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持ち株制度は利用すべき? 持株会の詳細とメリット

持ち株制度は利用すべき? 持株会の詳細とメリット

企業が上場する際は、様々な準備が必要となります。中には持株会を設置する企業もありますが、皆さんは持株会という存在をご存じでしょうか?
今回は、持株会の詳細と設置するメリットについて解説していきます。

持株会とは

持株会とは、持ち株制度によって株式を取得する会のことです。持ち株制度とは、従業員が勤務先の会社の株を共同で購入し、購入後に給料から天引きした額に応じて再分配するというものです。
中には、福利厚生の一環として導入している企業もあります。上場会社の場合には、市場の価格に連動して自分の資産の増加が、未上場の会社の場合には上場の際に大幅な利益が期待できます。
しかし、これだけでは持株会に参加した方がいいのかどうなのか判断しづらいでしょう。そこで、持株会の具体的なメリットと注意点について見ていきましょう。

従業員が持株会に加入するメリット

持株会に加入することによる従業員の主なメリットとして、以下の6つが挙げられます。

・奨励金を貰うことができる

持株会に加入して自社株を購入すると、会社から奨励金が出るのが一般的です。5~30%の範囲で奨励金が貰えるケースが多く、毎月一定額を銀行に預金することを心がけているのであれば、持株会で株を購入した時の利回りの方が高いと言えるでしょう。

・配当金を貰うことができる

持株会でも通常発行されている株式と同様、配当金を貰うことができます。持株会で得られる配当金は、そのまま再投資されることによって、保有している株式をどんどん増やすことにつなげられるため、複利効果でさらに利益を増やすことができるでしょう。

・キャピタルゲインが得られる

上場している株式の場合には価格変動が生じるため、価格差による利益を得ることができます。未上場企業の場合には増資などで多少の利益が生じますが、上場した時に大きな利益が得られる可能性があるため、すぐに手放さず長期的な目線で保有した方が得策と言えるでしょう。

・天引きなので簡単に購入できる

「お金があると使ってしまってなかなか貯蓄できない」という方でも、持株会は給与からの天引きであるため、簡単に貯蓄できます。持株会で購入する株式の量は変えることができるため、無理のない範囲で貯蓄しましょう。

・少ない資金でも購入できる

通常株式を購入する際は、取り引きの最小単位である「単元」という単位で取り引きを行いますが、持株会では一定の金額ずつ購入できるので、少ない金額でも十分投資を行うことができます。

・財形貯蓄よりも扱いやすい

同じように会社が給料から天引きで行うものに財形貯蓄があります。しかし、財形貯蓄では、金額の変更が年1、2回に限られていることが多い、積立期間が3年以上と長い、積み立て開始から1年以内は引き出せない、といった点に注意する必要があります。
以上を踏まえると、資産運用を行うことを前提として考えるのであれば、持株会に加入するメリットは大きいと言えるでしょう。

従業員が持株会に加入するデメリットとは

持株会に加入することで、従業員は少ない資金を効率良く資産運用できるといったメリットがありましたが、何かデメリットはあるのでしょうか? 持株会に加入することによる従業員の主なデメリットとして、以下の3つが挙げられます。

・会社での収入の全てがその会社に依存する

持株会で自社株を購入して利益を得ることと、毎月の給料を得ることは、両方とも会社の影響力を強く受けています。会社の経営が不安定になれば、給料が減少するだけでなく、最悪の場合には上場廃止になり、株価が0円になってしまう可能性があります。

・株主優待は貰うことができない

通常株式を購入する際は、発行している会社の商品や商品券などの株主優待を貰うことができますが、持株会の場合は貰うことができません。株主優待が目当てだという人は、持株会で取得した株式では株主優待を貰うことができない点に注意しましょう。

・売却は単元単位になってしまう

持株会で自社株を購入する時は単元に関係なく購入できますが、売却する時は単元単位での売却が原則です。解約時に持株会に買い取ってもらうという選択もありますが、一度解約すると再加入できないケースもあるので、よく確認してから解約しましょう。

