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【要保存】知らないでは済まされない!? 独立・起業に必要なモノ・コト・スキルが学べる20記事を集めました

【要保存】知らないでは済まされない!? 独立・起業に必要なモノ・コト・スキルが学べる20記事を集めました

独立・起業を考え始めた人へ、有名フランチャイズ情報や成功事例などの情報を提供してきた『アントレ』は2017年で20周年。そこで20という数字にちなんで、独立・起業を考えている人に必要な20種類のモノ・コト・スキルについて学べる記事をまとめました。ご紹介するのは、次の6つのカテゴリーです。

「土台となるスキル4つ」
「ビジネスの判断に必要なスキル4つ」
「独立・起業時にいて欲しい2種類のヒト」
「必要なカネとモノ3つ」
「マーケティングに必要な行動2つ」
「ビジネスの現場で必要なアイテム5つ」

どれも独立・起業時必要なモノ・コト・スキルばかり。集めたのはそれらを学べる記事。自分に不足しているものがないか確認して、もし不足しているならば、紹介している記事もチェックしてみましょう!

独立・起業の土台になる4つのスキルを学ぶ記事

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1・挑戦力

現在のサラリーマン生活をやめて挑む独立・起業。そのために必要なもっとも大切な要素は「挑戦する意欲・力」です。

挑戦力を高めるには、大きくふたつのアプローチがあります。1つは、先輩経営者や友人に相談して、挑戦への意欲を高める方法。もう1つは、「全然知らない分野」に飛び込むことで、ひたすら挑戦し続けて経験を積み重ねていくという考え方です。

挑戦力がなければ、独立・起業を決断することも、成功することもできません。まずは、この挑戦力を伸ばす方法や考え方を紹介している以下の2つの記事をご覧ください。

参照:組織づくりと業務改善の コンサルティングで企業を支援 雇われない生き方:VOL.150
参照:できる事から未来を探すな。「ネイルに興味のない」あるサロンオーナーのキャリア論

2・継続力

「継続は力なり」ということわざが表す通り、「やるべき事」を地道な努力で続けていけば、大きな成果が得られます。

特に自分のキャリアに迷っている人は「好きなことをやり続ける」ことが大切。

たとえば製品やサービスに「独自性」を持たせることで、顧客に愛される仕組みができあがります。それが、事業を継続させていくモチベーションにつながり、好きなことが、ますます好きになっていくからです。

継続できる仕組みをつくり、好きなことをやり続けて独立・起業を成功に導きましょう。

参照:自分しかやらないことを!360日×10年つくりたてを一軒一軒に届け続ける、パン屋さんの話
参照:末期ガンから20年弱。ボイストレーナー・本山nackeyナオトさんを突き動かし続ける、音楽への圧倒的な熱量

3・発想力

事業を始めたけれど行き詰まってしまった。でも、新しい打ち手が浮かばない。そんな時に必要なのが発想力。

発想力を得る方法として、試してほしいのが「マンダラチャート」。やり方は以下の手順を踏むだけです。

1. 3×3のマスを描く
2. 中央のマスにアイデアを出したい事業を書き込む
3. ここからキーワードを連想し、周りのマスを埋める
4. マスが全部埋まったら、周囲のマスから新しいマンダラチャートを作る
5. 最初のマンダラに戻ってもいいので、とにかくキーワードを量産

思考を停止することなく、アウトプットし続けることで発想力は磨かれ、新しいアイデアが浮かんできます。「マンダラチャート」について、もっと詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧になってください。

参照:カヤック柳澤社長が東日本大震災時を振り返る―行き詰まったら「マンダラチャート」で道を開け!

4・時間の管理能力

独立・起業するとやらなければならないことがたくさん生まれます。そこで重要になってくるのが、効率的な時間の使い方。

ポイントは「重要なタスクを見極め、時間を割くこと」。そこでどれが重要なタスクなのかを見極めるために「記録をとる」「リストを作る」ことをはじめてみましょう。

「記録をとる」ことで、自分が何に時間を使っているのかが見えるようになり、「リストを作る」ことで、意外と無駄な時間が多いことに気づかされます。その結果、全体を見渡すことができるようになり、仕事の優先順位が整理できるようになるのです。

また、時間を有効利用するためには、「自分がやらなくてもいい仕事を、自分がやらない」ことも大事です。わからないこと、得意でないことは専門家にまかせて、自分は事業に集中する。そうして本当に必要なことに時間を有効利用していくことが、事業成功の鍵を握るのです。

