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ハウスクリーニングをフランチャイズで開業するのはリスクがある?5つのデメリットを踏まえたうえで開業しよう!

ハウスクリーニングをフランチャイズで開業するのはリスクがある?5つのデメリットを踏まえたうえで開業しよう!

自分が普段からしている家事を仕事にできるハウスクリーニングは、いわば誰にでもビジネスチャンスがある事業です。しかし、他人を家に招き入れるハウスクリーニングは企業としての信頼がないと依頼件数に伸び悩むもの。そこで活用したいのがフランチャイズです。フランチャイズのノウハウやブランド力を使いハウスクリーニングの事業を成功へと導きましょう。実際にフランチャイズでハウスクリーニングを開業した人の実例とともにメリット・デメリットをまとめてお伝えしていきます。(※2023年10月時点の情報です。最新は各企業のホームページで確認してください)

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目次

ハウスクリーニングのフランチャイズとは

フランチャイズに加盟してハウスクリーニングを開業する場合、大きく次の2つのサービスに分けられます。

家事代行型:一般家庭を対象とし、家事を代行するサービス
専門技術型:オフィス・工場・倉庫などの入室者が退去した後の室内クリーニングを対象とするサービス

家事代行型のハウスクリーニングは、主に掃除や洗い物のような一般的な家事を代行します。家事代行型はフランチャイズに加盟した際に研修があり、研修を受けることでサービス提供が可能なレベルを習得できるようカリキュラムが組まれています。

それに対して専門技術型のハウスクリーニングは、水回りの大掛かりな掃除や壁紙などの補修などを代行するサービスです。そのため、現場次第では専門的なスキルが必要とされ、未経験者には難しい業務も含まれます。フランチャイズに加盟する際に受けられる研修で基本スキルは身につきますが、経験がある方が有利といえるサービスです。

こちらもおススメ!
ハウスクリーニングのフランチャイズに関する詳細について、さらに気になる方はこちらの記事もチェックしてみてください。

ハウスクリーニングで開業!フランチャイズと個人事業主どっちがいい?

フランチャイズでハウスクリーニングを経営するデメリット

フランチャイズでハウスクリーニングを経営するのには、それなりのデメリットがあります。デメリットをよく理解したうえで、それでも良いなと思えたらフランチャイズ加盟に踏み切ってみてください。

儲けが少なくてもロイヤリティなどの支払いがある

フランチャイズに加盟するにあたり、どうしても避けられないのが「ロイヤリティ」などの支払いです。ロイヤリティとはフランチャイズに加盟してフランチャイズ本部から受けられるサポートや看板の利用権への対価として、売り上げにかかわらず加盟店が毎月支払わなくてはならないお金のことです。「ロイヤリティ」という名前ではなく、「システム利用料」や「ブランド利用料」といった名目にしているフランチャイズ本部もあります。

ロイヤリティの支払いは毎月定額を支払う定額方式と、売り上げに対して決められた割合を支払う「売上歩合方式」、粗利に対して決められた割合を支払う「粗利分配方式」といった3つの支払い形態があります。いずれにせよ月々の支払いが発生することになるため、開業したばかりで依頼が少なかったり、売り上げが低迷していたり、事情があって休業したりしていて売り上げが少ない時期には痛手となるでしょう。

経営の自由度が少ない

基本的に、フランチャイズでは運営方法、サービス内容、料金などはすべてフランチャイズ本部に決められています。お客様目線でいうと、全国一律同じ料金で同じサービスが受けられる安心感があります。しかしフランチャイズ加盟店からすると、独自のサービスが提供できなかったり、自分のアイディアで企画を通せなかったりなど、何かと経営の自由度が低く「せっかく独立したのに自分の好きなように経営できない」と不自由な思いをすることもあるでしょう。

ほかの店との差別化が難しく、顧客の取り合いになる

フランチャイズに加盟してハウスクリーニングを開業した場合、ブランドイメージを壊さないためにもフランチャイズ本部によって決められたマニュアルに沿って業務にあたります。そのため、同ブランドの他店舗との差別化が難しく、中には店舗間で顧客の取り合いになってしまうケースも少なくはないようです。

このように差別化が難しい中で顧客を獲得していくためには、ハウスクリーニングの質を高めたり、お客様のニーズをヒアリングして汲み取るためのコミュニケーション能力に磨きをかけたりすることしかできません。エリア制を採用している本部もありますので、差別化する方法とともに確認するようにしましょう。

