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結婚と出産も、全て大切な経験。加藤マユミさんに聞く、女流マンガ家のキャリアの描き方

生ボイス

結婚、そして出産、育児。

人生においてこの大きなイベントとどう向き合うのか。多くの人にとっての課題だと思います。

ましてや産休・育休制度といったものが存在しない、フリーランスとして活躍されている方は、どう乗り越えているのでしょうか?

今回お話を伺ったのは、マンガ家の加藤マユミさん。

加藤さんは現在、子育てエッセイマンガを始めとする数々の作品を手掛ける人気マンガ家であり、2児の母でもあります。

そんな加藤さんは、マンガ家の仕事と子育てをどう両立させてきたのでしょうか。

<プロフィール>
加藤マユミさん
マンガ家兵庫県神戸市出身。
2004年に『週刊ヤングチャンピオン』にて連載デビュー。
現在2児の母。子育てをしながらWebを中心に活動中。夫は同じくマンガ家の横山了一氏。

連載を抱えながら結婚、そして出産へ。加藤さんのキャリアを振り返る


http://leedcafe.com/webcomicinfo/%e7%99%ba%e9%85%b5%e3%81%8b%e3%81%82%e3%81%95%e3%82%93/

―現在に至るまでの経緯を教えてください。マンガ家としてデビューするきっかけはなんだったのでしょう?

加藤さん
24歳の時に雑誌「週刊ヤングジャンプ」で読み切りデビューしたのが最初です。大学時代の終わりの頃から、東京の出版社に自分の作品を持ち込むようになって。ようやく世に出すことができました。

―大学は絵を勉強されていたんですか?

加藤さん
いえ、神戸の4年制の大学に通っていたので、絵やマンガについて学校で専門的に勉強していたわけではありませんでした。小さい頃から絵を描くのは好きで、うっすらとマンガ家になってみたいとは思っていたのですが、高校大学と進学するにつれ、友達と遊ぶことの方が楽しくなってしまって。絵を最優先に人生を歩んできたわけではありませんでした。

転機になったのは就職活動の時。

これから何をして働いていこうかなと考えた時に、選択肢の中に残ったのが「やっぱり絵が描きたい」という欲求だったんです。

幸い、両親は私がマンガを描くことに理解があったので、大学を卒業してからはアルバイトをしながらマンガを描く生活が始まりました。

―『週刊ヤングジャンプ』でデビューされた後は、どうされたのですか?

加藤さん
読み切りを1年に3本くらいのペースで描いていました。それを数年経験した後『週刊ヤングチャンピオン』で連載デビューをしました。

―ご結婚されたのはいつだったのですか?

加藤さん
連載デビューしてから3年くらい経った後ですね。実は連載をスタートした時はまだ、神戸の実家にいたんです。連載をこなしながら上京するための資金を作って、31歳の時に上京し、その1年後、32歳で結婚しました。出産はさらにその1年後、33歳の時に第一子が誕生しました。

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作品作りとは、自分の人生を投影すること。結婚も出産も子育ても、全て大切な経験

※本記事は取材当時の情報を基にしており、団体名、サービス名、法令等が現在と異なる可能性があります。しかし、取材時の想いや状況を正確に伝えるため、内容をそのまま掲載しています。ご了承ください。

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