CATEGORYカテゴリー

脱サラで失敗しない!成功に必要な準備とおすすめ働き方を徹底紹介

脱サラしたい方必見!おすすめの方法と確認しておくべきこと 独立ノウハウ・お役立ち

今後のキャリアとして「脱サラをしたい」と考えているのであれば、脱サラの方法や事前準備をしっかりしておく必要があります。そこで本記事では、脱サラをしたいと考えている方に向けて、おすすめの脱サラ方法と事前に確認しておくべきことをまとめてご紹介します。

  1. 脱サラとは?
  2. 脱サラをする前に確認しておくべきこと
    1. 1.資金はあるか
    2. 2.目的は明確か
    3. 3.どのビジネスにチャレンジするのか
    4. 4.期限は決めているか
  3. 脱サラのメリット3選
    1. 1.自分で働き方を決められる
    2. 2.人間関係に悩まされなくなる
    3. 3.収入の上限がなくなる
  4. 脱サラのデメリット2選
    1. 1.安定的な収入がなくなる
    2. 2.すべての責任を自分で負う必要がある
  5. 会社に留まるメリット
  6. 1.安定した給料が得られる
    1. 2.社会保障が充実
    2. 3.定年時の退職金が期待できる
  7. 会社員に留まるデメリット
    1. 1.時間・場所の制約から逃れられない
    2. 2.定年退職後の雇用が不明
    3. 3.会社自体が安定とはいえない
  8. 脱サラをして独立・開業するのにおすすめの働き方とは
    1. 1.フランチャイズ
    2. 2.スキルを活かした仕事
    3. 3.手離れの良いネット系ビジネス
  9. 脱サラのアイデア
    1. Webライター
    2. プログラマー・ITエンジニア
    3. ネットショップ運営
    4. 結婚相談所の相談員
    5. 家事代行サービス
    6. 営業代行
    7. 宅配・運送業
    8. 学習塾・スクール
  10. 脱サラをして成功するための方法5選
    1. 1.将来のビジョンを明確にする
    2. 2.稼げる仕組みを整える
    3. 3.独立・開業したい事業を副業として始める
    4. 4.必要経費や補助金・助成金を確認する
    5. 5.自分の能力を分析する
  11. 脱サラで失敗しにくい仕事の特徴
    1. 1.これまでの経験を活かせる仕事
    2. 2.少ない資金で始められる仕事
    3. 3.副業からスタートできる仕事
  12. 脱サラを検討するなら“アントレ”をチェック

脱サラとは?

脱サラとは“脱サラリーマン(会社員)”の略語です。それだけ聞くと「会社を辞めることが脱サラなの?」と考える方もいますが、それだけではなく“会社を辞めた後、別の会社に転職するのではなく独立・開業して自分で事業を興すこと”を指します。

会社員生活に不満を感じていたり、自分のやりたいことがあったりする方の中には、一度は脱サラを検討した経験がある方もいるのではないでしょうか。

脱サラをする前に確認しておくべきこと

脱サラする間に確認しておくポイント

脱サラする間に確認しておくポイント

では“脱サラをしたい”と考えた際、どのような準備をしておくべきなのか、具体的に見ていきましょう。

1.資金はあるか

まずは“資金”についてです。「脱サラをしたい」と何の計画もなしに急に会社を辞めてしまうと、おそらく資金面で壁にぶつかり、上手くいかなくなってしまうでしょう。

独立・開業するにも、その後、事業を続けていくにも、ある程度の資金が必要になるのです。「自分が生活していくために、資金はいくら必要か」「脱サラ後、どれくらい稼げる見込みがあるのか」を確認し、採算がとれることが分かってから踏み出すと良いでしょう。

2.目的は明確か

「なぜ脱サラをしたいと思ったのか」「脱サラをして何をしたいのか」という目的についても確認しておきましょう。「とりあえず会社を辞めたいから」「なんとなく脱サラをしたいと思った」などという理由で脱サラをしてしまうと、独立・開業しても失敗する原因となってしまいます。