ブランドイメージの影響を受ける

ハウスクリーニングに限らず、フランチャイズはそのブランド力が故に、他店舗で起きた不祥事などによるネガティブなイメージの影響を受けてしまうリスクがあります。自分の店舗とはエリアも被っていない店舗で不祥事があったとしても、お客様には同じ企業として同じようにネガティブなイメージを持ってみられてしまいます。このようにネガティブな印象付けをされてしまうと売り上げの減少や経営悪化にもつながるリスクがあります。普段受けているブランド力の恩恵は、ときに刃になることを理解しておきましょう。

契約年数や競業避止義務などといった制約がある

フランチャイズに加盟する際「フランチャイズを辞めてから数年間は同業種の仕事ができない」という競業避止義務が契約に含まれる場合があります。その場合「フランチャイズを辞めてから自分で一から独立したい」と計画している方は、一定期間営業が禁止されてしまうことがあると心得ておきましょう。フランチャイズを辞めた後に独立を考えている方にとっては大きなデメリットになるため、事前によく検討してください。

フランチャイズでハウスクリーニングを経営するメリット

ハウスクリーニングをフランチャイズで開業するのはリスクがある?5つのデメリットを踏まえたうえで開業しよう!

フランチャイズに加盟してハウスクリーニングをするデメリットをご理解いただけたかと思います。逆にフランチャイズに加盟することで得られるメリットはあるのでしょうか。フランチャイズに加盟することのメリットを3点お伝えしていきます。

フランチャイズ本部のブランド力を利用できる

フランチャイズに加盟すると、フランチャイズ本部に加盟している先輩店舗が今まで出してきた実績などにより確立されたブランド力が使えるメリットがあります。フランチャイズ本部の持つブランド力はお客様からの信頼につながり、リピーター獲得にも大きな役割を果たします。どれだけハウスクリーニングの能力が高くても、お客様に認知されていなかったり、信頼がなかったりすると仕事の依頼をもらうことはできません。その点、フランチャイズであれば開業初日から信頼のある看板を背負えるため、よりビジネスチャンスに近づけるのです。

研修制度があり、ハウスクリーニング初心者でも無理なく始められる

フランチャイズでは、今まで培ってきた技術、営業、経営のノウハウを使ってフルでサポートしてもらえます。そのため、業界未経験者でも参入しやすく、経営者になるハードルも高くありません。

本来、店舗を運営するためには業界に関する知識や経験を積むための下積み時代が必要になります。その他にも、経営、仕入れ、広告の知識も必要です。しかしフランチャイズではこのような下積みは研修で、その他の知識面は本部のサポートで賄えます。

設備や薬剤の仕入れルートがあり、手間なく開業準備できる

フランチャイズに加盟せずに独立した場合と比較して、商品や備品を仕入れるコストを抑えられるメリットもあります。フランチャイズでは、全店舗分の商品・備品を本部が一気に仕入れています。そのため、自分で仕入れ先を見つける手間もかからず、安く仕入れられるため運用面から見てもフランチャイズに加盟していることのメリットは大きいでしょう。

ハウスクリーニングのフランチャイズに向いている人

フランチャイズに加盟してハウスクリーニングを開業するのに向いているのは、どのような人なのでしょうか。ハウスクリーニングをフランチャイズに加盟して成功する人に共通する特徴は以下の3つです。

・決められたマニュアルに沿って業務を遂行できる人
・制限があるルールの中で創意工夫をして試行錯誤できる人
・フランチャイズ本部を信頼して全力で頑張れる人

ハウスクリーニングのフランチャイズに向いていない人

逆にフランチャイズに加盟してハウスクリーニングを開業するのに向いていないのはどのような人でしょうか。フランチャイズに加盟するとフランチャイズ本部のサポートが受けられるため、どんな人でも成功できそうに思われがちです。しかし、あまりフランチャイズへの加盟に向いていない人も中にはいます。フランチャイズに加盟してハウスクリーニングを開業するのに向いていない人に通ずる特徴は、以下の3つです。

・自分のアイディアで我が道を進みたい人
・フランチャイズ本部に頼り切りで自分で主体的に動けない人
・儲かるのか疑心暗鬼になってフランチャイズ本部を信用できない人

ハウスクリーニングのフランチャイズ経営で成功するポイント

ハウスクリーニングをフランチャイズで開業するのはリスクがある?5つのデメリットを踏まえたうえで開業しよう!

