働き方やライフスタイルのヒントをお届けするポッドキャスト番組『安居楽業 ライフとワークを整える』。前回に引き続き、ゲストは舞台を中心に活躍を続ける俳優・宇野雄矢さんです。
後編では、仕事と生活を切り分けない独自のスタンスや、舞台俳優ならではの日常の過ごし方、そしてこれまでの経験をどのように受け止め、糧にしてきたのかといった内面に迫ります。言葉を大切にしながら、一つひとつの選択に誠実に向き合ってきた宇野さんの姿勢が、静かに浮かび上がってきました。派手さではなく、積み重ねの中にある確かな強さ。
俳優・宇野雄矢さんの仕事観と人生観に、じっくりと向き合える後編です。
モデル志望から手塚国光へ〜宇野結也が俳優になるまで|安居楽業〜宇野結也さん(前編)
遠足前みたいに眠れなくなる、大人の趣味

西川あやの:
先週はいろいろとお仕事のお話を伺いましたが、趣味がゴルフということで。始められて、どのくらいになるんですか?
宇野結也:
もうすぐ2年くらいになりますね。
西川:
始めるきっかけはあったんですか?
宇野:
俳優の先輩で、松井勇歩くんという方がいるんですけど、その先輩から突然電話がかかってきて。「明日何してる?」って聞かれて、「明日は空いてますよ」って答えたら、「じゃあ5時に家迎えに行くから、住所送って」って言われたんです。
西川:
朝の5時?(笑)
宇野:
そうなんです。「え、何するんですか?」って聞いたら、「ゴルフ行くから」って。でも僕、ゴルフをやったことがなくて。「大丈夫、大丈夫」って言われて、「滑りにくそうなスニーカーと襟付きのシャツ、それと寒いかもしれないからニット着てきて」って言われて、もう流れで「わかりました」って。
西川:
ゴルフクラブは持ってたんですか?
宇野:
先輩が2セット持っていて、「俺の貸してあげるから回ろう」って言われました。で、朝イチで練習場に行って、少しボールを打って。「いけるね」ってなって。
西川:
え、初めてでいきなりコースに出たんですか? スコアはどうだったんですか?
宇野:
123でした。
西川:
123って、ゴルフ的にはどうなんですか?
宇野:
「なかなかセンスあるよ」って言われました。
西川:
打ちっぱなしとかもほとんどしてない状態で、初めてですよね?
宇野:
そうです。その「センスあるから始めた方がいいよ」っていう言葉に、まんまと乗せられて(笑)。翌日にゴルフクラブを買いに行きました。
西川:
かわいい(笑)。翌日にもう。
宇野:
先輩に連れて行ってもらって、クラブを選んで、そのまま購入して。今に至ります。
西川:
じゃあ、そこから2年弱くらいなんですね。
宇野:
はい。しかもありがたいことに、先週お話しした『テニミュ』の原作者・許斐剛先生が開催されている「The Prince of GOLF」というコンペに呼んでいただいて。
西川:
かっこいいタイトル!
宇野:
本当にありがたいです。
西川:
普段はどんなメンバーで行くことが多いんですか?
宇野:
役者の友人ですね。急に「明日オフだ」ってなったら、すぐ連絡して、行ける人を探します。
西川:
ゴルフって朝早いことも多いと思うんですけど、朝早いのは得意なんですか?
宇野:
小さい頃、祖母と一緒に住んでいた時期があって、毎朝4時くらいに起こされてたんですよ。「朝だよ! ご飯だよ!」って(笑)。なので、朝は全然苦じゃないですね。
西川:
ご自身にとって、すごく合っている趣味ですね。
宇野:
そうですね。ただ、楽しみすぎて逆に寝られない日もあります(笑)。久しぶりにゴルフだと思うと、遠足前の子どもみたいにワクワクして。
西川:
(笑)
宇野:
本当に寝られない日、たまにあります。
西川:
もともと球を打つのは得意だったんですか?
宇野:
球技はもともと好きでした。テニスもやっていましたし、バスケもやっていました。岐阜出身で田舎だったので、とにかく外で遊ぶことが多くて。スポーツは一通りやっていましたね。
西川:
運動神経がいいんですね。舞台でもアクションや殺陣が得意ですし、体幹の強さとか、これまでの積み重ねが初スコアにも出たのかもしれませんね。
宇野:
いやいや、たまたまです(笑)。
西川:
それから、練習もするようになったんですか?
宇野:
はい。「The Prince of GOLF」に出させていただくようになってから、ちゃんと練習するようになりました。あのコンペはハンデなしのグロス勝負で、ゴルフ歴とか関係なく、純粋にスコアだけで競うんです。
しかもOKルールがなくて、カップに入るまで打つ。1メートルでも、30センチでも外したら1打になる。すごく厳しいルールなんです。
だから、「これはちゃんと練習しないとダメだな」と思って、時間があれば練習場に行くようになりました。
西川:
それは燃えますよね。
宇野:
そうなんです。
「セリフを覚えてからが仕事」という俳優としての哲学