「どのようなことを実現したいのか」目標をしっかり設定してから決断することをおすすめします。

3.どのビジネスにチャレンジするのか

“脱サラ”と一口にいっても、独立・開業する手段はさまざまです。数多くのビジネスが存在するので、その中から自分がどうやって事業を興すのかを考えなくてはいけません。

脱サラをしたいと考え始めたら「どのようなビジネスが選択肢としてあるのか」を把握するところから始めましょう。

そして、それぞれの特徴を踏まえたうえで「自分にはどのような方法が合っているか」を考えていくのがおすすめです。

4.期限は決めているか

脱サラしたい方が成功する方法は?脱サラのメリットとおすすめの働き方を紹介

「現在は会社員として働いているが、将来的に脱サラをしたい」と考えているのであれば、独立・開業の期限を決めるのもおすすめです。期限を決めることで独立・開業の準備期限が見え、何をいつまでに進めるべきかが具体的に把握できることでしょう。

また、期限を決めることで、具体的な行動へ移しやすくなります。働きながら独立・開業の準備を進めることは簡単なことではありませんが、目標を決めて進めていきましょう。

そして、会社を辞める時期を決めたなら、余裕を持って職場へ退職の意思を伝えることも忘れないようにしましょう。3ヵ月ほど前に退職の意思を伝えられるのがベストです。

脱サラのメリット3選

では、脱サラをするのには、どのようなメリットがあるのでしょうか。メリットの感じ方は人それぞれですが、以下では主なメリットを3つご紹介します。

1. 自分で働き方を決められる
2. 人間関係に悩まされなくなる
3. 収入の上限がなくなる

脱サラをすれば、会社員として働いている中で感じている悩みを解消できるメリットがあります。それぞれのメリットについて、詳しく解説します。

1.自分で働き方を決められる

脱サラをすると、雇われの身ではなくなるため、自分で働き方を決められるようになります。会社員をしていると、会社のルールである勤務時間や場所に則って働かなくてはいけません。仕事内容も、自分一人で自由に決めることはできません。

一方、脱サラをすると、勤務時間や場所を自分で調整することが可能になります。業種にもよりますが、日中を自由な時間にして夜間に働くという働き方も叶えられます。

2.人間関係に悩まされなくなる

会社勤務をしていると切り離せないのが人間関係です。上司に理不尽なことをいわれてストレスを感じてしまう場面もあるでしょう。しかし、脱サラをすれば、そのような人間関係に悩む必要はなくなります。もちろん、取引先の人との関係は育まなくてはいけませんが、脱サラをすると会社内の人と関わる必要がないため、人間関係に悩まされるようなこともなくなります。

3.収入の上限がなくなる

脱サラをすると自営業になるため、収入の上限がなくなります。自分で事業を始めると、会社員では、手に入らないほどの額を稼ぐことも夢ではありません。働く時間や量もすべて自分で管理できるようになるため、働きたいだけ働いて収入を増やすことも可能になります。

脱サラのデメリット2選

会社員であることにストレスを感じている人からすると、脱サラには魅力しかないと感じてしまうでしょう。しかし、何事も、メリットがあればデメリットもあり、脱サラをするということも例外ではありません。脱サラをする主なデメリットは以下の2つです。

1. 安定的な収入がなくなる
2. すべての責任を自分で負う必要がある

会社員をしていると、規則に縛られることをデメリットやストレスに感じることもあるでしょう。しかし、規則があるからこそ得られているメリットがあるということも忘れてはいけません。脱サラをするデメリット2つを詳しく解説します。

1.安定的な収入がなくなる

脱サラをすると固定給というものがなくなるため、安定した収入は得られなくなります。身内に不幸があったり、病気や怪我をしてしまったりなどして働けない期間があると、収入に直接響いてしまうことを十分に理解しておく必要があります。脱サラをすると収入の上限がなくなるメリットがある反面、下限もなくなってしまうのです。

