『不労所得』という言葉は、皆さん一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。しかし、不労所得の作り方に関して詳しく知っている方はあまり多くはないのかもしれません。
本業のほかに収入の軸ができると、安心して生活ができそうですよね。本記事では、不労所得の作り方や実際に取り組む際の注意点をご紹介します。
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不労所得とは?
不労所得とは、その名の通り『自分が働かなくても得られる所得のこと』を指します。『アパートの家賃収入』や『株式投資から入ってくる配当』などが不労所得にあたります。
「アパートを親から譲り受けた」など実家が資産を持っている場合などは、何もせずとも不労所得を得られる可能性がありますが、通常は不労所得の仕組みを自分で作る必要があるといえるでしょう。
そのため、不労所得の仕組みを作るまではご自身で働く必要があります。
「働かなくても収入を得られる」という部分はとても魅力的ですが「すぐに収入を得られるか?」というとそうではないので、その点は頭に入れておくといいでしょう。
主な不労所得の作り方
不労所得の作り方にはどのような種類があるのでしょうか。
ここからは、不労所得の作り方10通りと、それがどのような方に適しているかをまとめてお伝えしていきます。
以下に紹介する不労所得の作り方は、元本保証されているものではありません。元本割れのリスクがあるということを、しっかりと覚えておきましょう。
不動産投資(家賃収入)
1つ目の不労所得の作り方は『不動産投資』です。『初期費用に100万円以上かけることができ、不動産投資についての知識がある方』におすすめの作り方であるといえるでしょう。
ただし空室リスクがあったり、売りたいときに売れなかったり、ローンの金利が上昇したりといったデメリットもあるので、どちらも把握したうえで決断しましょう。
株式投資
2つ目の不労所得の作り方は『株式投資』です。株式投資の利益には、キャピタルゲインと呼ばれる『売買差益』とインカムゲインと呼ばれる『配当金』の2種類があります。不労所得を得るのであれば、配当金を狙うのがポイントといえます。
業績のいい企業の株式を購入すれば、株式を持っているだけで配当金が得られます。
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FX
3つ目の不労所得の作り方は『FXでキャピタルゲインを得ること』です。FXとは外国為替証拠金取引のことで、為替変動に合わせてタイミングよく売買することで差益が得られる方法です。『為替やFXの知識がある方』はFXにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
少額から始められる手軽さがある反面、為替は大きく変動するので損失を被る可能性もあります。
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外貨預金によるキャピタルゲイン・金利収入
4つ目の不労所得の作り方は『外貨預金によるキャピタルゲイン、もしくは金利収入』です。外貨預金の金利は日本の金利に比べて高いため、海外の銀行に預けることでより大きな額の利息を得られます。
しかし、為替の変動で円高にふれたときに元本割れするリスクが発生するため、リスクを理解したうえで始めることをおすすめします。
自動販売機やコインロッカーの設置
5つ目の不労所得の作り方は『自動販売機やコインロッカーの設置』です。
これは、元々使われていないスペースを有効活用することで不労所得を得る方法です。ただし、自動販売機やコインロッカーの需要がある土地の権利を持っている必要があります。
売り上げに対し、決められた割合をオーナーの収入として受け取る仕組みです。
駐輪場や駐車場貸し出し
6つ目の不労所得の作り方は、家賃収入と似た方法ですが『駐輪場や駐車場を貸すこと』です。もしも現在、自宅の駐輪場や駐車場に空きがあったり、余った敷地があったりするのであれば、ぜひとも活用しましょう。
大規模に始める必要はなく、1台からでもスタートできるところが魅力です。マンション投資などとは違い、建物を持たないので手軽に始められますが、立地も重要なので、いつも埋まるわけではありません。常に同じ額を得られるとは限りませんが、小規模な不労所得の作り方としておすすめです。
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アフィリエイトブログ・YouTubeチャンネルの開設
