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フリーランス未経験者が最短でベテランになる方法

フリーランス未経験者が最短でベテランになる方法

フリーランスの仕事の中には、未経験からでもできるものがたくさんあります。もちろん未経験の仕事をするということは簡単ではありませんが、基礎を学んだ後は実務でスキルアップしたり、特技を活かしたりして早めに独立することはできるでしょう。本記事では未経験から始められる3つの仕事と、未経験で始めるのは難しいが稼げる2つの仕事を紹介します。未経験からベテランのフリーランスになるための心得や、仕事探しに役立つサービスも紹介します。

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未経験の仕事でフリーランスになるには?

未経験の仕事でいきなりフリーランスになるのは、おすすめできません。どんな職種でも、最初はまともに稼げないからです。時給換算したら数百円、場合によっては数十円となることだってあるでしょうし、そもそも未経験では仕事をもらえない可能性すらあります。

まずは副業からはじめてみて、スキルアップしてからフリーランスになるべきでしょう。

次の3つの仕事は未経験でも挑戦しやすく、実務を通してスキルアップができます。フリーランスを目指すにあたり、特に職種にこだわりがないならこれらの中から気になったものをやってみて、自分に合うかどうかを試してみましょう。

【未経験でもできる、フリーランスの仕事】
・ライター
・テープ起こし
・動画編集

次からはそれぞれの仕事のメリット・デメリットや、考えられるキャリアパスを紹介します。

未経験でも挑戦しやすい仕事1.ライター

未経験でも挑戦しやすいフリーランスの仕事として、最も有名なのは「ライター」でしょう。ここでいうライターとは、主にWebに掲載する記事を書く仕事を指します。

【ライターのメリット】
・文章執筆が最低条件なので挑戦しやすい
・仕事の募集が多く、営業しやすい
・実務を通してスキルアップしやすい

【ライターのデメリット】
・報酬が低すぎる案件も多い
・ライバルが多い
・専門知識や得意分野がないとライバルに勝てない

ライターは誰でも挑戦できる仕事です。特別な勉強をしなくても、実務を通してある程度のスキルアップはできるでしょう。

しかし、ライターを続けられる人は、ほんの一握りです。文章と向き合い続けるのは、肩こりや腰痛などにもなりやいため身体的にも、精神的にも疲れます。上を目指そうと思ったら、自分にしか書けないようなある分野に特化した専門知識やSEO、マーケティングやブランディング、取材(コミュニケーション)スキルも学ばなくてはなりません。

【ライターからのキャリアパス】
・記事構成や内容・方針を考える「編集者」
・ライターの原稿内容をチェックする「校閲」
・ライターや編集者を取りまとめる「Webディレクター」
・マーケティング戦略の立案や実行をする「マーケター、コンサルタント」

未経験でも挑戦しやすい仕事2.テープ起こし

未経験でも挑戦しやすい仕事として大人気なのが、「テープ起こし」です。テープ起こしとは、講演会やインタビュー時の音声データを聞き、活字に起こす仕事です。

【テープ起こしのメリット】
・報酬は高め
・タイピングができれば始められる
・実務をすることがスキルアップに直結する

【テープ起こしのデメリット】
・人気過ぎて、未経験では「最初の1案件」がなかなかもらえない
・文字にするのが想像以上に難しく、心が折れる人も多い
・機械化が進みやすい仕事である

テープ起こしはタイピングができれば誰でもできる作業になります。そのため簡単そうだと思う人も多いですが、慣れるまではかなり大変です。音声の再生を遅くしてもタイピングする指がついていかなかったり、特定の部分がどうしても聞き取れなかったりすることも多いでしょう。また、口語の場合は、文章のような構成とは異なるため、文章にすると主語、述語、形容詞などが複雑に入り乱れます。話者が話し上手ではない場合は、さらにとりとめのない話となることも多く、会話としては成立していても文章としては成立していないということもあるので、動画用のテロップなど、音声をそのまま活字にする場合はまだしも、文章にするのには労力がいります。

しかし、聞き取りもタイピングも、慣れで上達するスキルです。実務をこなすことがスキルアップに直結するので効率的でしょう。

【テープ起こしのキャリアパス】
テープ起こしはAIの進歩により、機械化が進みやすい仕事といえますが、図を理解して伝えるという点において人の力が求められるのは変わらないでしょう。人の手を入れなければならない部分がゼロになるのはまだ先でしょうが、将来性を考えると、ほかの仕事もできるようにしておきたいところです。

音声を聞く過程で知識もたまるので、ライターへのキャリアチェンジ・兼業がしやすいでしょう。

未経験でも挑戦しやすい仕事3.動画編集

未経験でも挑戦しやすい仕事として、最近注目されているのが「動画編集」です。動画配信サービスの台頭により、動画編集の仕事の数は増え続けていますし、テクノロジーの進歩により動画編集ツールも進化しているため、はじめるハードルは下がり続けています。