2.すべての責任を自分で負う必要がある

脱サラをすると、すべての責任を自分で負わなくてはいけなくなります。もちろん会社員も自分の責任は自分で取ります。しかし、会社としても責任を負ってもらえるため、個人的に損害賠償を請求されることはありません。一方、脱サラをして自営業をしている中で取引先などに迷惑をかけるようなことをしてしまうと、自分で損害を補償しなくてはいけなくなります。

会社に留まるメリット

脱サラをするメリットやデメリットを確認したところで、今度は”会社に留まるメリット”についても考えてみましょう。メリットを確認し、会社員として働きながらまずは”副業”で脱サラの足掛かりを作ることも検討するきっかけになるかもしれません。

初めて副業に挑戦する際には、時間がない会社員でも挑戦しやすい副業や確定申告が必要な副業と不要な副業から始めてみるのどうでしょうか。

副業を行う際には、必ず会社の就業規則を確認ましょう。公務員の場合、国家公務員は国家公務員法、地方公務員は地方公務員法という法律によってそれぞれ兼業が禁止されています。

ただし、公務員が賃貸用不動産を5棟10室未満であり、年間の賃貸料収入が500万円未満である場合なら、賃貸経営が可能など、一部の副業が可能です。

参照:「副業ランキングTOP10!月3万円稼げる!サラリーマンにおすすめの副業【確定申告あり・なしランキング】」

参照:「公務員でもアパートなどの資産運用を相続できるのか」

参照:独立開業・フランチャイズ・代理店ならアントレ<毎週金曜更新> 副業からスタートに関する案件をチェックする

1.安定した給料が得られる

脱サラとは?会社員を辞めて起業するメリット・デメリットと向いている人の特徴

会社員は企業と雇用契約を結んでいることや労働基準法など国の制度からも守られていることもあり、月給や年俸など決められた給料が毎月振り込まれます。業績や評価によって多少の上がり下がりがあるものの、会社の売り上げが悪いからといっていきなり大幅に減額されることはありません。

毎月安定した給料が得られることは会社員の大きなメリットです。

2.社会保障が充実

会社員は給料だけでなく、会社が社会保険や厚生年金の一部を負担してくれるメリットがあります。また雇用保険にも加入することになるので、失業時や休職時などいざというときに安心です。

社会保険料は個人でも負担しますが、会社も同じように負担してくれていることによって手厚い保障となっているのです。

3.定年時の退職金が期待できる

会社に留まっていることにより、定年時の退職金が勤続年数によって大きく膨らんでいるメリットもあります。退職時でも勤続年数によって多少の退職金を手にすることができることもありますが、”自主都合”の退職理由である場合は大幅に減額されてしまう可能性も高いです。

脱サラ時には、もし自分が退職まで会社員として留まっていたらいくら退職金がもらえるのかを確認してから、本当に脱サラするべきかどうか考えてみることもおすすめです。

なお、個人事業主が、退職金として使えるものとして、下記が挙げられます。
・小規模企業共済制度
・国民年金基金とは
・個人型確定拠出年金“iDeCo”(イデコ)

参照:「個人事業主は退職金制度がなくても退職金がもらえる?」

会社員に留まるデメリット

それでは反対に、会社員として留まることによるデメリットについても考えてみましょう。”脱サラのメリット”のおさらいにもなります。

1.時間・場所の制約から逃れられない

会社員であれば、会社が定めた時間や勤務場所に従うことが前提となります。リモートワークや在宅勤務も数年で広まってきたものの、企業によっては週に5日フルタイムで出社が基本となっている場合も多いです。

人生でも多くの時間を会社に縛られた場所で過ごさなければならないことは、ほかにチャレンジできるはずの機会を逃してしまったり、自分の目指す働き方や生き方に相反していると感じることがあるかもしれません。

