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PASSPO☆卒業後、フリーランスを経て仕事の幅を広げるために自らの手で法人を設立した奥仲麻琴さんの現在地

生ボイス

アイドルグループでデビューし、ライブ前日の夜中まで自分のコーナーについて企画をしたり、高校生の夏休みは毎日3回行われるリリースイベントをこなしたり、忙しくしていたという奥仲麻琴さん。

インタビュー中、自身の事を「あんぽんたんなんで……」「三日坊主なんで……」と前置きを入れながらお話しくださいましたが、アイドル時代にたくさんの大人と仕事をする中で、「自分は周囲の人が作ってくれた環境の中で働けていることを忘れてはいけないと思った」と語るとおり、たくさんの感謝・謙遜の言葉がありました。

現在はフリーランスを経て、士業の方に依頼せずに自ら会社を設立し、仕事の幅も夢も広がったという奥仲さんにお話を伺ってきました。

<プロフィール>

奥仲麻琴さん
俳優(1993年生・埼玉県出身)

女性グループではオリコン史上初の週間ランキング初登場1位デビューとなるぱすぽ☆(のちにPASSPO☆に改名)で2009年にデビュー。2012年には「仮面ライダー ウィザード」(2012年・テレビ朝日系)にコヨミ役として出演も。2015年にPASSPO☆を卒業し、現在は女優、モデル、SNS、インフルエンサーとして活動中。

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“自分を核”にSNSの発信を

―早速ですが、現在、注力しているお仕事を教えてください。

InstagramやTikTokライブなどのSNSです。

芸能事務所に所属していた時は、本当にSNSが苦手で全くやっていなかったんですけど、事務所を退所した2021年はコロナ禍で、SNSの重要性を思い知ったタイミングだったので、そこからSNSでの発信を強化しています。

基本的に私は“3日坊主”なんですよ。PASSPO☆でアイドルとして活動していた時も、メンバーそれぞれがファンの方にメールを配信する“生メール”っていうコンテンツがあったんですけど、後からファンの方に聞いたら私だけ“生メール”の配信をしていなかった月もあったらしくて……本当に失礼な話なんですけど。

文章を書くのが苦手だったというのもあるんですけど、当時はメディアと言えば、テレビや雑誌などのマスメディアが全てだと思っていたので、InstagramとかX(旧Twitter)での発信を大事にできていなかったんです。ちょっとお恥ずかしい話なんですけど、新しく付いてくれたマネージャーさんに「毎日Instagramで1回はシェアしなさい」っていうミッションをいただいたのがきっかけでSNSを始めたんですけど、毎日何かしらシェアしていたらフォロワーがどんどん増えていったので、その時、初めて「楽しいな」って思いました。

楽しさを知ってからは、SNSが日常になったんですが、それが加速したきっかけはコロナ禍になったことでしたね。YouTubeでの動画配信もその頃に始めましたね。

 

―SNSの中でも、楽しんでやられていることはありますか?

最近始めたTikTokライブですね。

アイドルを卒業してからは、ファンの方と会えるのがお誕生日イベントくらいだったんですけど、TikTokライブを始めてみたらアイドル時代のファンの方が見に来てくれて嬉しかったですね。卒業して10年経っているので、 “大人になって再開した”ような感じがあって、すごく楽しくて、同窓会に参加している気分です。

あとTikTokライブは、自分も興味がある分野の配信をしている人のリスナーとしてよく見ているんですけど、ライブ配信を本業としている方も多いですし、会社員の方が休憩時間に配信している人もいて、いろんな人がいるので、見ていて面白いですね。配信する人は、自分の好きなカテゴリーについての配信をしていて、そのカテゴリーが好きな人が見に来るっていう感じも、“時代だな”と思います。

 

―先ほど、お話の中に出てきましたが、なぜ長く所属していた芸能事務所を退所されたのですか?

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