果から収益化を目指せる点が魅力です。
ただし、収益を伸ばすにはマーケティング戦略やSNSの活用が必要です。ブログに比べてデザインやカスタマイズ性が低いことから、SNSでの集客力が重要となります。文章を書くのが好きな方や、手軽に始められる副業を探している方に適しています。
動画クリエイター
動画投稿は、自分の趣味や特技を活かして収益化できる魅力的な副業です。YouTubeやTikTokなど、人気プラットフォームでの活動を通じて広告収入や企業案件を得られる可能性があります。また、軌道に乗れば安定した収益が期待できる点もポイントです。
一方で、収益化には時間がかかり、動画編集や撮影スキルの向上が必要です。特に、視聴者を引きつける企画力や継続的な投稿が重要となります。クリエイティブな作業が好きな方や、将来的に独立を目指している方におすすめです。
ライブ配信
ライブ配信は、リアルタイムで視聴者と交流しながら収益を得られる副業です。動画クリエイターと異なり、編集の手間が少ないため、スピーディに取り組める点がメリットです。さらに、視聴者からの投げ銭や企業案件によって高収益を得られる可能性もあります。
ただし、視聴者を増やすためにはSNSでの集客や、継続的なライブ配信が必要です。また、視聴者との距離が近い分、公私の境目が曖昧になりやすい点も課題です。話すことが得意な人や、自分自身を商品として打ち出したい方に適しています。
オンラインサロン運営
オンラインサロンは、特定のテーマに興味を持つ人々を集め、コミュニティを運営する形で収益を得る副業です。月額制の会員料金を収益源とするため、軌道に乗れば安定した収入を期待できます。特に、自分の専門知識や経験を活かしたサロンは、参加者にとって付加価値が高くなります。
一方で、最初の段階では知名度や信頼を築く必要があり、無名の状態から始めるのは難しい場合があります。特定分野での知名度が高い方や、スキルをシェアすることに興味がある方におすすめです。
会社員におすすめの、始めやすい副業7選
副業を始めたいと考えていても、「どんな副業が自分に合っているのかわからない」「とにかく簡単に始められるものが知りたい」という方も多いでしょう。ここでは、特に会社員が始めやすい副業を7つピックアップしました。それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解して、自分に合った副業を見つけてみてください。
アルバイト
アルバイトは、もっとも手軽に始められる副業のひとつです。月ごとの収入が安定しやすく、働いた分だけ確実に収益が得られる点が魅力です。飲食店や販売業、コールセンターなど、さまざまな選択肢があるため、自分のライフスタイルに合ったものを選びやすいでしょう。
ただし、シフト制の仕事が多く、本業のスケジュールと調整が難しい場合があります。また、時間の切り売りという性質上、収入には限界があるため、長期的なキャリアアップにはつながりにくいこともあります。「何でもいいから副業を試してみたい」という方におすすめです。
単発アルバイト
1日単位で働ける単発アルバイトは、本業と両立しやすい点が大きなメリットです。イベントスタッフや軽作業、引越しの手伝いなど、短時間で収入を得られる仕事が多く、空いた時間を有効に活用できます。また、日払いの案件が多いことも特徴です。
一方で、勤務地が固定ではない場合もあり、移動時間がかかることがあります。また、肉体労働が多い仕事では、体力的な負担が大きくなる可能性も。空いた時間を有効活用したい方や、柔軟な働き方を求める方に向いています。
データ入力・事務作業
データ入力や事務作業は、基本的なPCスキルがあれば始められるため、初心者にもおすすめです。短時間で完結する仕事が多く、スキマ時間に取り組みやすいのが特徴です。また、大手企業が募集している場合が多く、安心して働ける点もメリットと言えます。
ただし、単価が低い案件が多く、大きく稼ぐことは難しいかもしれません。また、スキル不要な仕事が多いため、キャリアアップにはつながりにくいこともあります。「副業として収入を少し増やしたい」という方におすすめです。
せどり
せどりは、商品を仕入れて再販することで利益を得る副業です。初期費用を抑えて始められるうえ、自分の得意なジャンルや知識を活かして利益を最大化できる点が魅力です。また、仕入れ中に思わぬ掘り出し物を見つける楽しさもあります。
ただし、在庫を抱えるリスクがあるため、売れない場合に損失が発生する可能性があります。さらに、仕入れや発送にかかる時間と労力を考慮する必要があります。特定の分野に興味がある方や、物販が好きな方におすすめです。
ECサイト
趣味や特技を活かして商品を販売できるECサイト運営は、クリエイティブな活動が好きな人にとって最適な副業です。自分で作ったアクセサリーやアート作品を販売したり、仕入れた商品をオンラインで販売したりすることで収入を得ることができます。また、事業として少しずつ拡大していく楽しみもあります。
