学歴や経歴がFC経営の成否に直接影響することはありません。
多少関係があるとすれば、それは結果ではなくプロセスにおいてです。仕事、勉強、スポーツ……領域は何であれいくらかの成果を出してきた人は、そのために自分を律し、努力を積み重ねてきたはず。努力の仕方と継続の大切さを身をもって知っているかは重要といえます。
しかし、「過去の成功体験にとらわれ、日々の改善ができないと状況はよくなりません」とプロは口をそろえます。自分のやり方に固執してしまうためです。
FCオーナーにとっては「誠実さ」や「向上心」のほうが大切。本部のやり方を素直に受け入れ、一つひとつの業務に真剣に取り組んでいけば着実に成果を得られるはずです。
(取材・文/後藤仁美 イラスト/栗生ゑゐこ)
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