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独立にはリスクが伴う?失敗しないための6つの準備とは

独立にはリスクが伴う?失敗しないための6つの準備とは

「会社で働くより、独立して自由に働きたい」
「人生は一度きり。どうせなら独立して、ビッグになりたい」

そんな風に考える人は、社会人にも学生にも、たくさんいるでしょう。

たしかに、独立には夢があります。やりがいを感じられるビジネスを、自分の責任において推し進めていく日々は、刺激的です。しかし、独立にはリスクが付きまとうのも事実です。会社に属さないことによるリターンは大きいものの、失敗したときは誰にも守ってもらえません。

本記事では、独立するメリットやデメリット、独立に向けて今すぐ始められる「6つの準備」について解説します。独立の魅力もリスクも十分に理解したうえで、できることから取り組んでみましょう。

独立とは

独立とは、他者に頼らず、自分1人の力で物事を成し遂げることを指します。ビジネスの世界における独立も、ほぼ同じ意味で使われます。会社に雇用されずに、自力でビジネスを立ち上げることが独立です。特に個人事業主に対して使われることが多い言葉で、新しい会社を立ち上げることは、起業と呼ばれることが多いです。

独立するメリット・デメリット

「独立」という言葉に、夢を感じる人も多いでしょう。たしかに独立に成功すれば、会社員の頃とは比較にならないほどのリターンが手に入る可能性があります。自分の意思でいろいろなことを決められるので、仕事に対するやりがいも刺激も、大きいでしょう。

しかし、独立はメリットも大きい反面、デメリットも大きいです。まずは独立のメリットとデメリットを知り、現実を知ることから始めましょう。

独立のメリット

独立を目指す人が掲げる理由の中でも多いのが、「自分で思うままに事業をコントロールしたいから」というものです。具体的には、次の3つにメリットを感じ、独立を目指す人が多い傾向にあります。

・自分の好きなビジネスができる
・成功したときのリターンが大きい
・経営者視点の考え方が身につく

何より、独立すれば、自分の好きなビジネスができます。業種や業態を好きに選び、ビジネスの方向性もすべて自分で決められます。会社に雇用されていた頃と違い、自分の意見を抑えて上司や会社の意向に従う必要はありません。

自分1人の力でビジネスを大きくしていくことは刺激的で、自然と経営者視点も身についていきます。売り上げや利益を上げるのも自分次第であり、成功したときのリターンを、そのまま享受できるのも魅力です。

独立のデメリット

独立した場合の「自分の思うままにビジネスをコントロールできる」というメリットは、裏を返せば、成功も失敗もすべて自分の責任であるということです。具体的には、独立には次のようなデメリットやリスクがあります。

・独立するための資金やノウハウが必要
・全責任を自分で取らなければならない
・大きな負債を背負う可能性がある

業種や業態にもよりますが、独立するためには資金やノウハウが必要です。資金が足りなければ、独立に向けた十分な準備はできません。

独立してビジネスをする場合、どんなことに対しても自分で責任を取らなければなりません。

また、会社に雇用されていた頃のように会社が守ってくれることはなく、赤字になれば、自分の負債となって降りかかります。

独立前に考えたい3つのこと

独立にはリスクが伴う?失敗しないための6つの準備とは

安易な独立は、身を滅ぼすこともあります。

独立には資金が必要であり、事業に多くの資金を投入した場合は失敗したときのリスクも大きいです。会社員の頃と違い、独立してからは責任が大きく誰にも守ってもらえません。また、自分に合った事業・やり方で独立しなければ、ビジネスを軌道に乗せるのは難しいといえるでしょう。

だからこそ「本当に独立していいのか」「どんな方法で独立すればいいのか」について、しっかり考える必要があります。独立する前に考えたい3つのこと「独立する事業内容」「形態」「必要な資金」について、解説します。

独立する事業内容を考える

どんな仕事で独立するか考えるのは、当たり前のことに思えますが、とても大切なことです。『独立すること』自体が目的になっていては、ビジネスは長続きしないからです。

では、独立する仕事はどう選べばいいのでしょうか。大切なのは、次の3つです。

・意義を感じられる仕事か
・自分にスキルや経験があるか
・時流に合っているか

何よりも、自分自身が意義を感じられる仕事でなければ、成功は難しいでしょう。どんなに厳しい状況に追い込まれても最後にものをいうのは精神力です。自分の力でビジネスを推し進めるために、長い間、情熱を保ち続けなければなりません。

独立する分野でのスキルや経験がすでにあれば、なお良いでしょう。独立直後から事業を軌道に乗せやすく、信頼も得られて売り上げも安定するでしょう。

ただし、どんなに情熱とスキルがあっても、あまりにも時流に合わないビジネスで成功するのは難しいため、市場のニーズを見極めることは必要です。

独立する形態を考える

一口に「独立する」といっても、形態はさまざまです。独立のあらゆる形態を知り、うまく活用できれば、資金やスキル不足を補うこともできます。

【フリーランス】

デザイナーやエンジニアなど『自分のスキル』を商品として独立するなら、多くの場合、フリーランスから始めることになるでしょう。フリーランスから始めることになるでしょう。フリーランスは、自らのスキルと営業力を武器に、仕事をする働き方を指します。主なクライアントは企業であり、業務内容や働き方は会社員に近いことも多いですが、場所や時間に縛られないという点で大きく異なります。

【自営業】

広義では、フリーランスも後述するフランチャイズも、自営業ですが、ここでの自営業とは、飲食店や商店など、自分のお店を立ち上げた人たちのことを指します。

店舗を構えた「一国一城の主」であり、成功した場合はリターンが非常に大きい多い形態です。ただし、仕入れや店舗の維持費などのコストがかかり、経営も自分の手腕次第となります。今回紹介する中では、最もハイリスクな形態です。