しかし、在庫管理や発送作業が必要になるため、初期段階では手間がかかることがあります。また、競争が激しい市場では、独自性のある商品やサービスが求められます。クリエイティブな活動を収益化したい方や、自分のブランドを構築したい方におすすめです。
アンケート回答
アンケート回答は、スキル不要で手軽に始められる副業の代表例です。通勤時間や休憩時間などの隙間時間に取り組めるため、忙しい会社員でも気軽に挑戦できます。スマホ1台で完結するため、設備投資が必要ないのも魅力です。
ただし、報酬は少額であることが多く、大きく稼ぐことは難しいです。また、ポイント制の案件では換金まで時間がかかることもあります。手軽に始められる副業を探している方や、時間を有効活用したい方に向いています。
ポイ活
ポイ活は、買い物やサービス利用のついでにポイントを貯めて現金や商品券に交換する副業スタイルです。特に高額案件をうまく活用すれば、まとまった収益を得ることも可能です。また、稼ぐだけでなく節約効果も得られる点がメリットです。
一方で、高額案件を一通り実行してしまうと、次の案件で収益を得るのが難しくなることがあります。また、ポイントには有効期限があるため、計画的に管理することが必要です。気軽に副業を始めたい方や、隙間時間を活用したい方におすすめです。
会社員におすすめの、投資系の副業4選
投資系の副業にはリスクもありますが、うまくいったときのリターンも大きいです。不労所得をつくりたい人、資産形成を本格的に考えている人におすすめです。
株式投資
株式投資は、長期的な資産形成や配当による安定収入を得られる副業です。企業の成長とともに資産が増加する可能性があるため、特に将来のために資産を増やしたい方に向いています。デイトレードや長期保有など、自分のライフスタイルに合った投資スタイルを選べるのも魅力です。
しかし、株式投資はリスクが大きい点を考慮する必要があります。市場の動向によっては損失を被ることもあるため、経済や業界の情報を継続的に収集する姿勢が求められます。また、ある程度まとまった資金が必要になるため、資金計画を立ててから始めることが重要です。不労所得を目指す方や、まとまった資金を用意できる方におすすめです。
FX
FXは、為替の変動を利用して利益を狙う副業です。レバレッジを活用することで少額から取引を始められるため、投資初心者にも人気があります。また、取引時間が24時間にわたるため、会社員でも仕事終わりや夜間に取り組みやすい点がメリットです。
一方で、レバレッジを高く設定すると損失も大きくなる可能性があるため、注意が必要です。また、為替相場は世界情勢や経済ニュースの影響を受けやすく、常に情報を収集することが欠かせません。ニュースチェックが習慣化している方や、短期間で収益を狙いたい方に適した副業です。
投資信託
投資信託は、少額から始められ、リスクが比較的低い投資方法として知られています。プロのファンドマネージャーが資金を運用するため、投資の知識が少ない方でも安心して取り組める点が魅力です。資産運用にかける時間を最小限に抑えたい会社員にとっては、特におすすめです。
ただし、他の投資と比べてリターンが低い場合もあり、大きな利益を期待するのには向きません。また、途中での自由な売買が難しい場合があるため、資金の流動性に注意が必要です。老後資産を形成したい方や、時間をかけずに副業を始めたい方にぴったりです。
不動産投資
不動産投資は、賃貸物件の運用などを通じて安定した収入を得られる副業です。家賃収入は安定しやすく、長期的に資産を増やす手段としても魅力的です。また、物件の売却や資産価値の向上によるキャピタルゲインも期待できます。
しかし、不動産投資にはまとまった初期資金が必要で、空室や家賃滞納といったリスクも伴います。さらに、災害など予測不能なリスクも考慮しなければなりません。これらのリスクを管理しながら、長期的な視点で資産を築きたい方におすすめです。
下記記事では、会社員におすすめの月2万円稼げる副業18選を紹介しています。正社員の副業成功事例も解説しているので、参考にしてください。
https://entrenet.jp/magazine/25168/
会社員の副業は、目標や使える時間に合ったものを選ぼう
今は誰でも副業を始められる時代ですが、副業を続け、安定した収入を得るのは楽ではありません。会社員として会社に勤めながら、副業で自分のビジネスを維持・成長させることは、意外と大変です。
自分は何のために副業を始めるのか、まずは目標を決めましょう。そのうえで、時間・労力・お金のどれを一番、投資するのかを考えます。
「時間はある程度、確保できるけど、まとまった資金を用意するのは難しい」「本業が忙しすぎてまとまった時間はつくれないから、お金にお金を稼いでもらえる状況をつくろう」のように、自分の状況に合った副業を探してみましょう。
<文/赤塚元基>