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ネイルサロンをフランチャイズで開業!メリットや成功ポイントを事例とともに紹介

フランチャイズ業種別

自分でネイルサロンを開きたいと思っているネイリストの方は、開業にあたってフランチャイズへの加盟を視野に入れてみてもいいかもしれません。

もちろん、ネイリストの資格や経験がなくても、男性でもネイルサロンのフランチャイズ加盟・開業は可能です。

本記事では、フランチャイズでネイルサロンを開業する際のメリットやデメリット、どんなフランチャイズがあるのかをまとめてお伝えしていきます。

ネイルサロンでの独立・開業とは

フランチャイズでネイルサロンを開業する場合には、ほとんどの場合店舗型で運営します。

中には自宅で経営できるフランチャイズもありますが、個人宅での集客は難易度が高いことやプライベートを保つためにも、店舗用の物件を用意し運営するのが一般的です。

この場合、物件取得費はフランチャイズ本部ではなく自身で負担するケースがほとんどです。

集客力の高い物件の選定や費用を抑えた店舗設計方法などフランチャイズ本部のサポートやノウハウの提供を受けることもできますが、自身で店舗用の物件を用意するため、初期費用はかさみます。

予算をきちんと立てていくらであれば現実的に支払えそうなのかを見定める必要があります。

また、フランチャイズのネイルサロンは、お客さまのネイルを装飾するいわゆるネイルサロンだけでなく、他の美容サービスを合わせて提供する店舗運営も特徴の1つです。

提供しているサービスはそれぞれのフランチャイズで異なるため、どのようなサービス内容を提供する店にするのか、比較検討が必要です。

ネイルサロンのフランチャイズに加盟するメリット

ネイルサロンを開業するにあたり、フランチャイズに加盟して得られるメリットを3点お伝えしていきます。

高い集客力が期待できる

ネイルサロンに限らず、美容業界ではネームバリューでお店を選ぶお客さまは少なくありませんが、フランチャイズでネイルサロンを開業すれば、最初からある程度の知名度がある店舗を構えることができます。

また、集客にはブランド力に加え、物件の選定も鍵となります。

物件選びについても、加盟するフランチャイズ本部によっては、市場調査のアドバイスがもらえることがあります。

昼夜の人口動向など物件選定前の事前調査が楽になるでしょう。さらには、フランチャイズ本部が販促活動を行ってくれるケースもあります。

フランチャイズ本部がブランディングのために大規模な宣伝をすることで、クチコミも広まりやすくなり、より有利な集客ができるようになるでしょう。

経営初心者でもオーナーになれる

ネイリストとしての技術は高くても、経営のノウハウがないという方も多いでしょう。しかし、フランチャイズであれば経営が初心者でもノウハウを教えてもらえるので、安心してネイルサロンの運営ができます。

研修制度が用意されているフランチャイズを選べば、より深い知識を得られるのでフランチャイズで独立した後に自力での独立を目指しているという方にとっても大きなメリットといえるのではないでしょうか。

接客やオーナー業に専念できる

フランチャイズのネイルサロンであれば、運営に必要な資材やその仕入れ先をフランチャイズ本部が用意してくれたり、開業にあたってのアドバイスをくれたりするところもあります。

また、フランチャイズ本部によっては、採用についてのサポートが受けられたり、スタッフ育成の研修があったりします。

頼れるスタッフがいれば、自身がネイリストの場合は目の前の接客に専念でき、資格がない場合でも、経営に専念できます。

特に初めてのネイルサロン開業は不安だらけで「とにかく目の前のことをきちんとこなしたい」と感じているオーナーにとっては、接客または経営に専念できるのは嬉しいポイントです。

また、早い段階から経営に携わることで、課題や改善点も見つけやすくなります。

自分らしいネイルサロンづくりにも専念できる環境はメリットとなるでしょう。

下記記事ではフランチャイズの仕組みを解説しています。参考にしてください!

https://entrenet.jp/magazine/25755/

ネイルサロンのフランチャイズに加盟するデメリット

ネイルサロンのフランチャイズに加盟するのには、メリットだけでなくデメリットもあります。

初期費用が高額になる場合がある

フランチャイズのネイルサロンは、開業するにあたり、加盟金、保証金、準備金などの初期費用が発生します。

加盟金や保証金が不要なフランチャイズもありますが、物件の取得費用、内装工事費が必要になるケースは少なくありません。

出店場所などにもよりますが、これらすべてを合計すると、初期費用だけでも1,000万円ほど必要となるケースもあります。

フランチャイズ本部を選ぶ際には、物件選定の相談ができるか、開業後の集客力があるかなど、初期費用に見合うメリットが得られそうかをきちんと判断して決めるようにしましょう。

ロイヤリティを支払わなくてはいけないケースも

ロイヤリティとは、フランチャイズのブランド力やサポートの対価としてフランチャイズ本部に毎月支払うものです。

ロイヤリティは売り上げの何%という場合もありますが、毎月固定の場合は、赤字の月でも発生する支出となるので、必ず加盟前に確認するようにしましょう。

ただし、中には毎月のロイヤリティは不要というフランチャイズもあるようです。

サービスやサポートを見比べる必要はありますが、フランチャイズ本部のサポートがあまり必要ではない場合、このようなフランチャイズを選んでみるのもいいかもしれません。

自由な経営はできない

フランチャイズに加盟すると、フランチャイズ本部の作成したマニュアルに沿って経営をしなくてはいけません。店舗の内外装はもちろん、接客方法などもフランチャイズ本部のルールがあるケースがほとんどです。

