れいたん・うめちゃん
皆さん、こんにちは!
れいたん
いよいよ今回から、アントレアイドルと学ぶ独立開業基礎講座のスタートです^^
うめちゃん
1回目は「独立の形態」について、フランチャイズの独立相談窓口「アントレ独立カウンター(現・アントレカウンター)」の相談員の方に話を聞いてきました!
独立開業形態の種類とメリット・デメリット
以下、「アントレ独立カウンター(現・アントレカウンター)」相談員のコメント
独立を検討している方で、「どうのような形態で独立するか?」を悩んでいる方は非常に多いと思います。まずは、その独立開業の形態の種類とそれぞれのメリット・デメリットについて簡単にお話しますね。
【自力独立】
例)法人を設立して組織的に運営を行うなど
○ メリット
自分の裁量で方針を決め、実行できる。実入りは全て自社・自分のものなる。
× デメリット
サービス・商品開発から販売活動、経理まで全ての業務を自分が中心となって行う必要がある。パートナーが必要になる。
【個人事業主・フリーランス】
例)単店のショップオーナー、業務委託など
○ メリット
身軽に始めることができ、比較的少額の投資で始められる。自分の好きな業務に取り組める。
× デメリット
些細なことも全て自分で行う必要がある。病気・けがなどのトラブルにより収入が途絶える可能性がある。
【フランチャイズ加盟】
例)コンビニオーナー、塾オーナーなど
○ メリット
ブランドイメージや運営ノウハウ、商品など、成功しているパッケージを活用することができる。業界業種経験がなくても未経験から開始できる。
× デメリット
対価として加盟金やロイヤリティが発生する。経営がマニュアル化いることや、ルールがあり加盟オーナーの裁量に制限が発生する場合がある。
【士業】
例)税理士や行政書士、社会保険労務士など
○ メリット
資格取得により専門家として活動できるため、資格取得が仕事に直結する。
× デメリット
専門分野での仕事になるため、高いレベルでの競争が発生する。それなりの知識や実績、人脈、営業活動が必要。
以上が、独立開業の形態とそれぞれの主なメリット・デメリットになります。
自分自身が持っている経営資源の棚卸しが大切
ほかにも、独立開業の形態を決めるにあたって重要なポイントがあります。それは、経営資源と言われている「ヒト」「もの」「お金」「情報」の4つです。
この経営資源が身の回りにどのくらい揃っているかによって、形態が変わってくると思います。
ある程度の「お金」があれば「人」「もの」「情報」は調達することができるので そういう方は、自身で何か事業を立ち上げることも可能ですし、フランチャイズに加盟するという 選択もできると思います。
「もの」または「情報」はあるけれど、「ひと」「お金」が不足しているという方は、個人事業主やフリーランスとして 始めることになると思います。
「情報」の中でも、特に専門資格を取得している方は、当然ですが、士業として始めることもできます。 とは言っても、どれか1つでもあれば独立開業においては有利になると思います。
今まで多くの独立開業希望者と面談をしていますが、皆さん意外と身の回りに「経営資源」がないというのが実態です。 そういう方は、まず一番柔軟性のある「お金」をコツコツ貯めることをお勧めします。
れいたん
ふむふむ。
うめちゃん
知らないことだらけでした。
れいたん
ほかにもメリット・デメリットってありそうだね。
うめちゃん
そうだね!まずは、各形態を理解した上で、自分の状況や環境にあった独立開業を考えてみます。
れいたん・うめちゃん
ありがとうございました!
次回は「情報の集め方と、フランチャイズ本部選びの注意点」 をお伝えします。お楽しみに^^
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独立に関して個別に相談をしたいという方は
「アントレ独立カウンター(現・アントレカウンター)」をぜひ、ご活用ください^^