【動画編集のメリット】
・キャリアパスがしやすい
・仕事が多く、未経験でも始めやすい

【動画編集のデメリット】
・労力の割に報酬が低い
・ライターやテープ起こしに比べ、PCのスキルが求められる

最近では全くの未経験でも、動画をスムーズに編集できるツールがたくさんあります。Instagramのストーリーや、結婚式のムービーなどで、ちょっとした動画編集をしたことがある人も多いでしょう。

ただ、未経験ではじめられるからといって、簡単にできるわけではありません。動画編集は細かい「間」をカットしたり、適切なタイミングとデザインで字幕を入れたりと、とにかく根気のいる作業です。

スキルアップすればするほど、質へのこだわりも強くなっていくでしょう。質を大切にする人ほど、作業時間はあまり短縮できないかもしれません。

しかし、動画配信サービスはこれからどんどん伸びていくでしょう。それとともに動画編集者のニーズも高まりますし、ツールの操作やちょっとしたデザインなどのスキルも身につく仕事です。動画編集はキャリアパスの幅が広く、将来性も高い仕事といえます。

【動画編集のキャリアパス】
・動画配信サービスのアドバイスを提供する「マーケター、コンサルタント」
・動画編集で培ったセンスを活かした「デザイナー」
・人気になる動画を目指し続けてきた経験を活かした「動画クリエイター」

未経験で始めるのは難しいが、稼げる仕事1.エンジニア

未経験で始めるのは難しいものの、稼げる仕事として知られているのが「エンジニア」です。エンジニアは企業に就職したりフリーランスとして独立したりと、選択肢も広いです。

【エンジニアのメリット】
・高収入となりやすい
・キャリアパスの選択肢が広い
・IT化やDXにより、ニーズが高まり続けている

【エンジニアのデメリット】
・専門性が高く、はじめるまでのハードルが高い
・ライバルが多く、上を目指し続けるのは大変
・求められる知識量が多い

エンジニアはほかのフリーランスと比べても、求められる知識が多く、専門性も高い仕事です。1つのプログラミング言語をマスターしても、ほかにもたくさん、身に付けるべきプログラミング言語があります。ライバルも多く、上を見上げると心が折れそうになることもあるでしょう。

しかし、プログラミングの基礎がわかれば、ほかのプログラミングの言語も学びやすくなります。トップに立つのは至難でも、ニーズが高まり続けているので、仕事がなくなること考えにくいでしょう。

【エンジニアのキャリアパス】
・まずはエンジニアの指示でプログラムを書く「プログラマー」として実務経験を積む
・得意分野に特化して、「インフラエンジニア」や「ITエンジニア」など
・プログラマーやエンジニアをまとめる「ディレクター」

未経験で始めるのは難しいが、稼げる仕事2.デザイナー

未経験で始めるのは難しいものの、センスを生かして稼げる仕事が「デザイナー」です。デザイナーとして本格的に稼いだり、本業にしたりするにはそれなりのスキルとコネクションが必要です。しかし、イラストやポップ作りが好きな人なら、「ちょっとやってみる」くらいはできるでしょう。

【デザイナーのメリット】
・好きや得意を仕事にできる
・センスが仕事にも役立つ
・センスだけでなく知識も重要なので、未経験でも着実にスキルアップできる

【デザイナーのデメリット】
・感覚的な部分も多く、向き不向きがハッキリ分かれる
・テクノロジーの進歩により、将来がやや不安
・最終判断はクライアント(素人)がする

イラストやポップ作りなどが好き・得意な人は、それをそのまま生かしてデザイナーになれるかもしれません。

このような人は、常にアートなどに触れて、今も無意識にセンスを磨いているでしょう。好きという気持ちや自分のセンスでお金を稼げるのは、なんとも言えず嬉しいものです。

もちろん、センスだけでなく知識や経験も重要なので、未経験でもきちんと成長していけます。

ただ、最近は優れたデザインツールも多く、それによりデザイナーの仕事が減っていくことが予想されています。自分の制作したデザインにOKを出すかどうかは素人のクライアントが決めるため、こだわり抜いたデザインに、不本意な修正を加えなければならないこともあるでしょう。

【デザイナーのキャリアパス】
・得意分野に特化して、「グラフィックデザイナー」や「Webデザイナー」などに転向
・UIやUXについて学び、デザイナーとして活躍する傍らで「分析業務」や「Webサイトの改善」もこなす
・デザイナーや関係各職をまとめる「ディレクター」

未経験でも仕事が見つかる!おすすめクラウドソーシング

フリーランス未経験者が最短でベテランになる方法

フリーランスの仕事の中には、未経験でできるものもあります。特にライターや動画編集はニーズが高く、未経験者の募集も多いです。

フリーランスとしての仕事を探すなら、まずはクラウドソーシングに登録しましょう。例えばクラウドワークスでは、職種や報酬額などの条件を細かく指定して、フリーランスの仕事を探せます。

「タスク」と呼ばれる、その場ですぐに作業ができる仕事も多いので、お試しでやってみるにはちょうどいいでしょう。

クラウドワークス:https://crowdworks.jp/

ランサーズ:https://www.lancers.jp/

経験を積んだら使いたい!おすすめのフリーランスエージェント

フリーランスとしてそれなりの経験を積んだら、クラウドソーシングを卒業して、「フリーランスエージェント」を使ってみるのもいいでしょう。

フリーランスエージェントとは、仕事を探しているフリーランスと、業務委託先を探している企業をマッチングしてくれるエージェントのことです。転職エージェントのフリーランス版と考えると、わかりやすいでしょう。