会社にとってのメリット・デメリット

従業員にとっての持株会に対するメリット・デメリットについて見てきました。一方で会社にとってはどのようなメリットがあるのでしょうか? 会社は株式を上場することによって運用資金を得ますが、積極的に売買が行われていると価格変動が大きくなるため安定した資金を確保できません。
持株会を設置し、従業員が株を購入・長期間保有してくれると流動性が低くなるため、安定した資金を確保できるようになります。また、会社の業績と株価が連動するため、社員のモチベーションを上げることができるのも大きなメリットと言えるでしょう。
一方で、持株会を設置するということは、奨励金を負担することになるため、会社の業績を圧迫する要因にもなります。未上場企業の場合などには、安定した経営基盤を築けるようになるまでは、設置を控えた方が良いと言えるでしょう。

まとめ

持株会とは、持ち株制度によって株式を取得する会のことです。持ち株制度とは、従業員の給料から天引きして、共同で勤務先の会社の株を購入し、購入後に天引きした額に応じて再分配するというものです。
会社の従業員にとっては安定した資産運用を行うことができるほか、会社にとっても安定した運用資金の確保につなげることができるというメリットがあります。
しかし、双方にとってデメリットとなる部分もあるため、メリット・デメリットをよく考えた上で持株会を設置するか、そして参加するかを決めるようにしましょう。

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目次

  1. 1.会社の経理を始めるために
  2. 2.法人の決算に必要なものまとめ
  3. 3.貸借対照表で会社の資産状況を把握しよう
  4. 4.損益計算書で会社の利益を把握しよう
  5. 5.法人のための税申告・納付まとめ
  6. 6.法人にかかる税金は9種類もある
  7. 7.税金を滞納したら、どんな罰則がある?
  8. 8.法人のための節約のコツ

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2020年2月20日

独立開業して事業が順調に拡大していくにつれて、関わるメンバーが増えていきます。ただ多種多様な人材が集まると、メンバーそれぞれに生産性の違いが見られるようになります。

そのため、チームの生産性を最大限に発揮するための「チームマネジメント」が欠かせません。

チームリーダーが理解しておきたい、チームマネジメントの手法と求められる能力について、以下ご紹介していきましょう。

業務効率化を実現する「チームマネジメント」

チームマネジメントとは、チームメンバーが持つ知識や能力を最大限に発揮させるためのマネジメント手法で、チームを率いるリーダーにとって重要な職務の一つです。

企業は、業務効率化を行いながら今まで以上に売上を拡大することで、事業を成長させようとします。しかし、以前のような「良いものを大量に作れば売れる」という時代はすでに終わり、カスタマーのニーズが多様化する中、新しいサービスの開発やイノベーションの創出が求められています。

一方、企業は人口高齢化による生産年齢人口の減少により働き手となる人材の確保が難しくなってきています。また昨今では長時間労働の規制も厳しくなっているため、今までよりも少人数かつ短期間で、今までよりも同様かそれ以上の成果を挙げることも求められています。

このように新たな価値の創出だけでなく、業務の効率化やスピード化も求められる中、「チームマネジメント」が有効であると注目を集めています。

特に大切なのは「目標設定」と「場の雰囲気づくり」

チームマネジメントの目的である「チーム生産性を最大限の向上」を実現するために、ネット上をはじめ世の中にはいろいろな手法が紹介されていますが、今回はその中でも特に大切な「適切な目標設定」と、「建設的な雰囲気をつくる」の2点についてご紹介します。

適切な目標を設定する

チームが一丸となって達成を目指すためには、まず適切な目標を設定する必要があります。目標が実現不可能なものであったり曖昧であったりすると、チームの存在意義が失われかねません。

設定する目標は、簡単に達成できてしまうレベルだとメンバーが頑張らなくなりますし、逆に高すぎるとメンバーが最初からあきらめてしまい、目標が形骸化してしまいます。個々のメンバーに「頑張ったら達成できる」くらいのレベルを見極めて、具体的な数値等で明確に目標を設定するようにします。

チームには多種多様の考えを持ったメンバーが在籍しています。そのため、リーダーは個々のメンバーの多様性を重視しつつ、メンバーひとり一人としっかりと情報共有を行い、メンバーが「その目標を達成したいと思えるか」「目標達成のイメージが描けるか」といったことを確認しながら設定していきます。

