【この記事でわかること】
- 起業するのにおすすめな業種
- 在宅起業におすすめな業種
起業したい方の中には「起業はしたいけど、どのような事業で起業したいかまではわからない」と思っている方もいるかもしれません。また、どのような事業を起こすか検討段階の方もいるでしょう。本記事では起業するのにおすすめの業種と在宅で起業したい方におすすめの仕事を5つ紹介していきます。
これからの起業したい方におすすめの業種5選
中にはただ漠然と「起業したい!」と思っている段階の人もいるかもしれません。そんな方は成功できる業種で起業をしたいと思っているはずです。ここからは個人で起業して成功しやすいおすすめの業種を5つ紹介します。
それぞれどのような業種のことなのか、なぜおすすめなのかを解説していきます。
個人でも融資を受けやすい業種
個人で起業して成功しやすい1つ目の業種は、個人でも融資を受けやすい業種です。
起業をするとき、初期費用として融資を受ける方は多いでしょう。融資は、基本的にほとんどの業種で受けることが可能です。融資の用途が事業資金としてであれば運転資金や設備資金として幅広く利用できるものの、業種や事業内容によって利用できない場合もあるので、事前にチェックしておくことをおすすめします。
例えば東京信用保証協会の場合、信用保証対象外の業種として農林・漁業、風営法第2条第5項に規定する性風俗関連特殊営業、金融業(一部金融業を除く)、宗教法人、非営利団体(NPOを除く)、LLP(有限責任事業組合)などをあげています。
少ない初期投資で起業できるインターネットを活用した業種
起業をするにあたり、初期費用がかかってしまうとその資金の回収が必要になり、本当に成功できるかどうか不安になってしまう方もいるでしょう。初期費用として多額の資金を投資しなければ、失敗してしまっても大きな痛手にはなりません。
インターネットを活用した個人・事業者向けのサービスや、WEBライター、WEBデザイナー、エンジニアなど情報通信業における知識やスキルがあれば、スマートフォンやパソコンを使うことで少ない初期費用で起業することが可能です。ただし、どのようなスキルがどれほどあるのかによって、起業にかかる時間や労力には個人差があるでしょう。
体力的に継続可能な業種
せっかく起業しても、継続できなければ意味がありません。そのため、体力的にも精神的にも継続可能な業種で起業することをおすすめします。
いきなり未経験の分野で起業するのではなく、経験したことのある業種を選択すると安心かもしれません。経験もない分野で、炎天下での作業が必要だったり、24時間365日休みのない仕事をひとりで起業しようとしても無理があることでしょう。
どの業種で起業しても、健康管理をする前に、時間管理や事業計画が重要となります。休憩時間も取らずに闇雲に仕事をし続ければ、質も下がり健康も損なうことでしょう。また、仮に「売り上げを○○万円まで達成出来たら人を雇う!」と目標を掲げていたとしても、売り上げ目標を達成できるまでに想定以上の時間がかかり、事業を続けるのが難しくなってしまっては元も子もありません。
想定以上に時間がかかってしまったとしても、自分がやりがいをもって継続できると思える業種を選んでみましょう。
ひとりで起業できる業種
起業したいと思っている事業が従業員を何人も必要とするような内容である場合は、事業内容から見直しが必要になるかもしれません。
起業をするときはまだ今後の収入がどうなるか不透明の中で事業を始めなくてはいけません。そのため、大前提として人を雇わない事業であるべきです。
家賃などが固定費であるのと同様に、人件費も固定費のひとつです。固定費は収入がないからといって簡単に減額できるものではありません。
そのため、起業した事業が軌道に乗るまでは人件費を抑えるためにも「自分ひとりで開業できる業種」を選ぶことをおすすめします。
人を雇うのは事業が軌道に乗って安定した収益が得られるようになってからにしましょう。
時代の流れに合わせて変化できる業種
時代の流れはいつ、どこで、どのように、なぜ変わるのかわかりません。
