フリマアプリを活用してみたいと思っていても、「どこのフリマアプリを利用すれば良いかわからない」という方も少なくはないでしょう。そんな方のために、ランキング形式で8個おすすめのフリマアプリを紹介していきます。他にも、フリマアプリの選び方や利用の際の注意点もご紹介します。今後フリマアプリの利用を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
おすすめのフリマアプリランキングTOP8
最初に、おすすめのフリマアプリTOP8をランキング形式で紹介していきます。フリマアプリは本記事のランキングの中でご紹介するものだけではありませんが、有名どころは押さえられるでしょう。自分でも使ってみたいと思えるフリマアプリがないか、ぜひチェックしてみてください。なお、2023年4月時点の情報です。最新情報は各サービスのホームページでご確認ください。
第8位.magi
おすすめのフリマアプリランキング第8位は、「magi」です。
トレーディングカードやゲームの取り扱いが多いmagiは、一度magiあんしん取引事務所に送られ本物と判定されたアイテムのみが販売できる「あんしん取引」を実施しています。偽物と疑われることもないので、安心して販売できます。
取引手数料は無料です。売上金は、1回の振り込みにつき200円の手数料で銀行振込ができます。
第7位.スニーカーダンク(SNKRDUNK)
おすすめのフリマアプリランキング第7位は、「スニーカーダンク(SNKRDUNK)」です。
スニーカーダンク(SNKRDUNK)はスニーカー販売がメインのフリマアプリですが、ブランドバッグ・財布、アパレル、ホビー用品も出品できます。
プロの鑑定士が仲介に入るスニーカーダンク(SNKRDUNK)では、本物であると鑑定してもらえたスニーカーでないと販売ができないのが特徴です。鑑定は無料で行われ、本物を販売したのに偽物だとクレームが来る心配もありません。
販売手数料や購入手数料は会員ランクに応じて変動します。3万円未満の売上金は、1回の振り込みにつき200円(税込み)、3万円以上の場合は300円(税込み)の手数料で銀行振込ができます。
第6位.モバオク!
おすすめのフリマアプリランキング第6位は、「モバオク!」です。
モバオク!は月額制オークションサイトで、DeNAグループが運営しています。利用するには月額330円(税込み)、iTunes決済・Google Play決済の場合は月額360円(税込み)がかかりますが、原則、販売手数料や取り引きの支払時手数料は落札者が負担するため出品者は無料となります。一定の売り上げを出せる方にとっては、手数料を抑えられます。
ただし、アイテムが売れなくても月額費用は発生します。そのため、出品をしても売れなければ損をしてしまう可能性もありますので注意が必要です。
第5位.ジモティー
おすすめのフリマアプリランキング第5位は、「ジモティー」です。
ジモティーは住んでいる地域で不用品の売買ができる掲示板形式のフリマアプリです。他のフリマアプリと違って、直接会ってアイテムや金銭の取り引きをできるのがジモティーの最大の特徴です。
「ネット決済」の場合、販売手数料が決済時の合計金額の5%かかりますが、対面で取り引きをした場合には手数料がかかることはありません。近くに住んでいる人との取り引きであれば、対面を検討してみても良いかもしれません。
なお、売上金を銀行振り込みする場合には1回あたり振込手数料150円(税込み)がかかります。
第4位.ヤフオク!
おすすめのフリマアプリランキング第4位は「ヤフオク!」です。
ヤフオク!は日本最大級のネットオークションサービスで、その名の通りYahoo”が運営しています。ヤフオク!はオークションのイメージが強いと思います。しかし価格を設定しての販売もできるため、フリマ出品にも対応しています。
販売手数料は通常、落札額の10%ですが、プレミアム会員であれば8.8%と少し低くなります。売上金は銀行の振り込み1回につき100円(税込み)の手数料がかかります。ただし、PayPay銀行宛であれば無料です。
第3位.PayPayフリマ
おすすめのフリマアプリランキング第3位は、「PayPayフリマ」です。
PayPayフリマはスマホ決済サービスで有名なPayPayの系列で、Yahoo”が2019年より運営している比較的新しいフリマアプリです。PayPayフリマの最大の特徴は販売手数料が販売価格の5%と低いことです。
また、売上金を銀行振り込みする際にも手数料が1回につき100円(税込み)と安めです。PayPay銀行への振り込みであれば手数料は無料になります。銀行振込の他にも売上金をPayPayにチャージできます。普段からPayPayを利用している人にとっては、かなり使いやすいフリマアプリといえるでしょう。
第2位.ラクマ
おすすめのフリマアプリランキング第2位は、「ラクマ」です。
ラクマは楽天が運営しているフリマアプリで、女性向けフリマアプリとして2012年に誕生した「フリル」が元になっています。そのため、コスメや美容アイテムがより多く扱われている傾向にあります。
ラクマの販売手数料は商品代金の6%+税で、売上金は「銀行振込」かオンライン電子マネーの「楽天キャッシュへチャージ」のどちらかが主な利用方法です。銀行振込は一度の振り込みにつき210円の手数料がかかります。ただし、1万円以上かつ楽天銀行への振り込みの場合には手数料は無料になります。一方、楽天キャッシュへチャージした場合には、ラクマでの支払いだけでなく楽天ペイが使える店舗での支払いに活用できるようになります。楽天キャッシュでの支払いは支払金額の1%が楽天ポイントとして貯まります。売上金を使って買い物をしながら楽天ポイントが貯められます。
第1位.メルカリ
おすすめのフリマアプリランキング第1位は、「メルカリ」です。
メルカリは、日本最大の総合フリマアプリで、2022年11月時点で月間利用者数が4,800万人とユーザー数日本一を誇っています。アパレル・コスメ・家電・ゲーム・本など幅広いアイテムを取り扱っているため、家に眠っている不用品を一気に出品できます。
利用者数が多いため、販売手数料は一律で商品代金の10%とやや高めであるにもかかわらず売れやすいのもポイントです。売上金は「銀行振込」で引き出すか、スマホ決済サービスの「メルペイ」で使えます。銀行振込の場合には1回の振り込みごとに200円かかります。なお、急ぎで振り込みを利用する場合はさらに200円(税込み)の手数料がかかります。それに対してメルペイの場合、手数料はかかりません。
さらに、メルカリはdポイントと連携させると、購入金額の0.5%分のポイントが貯まります。dポイントユーザーにとっては利用するだけでポイントが貯まるため、非常に使い勝手の良いフリマアプリといえるでしょう。
フリマアプリの選び方
フリマアプリは、アプリによって特徴が異なります。さまざまなフリマアプリがある中で、どのようにして最適なフリマアプリを選べばいいのでしょうか?