2.定年退職後の雇用が不明

会社員として留まっていた場合、定年退職後の雇用については保障されているわけではありません。これまでの会社で嘱託社員として働きたいと思っても、企業側から受け入れられない可能性もあります。これまでの職歴を生かして転職しようとしても、定年後の高齢人材を新しく採用する企業も少ないでしょう。

定年退職後に自分で事業を始めようとしても、脱サラを検討していた若い頃に比べて体力やスキル取得の衰えを感じてしまうかもしれません。会社員として留まっているうちに脱サラして成功していたかもしれないチャンスを逃してしまっていることもあるのです。

3.会社自体が安定とはいえない

変化が激しく先行きも不透明な日本経済において、今働いている会社が必ずしも”安定”とはいえないこともあります。会社の業績によっては事業が大きく縮小したり、倒産する場合もあります。

逆に脱サラして成長している業界に挑戦することで、より安定した将来が切り開かれていく可能性もあるのです。

脱サラをして独立・開業するのにおすすめの働き方とは

続いて、脱サラをしたいという方におすすめの仕事をいくつかピックアップしてご紹介します。

1.フランチャイズ

脱サラをしたいと思っている人におすすめなのが”フランチャイズ“の仕組みを活用している事業全般です。フランチャイズとはビジネスの仕組みの1つです。フランチャイズに加盟する事業者がフランチャイズ本部からお店の看板やサービス、商品などを使う権利をもらい、その対価であるロイヤリティをフランチャイズ本部に支払って運営するという仕組みです。

フランチャイズ本部が培ってきたノウハウや知名度を利用できるので、初心者でもすぐにビジネスに参入できることがメリットです。フランチャイズのブランドを活用できるので、自分一人で事業を営むよりも集客を見込める点も魅力といえるでしょう。

フランチャイズの仕組みを利用している事業は多く、コンビニエンスストアや学習塾、ハウスクリーニングやリラクゼーション店など、幅広い業種からチャレンジする仕事を選べます。フランチャイズシステムを活用することで事業を軌道に乗せやすくなるため、脱サラ後の独立・開業におすすめです。

こちらもおススメ!

“フランチャイズ”についてもっとよく知りたいという方はこちらの記事も読んでみてください。

「フランチャイズ(FC)とは?意味や仕組みを分かりやすく初心者向けに解説」

独立開業・フランチャイズ・代理店ならアントレ<毎週金曜更新>

2.スキルを活かした仕事

プログラミングやWebデザインなど、元々スキルを持っている方であれば、スキルを活かして脱サラをすることをおすすめします。

脱サラをしたいと思っても、何もスキルがない状態では稼げる方法が限られてしまいます。スキルがあれば、その技術を売ることでお金が得られるので独立・開業しやすいのです。最近は、クラウドソーシングサービスも発展しているため、フリーランスの技術者を求めている企業とマッチしやすいでしょう。

3.手離れの良いネット系ビジネス

インターネットを利用してビジネスを行う“ネットビジネス”も、脱サラをしたい方におすすめです。“アフィリエイトブログの運営”や、在庫を持たずに商品を販売する”ドロップシッピング“など、ネットビジネスにもさまざまな種類があるので、自分が興味のある分野に挑戦してみてはいかがでしょうか。

ただし、ネットビジネスの中には稼げるようになるまでに時間がかかるケースもあるので、まずは副業として挑戦するのがおすすめです。ある程度収益が見込めるようになってから”脱サラ“すると良いでしょう。

脱サラのアイデア

具体的な事業内容についても脱サラのアイデアとして紹介します。

Webライター

Webライターとは、インターネット上で広く読まれているWebサイト上の記事を執筆する仕事です。PCがあれば時間や場所に縛られずに資格や特別なスキルがなくても始められ、開業にかかる資金も少なくすみます。しかし執筆した記事をいくらで買い取ってもらえるかどうかは、クライアントや案件によって大きく単価が異なります。