新型コロナウイルスが流行する前までは、飲食店や宿泊施設など”観光に欠かせない事業”が盛り上がりを見せていました。しかし、コロナ禍では外国人観光客はおろか日本人も外出することが許されず、飲食業宿泊業、レジャー業などは時代の流れから外れてしまうように映った時期もありました。その際、飲食であればテイクアウトを、宿泊業であればコロナ患者の受け入れを、などと、変化に対応することで廃業を免れたケースも多く存在します。
コロナのような大きな時代の変化は少なくとも、今後起業して事業を展開したいのであれば、急激な変化に素早く対応できる力は求められます。
計画通りに事業を進めることにこだわって無理を通せば、会社が倒産してしまったり、従業員に迷惑をかけてしまったり、個人的に自己破産することになってしまったりなど、最悪な状況になりかねません。
変化に柔軟な姿勢も求められることを意識しながら、常にアンテナを張るようにしてみましょう。
在宅で起業したい方におすすめの仕事5選
「せっかく起業するなら時間を有効に使いたい!」そんな方には在宅でできる仕事で起業することをおすすめします。
在宅で起業したい方におすすめの仕事を5つ紹介します。
ネットショップ
実店舗を持つ必要のないネットショップは、店舗を借りたり多くの在庫を抱えたりせずに憧れの自分のお店が持てる手段です。
スモールスタートが可能でひとりで開業できるので、「経営経験はないけど、起業したい」という方にぴったりです。ショップ運営のノウハウがなくても、ショップの運営から決算手段の導入までサポートしてくれるサービスもあります。
コピーライティング
コピーライターは、広告物に使用される文言(コピー)を作る仕事です。
新聞広告や雑誌広告、ポスターといったグラフィック広告に始まり、商品パッケージやテレビCM、企業サイトやバナー広告など、手がける分野は多岐に渡ります。
広告に使用されるコピー(文章)の考案=“コピーライティング”を通して、広告主(クライアント)のメッセージを代弁するのがコピーライターの仕事です。
そのため、広告主のメッセージを正しく引き出し、理解する力やターゲットを理解し、顧客に伝える文章力が求められます。
プログラミング
専門性の高いプログラミングは、誰にでもすぐに起業できる業種ではありません。
しかし、インターネットやパソコンに興味があれば、ある程度の学習で事業を始められる業種です。
プログラミングを学ぶことで「Webサイトの作成、ゲームの開発、アプリの作成」などが可能となります。
需要は伸びつつもまだまだ人手不足のプログラマーは、起業できれば比較的安定して仕事を受けられるのでおすすめです。
動画編集・配信
YouTubeやTikTokなど動画サイトの需要が高まりつつある昨今、動画編集や配信の仕事について耳にする機会は増えてきたのではないでしょうか。
動画編集・配信は、趣味として始める人も多く、比較的簡単に始められる仕事のひとつです。
表舞台に立ちたい方は動画配信を、裏方で稼ぎたい方は動画編集を始めてみてはいかがでしょうか。
広告収入を得ることも可能ですが、プラットフォームの事情によって報酬が大きく変動する傾向にあります。
アフィリエイト
コピーライティングに似た仕事にアフィリエイトというものがあります。
アフィリエイターは、自分の書くブログや記事に商品のURLを掲載し、そこから購入につながったらその分広告費がもらえる仕組みです。
コピーライターと違い、自分のサイトやブログを運営するのが主な業務内容です。
報酬を得られる条件や振り込み期限などはクライアントやアフィリエイトASPなどによって異なります。
スモールスタートで起業できる仕事がおすすめ!
起業しようと思ったとき、大きなスケールで物事を考えがちになります。
しかし、起業という今までしたことがないようなことをするからには、まずはひとりで小さく始められる仕事で起業することをおすすめします。根気よく徐々に収益を増やしていきましょう。
アントレではこれから起業したい方に役立つ情報を発信しています。ぜひチェックしてみてください。
<文/ちはる>