【フランチャイズ】

フランチャイズとは、「チェーン店の事業本部」と「チェーン店に加盟したい個人や法人」が契約を結び、一緒に店舗を拡大していくビジネス形態です。

多くの場合、フランチャイズでは店舗を構えることになります。ただし、店舗の立ち上げ費用や維持費は、フランチャイズ本部が一部負担してくれることが多いです。

サポート内容はフランチャイズ本部によって異なりますが、フランチャイズ店を増やしてきたノウハウを研修やマニュアルとして惜しみなく提供してもらえるため、未経験でも独立しやすいでしょう。自営業に近い生き方を、低リスクで実現できます。ちなみに、最近では無店舗型のフリーランスに近いフランチャイズも増えています。

フランチャイズについてもっと知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

フランチャイズのメリット・デメリット、ロイヤリティの相場まで徹底解説!

https://entrenet.jp/magazine/26393/

独立する資金を考える

独立する前に、必要な資金について、しっかり考えてください。独立資金といっても、ビジネスそのものにかかるものだけではありません。独立には、次のような資金が必要です。

【独立資金(一例)】
・店舗や土地の購入費
・当面の仕入れ費用
・人を雇う場合の人件費
・集客、人材集めにかかる広告費
・当面の生活費

忘れがちなのが、当面の生活費です。独立してすぐに成功し、黒字が出続ければ良いですが、独立にトラブルは付きものです。思ったようにいかず、日々の生活にすら困る状況になることもあります。業務委託として他の人や会社に仕事を依頼する場合の支払いが発生する場合などは、資金がショートしないように注意しなければなりません。

資金面での不安が大きいなら、フランチャイズでの独立をおすすめします。フランチャイズを活用すれば、店舗や土地代などの初期費用を、ある程度カバーしてもらえます。集客や人材集めにかかる広告費も、本部負担であることがほとんどです。仕入れルートや経営マニュアルも確立されているので、うまく活用すれば、比較的収益を得やすいといえるでしょう。

超・実践式!独立に向けた3つの準備

独立にはリスクが伴う?失敗しないための6つの準備とは

独立に向けて、考えがしっかりしてきたら、さっそく準備に取り掛かりましょう。ビジネスの成否を分けるのは、結局のところ準備です。綿密に準備をした人は成功し、準備を疎かにした人は、どんどん脱落していきます。

独立に向けて準備すべきことを、実践形式で3つ紹介します。すぐに取り掛かれるものばかりなので、できることから、今日から始めましょう。

独立前に、会社員を経験すべし

基本的には、いきなり独立することはおすすめしません。独立する前に、一度は会社員を経験しておきましょう。

一度就職したら解雇されることが極めて稀な日本社会において、会社員時代の安定した給料は貴重です。独立するのにも資金が必要になるため、まずは安定した収入の中から資金集めをしておくことをおすすめします。また、独立するするで何より大事なのが、スキルと経験です。会社員として働くうちに、ビジネスマナーや仕事に必要なスキルを、給与をもらいながら身につけておきましょう。会社の業務として現場で身につけたスキルはビジネススクールに通うよりも、実態に即している分、意味のあるものになります。

会社員でいるうちに独立したい分野のスキルをつけておくと必ず役に立つでしょう。

独立前に、副業で始めるべし

独立を目指す業界・業種で働けるチャンスがあれば、会社員であっても「副業」として始めておきましょう。最近では、副業としての起業が認められている業態もたくさんあります。

副業は、どんな形式でも構いません。アルバイトでも良いし、フリーランスとして仕事を獲得するのもいいでしょう。単発アルバイトを利用して、いろいろな業界・業種を経験するのも、勉強になります。

飲食店やコンビニエンスストアなら、アルバイトはいくらでもあります。IT系の業界なら、クラウドソーシングなどに登録して働いてみるのも、手始めとして良いでしょう。

独立前に、信頼を積み上げるべし

独立前に副業から始めるなら、副業の案件で力を出し切り信頼を積み上げましょう。

特にフリーランスとして独立を目指す人にとって、副業で信頼を積み上げるのはおすすめです。フリーランスにとって、クライアント企業からの信頼ほど大切なものはありません。

独立したばかりの頃は、これまでの実績や保有しているスキルを示す手段が少なく、信頼を得ることは困難になるでしょう。どんなにスキルがあって信頼のおける人物であったとしても、最初からクライアントに理解してもらえることはありません。最初は低い単価で対応することもあるかもしれませんが、成果を出すことで信頼を積み上げていく必要があります。

副業時代に信頼を積み上げておけば、いざ独立したときに「仕事が受注できない!」と慌てることもありません。副業時代のクライアントから、そのまま仕事を請け続けることもできます。

独立した後、苦労しないためにしっかり準備をしよう

独立することに夢を抱き、会社を辞める人も多いです。インターネットやSNSを見ていても、独立に成功した人たちが、夢のある言葉を毎日発信しています。

しかし、よほどの幸運に恵まれない限り、安易な独立は身を滅ぼします。成功者たちのキラキラとした発言、生活の裏にも、泥臭い努力と苦労が隠されているのです。

独立を目指すなら、自分に合ったやり方をよく考え、独立前から準備に取り掛かりましょう。独立の大きなハードルである「資金問題」も、自宅でフリーランスとして働いたり、フランチャイズを活用したりすることで、解消できるかもしれません。

まずは、自分はなぜ独立したいのかをはっきりさせてください。独立したい理由がわかったら、独立する仕事や形態を選び、自分に合った準備を始めましょう。

PROFILE

赤塚 元基

新潟県新潟市在住のフリーライター。
SaaSなどのIT系、投資やベンチャー企業の動向、オウンドメディアなどビジネス系を主に執筆。

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