7つ目の不労所得の作り方は『アフィリエイトブログやYouTubeの作成』です。『SEOについて勉強している方や文章を書くのが得意な方、手を動かして制作することが得意な方や発信することを苦に感じない方』に合う作り方であるといえるでしょう。
アフィリエイトブログは、企業のサービスや商品をブログで紹介し、あなたのブログから申し込みや購入が発生したときに報酬が入る仕組みです。
YouTubeは、ある一定のチャンネル登録者数を超えると動画に広告をつけることができ、その広告料が報酬として入ってきます。
いずれも気軽に始められますが、すぐに報酬が発生するわけではありません。根気よく続けることが必須なため、『コツコツ作業することが苦手ではない方』におすすめです。
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写真や動画などのデータの販売
8つ目の不労所得の作り方は『写真や動画などの販売』です。専用サイトに写真や動画を投稿することで、その使用料として料金が発生する仕組みになっています。
『いつ売れるかわからないもの』であるため、多額の不労所得を得られるわけではありません。しかし趣味がお金につながるため、『片手間からチャレンジしたい方』『好きなことでお金を稼いでみたい方』におすすめです。
シェアリングビジネス
9つ目の不労所得の作り方は『シェアリングビジネス』です。『現金以外の手持ちの資産を有効活用した不労所得の作り方』であり、モノを持ってさえすればすぐに始められます。
シェアリングビジネスとは、ブランドバッグや車などを貸し出して売り上げをあげることです。『持っているけど使っていないもの』があるのであれば、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
とはいえ、資産次第で収入の大小が異なるため、安定的な収入になるかといわれたらそうではありません。安定的に不労所得を得ることを目的としていない場合は、気軽に始められるのでおすすめです。
【参考】書籍・電子書籍の出版による印税
最後の不労所得の作り方は『書籍や電子書籍の出版』です。初心者向きとはいえませんが、こういった『不労所得』の稼ぎ方もあるということを、紹介します。
『文章を書くことが好きな方』は、経験や知識と文章力を活かして書籍の出版にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。出版した書籍が売れることで、印税という形で不労所得が得られます。
ただし、印税を得られるのは商業出版のみです。商業出版は、出版費用はすべて出版社持ちになるものの、書籍化されるには厳しいチェックを通り抜けなければなりません。
また、しっかりとした額の印税を得るには、書籍が実際に店頭に並び、何万部・何十万部という売り上げを達成しなければむずかしいといえるでしょう。
不労所得を得るときに注意すべきこと
最後に、不労所得を得るときに注意すべきことをお伝えします。
会社が副業を禁止していないか確認する
本業とは別に不労所得を得ようとしている場合、本業での就業規定を確認する必要があります。
企業によっては副業を禁止しているところもあるため、規定違反にならないように事前に確認しておきましょう。
すぐに不労所得を得られるわけではない
不労所得というと「簡単に得られる」と考えがちですが、すぐに大きな利益が得られるわけではありません。
不労所得を得るまでには自分で動く必要がありますし、仕組みを作るまでにかかる費用ももちろんあります。
気軽に始められることは魅力ですが、簡単に稼げるからと手を出しては後悔につながる可能性も大いにあります。じっくり考えてから決断してくださいね。
税金がかかる
不労所得にも税金がかかります。さらに、得た金額によっては確定申告が必要になる可能性もあります。
配当所得や不動産所得など『不労所得』と一口にいってもさまざまな種類があり、それによってかかる税金の種類も異なるため、しっかり支払うべき税金についても把握しておきましょう。
元本割れのリスクがあるものもある
金融取引で不労所得を得ようとしている場合など、元本割れのリスクがあるということもしっかり認識しておきましょう。
『フランチャイズ×副業』という選択肢も検討してみては?
今回は主に不労所得の作り方をご紹介しましたが、本業とは別の収入を得ることを考えているのであれば『フランチャイズ×副業』という選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。
『フランチャイズ×副業』は、ゆくゆく独立開業を目指している方にもおすすめの方法です。
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<文/ameri>