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人気作詞作曲家の一日とは?サウナで緩んだ時こそ降ってくる|安居楽業〜ゲスト星部ショウさん(後編)

生ボイス
この記事は、アントレのPodcast番組「安居楽業」にご出演いただいた方のお話を記事として書き起こしているものです。これまでの仕事やプライベートのこと、苦難を乗り越えたエピソード等、”楽業”を手に入れるまでを語ってくださっています。

働き方やライフスタイルのヒントをお届けするポッドキャスト番組『安居楽業 ライフとワークを整える』。今回のゲストは、ハロー!プロジェクトなどへの楽曲提供で知られる作詞作曲家・星部ショウさん。

デビュー曲『眼鏡の男の子』誕生の裏話から、YouTubeでの音楽理論の発信、そしてK-POPを学び直す日々の姿まで——

曲作りにまつわる豊富なエピソードとともに、“理詰めの建築家型クリエイター”として音楽とどう向き合っているのかを語っていただきました。サウナや散歩を取り入れた日々のルーティン、感性を磨くインプットの工夫など、軽やかに続ける働き方のヒントが詰まったインタビューです。

作詞作曲家デビューのきっかけは「メガネの”女の子”」|安居楽業〜ゲスト星部ショウさん(前編)

「家にいても音楽仲間とつながれる」YouTubeを始めた理由

西川
先週は、どんな幼少期を過ごしたのかとか、音楽との出会い、そしてハロー!プロジェクトとお仕事をするようになったきっかけについて伺いましたが、星部さんは2020年の9月からYouTubeチャンネルを始められたんですよね。

星部
はい。

西川
これがまたすごいんですよね。

星部
本当ですか。自分の曲をプレゼンするっていう番組なんですけど。

西川
いろんなところで話題になってますよね。

星部
いや、あまり見たことないじゃないですか。作曲家があんなハイテンションで自分の曲をプレゼンしているのって、僕は見たことがなかったんですよ。ちょうどコロナで時間もできたので、「やってみようかな」と思って始めたんです。

西川
ご自身が作った楽曲や、これまでのハロー!プロジェクトの曲を聴かせながら、音楽理論や作曲理論を、音楽の授業みたいな形で発信されていますよね。専門用語もすごくわかりやすく教えてくださって。

星部
そうですね。音楽理論って難しく感じる人も多いと思うので、できるだけわかりやすく、面白いって思ってもらえるように心がけています。

西川
元々はコロナ禍で始められたということですけど、どういう人に届けたいと思っていたんですか?

星部
単純に、音楽好きの人とつながりたいっていう気持ちですね。家にいる時間も増えてましたし。でも音楽を語るってなると、X(旧Twitter)とかではちょっと違うかなと思って。これは動画のほうが向いてるんじゃないかと思ったんですよね。それで、僕が「これ、めちゃくちゃ良くない?」って語ると、「わかるわかる!」って共感してくれる人がいるかもしれないなと思って、始めました。

西川
模造紙に「今日は〇〇の歌詞について」とか「このコードについて」とか「イントロとは」みたいに書いて、実際に例を出しながら解説してくださってますよね。

星部
あれも、ちゃんとアップフロントに許可を取ってやってるんですよ。

西川
途中で本物のMVも流してくれますもんね。

星部
あれ、普通は使えないんですよ。MVを流すと収益化できなくなるので。でも、ちゃんと事務所を通して許諾を得ているので。

西川
それができるのは星部さんだからこそですよね。やっぱりお話を聞いていると、「もう一度聴きたくなるな」って思うんです。「このイントロってどんな感じだったっけ?」とか、「あのリフレインどうだったっけ?」って。選ぶ部分もすごく絶妙ですよね。

星部
あれも自分で好きなように編集して作っているんです。

西川
最初に挙げていたテーマって、どうやって決めていたんですか?

星部
テーマは、自分で「こういうの知りたい人多いんじゃないかな」とか、「ハロー!プロジェクトのファンの人が食いついてくれるかもな」みたいなことを考えたり、あとは「作曲を始めたけど、何から手をつけていいか分からない」っていう人のためだったり。

そもそも作曲に興味がない人がほとんどだと思うんですけど、そういう人にも「なるほど、そういうことか」って思ってもらえるように、たとえば他の仕事と共通点がありそうな話とかを選ぶようにしてましたね。

西川
なるほど。実際に始めてみて、どんな反応が届きましたか?

星部
単純に、音楽ファンの方がけっこうチャンネルに来てくれて、見てくれているのが嬉しかったですね。まずそこにつながれたのが面白かったです。

西川
目的は達成してますね。

星部
そうですね。ハロプロのMVを使いながら解説するって、著作権の問題で本当は難しいことなんですけど、「僕は一応この事務所に所属してるし、ちゃんと許諾取ればできるんじゃないかな?」って思って。

西川
しかも、それがちゃんと自分の団体の宣伝にもなってますしね。

星部
そうそう。だからwin-winかなって思って始めたら、思ってた以上に多くの方に見てもらえていて。

西川
コメント欄でも皆さん、その楽曲を初めて聴いたときの思い出とかを語っていて、それもすごく面白いですよね。

星部
そうですよね。ああいうのは、作家としてすごく嬉しいです。「曲は子ども」ってよく言うんですけど、その子どもが他の子と仲良くしてるのを見るみたいな。「あ、この子うまくやれてるんだな」っていう感じで、親のような気持ちになります。

西川
印象に残ってるのが、Juice=Juiceの『CHOICE & CHANCE』って、実はサビの歌詞が違ったっていう話。

星部:『レンタルの車はわナンバー』なんですよね。『わナンバーのわナンバーの』も『自分勝手自分勝手』って歌詞のところに載ってたんですよ本当は。

西川
それも最高だと思うんですけど、ファンの皆さんからは「今の歌詞になってよかった」っていう声も多かったですよね。

星部
うん、結果的に良かったと思います。本当に。

「音楽は暗記科目」K-POPから学んだ“型”の重要性

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