副業の存在が、本業に与える影響。もっと分かってほしい②

副業の存在が、本業に与える影響。もっと分かってほしい②

1つの前の記事で、「副業は本業に良い影響を与えること」を力説させていただきました。

今回では私の場合、副業が本業にどう影響したかを紹介したいと思います。

いくつもありますが、皆さんにも共通しそうなことに絞ってお話したいと思います。

経営視点を持つ社員になることで、ポジティブに捉えらえるシーンが増えた

例えば会社で、「これから1年間は〇〇億円のコスト削減を実行する」
という方針が決まったとしましょう。

コスト削減をされて嬉しい従業員はあまりいないと思いますので、
それを聞いた瞬間萎えちゃう人の方が多いでしょう。

ただ、僕はそれを聞いただけでネガティブになることはまずありません。

なぜなら、コスト削減=経費削減は、会社の利益を生み出す行為だからです。

会社の価値はどれだけ利益を生み出したかで決まる、みたいなところがあります。

売上が上がってようと下がってようと、利益を生みだすためにはコスト管理は絶対必要なのです。

そしてこういった感覚は、頭では分かっていても、経営の経験が少しでもあると、
より肌感を持って理解ができるようになるものです。

コスト削減はあくまで一例ですが、世の中の社長は原則、
今の現状を少しでもよくしようと思って経営判断を下しています。

ということは、どんな判断にもポジティブな理由があるはずなのです。

私自身、副業で経営経験があることで、
そのポジティブな理由に対する理解と感度は格段に上がった感覚があります。

そうなると、無駄な不満は出てきにくくなり、本業の仕事にも身が入るものです。

副業があることで、本業の仕事で思い切りがよくなった

極論ですが、副業があるおかげで、本業の仕事が無くなっても収入がなくなる訳ではありません。

だからこそ、「思い切りのよさ」「フルスイング」しやすくなるメリットが確かにあります。
※本来気にする必要がないのかもしれませんが、後ろ盾がないとやはり不安にはなってしまいますよね。

この感覚がバカにできません。

大体の仕事は、フルスイングで全力でやった方が結果も大きくなるものです。

「失敗を恐れず、フルスイングで顧客に提案した」

「上司の反対を振り切って、自分がよいと思う仕事をした」

このあたりは、勘違いが過ぎなければ良い方に転ぶ方が多いはずです。

副業があるおかげで、意図的に思いきりフルスイングできる状況を作りやすくなれます。

そして何より、その方が確実に楽しいですし、周りにも良い影響を与えられるものです。

本業・副業が逆転するとなったら話は別ですが、本業でのパフォーマンスを上げる意味でも、
副業はきっといい影響を与えてくれるはずです。

今後の社会でもどんどん広まっていくことを期待したいですね!