では、フランチャイズに加盟してハウスクリーニング店を経営して成功するためには、どのようなポイントを押さえるべきなのでしょうか。

ハウスクリーニングのフランチャイズ経営で成功するポイントは、以下の4つです。

フランチャイズ本部選びは慎重に

フランチャイズで成功したいのであれば、とにかく重要なのがフランチャイズ本部選びです。

フランチャイズの方針はどんなものなのか、どれほどのサポートが受けられるのか、加盟金・ロイヤリティなどのコストはどれほどかかるのかは必ず確認しなくてはいけないポイントです。自分が掲げている経営方針と異なる方針のフランチャイズに加盟してしまうと、後に運用しづらくなってしまったり、フランチャイズ本部と対立してしまったりなどのトラブルに発展するリスクがあります。

フランチャイズ本部と加盟店はいわばビジネスパートナーです。一緒にハウスクリーニング市場の中で戦い抜くためのパートナーなので、慎重に本部を選びましょう。

客層の調査は入念に行う

開業を考えている商圏内にどのような人が住んでいるのかによって、事業計画は大きく左右されます。しっかりと事業計画を練るためにも、以下の観点でどのような客層が見込めそうなのか徹底的に調査しておきましょう。

・オフィスは何軒くらいあるのか
・一軒家の割合はどれくらいか
・マンションの規模や数はどれくらいか
・一人暮らし用の住宅は多いか
・高齢者/ファミリー世帯などハウスクリーニング需要がある世帯は多く住んでいるか

フランチャイズ本部によっては調査を請け負ってくれるところもあるので、自力で調査が難しそうであれば相談してみても良いでしょう。

さまざまな集客チャネルの活用

集客施策はターゲットに応じて変えるべきです。若い層が多いのであればSNS広告の活用がおすすめです。対して高齢者が多いようであれば折込チラシのようなアナログ広告の方が効果的でしょう。フランチャイズ本部で取扱う集客チャンネルは多ければ多いほど拡散できる幅が広がります。どんな方法で集客をしていくかは、フランチャイズ本部とよく相談したうえで決定してみても良いでしょう。

リスク対策は前もって

どんな事業にもリスクはつきものです。成功するためには「迅速な補償対応」「損害賠償保険に加入しておく」などリスクヘッジをすることはもちろん、事前に対策を考えておくことは重要です。自力では対策しきれないときこそ、フランチャイズ本部に過去の事例などを聞いてどのような対策をするべきか相談してみましょう。

ハウスクリーニングのフランチャイズ経営で成功するのはこんな人ー実例紹介ー

ハウスクリーニングをフランチャイズ経営して実際に成功した人の実例を3つご紹介します。

実例1:3名で始めたハウスクリーニング業を、開業4年で従業員70名/グループ年商4億円に育て上げた池尾 俊哉さん

元々会社員をしていた池尾さんは、根拠ある数字に基づいたフランチャイズ本部の事業展望に成功の確信を感じてフランチャイズに加盟し独立されました。清掃業から始めた会社は、開業から4年で従業員70名のグループ年商4億の企業へと成長しました。清掃業で培ったホスピタリティやスキルは企業の強みとなり、そのほかの事業展開にも大きく影響しているようです。

また、会社収益と給与水準に課題を抱えている福祉業界とハウスクリーニングを融合しさらなる経営改善をして、会社の利益も個人の収入も向上させる解決策を提案し、本部にも貢献しています。

おそうじ本舗/HITOWAライフパートナー株式会社のオーナーレポート

実例3:1人で開業、10ヵ月目に月商100万円!会社員時代より家族との時間も収入も大幅に増加させた佐々木 裕平さん

経営者の家系に育ったという佐々木さんは、いつか自分も事業をしたいと思っており、10年間物流の業務を経験したのちに1人で開業されました。月商は10ヵ月目には100万円を達成し、会社時代よりも家族との時間も増えたそうです。

ハウスクリーニングの技術だけでなく、集客方法やサイト作りなどの知識も研修で吸収し、プレイヤーとしても経営者としても申し分ない急成長を遂げられたからこその成果といえるでしょう。

ハウスクリーニングをフランチャイズで開業するのはリスクがある?5つのデメリットを踏まえたうえで開業しよう!

ハウスクリーニング店をフランチャイズに加盟して開業するのには、それなりのデメリットもあります。しかし、デメリットだけでなくメリットもあるので、自身にとってどちらの方が有益かをよく考えたうえで加盟するべきか否かを決断するようにしましょう。

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PROFILE

ちはる

大手IT商社でプロダクトプロモーション担当を経て、 WEBコンテンツ制作会社に転職し、ライターとして所属。その後、独立し、現在はビジネス・不動産関連の記事を主に執筆。

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