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フランチャイズ「加盟本部の比較検討時」によくある疑問 -フランチャイズQA-

フランチャイズ「加盟本部の比較検討時」によくある疑問 -フランチャイズQA-

加盟本部の比較検討時の疑問

利用客としてはなじみのあるフランチャイズチェーン(FC)店。でも、自分が加盟するとなればわからないことばかりです。

そこで、FCシステムに関する疑問や、本部担当者には直接聞きづらい個人的な質問を、3人の「FCのプロ」に聞いてみました。加盟希望者へのアドバイスやFC契約のサポートを行う、現場のプロならではの声もまじえながら、53の疑問にお答えします!

この記事を読む前に

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フランチャイズとは?意味や仕組みを分かりやすく初心者向けに解説

https://entrenet.jp/magazine/25755/


Q35.競合の多い業種・業態で本部を選ぶ基準は何ですか?
Q36.同業種なら開業資金が安い本部を選んだ方が得ですか?
Q37.本部に同業他社のことを質問するのはマナー違反ですか?
Q38.優秀なスーパーバイザー(SV)に担当してほしいのですが、加盟前に確認できますか?
Q39.機材や什器の一部を自分で調達したいと思います。問題ありませんよね?
Q40.自分で編み出したサービスや商品を勝手に付け加えてもいいですか?
Q41.契約後に開業するのをやめたくなったら、支払ったお金は戻ってきますか?
Q42.物件は本部が探してくれますか?自分が見つけた物件で開業できますか?
Q43.本部のアドバイスは絶対に聞かないといけませんか?
Q44.開店後、近くに競合他社の店舗がオープンしたら本部は助けてくれますか?
Q45.ネットで検索したら悪い噂が多数出てきました。そういう本部は危険ですか?
Q46.検討した結果、加盟するのをやめようと思います。本部に断りの連絡を入れるべきですか?


Q35
競合の多い業種・業態で本部を選ぶ基準は何ですか?


A35

決め手は、長期にわたってパートナーシップを組みたいと思えるかです。

まず、競合優位性とブランド力の観点からしぼりこみます。そして、開業資金など金銭面も含めた自分の条件と照らし合わせます。サポート体制も判断基準になるでしょう。

それらを満たす本部が同業種・業態で複数存在する場合、決め手となるのは「その本部と長いお付き合いをしたいと思えるかどうか」です。また、各本部の既存店オーナーの話を聞くことでも、判断を助けるヒントが見つかるはずです。

Q36
同業種なら開業資金が安い本部を選んだ方が得ですか?


A36

いいえ、安く開業することばかり考えるのは危険です。

その本部はなぜ同業他社の開業資金よりも低く設定しているのかを知ることが重要です。たとえば「加盟金が低い」という事実は同じでも、「1件でも多く成約して利益を得たい」と考える本部と「共存共栄の理念のもと、商売を長く続けてもらうため初期投資を最低限に設定している」という本部では大きく異なります。

「同業種でも、商品、システム、サポート……同じものは何一つありません。額面だけの表面的な判断は失敗のもとでしょう」(FC関係者)。

「安い=悪い」とも「高い=よい」とも一概には言えないのが開業資金なのです。

Q37
本部に同業他社のことを質問するのはマナー違反ですか?


A37

むしろ積極的に聞いてください。

後ろめたいことがない限り、嫌がる本部はありません。
「まずは自社の差別化ポイントをしっかり説明します。もし他社の評判も聞かれたら、慎重に言葉を選びながら事実を伝えますね。悪口ととらえられたら自社の評判を落としかねません。

でも、加盟者が同業他社について理解することは、開業後の成功確率を高める重要な要素にもなりますので」(FC関係者)。

加盟金にせよ、商品の魅力にせよ、同業他社とくらべて何が違うのか直接質問してみましょう。。

Q38
優秀なスーパーバイザー(SV)に担当してほしいのですが、加盟前に確認できますか?


A38

難しいです。むしろSV体制や基準を聞いてみましょう。

SVの役割が開店後の経営指導による収益性向上だと考えれば、加盟前のあなたがそのSVの能力を見極めるのは至難の業です。それより、「優秀なSVが付いてくれないと成功できない」と考えるのはナンセンスです。FCオーナーとして自らの能力を高める努力を続けましょう。

しかし、「やる気のないSVに払うお金などない」という気持ちも理解できます。SVの教育体制や、任命や配置の基準などを確認すれば、本部の姿勢を知る一端になるのではないでしょうか。

Q39
機材や什器の一部を自分で調達したいと思います。問題ありませんよね?


A39

一般的にはNGですが、条件付きでOKの本部もあります。

開業資金は少しでも低くおさえたい、という加盟者にこたえて「お店のコンセプトに合う什器ならばかまわない」という本部もあれば、一切NGの本部も。

フランチャイズチェーンは「同一ブランド」ですから、もともと自由度は低いのです。メンテナンスや修理のことを考えると、機材は多少高くても本部の調達したものを導入するのが賢明でしょう。

Q40
自分で編み出したサービスや商品を勝手に付け加えてもいいですか?


