株式会社グレエイト/『はんこ屋さん21』 のオーナーレポート
藤井 智之オーナー 年齢44歳
はんこ屋さん21 府中店

収入も働きやすさも、会社員時代以上!地元のお客様に支えられる、事業承継での独立。
PROFILE
20年の営業経験を経て、42歳で将来を見据えて独立を決意。会計事務所勤務の妻の助言で[はんこ屋さん21]に出会い、2024年11月に府中店を事業承継で開業。現在は夫婦で店舗を経営し、休みの日は子どもと遊ぶ良きパパ。
Q1独立・起業を決めたきっかけは何でしたか?

42歳、人生の折り返し地点で
「やっぱり独立したい」と思いました。
若い頃から「いつか独立したい」という気持ちがありました。でも当時は何から始めていいか分からず、まずは社会経験を積もうと営業職に。最初はIT系、次に害虫駆除の専門商社で17年間営業を続けました。気づけば42歳。「定年まであと半分か」と思った頃、部署異動の打診があり、「今がタイミングだ」と独立を考え始めました。
情報収集する中で、会計事務所勤務の妻が「はんこ屋さん21はどう?」と提案してくれました。様々な業種の業績を知る妻の一言には説得力がありました。
説明会では、印鑑をきっかけに顧客が増える営業スタイルや脱はんこのイメージがある中で売上が落ちていない理由を聞き、「これなら自分にもできそうだ」と思ったんです。
Q2どのようなプロセスを経て、独立・起業されましたか?

理想的な条件がそろった事業承継。
願ってもないチャンスが巡ってきました。
実は「いいビジネスモデルだな」と思いつつも、当時は前職と業務委託契約を結び営業しており、忙しくて動けませんでした。そんな中、本部から「府中店のオーナーが高齢のため、事業承継先を探している」と連絡を頂いたんです。
府中店は20年以上の歴史があり、地元のお客様も多い。本部から過去3年分の売上データを頂き、構成や利益率まで把握できました。年末や春先は繁忙期、それ以外も安定していて、印刷物のリピート需要もあり将来性も十分。ニッチ市場で競合も少なく、利益率も高い。
ここまで条件が揃った独立の機会なんて、なかなかない。「これは、乗るしかない!」――願ってもないチャンス。自分の新しい一歩がここから始まりました。
実は、最初のとき
事業承継を一度お断りしました…。
前職との業務委託での仕事が忙しく引継ぎ時期があわないため、事業承継を一度お断りしましたが、本部の方が店舗オーナーや不動産屋と引継ぎ時期や営業時間等を柔軟に対応してくださって、本当に助けられました。さらに「私が先に店に入るよ」と妻が言ってくれたことで、予定より早い11月オープンが実現。本部のサポートと柔軟性があったからこそ、安心して事業承継することができました。
Q3仕事の魅力・やりがいについて教えてください

お客様との会話から提案が広がる――
それがこの仕事の楽しさです。
この仕事の一番の魅力は、印鑑をきっかけに提案の幅がどんどん広がること。名刺やチラシ、ポスターなど、会話の中から「実はこういうのもできますよ」とご提案すると、お客様が喜んでくださるのが本当に嬉しいですね。実際、商店街の町内会長さんがご来店された際も、もともと名刺だけだったのが、ポスターやチラシなど次々とご依頼いただけるように。さらにそこから紹介が広がるという、まさに地域密着型の広がり方を実感しています。
府中に開業して7ヶ月、現在月商は150万円ほど。サラリーマン時代よりしっかり稼げています。これからも一人ひとりのお客様と丁寧に向き合いながら、これからも着実に売上を伸ばしていきたいと思っています。
ON・OFF
子どもが成長するまでは土日祝休み。
働き方を柔軟に変えられるのが魅力です。

お店は19時閉店で土日祝休み。これも自由に決められます。午前は妻、午後は私と、交代でお店に入る勤務スタイルにしており、子どもの学校行事には柔軟に対応でき、休みの日は一緒に遊びに出かけます。もちろん残業もほぼありません!GWは東北に旅行も行けました。子どもが大きくなるまでは土日祝を休みにして、成長にあわせて営業日も見直していけたらと思っています。
【契約時の費用】
210万円(税抜)
内訳/加盟金:100万円、保証金:50万円、技術研修費:60万円
※事業承継のため、初期商材90万円・開店準備金100万円は無し
※店舗を設備・顧客ごと引き継ぐ「営業権」を、本部が間に入りながら旧オーナー様と交渉し金額を決定
※別途、店舗賃借契約時の費用
【店舗所在地】
東京都府中市
株式会社グレエイト/『はんこ屋さん21』 のオーナーレポートで開業した別のオーナーの体験談
※開業費用などはオーナーが開業された当時の金額です。
現在、契約時に支払う費用ならびに税率など契約内容は、変更となっている可能性がございます。
詳細は必ず企業にご確認ください。