女性が副業する際の注意点とは?おすすめの副業10選

女性が副業する際の注意点とは?おすすめの副業10選

新しい生活様式の普及により、出勤日数の減少や解雇に悩む女性は少なくないでしょう。今は大丈夫でも、いつ仕事がなくなるかわからないこの時代、収入源を増やしておきたいと思っている方も多いのではないでしょうか。結婚、離婚、育児や介護といったライフステージの影響で、「隙間時間を活用して、副業に挑戦してみたい」と考えいる方もいるかもしれません。本記事では副業を始めるうえでの注意点や、女性でも始めやすい副業の種類を紹介します。

女性が副業する際の注意点とは

副業を始めるためには、先に知っておくべき注意点がいくつかあります。副業を始めてから「知らなかった」「こんなはずではなかった」と後悔してしまわないよう、副業にまつわる注意点を3つまとめてお伝えします。

注意点1.副業をする前に就業規則は確認するべき

副業を始める前に必ず押さえておきたいポイントの1つが『現在勤めている会社が副業を許可しているかどうか』です。

最近では従業員の副業を解禁している企業も増えてきましたが、中には副業を禁止しているところもあります。副業禁止の会社で副業を始めること自体がリスクですし、副業の影響で本業に集中できなくなったり、人事評価が下がってしまったりしては本末転倒です。

「副業していたってバレない」と思う方もいるかもしれません。しかし、年末調整や確定申告の際に発覚するケースもあります。

また、中にはうっかり「副業をしている」と話してしまい、周囲から冷たい視線を向けられるばかりか、就業規則に違反したことになり、退職に追い込まれることもあるかもしれません。副業して副収入を得るはずが本業を失うことになっては本末転倒です。

注意点2.副業の確定申告が必要になるケースがある

女性に限らず、副業をする前に確認しておきたいのが『確定申告』についてです。会社が副業を承認していたとしても、副業の税金周りは自分で申告しなくてはいけないケースがほとんどです。そのため「副業をするのであれば確定申告も自力で処理しなくてはいけない」と思っておいた方がいいでしょう。

会社員の場合、1月から12月までの1年間で得た副業の所得が20万円未満であれば、確定申告の必要はありません。所得について注意しておきたいのが『所得=売り上げ-経費』です。売り上げが50万円であったとしても、経費に38万円かかっていれば、所得は「50万円-38万円」の12万円になるため確定申告は必要ありません。

女性の中には「家族の扶養に入ったまま副業をしたい」という方もいるかもしれません。この場合、年間103万円以上の所得があると扶養から外れてしまう ため、年収額に注意しながら副業の量を調整しましょう。

注意点3.副業をすると税金がかかるケースがある

女性に限らず、副業を始めるのに知っておくべき注意点の3つ目が『副業をすると税金がかかるケースがある点』です。

住民税や所得税は所得額に応じて納税額が変動します。納税額は実際の所得から算出できるものなので「本業と合わせて、自分の所得がいくら位になるのか」を確認しながら、所得額を調整するのがおすすめです。

女性が安心して副業をする際のビジネスモデルとは

インターネットやSNSを用いて女性が副業を探そうとすると『高所得』『スマホ1台で簡単』など、魅力的なうたい文句のものがたくさん見つかります。

しかし、中には詐欺やアダルト系の案件も多数あります。知らないうちに詐欺に巻き込まれていたということがないように、どのような観点に気をつければ良いでしょうか。

女性が安心して副業を始めるのにおすすめな2つのビジネスモデルがあります。『ビジネスオーナーになる方法』と『信頼できるサイトから受注する方法』の2つです。詳しく紹介します。

ビジネスオーナーになる

女性が安心して副業するための1つ目のビジネスモデルが、自分で商売や事業を始める『ビジネスオーナーになる方法』です。

「自分がビジネスオーナーになるなんて難しそう、大変そう」といったイメージは強いかもしれません。

しかし、近年ではインターネットやSNSを用いて簡単に自宅で商売や事業を始められる時代になってきています。在庫を抱える必要がない方法や小規模で始める方法もあるので「失敗してしまったときのリスクが低い」という点も魅力のひとつです。

自宅で商売や事業を始めて、ビジネスオーナーになる方法もあります。ライフステージの変化により、本業が休業中になっている女性でも始めやすいのではないでしょうか。

安心できるサイトから受注する

女性でも安心して副業をする方法の2つ目が、信頼できるサイトから仕事を受注する方法です。

【副業 サイト】のようなキーワードで検索すると、さまざまな副業を紹介してくれるサイトが出てきます。しかし、中には「格安案件しか紹介してくれない」「アダルト案件しかない」「給与が振り込まれない」など悪質なサイトも多く存在します。