A40

原則、認めない本部が多いですが、一部認めている本部もあります。

統一した屋号を使用しているチェーンでは、日本全国どの店舗も同じ味、同じサービス、同じ価格というのが原則です。そのため、オーナー独自の商品やサービスを認めない本部も多いです。

中には独自のクーポン券発行やオリジナルメニューの提供などを認め、「自由度の高さ」を売りにする本部も。本部の方針を確認しておきましょう。

Q41
契約後に開業するのをやめたくなったら、支払ったお金は戻ってきますか?


A41

通常は戻りませんので、慎重に契約しましょう。

どのような事情であれ、契約は契約です。一切戻らないと考えておきましょう。それどころか契約期間の途中で解約する場合は、開業前であっても違約金が発生するケースも。契約前に、再度開業の意思を確認しましょう。

Q42
物件は本部が探してくれますか?自分が見つけた物件で開業できますか?


A42

物件は自分で見つけるという腹積もりで。

本部が物件を紹介してくれるケースもありますが、自分自身で探すのが望ましいです。移動販売の場合も同様で、営業場所はできるだけ自分で確保を。その際、本部担当者から立地や面積、家賃など必要な条件を必ず教えてもらいましょう。

ただし、見つけた物件が必要な条件を満たすからといって、必ずそこで開業できるとは限りません。本部は独自に人や車の通行量、商圏人口などを調査し、自社FCに適しているかどうかを見極めるためです。

反対に本部から物件を紹介された場合も、必ず現地に赴き、自分の目で確認しましょう。その場所で開業するのはあなた自身なのですから、最終的な決断に責任を持ちたいものです。

Q43
本部のアドバイスは絶対に聞かないといけませんか?


A43

絶対ではありませんが、聞くほうがよい結果を得られるでしょう。

成功確率を高めたいならば、自分の意見や考えに縛られず、本部のアドバイスを取り入れるべきです。最初は素直に聞いていても、売上が伸び、多店舗展開するなど規模が大きくなると突っ走ってしまうオーナーもいるようです。

「自由度の高い本部でオーナーさんが3号店を出す際、本部の意見を受け入れずに独自の形態でオープンしました。結果、苦戦。元の業態に戻したようです」(FC関係者)

考えを改めぬまま自分の店を不振に導き、そのまま力尽きる人もいるようです。本部は加盟店の味方です。「そもそも、FCに加盟したのは何のためか」、冷静に考えれば今どうすべきか見失うことはないでしょう。

Q44
開店後、近くに競合他社の店舗がオープンしたら本部は助けてくれますか?


A44

競合を完全に避けることはできません。自分の店の魅力を上げる努力を。

予測できない事態が起こってしまうのは、通常の商売と同じです。近隣に競合店ができることを完全に避けることはせきません。

そもそもその物件は、本部が蓄積された知見により成功確率が高いと判断したうえで、加盟者自身が決断したところ。競合店の出現によって経営が悪化したからといって本部に責任を求めることはできません。ただ、顧客を逃さないよう、自分の店をどう強化・改善するかといった点については、相談に乗ってくれるはずです。どのような環境変化にも耐えられるよう、つねに自店の魅力を高める努力を続けたいものです。

Q45
ネットで検索したら悪い噂が多数出てきました。そういう本部は危険ですか?


A45

鵜呑みにしないほうがよいでしょう。自分で確認するほうが納得できます。

加盟を検討している本部がそのような状況であれば、うやむやにせず真実かどうかを直接聞いてみましょう。「火のないところに煙は立たず」という見方もありますが、悪徳な同業他社が嫌がらせで書き込むケースもないわけではありません。
ただ、デリケートな話題なので聞き方には配慮を。相手の立場を尊重する姿勢を忘れてはなりません。
「失礼がないように聞いたにもかかわらず相手が怒るのであれば、ご縁がなかったと思うほうがいいかもしれません」(FC関係者)

同時に、先輩オーナーに話を聞いてみるなど様々な手段を使って自分で確認すれば、納得しやすいのではないでしょうか。

Q46
検討した結果、加盟するのをやめようと思います。本部に断りの連絡を入れるべきですか?


A46

はっきりと意思を伝える方がよいでしょう。

心苦しいのはわかりますが、お互いのためにそうするほうがよいでしょう。意思表示しなければ、本部から連絡が来る可能性も高いですし、本部も状況を知りたいはずです。ちゃんとした理由を告げなければと気負う必要は全くありません。

「担当者とウマが合わなかった」「独立しないことにした」「もっといい本部が見つかった」など正直な理由を伝えましょう。断る勇気も経営者に必要な素質だと考え、必ず連絡するようにしてください。


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