CATEGORYカテゴリー

「芸人」という肩書きがもたらす自由度│大島育宙さんのサグラダ・ファミリア的な人生

生ボイス
この記事は、アントレのPodcast番組「安居楽業」にご出演いただいた方のお話を記事として書き起こしているものです。これまでの仕事やプライベートのこと、苦難を乗り越えたエピソード等、”楽業”を手に入れるまでを語ってくださっています。

働き方やライフスタイルのヒントをお届けするポッドキャスト番組『安居楽業 ライフとワークを整える』。初回のゲストは、お笑いコンビXXCLUBとして活動しながら、YouTubeやラジオ、コメンテーターなど多方面で活躍する大島育宙さん。芸人という肩書きを活かしたキャリア戦略や、メディアでの立ち位置、そして働き方への独自の視点について伺いました。

西川あやの:
「安居楽業、ライフとワークを整える」。独立の味方・アントレがお届けするポッドキャスト、『安居楽業 ライフとワークを整える』。フリーアナウンサーの西川あやのです。この番組では、“楽しく自分らしく仕事をしている人”をゲストにお招きして、働き方やライフスタイルについてお話を伺っていきます。

今回は第1回ということで、簡単に私自身の自己紹介をさせていただきます。大学卒業後、新卒でラジオ局・文化放送に入社し、9年間アナウンサーとして勤務しました。そして昨年、文化放送を退社し、現在はサンミュージックに所属しています。働き方としては、会社員として9年間、そしてフリーランスで1年目という状態です。

実は最近、仕事と生活のバランスにすごく悩んでいて……。これまでずっと、お仕事が自分の中での最優先事項だったんですけど、「生活って、どうすれば整うんだろう?」とか、「自分の時間って何だろう?」と、考えるようになりまして。

そんな思いもあって、この番組ではゲストの皆さんの話を聞きながら、私自身もいろいろ学んでいきたいと思っています。

番組を聴いてくださる皆さんにも、「こんな生き方もあるんだな」とか、「この考え方、ちょっと取り入れてみようかな」とか、何かしら生活や仕事のヒントになることがあれば嬉しいです。

それでは、記念すべき初回のゲストをご紹介しましょう。XXCLUBの大島育宙さんです。よろしくお願いします!

大島育宙:
よろしくお願いします!……いや、「誰?」って感じだと思いますけどね(笑)。いきなり“XXCLUBの”って、説明なしで言っちゃだめですよ、多分。

西川:
お笑いコンビ、ですよね。

大島:
一応、それがコンビ名ですね(笑)。

西川:
この番組タイトル、「安居楽業 ライフとワークを整える」ってどうですか? 今日が初回なんですけど。

大島:
整えていきましょう。

西川:
はい、整いました。

大島:
……って、なぞかけみたいですね(笑)。「ライフ」とかけて「ワーク」と解く。いや、むずかしいんじゃないですか、これ。

西川:
たしかに(笑)。ちなみに「安居楽業」って、“安らかに居て、楽しい仕事をする”っていう意味なんですけど、仕事と生活の割合とか、職業の選択って、ほんと永遠の悩みですよね。

大島:
ほんとそうですね。僕らが大人になってからだけでも、「ワークライフバランス」だの「ワーク・アズ・ライフ」だの「ライスワーク・ライフワーク」だの……いろんな価値観が提案されては流れていってるなあって、そんな印象あります。

西川:
しかも最近は、副業とか転職とか、働き方もどんどん多様化していて。考えることが本当に多いですよね。

大島:
そうなんですよ。みんな転職の話してるし、実際に転職してる人も多い。

多彩すぎる!大島育宙さんのプロフィール

西川:
じゃあこの番組では、「どうやったら楽しく自分らしく働けるのか」「どうすれば“安居楽業”が叶うのか」っていうのを、ゲストの皆さんの人生や経験を通して、リスナーの方にも一緒に考えてもらえたらなって思っています。

西川:
それでは改めて、大島さんのプロフィールをご紹介させていただきます。

1992年生まれの32歳、東京都のご出身。運転免許はお持ちではないそうです。2016年にお笑いコンビ・XXCLUBを結成されました。東京大学をご卒業後、クイズ番組『Qさま』『雑学王』などに出演。オードリー・若林さんの家庭教師をされていたこともあるそうですし、怪談師としての顔もお持ちで、本当に多彩ですよね。

現在は、映画やドラマの考察・レビュー・解説を中心としたYouTubeチャンネルを運営されていて、ポッドキャスト番組も4本配信中。TBSラジオ『コネクト』の火曜コーナーに出演されているほか、文化放送『おいでよ!クリエイティ部』では私とご一緒に、水曜日のコメンテーターを務めていただいていました。

さらに、平日は広告代理店で会社勤めもされていて、構成作家としても活躍されているとのこと。本当に“何足のわらじを履いているのか”というくらい、多方面で活躍されていますよね。

大島:
はい、まあ……だいたい合ってます(笑)。

西川:
私たち、以前の番組でも毎週ご一緒してましたし、今もポッドキャスト一緒にやってますよね。

大島:
そうですね。水曜から火曜へと曜日は変わりましたけど、1年間水曜、そして1年間火曜のコメンテーターをやってましたね。

西川:
そのときにも、大島さんの人生について少しずつ伺ってきたんですが……。やっぱり突っ込みどころが多すぎるプロフィールなんですよね(笑)。改めて聞くと、さらにすごい。

大島:
いや本当、人生を重ねるごとにプロフィールがどんどん変わっていくんですよ。西川さんと知り合ってからもう3年以上経つと思うんですけど、その間にも新しい肩書きがどんどん増えていって……なんというか、違法建築みたいな感じで、増築してるんです(笑)。

西川:
プレハブがどんどん積み重なってる(笑)。

大島:
そうそう。サグラダ・ファミリア的な人生っていうか、どこまで増えていくんだろう、みたいな。自己紹介がどんどん複雑になってきてます。

コメンテーターというポジションの立ち位置

こちらの記事の続きを読むには無料会員に登録する必要がございます。

無料会員登録

ログインして続きを読む

タイトルとURLをコピーしました