記事を納品するだけでなく、自分の運営するWebサイトやブログによる広告収入やアフィリエイトによって稼いでいく、ストック型のWebコンテンツによって売上を伸ばしていくWebライターも存在します。

参照:「副業でライターって稼げるの?仕事の流れやメリットについて解説!」

プログラマー・ITエンジニア

プログラミングなどのスキルを活かし、プログラマーやITエンジニアとして脱サラして個人で仕事を請け負う方法もあります。会社員時代に身につけたスキルがあるならば、より働きやすい環境で続けられる可能性もあります。実際に稼働した時間や日数で高額単価の案件獲得もあり、サービスやシステムの開発費用だけでなく保守費用なども事業継続を後押ししてくれるでしょう。

参照:「フリーランスのエンジニアになるには?案件が獲得できるサポートサービス6選」

ネットショップ運営

いまやオンラインショッピングが当たり前になった時代、ネットショップ開業もリアル店舗に比べるとはるかに低コストかつ低リスクで始められます。モール型のECサイトに出品する方法や、自分でオリジナルのECサイトを制作して出店することもできます。商品仕入れにかかるコストを抑えるために、ハンドメイド作品やオーダーを受けてから制作するオリジナル商品を扱う方法もあります。

参照:「ネットショップ開業の3つのメリットとより良いお店を作るための心得」

結婚相談所の相談員

結婚相談所は現在、オンラインによる会員ネットワークを生かして、開業しやすいフランチャイズ形式の事業が主流となっています。入会金、月会費、成婚時報酬などによって安定した収益が見込まれ、Web会議や貸会議室などを利用すれば、広いオフィスを用意する必要もありません。人生の大切なイベントのきっかけ作りができるやりがいも大きいでしょう。

参照:「婚活アドバイザーの副業とは?資格や始め方、メリットやデメリットまとめ」

家事代行サービス

共働きの忙しい家庭や高齢家庭からも需要が高まっていくことが予想されるのが、家事代行サービスです。日常の食事の用意や掃除だけでなく、水回りを専門に扱うクリーニング、ペットシッターなど、サービス内容をマニュアル化しているフランチャイズに加盟することで簡単に開業できます。

訪問型で開業すればオフィスや店舗も必要なく、開業費を抑えられるメリットもあります。

参照:「家事代行サービスのフランチャイズは需要がある?開業するメリットや成功するためのポイントまとめ」

営業代行

人材不足が日本社会の課題となっているなかで、クライアントとの最初のきっかけとなる営業代行のニーズも高まっています。
これまでに営業経験がある方ならば始めやすく、件数を獲得すれば大きな収益が見込まれる事業といえます。

参照:「婚活アドバイザーの副業とは?資格や始め方、メリットやデメリットまとめ」

宅配・運送業

オンラインショッピングの需要増加や人材不足により、トラック不足・運転手不足が社会課題となっています。そこで大型トラックでなくても狭いエリア内で宅配・運送業を行う軽運送をメインとする小規模事業者も増えてきました。個人でも運転しやすいバンや自転車などを活かして開業できるメリットがあります。

参照:「軽貨物運送のフランチャイズに加盟するメリット・主要チェーンを紹介」

学習塾・スクール

少子化による家庭での教育費の高まりもあり、学習塾やスクールも安定した業界であると考えられます。フランチャイズ本部が持つ学習カリキュラムや教育ノウハウを活かして、子どもたちの成長を見守り育てていくやりがいの大きな事業となるでしょう。

参照:「学習塾のフランチャイズ経営者の年収はどれくらい?シミュレーションを紹介」

参照:「プログラミングスクールのフランチャイズに加盟するメリット・主要チェーンを紹介」

脱サラをして成功するための方法5選

せっかく脱サラをしたのであれば、事業を成功させたいものです。脱サラをして成功を摑み取るためには、事前準備が必要です。事前準備では、以下の5つのポイントを押さえておきましょう。