成功ノウハウを提供してくれる一方、オリジナリティは出せない場合もあるので、特別こだわりのある方はフランチャイズよりも自分で一から進めるのがよいでしょう。

また、競合避止の制約がある場合もあります。これは一定期間、同業種での出店を制限するというものです。フランチャイズで開業し、加盟契約終了後に自力で独立を目指す方にとっては、加盟前にしっかり注意しておく必要があります。

成功した先輩の事例をご紹介

美容院経営から新規事業として参入したオーナーの例

美容室経営で課題だったスタッフ採用難を克服するため、ネイリスト資格取得を推奨するフランチャイズネイルサロンに加盟した坂田さんは、豊富な物件情報と内装デザインのアドバイスを受け、理想のサロンを実現しました。

ネイルサロン | 先輩開業ストーリー
ネイルサロンで先輩に学ぶ独立、開業、起業、フランチャイズ募集(FC)の独立開業ストーリー。きっかけ、やりがい、プロセスから自分に合った独立のスタイルを見つける!アントレはリクルートが運営する独立、開業、起業、フランチャイズの情報サイトです。

会社員とサロンオーナーの2足の草鞋を履く副業会社員の例

会社員の収入に限界を感じたアントレ社員・橋本は、財布を2つにした方が本業で攻めることができると思いネイルサロンのフランチャイズに加盟しました。

スタッフ選びを焦ってしまった結果、土日なのに誰も出勤せず、お店が開けられない日が半年も続いたものの、その後は長く信頼できるスタッフに出会うことができ、軌道に乗せることに成功しました。

詳しく読みたい方はこちらをご覧ください。

https://entrenet.jp/magazine/25168/

ネイルサロンの今後

ネイルサロンの需要は増えており、現在も成長市場といわれているほどです。数多くのネイルサロンが存在するものの、サロンごとに得意としている技術が異なります。

女性のおしゃれというイメージのあるネイルケアですが、近年では男性利用者も増えてきて顧客層を拡大していっています。そのため、ニーズの細分化により、サロンにファンがつきやすくなっているのです。

ネイルサロンの今後の需要は具体的にどのように拡大していきそうなのでしょうか。これら3つの需要について詳しく解説していきます。

男性利用者の拡大

ネイルケアは女性のおしゃれのイメージですが、最近では男性の利用者も増加傾向にあります。メンズのネイルアートの需要も高まっており、若い方を中心に指先のおしゃれを取り入れる方も増えてきています。

また、手元はよく目につく部分でもあるため、男性でもネイルケアをしているだけで清潔感のある指先を演出できます。

アートをしなくても爪や甘皮のケア、さらには艶出しなどの施術をしてもらいたいといった需要の拡大により、ネイルサロンは今後も成長見込みのある業界といえるでしょう。

シニア層への拡大

ネイルサロンは若い女性客が多いというイメージをお持ちの方は少なくないでしょう。しかし、少子高齢化によりシニア層は増加の一途をたどっています。

そんな人口が増えつつあるシニア層をネイルサロンの理想客層として取り込められれば、さらなる需要を高められるでしょう。

今までネイルサロンに通っていたお客さまが「もう歳だから…」と卒業してしまわないよう、ケアやデザインなど、シニア層にも受け入れてもらいやすそうなものを工夫して取り入れていきましょう。

またキッズ向けの爪に優しいネイルなどを取り扱うのも良いかもしれません。

フットケアとの相乗効果

男性やシニアだけでなく既存の女性客を取り込むのに、フットケアを取り入れるのもさらなる需要獲得のための策といえるでしょう。

巻き爪や深爪など足のお悩みを抱えている人は少なくありません。

トラブルを抱えていては、せっかくネイルを楽しみたいと思っていても楽しめないでしょう。

このようなお悩みを抱える方を取り込むことができれば、ネイルサロンへ通ってくれるお客さまも増やせる可能性があります。

まとめ

ネイルサロンをフランチャイズで始めると、経営ノウハウをサポートしてくれたり、販促活動を代わりに行ってくれたりするため個人でサロンを開くよりも経営に専念できるでしょう。

アントレではネイルサロンやエステなど美容系のフランチャイズ情報も掲載しています。ぜひチェックしてみてください。

よくある質問

Q:ネイルサロンを開業するために必要な資格とは

A:必須の資格はないが、「ネイリスト」などを持っていると箔が付く

ネイルサロンを開業するために必要な資格は特にありません。

つまり、ネイルサロンの経営はネイルサロンでの勤務が未経験でも可能なのです。ただし、有資格のスタッフをまとめるためにも、資格は持っていた方が安心かもしれません。

自信も経営者としてだけではなくネイリストとして活躍したいのであれば、「ネイリスト技能検定」や「ジェルネイル技能検定」などの資格を持っていると自分を売り込めるでしょう。美容学校に通わなくても、通信教育で学べるものもあります。

Q:フランチャイズでネイルサロンを開業する流れとは

A:フランチャイズでネイルサロンを開業する際には、以下の3つのステップで進んでゆきます。

  1. 加盟するフランチャイズを決める
  2.  店舗を探す
  3. 人材採用・研修をする

契約するフランチャイズ本部によって、毎月支払うロイヤリティの額も違えば、提供してもらえるサポートの質も違います。

ロイヤリティが高くても手厚いサポートが受けられる方がいい、サポートは少なくなってしまってもロイヤリティは安い方がいいなど、自分の経営スタイルに合うフランチャイズを見つけましょう。

なるべく複数のフランチャイズをリサーチし、比較検討するようにしましょう。

比較すればするほど、本当に自分に必要なものが見えてくるからです。

たいていのフランチャイズでは、加盟説明会を実施していることが多いので、気になるフランチャイズを見つけた方は参加してみることをおすすめします。

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<文/ちはる>

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アントレスタイルマガジン編集部

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