「10社超からの『内定』獲得!奪い合いになる『起業家学生』の就活とは!? 」
立教大学 コミュニティ福祉学部 4年(受講時1年)
加藤千人(ゆきひと)
WILLFU STARTUP ACADEMY 第14期生
就職活動は、単にアルバイトやサークル、ボランティアの話をするだけの場合、壮絶なレッドオーシャン(「競争が激しく、血の海になる」意)になる。
だからこそ、『起業家学生』として差別化するため、応募先企業ごとに、その企業が取り組むべき新事業を考え、面接で、提案・プレゼンし続けた。
結果、10社を超える内定を獲得。「その事業、入社して、社内でやっていいよ」と言われるまでに。
うち一社への入社意志を固め、今後はこれまで立ち上げてきた事業の磨き上げと拡大に挑戦するそうだ。
ー『思いつき』を、拡大可能な戦略にしたいー
ウィルフ卒業後、複数の事業を自分で立ち上げてみて感じたのは、「『思いつき』を形にし、ある程度の収益にすることはできる。
しかし、その事業を拡大可能な戦略に引き上げる力が弱い」ということでした。
その力をどうすれば身につけられるか考えた結論として、これまで事業を拡大させてきた経験のある企業、なおかつ次の新しい一手を模索している企業に就職し、フィードバックをもらいながら事業に挑戦することが良いのではと考えました。
確かに、企業内での事業立ち上げの場合、事業が成長しても、事業収益は、会社に持っていかれてしまう。ただ、それも、自分自身への成長投資だと考えたんです。
そこで、3年生の11月から就職活動を開始。具体的に、就活で勝つシナリオを考え始めると、よくあるアルバイト、サークル、ボランティアの話をしても、レッドオーシャンの就活の中では埋もれてしまうと思いました。
そのため、3つの事業を立ち上げてきた実績をまとめ、応募企業に対しては、徹底した企業分析を行い、その会社が取り組むべき新規事業等の提案をし続けることを決めました。