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独立に必要なのは自分の心のケアをする力。介護士・てっちゃん先生☆にその方法を聞いた

生ボイス

ストレスは、適度であれば仕事をする上で良い緊張感を及ぼすとも言われています。しかし、ストレス過多になると、心も身体も壊してしまう原因になり得ます。

「ストレスを緩和する方法は数あれど、一番大切なのはそれらを適切な形で実践すること」。そう語るのは、今回お話を伺ったてっちゃん先生☆。

てっちゃん先生☆は、現役介護士として勤務する傍ら、介護福祉士合格のためのYouTubeを運営。さらに自身の会社を設立し、介護士(※)向けのオンラインサロンの運営などといった事業も展開しています。

職業柄、強いストレスを抱えやすい介護士が、ストレスを上手に発散し、心も身体も健康に働ける世界を作るために、日夜活動を続けるてっちゃん先生☆。

今回はそんなてっちゃん先生☆に、自分の心をケアするために必要なことを伺いました。

※本稿では、介護福祉士の資格の有無に関わらず、介護職に従事している人を総じて「介護士」と表記。

<プロフィール>
てっちゃん先生☆
介護福祉士/YouTuber/株式会社てっちゃん 代表取締役進学塾教師や外国人学校日本語教師など、教育系の仕事を経て介護士としてのキャリアをスタートさせる。3年の現場勤務経験を経て、2013年に介護福祉士の資格を取得。

介護士として前線で働く傍ら、教育系のキャリアを活かし福祉の専門学校で介護福祉士合格へ向けたクラスを担当する。コロナ禍をきっかけに、YouTubeにも活動の場を広げ、2023年には株式会社てっちゃんを設立。

「自分の心を自分でケアできる人」こそ、”最幸”になれる?

――まずは現在の活動について、簡単に教えてください。

てっちゃん先生☆
大きく3つの軸で活動しています。1つ目は介護士としての活動です。様々な活動をする現在も、現場で介護の仕事を行っています。

2つ目は、介護に関する教育事業です。コロナ禍までは、介護福祉士を育成する福祉の専門学校で国家試験を受験するクラスの指導を担当し、現在は介護福祉士に合格するために必要な情報を発信するYouTubeチャンネルを運営しています。


https://www.youtube.com/channel/UC6TZ8PdZrRXtehTv4Xvr0Ww

てっちゃん先生☆
そして3つ目は、自社の運営です。2023年の4月に株式会社てっちゃんを設立。1人でも多く「最幸の介護士(SK)」を増やすために、介護士向けのオンラインサロン「介護向上研究会(KKK)」を運営しています。

――最幸の介護士(SK)とは、なんでしょう?

てっちゃん先生☆
これは私が作った造語で、「自分の心のケアを自分でできる介護士」と定義しています。「介護が必要な高齢者や障がい者を虐待してしまう介護士」の話題を介護業界にかかわらず、一般の方もニュースなどで耳にする機会があるかと思います。

その原因の多くは、介護士が自身のストレスや心を十分にケアできていない現状にあると、私は考えています。

介護士や看護師、教員などに代表される感情労働(※)が必要とされる業界では、ある程度のストレスがかかってしまうことは仕方のないことです。

ですが、その対処方法を知っている人はなかなかいません。私自身も長年の介護士としての勤務経験と、それ以前は教育関係の仕事をしていたこともあり、この点について非常に大きな問題意識を感じていました。

そこで、主に介護士をはじめとする感情労働に従事する人たちの心を守る事業がしたいと思い、会社を設立することにしたんです。

※自身の感情を抑制・コントロールする必要のある労働を指す。

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自分の心を自分でケアするために必要な、たった1つのシンプルなこと

※本記事は取材当時の情報を基にしており、団体名、サービス名、法令等が現在と異なる可能性があります。しかし、取材時の想いや状況を正確に伝えるため、内容をそのまま掲載しています。ご了承ください。

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