どんな職種のフリーランスでも使い勝手のいい「Workship」と、エンジニアやデザイナー向けの「ITプロパートナーズ」を紹介します。

Workship

Workshipは、デザイナー、エンジニア、マーケター、ライターのデジタル領域を中心に、人事、広報などさまざまな職種の方に対応した案件を紹介するフリーランスエージェントです。会社に雇用されないフリーランスに、本来、福利厚生はありませんが、Workshipでは福利厚生も充実しています。

しかし、Workshipを使って仕事を請ければ、次のようなサポートが受けられます。

【Workshipのサポート一例】
・案件の成約で1万円がもらえる「お祝い金制度」
・クライアントとのトラブルを相談できる窓口 など

Workship:https://goworkship.com/

ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズは、IT起業家・フリーランスの自立を支えるお仕事紹介サービスです。「週2日からの案件紹介」がキャッチコピーであり、既存クライアントの仕事との両立もしやすいでしょう。

ITプロパートナーズには、いわゆる「高額案件」が多いです。すべての案件でクライアントとITプロパートナーズが直接契約している(仲介業者を挟まない)ため、報酬も高ければ、クライアントとのやりとりもしやすいでしょう。

利用企業のタイプが幅広いのも特徴で、大企業からスタートアップまで、さまざまな企業の案件がそろっています。BtoCやBtoB、メディア運営などの多種多様な案件があるので、未経験からベテランにクラスアップしたい人にはピッタリでしょう。

ITプロパートナーズ:https://itpropartners.com/

フリーランスとしての経験を積んだら、キャリアパスを考えよう!

フリーランスも会社員も、最初はみんな未経験です。未経験の仕事に勇気を持ってチャレンジし続けた結果が、今のキャリアなのです。

ただ、目の前の仕事に闇雲に取り組むだけでは、キャリアアップは遅くなるでしょう。未経験からフリーランスになり、それなりの経験を積んだら、「業界の全体像」が見えてきます。業界の中で自分はどんなポジションにつきたいのか、キャリアパスプランを考えてみましょう。

例えば未経験からライターになり、仕事をしていくうちに「自分は言葉を扱うのが好きで、より良い文章を作ることに喜びを感じる」と気付いたとします。そういう人は「言葉を丁寧に扱うこと」にやりがいを感じるので、編集や校閲にキャリアチェンジしたりするといいかもしれません。

同じライターでも「あなたの原稿を読んだクライアントから仕事の依頼があったよ!と言われたときが一番嬉しい」と思うなら、マーケターやディレクターになるのがいいでしょう。これらは全体の戦略を考えて、クライアントにどれだけの利益を出せるかに直結する仕事です。

このように、自分が何にやりがいを感じるかを軸にして、フリーランスとしてのキャリアパスプランを考えてみましょう。

フリーランスの仕事は未経験でも見つかる!大切なのはスキルよりも“人柄”

フリーランスには未経験からでもなれますし、経験を積めば、きちんとキャリアアップしていけます。フリーランスとして独立するために、その分野の企業に入社する必要は、実はないのです。もちろん、企業に雇用されて実務経験を積む方法が安全です。

では、「未経験ではないけど、ベテランともいえない…」というフリーランスと、本物のベテランのフリーランスを分ける境目は何でしょうか。決まった答えはありませんが、次のようなことができるフリーランスはベテランといえますし、ベテランと評価されるようになるのも早いでしょう。

【ベテランのフリーランスと言われる3つの条件】
・クライアントとの信頼関係を大切にしている
・クライアントの求める人材であるか、もしくは、そうなろうとしている
・「ちょっと難しそう…」と思える仕事にもチャレンジできる

あえて乱暴にいえば、ベテランのフリーランスには「度胸」と「誠実さ」があります。自分ではなくクライアントの利益を最優先に考え、クライアントにより良い価値を提供するために何ができるか、彼らは常に考えています。それが結局、自分の稼ぎを増やす近道だと知っているからです。

「ちょっと難しそう…」と思える仕事にチャレンジするのは、クライアントに対して不誠実に感じるかもしれません。

しかし、クライアントが「やってみない?」と言ってくれるのは、「その人」に期待しているからです。その仕事を通して、自社の必要としている人材に成長してほしいのかもしれません。「度胸」と「誠実さ」は、未経験でも持てる資質です。まずはこの2つだけ意識して、フリーランスの仕事を探してみましょう。

仕事をもらえたら、「納期を守ること」「言われたことを守ること」の2つだけできていれば十分です。そうすれば、自分を気に入ってくれるクライアントが、きっとすぐに見つかるでしょう。

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PROFILE

赤塚元基

フリーライターとして独立した契機は、実は転職失敗。自身の(苦くもあった)経験を活かし、皆さまの心に寄り添いながら、お役立ち情報をお届けします!

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