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マツエクサロンを低コストで開業!フランチャイズが選ばれる理由と成功事例

フランチャイズ業種別

近年増加の一途を辿っているマツエクサロン。 「マツエク」は、女性にとってメイクの時間が短縮できるありがたい施術の1つといっても過言ではないでしょう。そんなマツエクサロンには「フランチャイズ契約」システムがあり、簡単に自分だけのサロンを開業できるようになりました。本記事では、マツエクサロンの市場性とともに、開業するのに知っておきたいメリット・デメリットや成功のためのポイントをお伝えします。

マツエクサロンのフランチャイズとは

そもそもマツエク(まつ毛エクステ)とは、人工で作られたまつ毛のことで、マツエクサロンではマツエクを1本ずつ取り付けたり、取り外したりする施術を行います。

「マツエク」と混同されがちな言葉で、「アイラッシュ」というものがあります。アイラッシュとは、理想の目元に仕上げるためにどのような施術を行うか相談し、デザインすることを意味し、施術内容にはマツエク・まつ毛パーマなどまつ毛への装飾全般が含まれます。そのため、マツエクはアイラッシュの中の1つであると理解しておいてください。フランチャイズによっては「マツエクサロン」ではなく「アイラッシュサロン」と名乗っているケースもあります。フランチャイズ本部選びの際には「マツエク」のキーワードだけでなく「アイラッシュ」のキーワードでも検索してみてください。

コロナ禍でマスクをつける習慣が根付き、アイメイク以外のメイクが薄くなった一方で、アイメイクは濃くなった人が多いという傾向もありました。そしてマスクを外す機会が増えた2023年夏、リップメイクへの関心が高まる一方で、束感があるまつ毛デザインが流行するなどアイメイクを重視するトレンドは継続するようです。このように「顔の印象を華やかに見せるために、マツエクのようなアイラッシュにボリュームを持たせたい」という人が増えてきています。このような背景もあり、マツエクは市場的にも成長傾向にあるのです。これからマツエクのフランチャイズを始めたい方にとって、今後も成長傾向のあるマツエク業界はうってつけといえるでしょう。

フランチャイズビジネスの市場規模やメリット・デメリットなど、基本的なことから知りたい方は、まずこちらの記事を読んでみてください。

https://entrenet.jp/magazine/25755/

マツエクサロンのフランチャイズを開業するには

マツエクサロンのフランチャイズを開業するには、どのような準備が必要なのでしょうか。開業までの手順や必要になる費用について、ご紹介していきます。

加盟契約~開業までの流れ

マツエクサロンを開業するためには、以下の手順を踏みます。

  1. フランチャイズオーナーの募集を探し問い合わせる
  2. 複数のフランチャイズ事業の説明会に参加する
  3. 数あるフランチャイズの中から加盟したいと思えるフランチャイズ本部を決める
  4. フランチャイズ加盟の申請を行う
  5. フランチャイズ本部と契約を締結する
  6. 開業準備を行う
  7. 開業する

研修内容やサポートの範囲はフランチャイズ本部によって異なります。また、自身にどれほどの知識があるのかによって必要になるサポート内容は異なるでしょう。そのため、自分にどれほどの研修が必要なのか、どれほどのサポートを受けたいのかをよく考えてフランチャイズ本部を決めるようにしましょう。

開業準備は、立地選定や物件取得なども含まれます。フランチャイズ本部に相談しながらも、自分自身で実際の物件を見学し、昼夜の人口動態なども把握しながら決定すると安心です。仕入れ先も本部の紹介があるのかなども、契約前に確認して、本部選びを後悔がないようにしてください。

開業資金

マツエクサロンのフランチャイズでの開業資金には、一般的に必要とされる「加盟金」「研修費」「保証金」のほかに、サロンの物件取得費や施術用のベッドの調達などが必要になります。マツエクサロンはおしゃれのための施術を施すと同時に、癒しの空間を求めてくるお客さまもいます。そのため、素敵な空間にする内装工事のための費用も準備しておく必要があります。テナントを借りるのであれば200万円、マンションの一室などであれば100万円〜150万円ほどは確保しておくことをおすすめします。

備品として、以下のようなものを揃えておきましょう。

  • リクライニングチェア
  • ブランケット
  • ドレッサー
  • アームライト
  • スツール
  • ワゴン
  • ツイーザー
  • ブロア
  • フェイスタオル
  • 荷物を入れるカゴ
  • スリッパ
  • グルー
  • サージカルテープ
  • スクリューブラシ
  • コットン
  • リムーバー

運転資金

マツエクのフランチャイズの市場性は?開業のために知っておきたいメリットや成功のためのポイントまとめ

フランチャイズ契約をすると、ロイヤリティは避けられない出費になります。フランチャイズ加盟店として、サポートを受けたりブランド力を利用して集客したりする対価としての費用なので、安価だからと契約してしまうと自身で想定していたサポート内容が、フランチャイズ本部が提供する内容に含まれていなかったりする場合もあるので注意しましょう。

他にも、アイリストを雇うのであれば人件費、サロンの物件の家賃・水道光熱費、エクステの材料の仕入れ費、集客費などが必要になります。

マツエクサロンをフランチャイズで開業するメリット

マツエクサロンのフランチャイズを開業するのには、どのようなメリットがあるのでしょうか。主なメリットを4つお伝えしていきます。

未経験でもオーナーになれる

マツエクのフランチャイズを開業する1つ目のメリットは「未経験者であってもサロンのオーナーになれる点」です。

マツエクを施術するアイリストになるためには、美容師免許が必要になります。そのため、サロンには美容師免許を持っている人がいる必要があります。しかし、自分はオーナーなだけで施術はせずに、美容師免許を持っているアイリストを雇用して運営するのであれば、自身で美容師免許を持っている必要はないのです。

