物件探しは、定期的に最新情報を拾って、初めて良いものが見つかるもの

アントレ独立おたすけサービスにご相談いただく方の中にも、
店舗物件を探していらっしゃる方が多数いらっしゃいます。

自分で探す場合、地元の不動産屋さんを探すことが多いですが、
なかなか出てこない、というのがよく聞く感想です。

そんな時によくアドバイスしていることをまとめました。

物件は水物。欲しい時に出てくる方がまれ

皆さまの中に、自分が住む賃貸マンションを探したことがある方もいらっしゃると思います。

それを思い浮かべるとイメージしやすいと思いますが、
「よい！」と思った物件が他の方が埋まってしまったこと、
あるのではないでしょうか？

また、「なかなか条件に合う家がないな。。」と決めあぐねたこともあるのではないでしょうか？

そう、あなたが良いと思う物件は、他の方もよいと思うので、すぐ無くなります。

事業用テナントも基本的には一緒です。

より良い物件を求めて、
多くの事業者さんが血眼になって探しているものです。

だからこそ、あなたが開業したい、
お店を出したいと思ったそのタイミングで良い物件がちょうどある、
ということはあまりございません。

「なかなか出てこない」という前提から始めないといけないことを覚えておきましょう。

不動産会社のところには、多くのニーズが寄せられますから、
別にあなたの所に最優先にお話が行くわけではありません。

安定して借りてくれさえすれば、極端なお話どこでもよいのです。

だから、「良い物件が出たら教えてください」と伝えたところで、
向こうから「ありました！」と教えてくれる可能性は低いと考えた方がいいです。
(冷たい訳ではなく、そういうものです。引く手あまたですから。）

だからこそ、本気で良い物件に出会おうと思ったら、
定期的に「物件探しまたお願いしてもいいですか？」とつつき続けるのが一番良い方法です。

最低でも月1回くらいは複数の不動産会社に連絡をとり、打診し続けるのです。

物件は水物ですから、長い目で見ると、空室が出たり、
さらには新しいテナントができたりするものです。

事前に、定期的に、網を張っておくことで、
自分が一番最初にその物件情報に出会えるようになるものです。

この作業が地味なようで、最も効果的な方法であることは間違いありません。

アントレ独立おたすけサービスでも、物件探しのお手伝いをしており、
提携している不動産管理・仲介会社に定期検索をしてもらっておりますが、
やはり地道な検索が奏功することが多いです。