フリマアプリを選ぶときにチェックしたい5つのポイントを紹介します。
1.利用者数
まずチェックするべきは利用者数です。どれだけ良いアイテムを出品していたとしても、「欲しい」と思ってくれる人がいなければ売れません。
メルカリやラクマなど、利用者数の多いフリマアプリを利用することで売れる確率は上がるでしょう。他にも、ジャンルに特化したフリマアプリを使い分けることで、より出品したアイテムへの興味関心の高いユーザーの目に触れさせるのも良いでしょう。
2.販売手数料
次にチェックするべきポイントは「販売手数料」です。
フリマアプリは総じて販売した金額に対して手数料がかかります。「とにかく不用品を手放したい!」という方は気にしなくても良いかもしれません。しかし、なるべく売り上げを上げたい場合には販売手数料のかからないフリマアプリを選ぶようにしましょう。
3.出品や発送
出品や発送の手順もフリマアプリを選ぶ際のポイントになります。
フリマアプリにアイテムを出品したり、購入者に発送したりする作業を手間に感じている方は少なくないでしょう。簡単に取り引きができるよう、フリマアプリの多くはユーザーが手軽に出品できるよう、さまざまなサービスを提供してくれています。例えば、バーコードを読み込むだけで商品情報を自動入力してくれる「バーコード出品」や宛名を書かずに発送ができる発送方法など、サービスはフリマアプリによってさまざまです。宛名を書かずに発送できるのは、利用者の個人情報流出を避けられるため好まれる傾向にあります。
4.トラブル対策があるか
トラブル対策があるかどうかという点も、フリマアプリを選ぶ際にチェックするべき重要なポイントです。
フリマアプリでは取り引きの際に住所や名前などの個人情報を他人に知られることになります。そのため、個人情報の流出を懸念するユーザーも少なくありません。メルカリやラクマであれば、匿名での発送ができるサービスがあるため、個人情報の流出の心配はありません。
他にもフリマアプリのほとんどは支払いを仲介しています。そのため、発送したのに購入代金が支払われないなどのトラブルも避けられるでしょう。
5.売上金の受け取り方法
売上金の受け取り方法にこだわりのある方は、受け取り方法についてもチェックしましょう。
売上金を銀行振り込みしてもらいたい場合、原則として手数料がかかることを理解しておきましょう。フリマアプリと銀行の組み合わせ次第では手数料のかからない場合もあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。
銀行振込以外にも、売上金を活用できるスマホ決済アプリもあります。
メルカリ :メルペイ
ラクマ :楽天キャッシュ
PayPayフリマ:PayPay
メルカリ・ラクマ・PayPayフリマであれば、手数料無料で売上金を手に入れられます。
フリマアプリを使う際の注意点
フリマアプリには、利用するにあたり各アプリごとに禁止事項が定められています。
出品してはいけないアイテムや、禁止されている出品方法もあります。正しくフリマアプリを使うためにも、利用前に必ず確認しておきましょう。
1.二重出品は禁止
中には効率良く商品を販売するために複数のフリマアプリに出品し、先に購入された方で販売しようと考えている方もいるかもしれません。同じアイテムを同じタイミングで複数のフリマアプリに出品することは「二重出品」といわれ、これは多くのフリマアプリで禁止されています。
複数のフリマアプリで同時出品しているアイテムが仮に同時に売れてしまうと対処できなくなり、購入者とのトラブルにつながるため、1つのフリマアプリで出品するようにしましょう。
2.フリマアプリでは売れないものがある
フリマアプリでは、取り引きが禁止されているアイテムがあります。
・偽ブランド品
・個人で輸入した海外化粧品
・現金や金券
・生き物
・アダルト系 など
アイテムによっては出品することが法律違反になってしまうものもあります。そのため、販売したいアイテムの出品の可否がわからない場合には事前に各フリマアプリに確認しましょう。
3.送料が高いことがある
ものによっては送料が高いこともあるため、出品前に大まかな送料は把握しておきましょう。
大型家電や家具などは送料が高くなってしまい、販売価格を上回ってしまうことも…。これらの商品はフリマアプリに出品するよりも手数料をかけずに買取業者に買い取ってもらった方が、利益が上がることもあります。
アイテムによって本当にフリマアプリで出品するべきか考慮しましょう。
自分にぴったりなフリマアプリで出品をしてみよう
フリマアプリといっても、販売手数料や売上金の取り扱いなどさまざまな種類があります。フリマアプリ以外に自分が普段どのようなサービスを利用しているのかに応じてフリマアプリを見つけられると、売上金をより上手く活用できるようになるかもしれません。
自分にぴったりなフリマアプリを見つけて、まずは出品してみてください。
<文/ちはる>