参照:税理士・弁護士をリサーチしておこう!【起業前にやっておきたい5つのこと④】

ビジネスの判断に必要な4つのスキルはこの記事で学ぶ

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5・市場への知識・考察

あなたが独立・起業してライバルに勝つためには、商品やサービスを投入する市場への仕掛け、武器が必要不可欠。そこで身につけなければならないのが、競合分析力です。

このライバル会社と比較する時の分析手法として「4P」というものがあります。

Product(製品)
Price(価格)
Place(流通)
Promotion(プロモーション)

この4つの項目で、自社と他社を比較することで、市場傾向や市場での自社の位置が理解できるようになります。市場への知識を深めることが、打つべき仕掛けや武器の考察を生みます。

参照:競合分析から自社の強み・弱みをあぶりだせ【独立・起業のノウハウ集 第10回】

6・事業計画書やビジネスモデルを作る能力

ビジネスモデルを含む事業計画書を作る能力が必要な理由は2つあります。

1.金融機関や出資者など、自分以外の人に事業内容を知ってもらうため
2.自分のビジネスが本当に優れているかどうかを細部にわたるまで確認するため

つまり、この能力がないと誰もあなたのビジネスを理解できません。ポイントは、難しく考えすぎないこと。事業計画書は、シンプルでわかりやすいことがもっとも重要だからです。

「誰が・誰に・どこに・何を・何のために・いつ・どこで・どのように・どれだけ」。この9つの要素をきちんと説明している事業計画書を作ることができれば、どんな人にも伝わる計画書になるでしょう。

参照:事業計画書はなぜ必要?知っておきたい!~「事業計画書」の書き方~【独立・起業のノウハウ集 第4回】
参照:『コンセプト』は事業の要!仮説と検証を繰り返して、磨きこもう!  ~「事業計画書」の書き方~ 【独立・起業のノウハウ集 第7回】
参照:あなたが始める事業は、誰の、何の役に立ちますか?独立前に考えておきたい、事業の本質
参照:フランチャイズとは何か ~失敗しないための【FC加盟】基礎知識~ 第1回

7・経理の知識

会社を設立したらやらなければいけないことが「経理」業務。会社を持続的に成長させるための資金繰りや業績の管理をするには、経理の知識が必要です。

でも、事業を進めながら経理管理を日々行うのは大変。クラウド会計ソフトを活用するなどして手間を減らして行うのもアリですが、きちんと経理の知識があるとないとでは、事業の推進力にも関わります。

そこで経理でわからないことがあった時にどうすればいいのかを紹介したのが、こちらの記事。公認会計士など専門家に無料で相談できるサービスや、東京都中小企業振興公社が開設する、税務・会計に関する悩みをはじめ、経営全般に関する相談に応じてもらえる「ワンストップ総合相談窓口」の利用法が掲載されているので参照にしてみてください。

より詳しく知りたい人は、こちらへ

参照:お金!設備!人!知識! 起業に足りない4つを得る、公的機関の起業支援をまとめてみました!

8・法律や契約の知識

独立・起業する上で、「どんな法律にどんな規制があるのか」「従業員はどんな不正や手抜きをしそうか」を知らないままでいると大変。法律や契約の知識がなければ、事業が行き詰まり、組織が崩壊する可能性があります。

とはいえ、法律や契約の知識はそう簡単には身につくものではありません。そこでおすすめしたいのが「法律に詳しい知人を持つこと」。何でも相談ができる友人を持つと、自分の事業を安心して成長させることができます。

たとえば、異業種交流会や勉強会に参加して、法律に詳しい人と知り合いになるのもよし。こうした法律や契約の知識を身につける事例を集めたこちらの記事は、きっと参考になるはず。

参照:今の職場をうまく活用しよう!【起業前にやっておきたい5つのこと③】
参照:~一番やりたい仕事を本格的に始めるために日々準備を重ねる~長期密着取材! 独立開業への道365日 佐々木さん編 [Vol.16]

独立・起業時にいてほしい2種類のヒトとの出会いを知る記事

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9・起業メンバー

1人で事業を起こして成長させることは並の努力では難しいもの。でも、仲間がいれば「自分が得意でないところ」を補ってくれます。井深大さんと盛田昭夫さんなどが共同で起業したソニーがその好例です。

