「家族ブロック」にどう立ち向かうか

アントレ主催のオンラインセミナーのMCを定期的に担当させて頂いています。

その場で、独立を目指す方から色々な質問をいただきます。

本日のセミナーで、ありそうで実はあまり無かった相談をもらいました。

「家族に反対されているんですけど、どう対応すればよいですか？」。

ですって。

なるほど、確かに今まであまり相談をもらわなかったのが不思議なくらいの、
あるあるお悩みですよね。

これに関しては色々な状況がありますが、1つの考え方をまとめてみました。

今回は金銭面での不安を抱えている家族への対応方法の一部を紹介します。

大前提、相手の反対は「親切」

家族の反対を、「自分の夢に反対している」と感じてしまう人もいるかもしれませんが、
その考えは少し改めましょう。

その反対は、ほぼ間違いなく親切です。

アントレは独立を応援していますが、独立には一定のリスクもやはり存在するものです。

万が一のことが起こった時に後悔するのは、他でもないあなた自身。

そのことを心配して、嫌われ役を厭わず反対しているのかもしれません。

その事実を受け止め、まずは反対してくれていることに感謝しましょう。

マジです。

とはいえ、「世の中で一番多い職業は社長」という言葉もある通り、
独立が極端にハードルの高いものであるわけでもありません。

成功している人・きちんと生活している人も世の中本当にたくさんいます。

商店街には、何十年も営業続けているお店がたくさんありますよね？

皆さま、苦労も努力もとてもされていることはもちろんですが、
世の中のほんの一握りの方しか成功できない程の難易度ではない、ともいえるのです。

世の中であなたが初めて手掛ける業界・ビジネス、でもない限り、
大体先人の事例があるものです。

アントレの広告でも、先輩オーナーの収益実績がたくさん掲載していますよね。

それらは生身の人間が実際に出した数字です。

何にも代えがたい説得力がありますので、それを見せてあげましょう。

また、フランチャイズなどであれば、「撤退率」も公表している本部が多いですので、
「始めたら何％残る」というものが具体的に語れます。

こういった数字を調べて、家族にも話してあげましょう。

なんとなく怖い・不安、ではなく、可視化された不安になれば心持ちも変わるというものです。

なんとなく不安から脱却するための方法その２もあります。

それは、実際に稼いでみちゃうことです。

現在お勤めの就業規則にもよりますが、
稼げるかどうかが不安なのであれば、稼げることを証明してから専業にすればいいのです。

数字を自分で残すことができれば、さすがに家族の信頼度も上がるというものです。

大きく稼ぐ必要はありません。

土日だけ・夜だけなど時間限定でも「その時間の中で●●円稼いだ」という事実が大事なのです。

これらの方法により、少なくともあなたの夢に「説得力」という武器が加わります。

この説得力に加えて、「粘り強く説得する」というのはある意味基本セットでついてくるお話ですので、
誠意を持って、相手のためを思って向きあいましょう。