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優秀なリーダーは「2つの顔」を使い分ける? 部下から信頼される方法を心理学者が解説

生ボイス

部下との付き合い方。

経営者はもちろん、多くの中間管理職の方が頭を抱えているのがマネジメントです。頭ごなしに指示を出しても部下はついてきません。

今回、心理学者の内藤誼人先生に伺ったのは「部下から信頼を勝ち取るリーダーシップ」。

内藤先生はリーダーシップには2種類存在し、時と状況に合わせて使い分けるべきだと言います。一体どういうことでしょうか?

2種類のリーダーシップを、時と状況に合わせて使い分ける

今回のテーマは部下との付き合い方。

「人を動かす」「部下の管理」というと「リーダーシップ」というテーマで語られます。

さてこのリーダーシップ。心理学の世界では、2種類のパターンがあると言われています。

1つ目は人に指示を出し、相手を動かすタイプ。

例えば取引先などから仕事の依頼を受けた時に管理職であるマネジャーが部下へ、仕事を細かく指示するケースです。一般にリーダーシップと聞いて皆さんが想起するのは、こちらではないでしょうか。

しかしリーダーシップには、もう1つのタイプが存在します。それは仕事を細かく指示するのではなく、相手に任せるというもの。

仕事の大枠だけを伝えて、あとは相手の自主性に任せて見守る。先程の「リーダーシップ」と比べると、近年はこちらのリーダーシップを求められることが増えてきました。

このように全く異なる2つのリーダーシップですが、心理学的にはどちらが優れていてどちらが劣っている、ということはありません。

ポイントはこのリーダーシップの使い分けにあるのです。

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「面白い仕事」をさせる時は見守り、「退屈な仕事」をさせる時は指示を出す

※本記事は取材当時の情報を基にしており、団体名、サービス名、法令等が現在と異なる可能性があります。しかし、取材時の想いや状況を正確に伝えるため、内容をそのまま掲載しています。ご了承ください。

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PROFILE
内藤誼人(ないとう よしひと)

心理学者
慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了。
大学院在学中より専門の心理学を活かした執筆活動を開始し、卒業後に有限会社アンギルドを設立。
ビジネス心理学を実践的に応用するアドバイスには定評がある。
新刊に「心理学者しか知らない すごい!営業」(廣済堂)
「最高に幸せになる「口ぐせ」」(秀和システム)など。
講演会・セミナーの依頼は、株式会社ブレーンまで。

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