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「自分がトップに立って何かをやりたい」丸井雄介が選んだ「司法書士」での独立

生ボイス

「将来、社長になりたい」
子どもの頃、そう夢見ていた人は少なくないと思います。

ただ、どんなビジネスでトップになるかは、人それぞれです。

はじめから「この仕事で」と明確に決めている人もいれば、社会に出てから紆余曲折の末に出合う人もいます。

今回お話を伺ったのは、丸井雄介さん。

子どもの頃から抱いていた「社長になりたい」という夢を、就職した会社で出合った「司法書士」という仕事で実現しようと決意。

資格取得の後に司法書士事務所を開業し、現在は所長として、日々お客さまの不動産登記や相続に関するニーズに応えています。

司法書士になることを決意するまでの経緯と、その後の開業までの道のりについて、お話を伺いました。

プロフィール
丸井 雄介さん
司法書士
司法書士丸井綜合事務所 所長

大学卒業後、不動産ディベロッパーに就職。
4年弱の勤務の中で「司法書士」になることを決意し、退職。
3年間勉強に専念し、資格を取得。
その後、友人と共同で「司法書士丸井・宮城事務所」を設立。
現在は「司法書士丸井綜合事務所」の所長として、
不動産登記のほか、相続関連、債務整理、商業登記を扱い、
「くらしの身近な法律家」として、日々お客さまの相談に応えている。

仕事の中で出合った「司法書士」での独立を決意

-現在に至るまでの経緯を教えてください。

丸井さん
実は大学3年のとき、当時付き合っていた彼女との間に子どもができ、結婚することになりました。その際、彼女のご両親から「就職が結婚の条件」と言われていたので、必死で就職活動をしました。

家族3人で暮らしていくためには「やりたいことよりもまずは給料がよいところ」に就職したいと考え、大学の就職課に掲示されている求人票から自分で予約して面接に行ったことを覚えています。最終的には都心のコンパクトマンションの分譲販売をしている会社に就職しました。

-それはたいへんでしたね。「将来やりたい仕事」はなかったのですか?

丸井さん
子どもの頃から「人に雇われるのではなく、自分がトップに立って何かしたい」と思っていました。小学校の卒業文集で「将来は社長になりたい」と書いていましたから。
ただ、社長になって何をするのかは具体的にイメージできていたわけではなく、ただ漠然と思っていました。

-子どもの頃からの夢があったんですね。就職してからはどうされたのですか?

丸井さん
就職して、はじめの2年は営業を、そのあとの2年弱は用地獲得の仕事をしていました。
ただ、「結婚するため」に会社を選んだということもあり、仕事をしていくうちに「やはり、人に雇われるのではなく、自分がトップに立って何かしたい」という思いが徐々に強くなっていきました。
日々仕事をしながら何ができるのかを考え、不動産の用地獲得をする際に接点が多く、仕事内容に興味持っていた「司法書士」になって独立しようと決意しました。27歳の時でした。

-「司法書士」になるには資格が必要ですよね。勉強はどのようにされたのですか?

丸井さん
司法書士について詳しく調べてみると、資格取得はかなり難しいことがわかってきました。また社会人になってから資格取得するには、司法書士事務所で働きながら勉強して資格取得する人が多いこともわかりました。
働きながら勉強するかどうか悩みましたが、それまで資格取得の勉強を一切していなかったこともあり、仕事をしながら勉強していては合格するのは無理だと考え、会社を辞め勉強に専念。3年かけて司法書士の資格を取得しました。

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