1. 将来のビジョンを明確にする
2. 稼げる仕組みを整える
3. 独立・開業したい事業を、副業として始める
4. 必要経費や補助金・助成金を確認する
5. 自分の能力を分析する

やりたいことがあり、どれだけ早く脱サラをして独立・開業したいと思っていても、事前に金銭面の準備や事業として成立するかどうかなどは、細かく分析しておく必要があります。5つのポイントについて、以下にて詳しく解説していきます。

1.将来のビジョンを明確にする

脱サラをして成功するための1つ目のポイントは、会社を辞める前に自分の将来のビジョンを明確にしておくことです。

「会社員として働くのは、自分の性に合わない」「雇われたくない」「自由な時間が欲しい」など、ネガティブな理由だけで脱サラをしてしまうと、 失敗するリスクが高まってしまいます。成功するためには、「脱サラをすることで○○という目標を達成する」といった前向きな将来のビジョンや目標を明確にしておくと良いでしょう。

数年後の収入や生活スタイルなどを具体的に分析しておけば、脱サラをした後に何をすれば良いのかも自ずと見えてくるはずです。

2.稼げる仕組みを整える

稼げる仕組みを整えておくことが、脱サラをして成功するための2つ目のポイントです。実際に稼げるかどうかは分からなくても、事業がどのように収益を生むのかは予想ができます。脱サラをした後で何をするのか決めるのではなく、会社員のうちにどのような事業で、どれほどの収入を得られそうかを予測し計画を立てておくことで、脱サラ後に独立・開業しても成功しやすくなります。

独立・開業してすぐは、収入が思うように得られない日々が続くでしょう。しかし、事前に事業が軌道に乗るまでの期間を予想できていれば、どれほどの期間があれば収入を得られるのかの目処も立ち、それをモチベーションに踏ん張り続けられるようになります。もちろん、必ずしも予想通りに進むとは限りません。しかし、どのような展開になりそうなのかを考えておくと、リスクだけでなく精神的な負担も軽減できます。さらに事業計画が整っていれば融資も受けやすくなりますので、きちんと計画を立てるようにしましょう。

3.独立・開業したい事業を副業として始める

脱サラをして成功するための3つ目のポイントは、独立・開業したい事業をまずは副業として始めることです。脱サラ前に、事業運営の経験があれば、リスク回避ができるようになります。脱サラをして収入がない中で、成功するか分からないまま事業を始めるのは、リスクが大きいだけでなく精神的にも、事業を続けるのが難しくなってしまいます。

そこで副業として会社員時代から事業経験を積んでいれば、どれほどの収入が得られそうなのかを分析しておけます。副業で事業を興してみたけれど自分には合わない、上手くいかないという結果に終わったのであれば、脱サラせずに会社員を続ける選択肢を選べます。

まずは、小さく副業から始めて、副業の収入が多くなったら脱サラをするくらいの気持ちでいましょう。

4.必要経費や補助金・助成金を確認する

事業を始める際に、どれほどの経費が必要になるのかや、どのような補助金・助成金が受けられるのかを把握しておくことも、脱サラをして成功するためのポイントです。始めたいと思っている事業が定まっている方は、どのような助成金や補助金の申請ができるのか、調べやすいでしょう。利用できそうな制度は脱サラ前に確認し、活用し損ねることがないように準備していきましょう。

こちらもおススメ!

こちらの記事では助成金や補助金の解説をしています。

「起業時は助成金や補助金が有効?個人事業主向けの融資制度についても解説」

5.自分の能力を分析する

脱サラをして成功するためには自分の得意・不得意を分析しておく必要があります。自分の能力を、分析・把握しておくことで、どのような事業を脱サラ後に展開していくべきなのか、見えてくるでしょう。もちろん、脱サラをする前の能力に縛られる必要はありません。しかし、脱サラ後の行動指針を決めるためにも自分の強みは理解しておいた方が何かとスムーズに進められるでしょう。

