製菓専門学校を出て、パティシエの修行を3年半。珈琲店で店長まで務めつつも、いざ独立を考えるとぶつかる壁。
WILLFU 社会人講座を受講し、経営スキルを学びながら、受講中に間借りカフェを開始。
卒業時には、リピート客も増え、黒字化に成功。
勤めていた会社を退職し、本格出店準備を始めた巻口達郎さんに、受講のきっかけや生まれた変化について聞いた。
■小学生時代からハマったお菓子作り
父親は自動車メーカーに勤務。
ものづくりが好きで、休みの日には、日曜大工ばかり。
机や椅子、棚に加えて、小屋まで作り、その延長線で、パウンドケーキなどお菓子を作ることもありました。
加えて、6つ上の姉も中学時代から焼き菓子を作ることが多く、私自身も、小学校高学年の時には、姉と一緒にケーキを作るように。
自分が作ったお菓子で、家族が喜んでくれるのが嬉しく、その頃から、ケーキ屋になりたいと考え始めていました。
高校生に上がってからは、自分で焼いたクッキーを学校の皆んなに配るほどになり、皆んなが「美味しい」「また作って」と言ってくれるのが嬉しくて、ケーキ屋への夢が確信になっていきました。