起業メンバーの探し方はさまざまありますが、特におすすめなのは以下の2つの方法です。

・自分の知り合いの中から選ぶ
・異業種交流会で出会う

「自分の知り合い」とは、勤めていた会社の同僚や友人を指します。「異業種交流会」は、その名の通り自分とは異なる分野で活躍している人と知り合える場。あなたが得意ではない能力を持つ人と出会うことが、なかなか1人では気づかない問題点を解決して、新しいアイデアを生み、事業を成長させていってくれるのです。

参照:変化の時代における起業の鍵は「業種を超える」!起業支援ネットワーク代表理事の増田氏に学ぶ、新規事業へのつなげ方

10・税理士

起業して個人事業をする場合、顧問税理士をつけることをおすすめします。それは、毎年の決算申告で「納税が正確に行われているか」を税務署から厳しく問われるからです。起業してすぐに税務調査が入ることはまれですが、数年後に申告漏れが指摘された場合、過去にさかのぼって税金が督促されることもあるので注意しましょう。

税理士が必要な理由や、税理士の選び方についてはこちらの記事をご覧ください。

参照:税理士・弁護士をリサーチしておこう!【起業前にやっておきたい5つのこと④】

独立・起業で必要なカネとモノ3つを得る方法を学ぶ記事

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11・公的機関の融資

まだ実績がない独立・起業直後は一般の金融機関はなかなか融資をしてくれません。そうした状況に対応すべく、国や自治体は起業家向けに融資制度を用意しています。

たとえば、株式会社日本政策金融公庫には以下の融資制度があります。

設備資金貸付利率特例制度
新創業融資制度
挑戦支援資本強化特例制度

また、商工組合中央公庫や地方自治体でも融資を行っていますので、ぜひ確認してみてください。

ほかにも、独立・起業に必要な資金を得る方法はあります。利用可能な条件を確認して、ぜひ活用してみましょう。

参照:全部自己資本でやろうとしてませんか?起業のための資金調達方法6選

12・オフィスや店舗物件

独立・起業して事業を始めるには、仕事場であるオフィスや店舗が必要です。しかし、一般のオフィスや店舗用物件だと「賃料が高くて借りたくても借りられない」と諦めがち。そうした悩みを持つ人は、公的機関の起業支援サービスを検討してみましょう。

例えば店舗の場合、自治体が商店街と提携して「空き店舗」を有利な条件で貸し出していることがあります。一般よりもはるかに安い賃料で手に入れられるのでぜひチェックしてみましょう。

オフィスならば、相場よりも格安でオフィスを起業家に提供する「インキュベーションオフィス」の活用もおすすめです。

相場よりも安く、店舗やオフィスを手に入れる方法をもっと知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

参照:お金!設備!人!知識! 起業に足りない4つを得る、公的機関の起業支援をまとめてみました!

13・生産設備や什器

製造業や飲食業だと、製造装置や厨房機器などの生産設備を整える必要があります。そこで知っておきたいのが東京都中小企業振興公社の「中小企業設備リース事業」。

東京都が企業に代わって設備を買い入れて、リース会社を経由し、中小企業が設備を導入できるという仕組みです。低いリース料率で生産設備をリースしてもらえるので、初期費用を抑えて設備を導入できる点がメリットとなります。

その他にも生産設備や什器をお得に入手する方法はあるので、自分に適したものをいろいろと調べてみましょう。

参照:お金!設備!人!知識! 起業に足りない4つを得る、公的機関の起業支援をまとめてみました!

マーケティングに必要な行動2つについてわかる記事

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14・新商品・サービスのユーザーテスト

お客さんを獲得するマーケティングの第1歩は、新商品やサービスのテスト。求められていない商品やサービスは、集客にはつながらないからです。

しかし、テストはできる限り無駄がない形で行いたいもの。そのためには「リーンスタートアップ」の考えを学び、活用してみましょう。

リーンスタートアップとは「必要最小限な機能の商品やサービスを作ってみて、アイデアが正しいかを検証する手法」です。フィードバックループと呼ばれるプロセスを繰り返して改良を重ねていきます。そのループは以下の流れになります。

アイデア→構築→製品→売れ行きやユーザーの反応を計測→データ集積→そのデータからの学び→次のアイデア

新商品や新サービスのテストを行った実例は、こちらの記事を参照してください。

参照:独立・起業の不安を徹底調査!出てきた不安を全部スッキリさせる方法まとめました
参照:子供たちの「生きる力」をはぐくむ、オリジナルの教育機会を提供。 社会起業家からのメッセージ

15・プレゼン能力

名刺交換をする際、自分の事業をどうやって説明しますか?

