「起業したいけれど、年齢がネックになって一歩が踏み出せない」という方は多いのではないでしょうか。
しかし、実際には「年齢ごとに異なった強みや弱みがあるだけ」なので、〇歳だから起業できないということはありません。
本記事では、公的な調査データや実際の起業家の事例を基に、起業と年齢の関係を徹底的に解説します。
【新規開業調査調べ】起業したときの平均年齢は43.7歳だった
日本政策金融公庫の「2020年度新規開業調査」によると、開業時の平均年齢は過去最高の43.7歳でした。最も多い年代は40代(38.1%)、次いで30代(30.7%)となっており、平均年齢は年々上昇傾向にあります。
この背景には、多くの起業家が長年の実務経験を活かせる分野で独立している事実があります。同調査では、起業家の82.0%が開業事業に関連する勤務経験を持ち、その平均年数は14.6年に及びます。
十分な経験とスキルを蓄積してから起業するスタイルが一般的であることが、データからは見て取れます。