補助金申請を自力でやるのは…
- 2024.03.27
- 補助金・助成金
個人事業主の経営の助けになる補助金・助成金。
ルールさえ間違えなければ、非常に有効な資金調達方法ですよね。
使えるものがあれば、皆さん使いたいと思います。
今回は、申請できる制度があった場合に、知っておいてほしいことをまとめました。
補助金の申請は非常に煩雑。初めての人には難易度が高すぎる
他の記事でもお伝えしたように、補助金は、公募している自治体に申請を出し、
「採択」が出たら受け取る権利が発生します。
その際に、各補助金ごとに申請書があります。
「書類書けばいいんでしょ」と短絡的に考えるのは危険。
内容が非常に細かく、書いたことが無い人がゼロから作り上げるのは大変です。
さらに、事業計画書も添付する場合があるので、そうなるとさらに難易度が上がります。
もともと忙しいのが経営者。
本来、補助金の申請書作成にゆっくり時間を取る余裕はないはず。
そうなると、せっかくゲットできる可能性がある補助金があるのに、
申請書を雑に仕上げて不採択、最悪の場合は申請書を書き上げることすらできず終了。
ということが本当に起こってしまいます。
申請はプロに頼むべし。手数料は必要経費
ではどうしたらいいか?お奨めの方法は、「その道のプロにお願いする」です。
補助金なら税理士や中小企業診断士など、助成金なら社会保険労務士が詳しいです。
むしろ、その業界の専門家です。
彼ら・彼女らは国家資格を持ち、
個人事業主・中小企業をサポートする仕事をしていますので、
喜んで相談に乗ってくれますし、申請書も作り慣れています。
もちろん無料ではやってくれませんが、
手数料なんて、もらえる金額から考えるとたかが知れています。
私が自分のネイルサロンで「雇用調整助成金」を申請したとき、
100万円以上もらうことができましたが、
社会保険労務士に支払った手数料は5万円以下でした。
補助金などは、着手金を取らず成果報酬だけお支払する場合もあります。
この手数料をケチって、
とれるはずの補助金・助成金を失うことは、まさに本末転倒というものです。
経営者は常に投資対効果でも物事を判断しなければなりません。
とれる可能性が高い補助金・助成金であれば、
払う手数料はコストではなく、投資。
さらに書類作成に悩む時間も省くことができます。
「もったいない」のは、時間とその後得るお金を失うこと。
そういう考え方で判断していきましょう。
アントレ独立おたすけサービスでは、
補助金・助成金の相談も受け付けています。
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