脱サラで失敗しにくい仕事の特徴

脱サラしたい方が成功する方法は?脱サラのメリットとおすすめの働き方を紹介

最後に”独立・開業した際に失敗しにくい仕事“の特徴をご紹介します。脱サラをしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

1.これまでの経験を活かせる仕事

先ほどもお伝えした通り、スキルを持っている人は独立・開業しても失敗しにくいといえます。

なぜなら、スキルという武器があるので、それが強みとなり仕事が見つけやすくなるからです。キャリアがあれば、取引先を探す際にもアピールポイントになるので、仕事に結びつきやすくなるのです。

2.少ない資金で始められる仕事

「脱サラをしたいと思ったら、資金の準備が大切」とご紹介しましたが、少ない資金で始められる仕事の方が失敗しにくいのは事実です。

最初に大きなお金を投入すると、それを回収することから始めなくてはいけないので、なかなか利益を出すことが難しくなってしまうのです。

少ない資金でスタートできれば、すぐに初期投資を回収でき、あとは利益を出すことに注力できるので、成功へと近づけるでしょう。

3.副業からスタートできる仕事

脱サラをしたいと思っても「脱サラしたいと思った翌日に会社を辞めてしまう」という危険な行動は避けましょう。なぜなら、独立・開業というのは、収入の上限がなくなり、稼げる可能性が広がる反面、全く稼げないということもあり得るからです。

稼ぎやすい分野はあっても「必ず稼げる」という保証はありません。そのため、まずは自分に合うビジネスであるかどうか、世の中に需要はあるか検討し、副業から始められるのであれば副業として独立・開業するとリスクが減るのです。

「脱サラをしたい」と思うのであれば、まずは会社員として働きながら、空き時間や休日だけなど、できる範囲で、副業としてスタートするのがおすすめです。ある程度、稼げる見込みができたら、独立・開業に踏み切ると良いでしょう。

また、副業から始めて独立・開業する期限を決めるのもおすすめです。

脱サラを検討するなら“アントレ”をチェック

脱サラしたい方が成功する方法は?脱サラのメリットとおすすめの働き方を紹介

脱サラをしたい方は、最初に自分がどのような分野で独立・開業したいのか、今後の方向性を決めるようにしましょう。

そして、方向性を決めたら、綿密な事前準備を行うことをおすすめします。脱サラが成功するかどうかは、事前準備にかかっているといっても過言ではありません。ときには専門家にアドバイスをもらうことも検討すると良いでしょう。

資金についてはもちろん、事業計画をしっかり立て、安心して独立・開業のスタートを迎えてください。予測を立てシミュレーションしておくことで、短期間で経営が行き詰まることを避けられるはずです。

独立・開業についての知識を増やしたいと考えているのであれば、さまざまな業種や業界のビジネス情報を掲載している“アントレ”もチェックしてみてください。全国規模のフランチャイズや代理店、開業支援などといった役立つ情報を数多く紹介しています。

独立開業・フランチャイズ・代理店ならアントレ<毎週金曜更新>

<文/ちはる>

無料会員登録だけで
4大特典が付いてくる!

特典コンテンツの一部をご紹介

✓副業「こんなはずじゃなかった」失敗談
✓個人事業主だからこそできる節税対策
✓手軽にできる流行りのスマホ副業を紹介
✓お手軽に、すぐスタート!在宅サイドビジネスのススメ
儲かるフランチャイズランキング

芸能人、声優、実業家など、総勢500人以上のインタビュー記事も無料で読み放題!

最短1分で完了!

[無料]メールアドレスで登録

PROFILE
アントレスタイルマガジン編集部

「アントレ」は、独立・開業を目指す個人向けに、成功者インタビューやノウハウ記事などを発信するWebメディアです。1997年 独立・開業情報誌「アントレ」創刊以降、独立・開業を夢見る人々に必要な情報を提供し続けています。

アントレスタイルマガジン編集部をフォローする
独立ノウハウ・お役立ち
タイトルとURLをコピーしました