『発信力』が経営者の大切な素養だと言える理由

『発信力』が経営者の大切な素養だと言える理由

今はSNS全盛期。

あらゆるツールを使って経営者が自分の考えや自分の事業について発信しまくっていますよね。

中には『?』と思えるような内容でもお構いなし。

発信の手を決して緩めない経営者で溢れています。

なぜそんなことをしているのか。

理由をフラットに考えてみることで、日々の行動で心がけることのヒントが出てきたりします。

経営者は、事業イコール自分。自分が発信しないと誰も振り向いてもらえない。

会社員であれば会社という看板がありますから、自分が頑張ってアピールしなくても、
事業の説明・PRができちゃいます。

他の人が作ったホームページのURLを送って完了ってこともあるでしょう。

ただ経営者、特に自分で事業を立ち上げた創業者にとっては自分が事業そのもの。

自分がアピールせずに誰が広めてくれるのでしょうか。

そんな親切な人は世の中そうそういません。

だから自分で自分=事業を売り込むしかない、自分が一番発信すべきである、
と思ってつぶやきまくっているのです。

発信する人のところに情報は集まってくることを知っている

これもよく言われる話ですが、発信する人のメッセージは、より多くの人に届きますから、
その分レスポンスが来る可能性も上がるというものです。

世の中、感度の高い人は必ずいますから、
興味を持ってくれて意見をくれたりアドバイスをしてくれたりするものです。

入ってくる情報の量と質は、発信の数に比例します。

この原則を自らの発信で理解しているからこそ、経営者は発信することをやめないのです。

そして、メッセージの内容がイマイチなことは、
メッセージそのものがないこと・少ないことに比べればなんてことありません。

メッセージが常に届くことの重要性を理解しているからこその行動なのです。

経営者になってから急に発信が増えるわけではない。今のうちから行動を


世の中の経営者の皆さんの中には、まるで呼吸するように発信する人もたくさんいますが、
やってみると初めはかなりめんどくさいものです。

必要だと分かっていたとしてもサボりたくなるのが人間です(笑)。

だから、発信というものはとにかく回数を重ねて習慣化させてしまうに限ります。

経営者になってからいきなりできる訳ではありませんので、
会社員のうちから、独立する前から発信グセをつけておくことをお奨めします。

ブログを書く、SNSでつぶやいてみる、会議で絶対発言する、などなど。

日常のどんなシーンでも発信ができる機会に溢れています。

「失敗した・・・」と思うことがあっても、ネット上のつぶやきなら、
編集や削除も簡単ですから大きな痛手になりません。

リアルな場での失敗もその場でフォローすればいいだけの話です。

マジな話、これをやっている人とそうじゃない人は、数年後大きな差になって表れますよ★