店舗物件、隠れた適性を見つけると楽しい!

店舗物件、隠れた適性を見つけると楽しい!

このnoteで何度か店舗の立地をテーマにしたことがありました。

私は常々「立地は店舗経営の最重要テーマ」と言っています。

普通に考えると、「駅からなるべく」「なるべく人通りの多い道」が鉄板で、そこに人気が殺到しますよね。

ただ、人気が高い=家賃が高い&なかなか空きが少ないのも事実。

そうこう言っているうちに、お店を開く時期がどんどん遅れていく。

そんな方は珍しくありません。

ただ、そんな鉄板立地以外にも、可能性のある物件はあるものです。

今回は、〇〇の業種で、〇〇の物件がいいかも!というものをいくつかご紹介します!

学習塾の隣で、フィットネスジム

就学前や小学校低学年の場合は、親御さんがまだまだ送り迎えをするケースは多いと思います。

そして、子どもの習い事は、大人の感覚では少し短めのことも多いですよね(長くても2時間くらい?)。

その時間、結構持て余している方も多いみたいですね。

そんな時に、近隣にちょっとしたジムがあると、
「じゃあ送り迎えのついでに」と入会する方もいらっしゃるそうです。

どうせ喫茶店とか行ったりするし、無駄に時間を過ごすくらいなら、
身体を鍛える・健康維持するという理由でジムに通うのは現代人の動機あるあるです。

そして、子どもが通う塾・スクールは駅前の場合もありますが、住宅街に近い立地の場合もあります。

駅前よりも家賃が押さえられるかもしれません。

住宅地の真ん中に、テイクアウト専門店

一般的に家賃が高いのは駅前・繁華街が多いですが、
その理由はシンプルに人がたくさんいるからです。

ただ、人の数で行ったら、人が住んでいる住宅地だって負けていません。

便利なお店があったらお客様は入るはずです。

コンビニとかはそのいい例です。

その中で、飲食のテイクアウト専門店があったら、お客様が集まりそうです。

すぐ近くにお家があるので、イートインである必要はありません。

ましてやコロナの流行で中食がさらに普及していますから、ニーズは盤石といえるでしょう。

また、テイクアウト専門店なら店舗面積もそこまで必要ないですし、
お客様の滞在時間も短いため空調設備も従業員が耐えられるレベルであれば問題ありません。

初期費用は押さえられるでしょう。

夜営業の居酒屋・バーのテナントで、昼営業の飲食店

いわゆる「やどかり店舗」です。

店舗を借りるほど初期費用が多くなかったり、夜の時間帯は使わない業態の場合は、
逆に昼間使わない業態のテナントに間借りするのが非常に有効です。

家賃を少しでも払ってあげれば、貸し手は現れるでしょう。

適しているのは、営業時間の調理がそこまで複雑ではなく、お客様の滞在時間が短いもの。

カレー・ファーストフード・丼物・かき氷などが適していますね!

以上、3点紹介しましたが、「顧客がいるのはどこなのか?」という観点で妄想を膨らませると、
色々ヒントが出てきます。

ビジネス選びのヒントにもなりそうですね!