また、経営者としての経験がなくても、フランチャイズに加盟すれば一から研修をしてもらえます。そのため、経営者としてもマツエク業界にも全く経験がなかったとしても、マツエクサロンのフランチャイズの開業は可能なのです。

低コストで開業できる

マツエクのフランチャイズを開業する2つ目のメリットは「低コストで開業できる点」です。

本来サロンを開業しようと思うと物件取得に手間取ったり、集客施策を自分で実施しなければならなかったり、アイリストの教育を自らしなくてはいけなかったりと、何かと時間的/金銭的コストがかかります。その点フランチャイズ契約をして開業すれば、提携している不動産会社から安く物件が取得できたり、集客のノウハウを教えてもらえたり、アイリストの教育をフランチャイズ本部で行ってもらえたりできます。研修費用は有料の場合もありますが、自己負担で支払うよりは低コストです。「今、手元にある資金は少ないが自分のサロンを持ちたい!」という方は、フランチャイズを一度検討してみても良いでしょう。

仕入れ原価を下げられる

マツエクのフランチャイズを開業する3つ目のメリットは「仕入れ原価を下げられる点」です。

マツエクサロンを経営していくにあたり、マツエク資材や商材は継続的に必要になるものです。フランチャイズ契約をしていれば、フランチャイズ本部が提携している仕入れ先から安価に仕入れられます。また、フランチャイズ本部の中には自社ブランドを持っていたり、マツエクメーカーを関連会社として傘下に入れているフランチャイズ本部もあります。このような場合、さらに安く仕入れられるようになるため、ランニングコストを抑えられるでしょう。

資金計画が立てやすい

マツエクのフランチャイズを開業する4つ目のメリットは「資金計画が立てやすい点」です。

フランチャイズの場合、加盟前にどれほどの収益があげられそうなのかシミュレーションの相談ができます。マツエクは毛周期とグルーの劣化のため、装着後2~3週間ほどで取れはじめ、およそ1か月後にはほとんど取れてしまいます。そのため定期的にサロンに通ってリペアやお手入れが必要になるため、1度通った顧客がリピートしてくれる確率は高く、毎月どれほどの収益が出せそうなのかが把握しやすいです。そのため、加盟前にある程度どれほどの収益があげられそうなのか、それほどの費用がかかりそうなのかがわかるため、資金計画が立てやすいメリットがあります。

マツエクサロンをフランチャイズ開業するデメリット

マツエクサロンのフランチャイズを開業するのには、主に3つのデメリットがあります。

  1. ロイヤリティの支払いがある
  2. 内外装やメニューなどを決める「経営の自由度」が低い
  3. 競合避止義務がある

マツエクサロンのフランチャイズに限らず、フランチャイズに加盟するからにはロイヤリティやシステム利用料などの支払いが発生します。毎月決まった額、もしくは売り上げから決まった割合の額をフランチャイズ本部に支払わなくてはなりません。しかし、ロイヤリティはフランチャイズの看板を使用するため・サポートを受けるための費用です。その分サポートが受けられるので、支払う額に見合うだけのサポートをしてくれるフランチャイズを見つけましょう。

またフランチャイズでは、どこの店舗でも同じような雰囲気で同じ施術が受けられるというのがメリットとになります。そのため、自身の店舗だからといって自由に内外装を決めたり、メニューを新たに追加したりすることなどは基本的にはできません。仮に何かやってみたいことがあれば、必ずフランチャイズ本部に相談してから実施するようにしましょう。

さらに、特にサロン系のフランチャイズには競合避止義務があることが多く、フランチャイズの加盟契約を解約してから2年ほどは同じ業種での開業はできないことが多いです。また競合避止義務の年数は契約によって変わります。

「サロンをフランチャイズで開業したのち、独立して自分のブランドを立ち上げたい」と思っている方は、フランチャイズ契約を解除してからどれほどの期間で同じくマツエクサロンを個人で開業できるか、どのエリアであれば開業できるのか事前に契約内容を確認しておくことをおすすめします。

マツエクサロンのフランチャイズで成功するポイント

フランチャイズでマツエクサロンを開業して成功するためには、自身がどのようなマツエクサロンを運営していきたいのかイメージを明確にすることから始めてみましょう。マツエクサロンと一言でいっても、売り出し方はさまざまです。

当たり前ですが、技術力が高ければ人気は出ます。その他にも、スタッフの雰囲気が良ければ「また来たい!」と思ってもらえるでしょうし、フランチャイズ本部の持つ「ブランド力」を十分発揮したいのであれば、フランチャイズ本部の担当者と密に連携を取り、集客のサポートを得ましょう。フランチャイズ本部によって、何が得意なのかは異なります。集客チャネルがどの客層に向いているのか、競合に勝てる要素はどこなのかなど聞いてみましょう。どのような方向性で運営をしていくかが決まれば、何に特に注力するべきか見えてきます。

まとめ

マツエクサロンは、コロナ禍のマスク生活を通してアイメイクが濃くなった若い女性を中心に人気のあるサロンの1つです。マツエクやアートメイクは「メイク時間の短縮」や「すっぴんでも自信が持てる」ということで、人気が根強く、市場としても成長中です。フランチャイズに加盟することで、自身でサロンを開こうとするより費用を抑えて開業できます。ただし、競合避止義務があるためフランチャイズ卒業後すぐに自身のサロンを持つことは難しい場合もあります。しかし、その期間でさらに成長を遂げて指定の年数を待てれば、将来的に経営の知識を持ちつつマツエクのことも理解できているオーナーになれるでしょう。

マツエクサロンのフランチャイズに挑戦してみたい方は、アントレnetも合わせてチェックしてみてください。

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<文/ちはる>

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