スタイルのある生き方へシフトしたいビジネスパーソンのためのニュース・コラムサイト。
検索
起業家・先輩から学ぶ

間借り&限定20食で起業し、完全独立へ<アントレ本誌:2019年春号より転載>

間借り&限定20食で起業し、完全独立へ<アントレ本誌:2019年春号より転載>

起業したくても、「大きなお金を準備できない」「借金するのは怖い」と考え、ためらう人は少なくない。

しかし、さまざまな制度や手法を活用すれば、少額投資でスタートすることは十分に可能だ。

格安起業から事業を軌道に乗せた5人の先輩たちの事例で、その方法論や考え方を学ぼう。

カレー専門店:初期投資20万円/
有澤まりこさん

限定20食の本格カレーで、グルメ雑誌記者もファンに

スパイス料理研究家の先生の教室で学ぶ中、料理を教える仕事がしたいと思うようになりました。

店をやる気はなかったけれど、偶然出会った新宿ゴールデン街のバーのママに「うちの店を間借りしない?」と声をかけられて。賃料も悪くないし、間借りならいつでもやめられる。腕には自信があり、当時、ファストフード店で働いていたから、大量の調理に不安もない。経験のためにも流れに乗りました。

ところが、ふたを開けてみれば、カレーの日以外は閑古鳥。2カ月後、しぶしぶ限定20食のカレー店に転向したら、毎日完売に!お客さんの行列をさばききれず、独立を決意したのは8カ月後。

間借り&限定20食で起業し、完全独立へ<アントレ本誌:2019年春号より転載>

知人に料理のケータリングを任され、そこで出会ったバーのママから「間借りでやってみない?」と声をかけられる。初期投資20万円は、食器、炊飯器、ウォーマー、飾り布に使用。間借り賃は稼いだお金から払った。

常連さんの要望で近場の物件を探したら、幸運にも間借りの賃料と変わらない店舗が見つかりました。

現在、限定30食を完売していますが、私は常に「たった1人の誰かのために料理をつくる思い」を大事にしています。その日の天候やお客さんの体調も考えたカレーだと気づく人も多く、思いをくんでもらえる幸せを感じますね。

間借りは気軽に始められる分、食を扱う配慮に欠ける人もいる。衛生面も含め、自分が提供するものが他人の体に入ることを忘れないでほしいです。

PROFILE

有澤まりこさん(42歳)

東新宿サンラサー/東京都新宿区
フリーターとして複数のファストフード店に勤務した後、派遣での事務職やヘルプデスクを経験。その後、 再びファストフード店に勤務しながら、2017年に間借りで起業。半年後に自分で店舗を借り、完全独立へ。

取材・文/上野真理子
撮影/刑部友康、掛川マサヤ、竹井俊晴
アントレ2019.春号
「セルフリノベ、クラウドファンディング、間借り… イマドキ格安起業術」より

この記事を読んだ方におすすめの授業

大手企業を脱サラしパン職人に!千葉から丹波に移住して始めた通販専門店をオープン。今や2年待ちの大人気店!

【教えて!先輩社長⑦】株式会社SOOL BRAUTY代表取締役 深澤祐馬さん

アントレ×バトンズ特別対談 ~チャレンジの垣根は実は低い。行動あるのみ~

PICK UP この記事に興味のある人が見ている独立開業プラン

アントレ 独立、開業、起業をご検討のみなさまへ

アントレは、これから独立を目指している方に、フランチャイズや代理店の募集情報をはじめ、
さまざまな情報と機会を提供する日本最大級の独立・開業・起業・フランチャイズ・代理店募集情報サイトです。