優秀な人は自分の事業を「10秒でスパッと」説明します。逆にダメな人は、これを2分、3分とダラダラと説明し、話が飛んでまとまりのない内容になりがちです。

あなたのアピールポイントは何ですか?どんな特徴のビジネスでしょうか?まずはひとことで自分のアピールポイントと、ビジネスの特徴を言い表せるようにしましょう。
(参考:『頭のいい説明「すぐできる」コツ』

どうしてもシンプルな説明が思い浮かばないのは、そもそもビジネスモデルがありきたりか、逆に複雑すぎて説明が難しいのかもしれません。そんなときは、「7.事業計画書やビジネスモデルを作る能力」をもう一度確認してみましょう。

参照:事業計画書はなぜ必要?知っておきたい!~「事業計画書」の書き方~【独立・起業のノウハウ集 第4回】
参照:『コンセプト』は事業の要!仮説と検証を繰り返して、磨きこもう!  ~「事業計画書」の書き方~ 【独立・起業のノウハウ集 第7回】

ビジネスの現場で必要なアイテム5つ

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これまでご紹介した15のモノ・コト・スキルに加えて、現場で必要な5つのアイテムを入手するヒントや必要な理由について最後にまとめました。ぜひ、参考にしてみてください。

16・会社の銀行口座

「法人口座を持たないと会社経営ができない」というわけではありません。しかし、取り引きや給与対応、売り上げ管理などの処理をする上で、法人口座がないと不便を感じることがあります。

ただ、一般的な都市銀行や地方銀行では独立・起業時に法人口座を作ろうとすると条件が厳しく面倒なことも。ネット銀行だと法人口座が作りやすいのでオススメです。

17・会社のロゴ

会社のロゴは、企業にとって大切な役割を果たします。ロゴがいまいちだと、商品やサービスを届ける前に「あまりよくない印象」を見込み客に与えてしまいます。逆に、印象的なロゴならば、お客さんがロゴからすぐに自社の商品やサービスを思い出してもらえるメリットも。

友人にデザイナーがいれば、相談しながら印象に残るロゴを考えてみましょう。ロゴを作成できる知り合いがいなければ、クラウドソーシングサービスを活用するという手も。適切なお値段で質も納得のロゴが作れるはずです。

18・会社のウェブページ

独立・起業をしたあなたの会社にとって、ウェブページはインターネット上の「名刺」。あなたの会社にとっての見込み客が、商品やサービス内容を最初に知るのがウェブページとなることが多いからです。

ウェブページ作りも、先ほどご紹介したクラウドソーシングサービスで見積もりを出してみるのが賢い作り方です。

19・会社概要チラシ

会社概要チラシは、ウェブページのオフライン版。自社をアピールするためにはウェブページと同じように必要不可欠なものです。会社概要チラシを作る際は「チラシの必要性」「チラシの目的」「チラシの色や形などのデザイン」を明確にした上で作成に臨みましょう。

作成したチラシの印刷をする時は、ネットから注文ができる印刷通販の利用も検討してみましょう。自宅や事務所から注文でき、直接納品してくれるので便利ですよ。

20・挨拶状

挨拶状とは「お世話になっている方々に感謝の気持ち」を表すものです。独立、起業、社名変更など会社として挨拶状を送るときに用意します。

独立・起業した際には、あなたがこれまで築いてきた友人、知人に向けて、独立・起業したことを知らせる挨拶状を送りましょう。

挨拶状をきっかけに、商品やサービスを購入してもらえたり、独立・起業に必要なモノを譲ってもらったりということもあるかもしれません。

独立・起業で成功するために、欠けている部分は補っていきましょう!

独立・起業をする上で必要なモノ・コト・スキルなど20種が学べる記事やヒントをご紹介しました。どんなことを準備して独立起業に臨めばよいのか、イメージができたのではないでしょうか。

今回ご案内した内容を踏まえて、独立・起業に向けて今のあなたに欠けている部分を補ってみてください。

全てそろった時、独立・起業における成功の扉が開かれるのです。

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