信頼できるサイトであれば、万が一依頼者との間でトラブルがあったとしても、サイトが仲介に入ってくれます。また、サイトによっては本人確認が必要なものもあります。本人確認ができるサイトであれば「受注した案件が詐欺だった」というリスクを軽減できるので安心です。

女性におすすめの副業10選

次からは、副業を始めたい女性におすすめの副業を10種類紹介します。自分に合っていそうなもの、やってみたいものがないか、ぜひ探してみてください。

1.ハンドメイドの販売

ハンドメイド販売は、アクセサリー、洋服、小物、お菓子など手作りしたものを販売する副業です。最近では自分で簡単に出品できるハンドメイド専用のサイトもあるので、ぜひ活用してみてください。

2.料理教室

料理教室は開くのに必要な資格もないため「料理が得意/好き」という方にはぴったりではないでしょうか。SNSで集客をしたり、サイトに登録したりして、生徒さんを集めてみましょう。

3.英会話教室

近所の方や子どもをターゲットに英会話教室を開く女性も少なくありません。自宅で開催すれば場所代もかからないので、費用を抑えつつ副業が始められます。

4.写真の販売

写真を撮るのが好きな女性は、写真の販売をしてみてはいかがでしょうか。自然の写真や風景の写真には、意外と需要があります。撮影の依頼を受けるのも、カメラ好きさんにはいいかもしれません。

5.アフィリエイト

自分でブログを書いている場合には、アフィリエイトに挑戦してみるのもいいかもしれません。どのような案件があるのかは、企業によって異なります。自分のブログでおすすめできそうなものがないか、チェックしてみましょう。

6.カウンセリング

人の話を聞くのが得意な方は、お悩み相談やカウンセリングの事業を始めてみてはいかがでしょうか。最近では対面だけでなくチャットや電話でのカウンセリングもあります。リモートでできるのはご時世的にも嬉しいですよね。

7.インフルエンサー

近年ではYouTuber、ライバー、インスタグラマーなどのインフルエンサーとしての活躍を副業にしている女性も多いです。SNSが好きという方は、自分をうまくブランディングして、インフルエンサーを目指してみてはいかがでしょうか。

8.動画編集

在宅の副業で需要が増えているのが動画編集です。個人はもちろん企業からの案件もたくさんあります。どれほど凝った編集が必要なのか、自分のスキルはどれほどなのかにもよりますが、これからの時代、チャレンジしてみて損はありません。

9.ライター

副業の中でもメジャーなのがライターです。ビジネス系からエンタメ系まで、さまざまなジャンルがあるので、自分の得意分野のものから始めてみることをおすすめします。

10.データ入力

副業の案件紹介サイトでも多いのがデータ入力です。簡単なエクセル操作さえできれば誰でもできる仕事なので、単価が低い案件もしばしま見受けられますが、副業初心者の方でも始めやすいのが魅力です。まずはデータ入力から始めてみて、ほかの職種にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

短期アルバイトで副業することも可能

「長期休暇のみ/もしくは期間限定で副業がしたい」という女性は、短期アルバイトを視野に入れてみてはいかがでしょうか。1日単位で働けて、その場で給与がもらえる『日雇い案件』もたくさんあります。

短期アルバイトであれば、自発的に事業を始めたり、仕事を受注したりする必要もなく、楽と感じる女性も多いかもしれません。源泉徴収票をもらえるので、確定申告をするときにも申請が少し楽になるでしょう。

日給や時給が決められていて、確実に稼げるのもアルバイトならではの魅力です。「いつまでにいくら稼ぎたい」と明確な目標がある場合には、給与計算しやすいバイトの方が資金計画を立てやすいかもしれません。

自分の得意なことや好きなことを明確にして副業をしよう

副業をする理由の多くが収入源を増やしたい、手取りを増やしたいなど『経済的な理由』でしょう。

しかし、せっかく副業をするのであれば、自分の得意なことや好きなことができるとより良いですよね。ほかにも、習得したいスキルを獲得するために副業を始めるのもいいかもしれません。女性の社会進出が当たり前になった今の時代、スキルを持っているのが望ましいです。

自分の得意なことや好きなことがわからない、どんな副業をして良いかわからない、という女性は、数ある副業の中から、自分にぴったりなものを探してみましょう。

PROFILE

ちはる

大手IT商社でプロダクトプロモーション担当を経て、 WEBコンテンツ制作会社に転職し、ライターとして所属。その後、独立し、現在はビジネス・不動産関連の記事を主に執筆。
元記事はこちら
アントレSTYLE MAGAZINE
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