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好きなことを副業に!大手IT企業のサラリーマンが、休日カメラマンをする理由

好きなことを副業に!大手IT企業のサラリーマンが、休日カメラマンをする理由

好きなことでお金を稼ぐ。誰もが憧れる働き方ですが、実際に実現させることは簡単ではありません。しかし、本業で生活を支えているからこそ、副業では好きなことをして働いている人もいます。

では、本業と副業を両立させている人はどのように働いているのでしょうか。本業でサービスの企画職として働きつつ、副業では自分の好きなカメラでお金を稼いでいます。今回は、片山さんが考える副業についてお話を伺ってきました。

カメラ好きの学生から、就職へ。副業へのルーツを探る

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—なぜ今のように本業と副業をという働き方をするようになったのですか?

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片山祐輔さん(以下、片山)
もともと写真が好きだったんですよ。高校生のときに、図書館でたまたま風景の写真集を見て「こんなキレイな写真があるんだ!」と感動して、大学に入ってから写真をはじめました。

大学院1年生のときに、ローカル雑誌の編集社に「タダでもいいので仕事ください!」と売り込みに行ったのがはじめて写真で仕事をもらったきっかけです。

—すごい行動力ですね!

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片山
そのまま試しに撮影に行ったら、きちんとタウン誌の仕事としてお金をいただけることになりました。あとは知人のイベント会社の方から、臨時のカメラマンとしてライブに呼ばれたことがあったんです。

そのときの自分の仕事を認めていただいて、そのままライブ撮影の仕事もいただけるようになりました。

—そのままプロのカメラマンになろうとは思わなかったのですか?

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片山
プロのカメラマンになる道がなかったわけではないのですが、知り合いのカメラマンに相談した結果、就職を選びました。もともと興味があったWeb業界で仕事がしたいと思い、今の会社に入りました。

社会人になったからと言って、カメラを諦めたわけじゃない

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−自分の好きなカメラマンの道を諦めてサラリーマンになったわけですが、カメラマンの仕事への葛藤などはありませんでしたか?

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片山
そこは気持ちを切り替えました。「とりあえず今は全力で働こう。仕事に慣れてきたらまたカメラマンとして復活したいな」とは考えていましたけど。仕事に慣れるまではカメラを忘れて働いていた時期もありましたね。

−またカメラマンとしての仕事をはじめるキッカケはなんだったのでしょう

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片山
副業としてカメラマンの仕事をはじめる前にも、社内のイベント等で写真撮影を担当することはありました。

そこで、自分より上手な先輩たちと出会い、先輩方から技術を学んでいるうちに、プライベートの時間を活かしてカメラマンの仕事をしたいと思い、自分で仕事を取るようになりました。

−仕事を取るとおっしゃっていますが、どうやってカメラの仕事を見つけているのですか?

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片山
人づてに仕事を紹介してもらっています。カメラマンを本業でやろうとすると、どうしても本業の平日とかぶってしまうので、土日も仕事がある人が声をかけてくれるという状況です。

不定期になってしまうものの、自分の周りの方々から仕事をいただいています。

カメラで食べていくには、自分の”武器”を増やしていきたい

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−実際のところ、副業でどのくらいの収入があるのでしょうか?

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片山
副業とはいえ、不定期のお仕事なので、およそ月5万円くらいです。カメラマンとしていただいているお給料はプロの方と比べると安いです。でも、好きなことでお金がもらえるというのはものすごく強いモチベーションになりますね。

—今後はもっとカメラに力を入れていきたいですか?

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片山
そうですね。カメラマンとしてもっといろいろな仕事をしていきたいですね。しかし、ただのカメラマンだとそれは厳しいのかな、とも思います。

—その「ただのカメラマン」というのは?

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片山
できることの幅が必要、ということでしょうか。

本業の仕事をするかたわら、クリエイターの集りなどで自分を売り込むための作品集作りもしていますし、写真と文章はセットの仕事が多いので、記事も書けるようになれたらいいなと。

あと、Webサービスの知識とカメラを組み合わせて何かできないか考えています。

カメラを軸にその他の武器を増やして、仕事の幅を広げていきたいです。今までは知り合いから仕事をもらっていましたが、仕事をもらえる人脈ももっと広げていけたらいいなと思っています。

お手伝いからでもいい。好きなことがあるなら、そこから広げていけばいい

—これから副業を考えている人にアドバイスをお願いします。

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片山
好きなことを軸にどう展開していくかを考えることじゃないでしょうか。

でも、最初から副業や起業のプランを1から10まで決めてしまうと足取りが重くなってしまうので、まずはできることから動いてみるのが大事だと思います。

やりたいことが決まっているなら、ほんの小さなお手伝いでもいいのでキッカケを探すことから。意識して探してみると、案外チャンスなんていくらでもありますからね。

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