またゴールに向けて予定通りに進行しているかどうかを随時チェックすることも重要です。

建設的な雰囲気をつくる

メンバーを統率し、一つの目標に向かってチーム力を発揮するためには、チームの雰囲気作りが欠かせません。

時にはチーム内に批判や衝突が起きることもあると思います。それを皆で受け入れ、建設的な議論になるよう、メンバー間の信頼関係を構築することが重要です。

個々のメンバーの多様性を認め、ひとり一人が必ず発言できる機会を与え、コミュニケーションを活性化させます。誰もが自分の考えを発言し、意見を言い合える「場の空気」をつくりましょう。

成功するチームは、メンバーが批判や争いを恐れず、互いの脆弱性を認め「全員がチームに対する責任と権利」を持っています。その状態が実現できれば、メンバーがそれぞれのリーダーシップを発揮して、互いの弱みをカバーし、強みを活かすことを自然に求めるようになるでしょう。メンバーがモチベーションを維持し、目的と自主性を持って仕事に向かうからこそ生産性は高まるのです。

チームマネジメントに求められる4能力

チームマネジメントを行うリーダーに求められる能力は、大きく以下の①~④になります。

① 目標設定能力

リーダーに求められる能力の一つが、目標設定能力です。チームマネジメントにおける目標設定は、チームメンバー全員が納得できるものでなければなりません。ひとりでも目標に納得できないメンバーがいた場合、その時点で目標達成が困難なものとなります。

そのため、リーダーは設定した目標について、その目的や理由、理念も含めてメンバーに共有し、メンバーの目標に対する納得感を醸成することが求められます。

また達成難易度をギリギリ達成できるレベルに設定することで、チームメンバーのモチベーションや士気を高めます。

さらに中間目標を設定することで、チームやメンバーの進捗管理をしやすくなり、達成確率も高まります。

② コーチング能力

コーチング能力とは、メンバーの強みや長所というポジティブな面を見つけ出し、部下の成長を促し、達成感を与える能力です。

チームで目標を達成するには、各メンバーが自己の能力を最大限に向上させ、発揮することでチームに貢献してもらうことが重要です。そのため、チームリーダーにはメンバーの長所や強みを見つけ出し、それを活かすためのコーチングが求められるのです。

③ コミュニケーション能力

チームリーダーは、チームの目標や業務の目的を設定する段階で、メンバー全員が納得できる説明を行なわなければいけません。また、チームとして目標を達成するために、メンバーに的確な指示やアドバイスを伝える必要があります。

そのためには、リーダーにはメンバー間のコミュニケーションを密に行い距離感を近づけていくコミュニケーション能力が必要です。

コミュニケーション能力を発揮できると、メンバーに言われなくても察知できるほどにメンバーのことをよく知っておくことや、自分の判断が間違っていないと自信をもって言える「信頼関係の構築」も可能になります。

④ 業務遂行能力(スケジュール管理・課題解決能力)

チーム目標を達成するためには、適切にスケジュールを管理し、チームメンバーが予定通り業務遂行できるように補佐し、メンバーそれぞれに的確な指示やアドバイスを行なう必要があります。

チームが直面する課題や問題の中には、チームメンバーはもちろん、リーダーひとりだけでは解決できないものもあります。そのため、チームマネジメントで求められる課題解決能力は、チームメンバーを巻き込んで、適切に解決を促すファシリテーター(組織において、中立的な立場からチーム活動を支援する役割を持つ人材)能力に似たものとなります。

個々の能力をうまく引き出し、生産性向上を実現しよう

今後さらなる事業成長やイノベーション創出が求められる中、チームマネジメントはますますその必要性を増していきます。

しかし、チームマネジメントは合理的にメンバーや業務を管理していくだけでは生産性を向上させることは難しく、ひとり一人と納得した目標設定を行い、彼らの強みや長所を伸ばし、メンバーが一丸となって取り組むような雰囲気を醸成して目標達成していくことが求められます。リーダーはチームマネジメントに必要な能力や習得方法を適切に理解して最適なチームマネジメントを行うことで、チームの生産性向上を実現していきましょう。

PROFILE

HIDE

元大手広告会社で人事部長を経験。新卒・中途の採用から人事制度設計、労務管理まで人事業務全般を手がける。現在はその前職での経験を活かし、各種就職・転職セミナーの企画運営から企業の採用広報の企画設計等、幅広く活動中。

2020年2月18日

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